アルド君のIDAスクール生活   作:TUVE

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本日2話目


イスカの親切

〜エルジオン イーシャル堂〜

 

「はぁえらい目にあった、、、」

 

「はは!なかなかおっかねぇ姉ちゃんだな!」

 

「いいやつではあるんだけどスイッチが入ると手がつけられなくな、、、」

 

「まぁたまに猪突猛進なやつもいるからなぁ。うちの娘とか。」

 

「おやっさん、、、エイミに聞かれたら殴られるぞ、、、」

 

「ははは!大丈夫大丈夫!今は君の船に乗ってるんだろう?じゃあ聞かれる心配もないさ!」

 

「そう。じゃあ殴られても文句言えないわよね?お 父 さ ん?」

 

「エ、エイミ⁉︎なぜここに!」

 

「あら?私が自分の実家に帰って来て何か困ることがあるのかしら?」

 

「はぁ、、、俺がいるんだから船も近くにとめてエイミも来るに決まってるだろ、、、」

 

「まっ待てエイミ!これは違うんだ!何かしらの力がはたらいて」

 

「問 答 無 用!!」

 

ゴン!

 

 

「お前、、、そんな本気で殴ることないだろ、、、父さんは悲しいぞ、、、」

 

「これでも手加減してるわよ!まったく!」

 

「え?それで手加減してるのか?モンスターに振るう時と変わらないじゃないか?」

 

「ん?アルドも殴られたいのかな♡」

 

「いえなんでもありません、、、(なんて無力なんだ、、、)」

 

「ふぅ。まぁいいわ。で?アルド、なんでエルジオン寄ったの?」

 

「ああ。まぁ1つは武器の新調だな」

 

「おう!いいのが出来たぜ!」

 

「おやっさんホント鍛治の腕はすごいよなぁ」

 

「はってなんだはって!」

 

「で?他にも用事あったんでしょう」

 

「まぁな。エイミはイスカからの依頼のこと知ってるよな?」

 

「ええ。確かIDAの生徒に紛れ込むのよね?私もやりたかったな〜」

 

「イスカが言うにはあまりたくさん転入生を入れてしまうと感づかれてしまうから1人だけって話だからな。しょうがないよ」

 

「まっいいけどね。で?それと何か関係あるの?」

 

「ああ。シェリーヌからある程度知識はもらったけどやっぱ未来については慣れないことばかりだからな。実際に少し生活してみて文化に触れおうと思ってな、、、」

 

「へぇ〜。アルドもいろいろ考えてるのね」

 

「まぁね。なにせ人の命がかかってるからな。失敗は許されないからできるだけのことはしときたいんだ」

 

「、、、(やっぱりアルドはすごいね)」

 

「エイミ?」

 

「なんでもないわよ。それで?生活するってことは住む場所を探してるってこと?」

 

「そういうこと。まぁ未来での俺の知り合いなんて少ないから必然とおやっさんのもとに行き着いてな、、、」

 

「なるほどねぇ。じゃあしばらく泊めてあげたら?お父さん」

 

「そうしてやりてぇのはやまやまなんだがなぁ、、、新しく住み込みのバイト君を雇っちまって部屋が空いてねぇんだよ、、、」

 

「そいうわけだから住む場所を探し直しってことだよ」

 

「はぁ。タイミング悪かったわね、、、」

 

「まぁしょうがないさ。他を当たってみるよ」

 

「すまねぇなアルド。一応わしの方でも探してみるよ」

 

「それだけでも助かるよ。ありがとうおやっさん」

 

「おう!見つけたら連絡するぜ!」

 

「ああ!」

 

ウィーン

 

〜エルジオンガンマ区画〜

 

「さて。どうしたもんかな」

 

「合成鬼竜をエルジオン近くに停めて寝泊まりだけ合成鬼竜の中でしたらダメなの?」

 

「うーん。ダメじゃないけど合成鬼竜って合成人間が作ったものだろ?やっぱ合成人間と人間の作ったものだとちょっと文化が違ってあんまり未来の人間の生活になじまないと思ってな、、、」

 

「なるほどね。しょうがない。私も一緒に探すわよ」

 

「いいのか?」

 

「アルド一人だと夜までに住む場所が見つからなそうだからね!手伝ってあげる!」

 

「助かるけど流石に見つからなかったら宿に泊まるよ、、、」

 

「うだうだうるさい!とりあえずシータ区画から探しに行くわよ!」

 

「、、、了解」

 

 

〜エルジオンシータ区画〜

 

数時間後

 

「あっそうですか。すみませんありがとうございました」

 

「ここもダメと、、、」

 

