「ちょっとそんなに悲観的にならなくても大丈夫だよじゅんにぃ」
「好きな人に告白まがいのことしてあれだよ?可能性なんてないよ…」
「もう自信もってよ少しは」
そう言って菜華ちゃんは俺の頭を撫でる。
なんだろ…どこかの有名な〇ャアさんも言ってたけどバブみを感じるってこの事なのかな…
「ままぁ無理だよ立ち直れない」
「あぁ…おねぇのせいでじゅんにぃが壊れた…
じゃあ教えてあげる。おねぇ寝たから言うけどじゅんにぃが好きな人おねぇって冗談っぽく言ったけどあの後部屋に帰ってきた時顔真っ赤にしてそのまま布団にくるまって寝ちゃったんだから。少なくとも嫌いな人に好きって言われて顔赤くするほどちょろくないと思うよ妹目線で見たらね」
「じゃあまだ俺可能性あるかな…?」
「全然あるよ!私は大好きなじゅんにぃと大好きなおねぇがくっついてほしいの!だから諦めないでよね!」
あぁほんとにいい子すぎて泣けてくる…
「ありがとう菜華ちゃん。俺大会終わったら告白するって決めてるんだ。その時ダメでも何度でもアタックして高校終わるまでにはあの毒舌がなくなってるぐらいにしてみせるよ。あ、でも毒吐く静好きだからそこはそのままでもいいかな」
「やっぱりどえむだよねじゅんにぃって…じゃあ少なくとも大会でボコボコにされないでよね。おねぇ説得して大会見に行くから!」
「おうよありがとね菜華ちゃん」
「いえいえー。じゃあおやすみじゅんにぃ」
「うん、おやすみ」
菜華ちゃんのおかげでなんとか立ち直れた純一であった。
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静side
あーあのバカいきなりなんてこと言うのよびっくりして逃げちゃったじゃない…ってかあいつの策よねこれ…私を動揺させて話変えるための…でも誰なんだろあいつの好きな人。同じクラスで仲良い所なら亜里沙ちゃんか愛実かな。
ってかなんでこんな動揺してんだろ私。純一が珍しく真面目な顔であんなこと言ったらかな…
あー考えれば考えるほどわかんない!やめよやめ!今日の部活のイメトレして早く寝なきゃ!
「じゅんにぃおきてー。おーいってばぁ。」
あれ?気付いたらソファで寝てたのか俺…
「あーおはよ菜華ちゃん。今何時?」
「もう7:30だよ。おねぇは朝練でとっくに家出たー。ご飯は律儀に作ってくれたみたいだよー。いいねー毎朝好きな人のご飯食べられて」
「あー普通にあいついないから言うけどマジで嬉しいよ」
「朝からごちそうさま。私もそろそろ行くねー。ちゃんとゆかりさんと話しなよ!」
「もち。行ってらっしゃい」
朝から好きな人の飯と天使と会話出来てマジで幸せだな俺。昼休み頑張らなきゃ。