「やっぱり今時いきなり暫く泊めてくださいって言って泊めてくれるとこなんてないわよね、、、」

 

「しょうがない。とりあえず今日はエルジオンで宿をとるか。エイミも今日は付き合ってくれてありがとう。今日はおやっさんのとこに帰るんだろ?」

 

「ええ。一応父さんにも見つかったか聞いとくわ。あまり期待しない方がいいと思うけど、、、」

 

「ははは。探してくれるだけでもありがたいさ。じゃあなエイミ。今日は助かったよ」

 

「ええ。また明日も手伝うわ。お休みアルド」

 

「ああ。お休み」

 

 

「さて。宿をとりにいくか。まだ部屋空いてるといいけど、、、」

 

「やあアルド」

 

「ん?イスカとクロードじゃないか!どうしたんだこんなところで」

 

「それはこちらのセリフだぞアルド。お前には大事な任務があるのだ。あまり体力を使いすぎて体調を崩されてはかなわんぞ」

 

「ははは。心配性だなクロードは。大丈夫大丈夫。バルオキーでは警備隊をやってるんだ。ちょっとのことじゃなんともならないよ」

 

「むっ。ならいいのだが」

 

「ははは。ところでイスカ達は何をやってたんだ?」

 

「ああ。私達はエルジオンでちょっと調査をね、、、」

 

「今回の件、IDEAでは犯人をIDAスクールの人間ではないかと踏んでいてな。IDAスクール内に爆弾を仕掛けるならIDAの人間が一番やりやすい、、、単純だが灯台下暗しということわざで言われるように近場の人間がっ、、、てことも可能性とすれば高いからな」

 

「もちろんあまりIDAの人間を疑いたくないんだけれどね。あらゆる可能性を考えておかないとね」

 

「じゃあなんでエルジオンにいるんだ?そういうなら調査はIDAスクールでやったほうが、、、」

 

「前にもサキを通して言ったけどあまりIDEAが表だって動いてしまうと犯人に感づかれてしまうからね。IDAスクール内の調査については慎重に慎重を重ねてやってるよ。今日はIDAスクール外の可能性について調査してたんだ」

 

「なるほど。確かに俺みたいな部外者でも入ろうと思えば入れるもんな、、、」

 

「そう。外部の人間でもパスさえあれば簡単に中に入ってしまえるんだ。だから誰かしら不当にパスを持ってないか、生徒から奪ったり、卒業生がパスを返却せず隠し持ったりしてないか調べてたんだ」

 

「それ以外にもIDAスクール内に物資を運ぶ運送業の会社なども調べてたのだ。なかなか情報は入らなかったがね」

 

「まぁまぁクロード。少なくとも私達が調べたところはシロだとわかったんだ。少しずつだけど犯人に近づいてると思うよ」

 

「、、、お前が言うならばそうなんだろうな。ここらで納得しておこう」

 

「ふふ。ありがとうクロード。そういえばアルドは一体なにをしていたんだい?」

 

「俺?俺は〜〜〜〜〜〜」

 

 

 

「ふむ。なるほどね。アルド頼んだ私が言うのもあれだけど無理はしなくていいんだよ?なにせ2ヶ月も拘束させてしまうんだ。期間まではのんびりしててもらって構わないんだよ?」

 

「いや。こうしてるうちにIDAスクールの生徒に危害が及ぶと思ったら気が気じゃなくて、、、なにかしてないと落ち着かないんだ」

 

「、、、優しいんだねアルドは」

 

「そんなことないよ。目の前のことで精一杯なだけだよ」

 

「(そんなアルドだから私は、、、)アルド!」

 

「なんだイスカ?」

 

「私の家に来ないか?」

 

「えっ?えええええええええええ⁉︎」

 

「ふむ。未来の生活に馴染めてIDAスクールにも近い、イスカにも直接報告ができる。なるほど合理的な案だな」

 

「いやいやいや!なに言ってるんだクロード!さすがにまずいだろ!」

 

「君は私に何かするつもりなのかな?」

 

「イスカは黙っててくれ!なぁクロードからも言ってくれよ」

 

「先ほども言った通りだが私はこの案には賛成だ」

 

「なぁ⁉︎」

 

「じゃあアルド今日はもう遅いし荷物は明日にして私の家に行こう。ああ、安心してくれ。私は料理の心得もある。今日は存分に君にふるまおう」

 

「クロード、、、」

 

「諦めろアルド。こうなってはイスカは止められん」

 

「では行こうかアルド!」

 

こうしてアルド君は手を引かれながらイスカの家へと向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 




アルド君の明日はどっちだ(憤怒)
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