アルド君のIDAスクール生活   作:TUVE

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転入生アルド君

〜IDAスクール 教室〜

 

「え〜私達の教室に新しく転入生が入ります」

 

ざわざわ

 

「では入ってきてちょうだい!」

 

ガラ

 

「えーと。新しくこのクラスに転入することになりましたアルドと言います。えーと。仲良くしてくれると嬉しいです。よろしくお願いします(こんな感じでいいんだろうかシェリーヌ?)」

 

「はい。ありがとう。アルド君はラウラ・ドーム出身であまりエルジオンやIDAスクールのことをよく知らないから助けてあげてね。(問題ないわ。後、学校ではシェリーヌ先生と呼びなさい)」

 

「先生!アルド君に質問してもいいですか!」

 

「今は時間がないから駄目よ。質問は後でしなさい」

 

「はーい」

 

「じゃあアルド君は一番後ろの右から二番目の席に座ってね」

 

「わかりました。シェリーヌ先生」

 

 

「アルド」

 

「ん?ってジェイドじゃないか!隣の席のはジェイドだったのか、、、」

 

「ああ。お前がここにいる理由はサキから聞いている。お前には借りがあるからな。最低限は助けてやる」

 

「十分だよ。サンキューなジェイド!」

 

「ふん」

 

 

「ではこのまま戦術理論の講義に移るわよ。文化祭前に試験があるからしっかりとやっていくわよ」

 

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

「(何を言ってるのかよくわからない、、、)なぁジェイド」

 

「なんだ。あまりうるさくすると注意されるからもう少し声小さくしてしゃべろ」

 

「す、すまん、、、なぁこの戦術理論って結構難しいのか?」

 

「難しいのもあるが、今回の範囲はそんなに難しいわけではないな。もちろんちゃんと授業の内容を聞いていればだが、、、」

 

「む、難しくないのか、、、しかしみんな真面目に授業を受けているんだな。さっきのジェイドの言い方だとあまり真面目じゃない生徒もいるみたいだが、、、」

 

「このクラスが特別真面目なだけだ。他のクラスでは端末をいじったり、寝てるやつも普通いる」

 

「ははは。ジェイドも不良そうに見えるけど。すごく真面目だもんな!」

 

「一言余計だ!俺はサキを守る為に必要な力を身につける必要があるだけだ」

 

「そうか、、、ジェイドは本当にサキが大切なんだな」

 

「、、、ああ。サキがIDEAに入って能力的にも精神的にも強くなったのは知ってる。たぶん俺とサキが戦ったら俺が負けるだろう。弱いやつが強いやつを守るなんて馬鹿げた話かもしれないが俺はそれでもサキを守る。それが俺にできる唯一の罪滅ぼしだ。その為だったらどんなことでもしてやる、、、」

 

「ジェイド、、、」

 

「あら、転入初日からお友達ができたようで先生嬉しいわね!先生もお友達にしてくれるかしら?」

 

「はっ⁉︎しまった!」

 

「さておしゃべりな二人には指導室でたっぷりとおしゃべりしてもらおうかしら♡」

 

「、、、」

 

 

〜IDAスクール 実践戦闘室〜

 

「ではこれより戦術実技の授業を始める!」

 

「えらい目にあったな、、、今度は実技か」

 

「お前のせいだぞ、、、アルドはいろいろ考える戦術理論より実際に戦う戦術実技の方がよさそうだな」

 

「む。戦う時別に考えてないわけじゃないぞ。ちゃんと相手によって戦い方を変えてるさ。どんな武器が有利か、どんな属性なら効くかとか、そうそう。どこの部位だったらダメージが通りやすいかとかも考えてるぞ」

 

「なるほど。確かにアルド独自の戦術も悪くない。だがそれは相手を殲滅するだけの戦術だ。IDAではそれ以外にも撤退戦や相手に囲まれた時の対処、水上戦などのあらゆるシチュエーションを想定した戦術が学べる。いつも最高のコンディションで戦えるわけじゃないからな。アルドもここで学べば戦術の幅が広がるさ。お前にも守り人がいるだろう?」

 

「、、、ああ。(そうだな。俺の旅を手伝ってくれる仲間達を守る為にも。フィーネやじいちゃん。イスカ。大切な人達を守る為にも頑張らないとな)」

 

「ならしっかりと学ばないとな。お前ならやれるよアルド」

 

「ああ。ありがとうジェイド、、、」

 

 

〜IDAスクール食堂〜

 

「疲れた、、、やっぱり慣れるまで大変そうだな、、、」

 

「これくらいで根をあげてどうする。お前にはIDEAの任務もあるんだろう?その調子では満足に任務を果たせないぞ」

 

「うっ。その通りだな。弱音を吐いてる暇なんてないな。俺にはIDAスクールの生徒の命がかかってるんだから」

 

「ああ。だが本当に困ったら俺を呼べ。できることはしてやる」

 

「、、、ジェイドも素直じゃないよな」

 

「、、、うるさい」

 

テクテク

 

「アルド。IDAの生活はどうだ?」

 

「ん?クロードじゃないか!クロードも食堂でメシか?」

 

「ああ。普段は私の臣下が用意してくれるのだが今日は休みなのでな、食堂に食べに来たのだ」

 

「臣下って、、、ああ。クロードの幼馴染か!」

 

「うむ。いずれはあやつと王国を復興させてみせるさ、、、しかしアルド、よく食べるな」

 

「ああ!俺の時代のメシも美味いけど未来の料理はさらに美味いからな!」

 

「アルドの時代よりも食の文化が進んでいるからな。料理や食材、調理方法の質も上がっているさ」

 

「ああ。だからどんだけ食べても飽きないよ」

 

「見てるこっちが胸焼けしそうだ、、、」

 

「逆にジェイドは少なすぎないか?もっと食べた方がいいと思うぞ」

 

「もともと食が細くてな、、、これでも食べる量は増えてるぞ」

 

「そうなのか、、、まっ、人それぞれか」

 

「ところでアルド。昨日はどうだったかな?」

 

「昨日?」

 

「ああ。アクアヒルズのイスカの部屋に泊まったのだろう?」

 

「へぇ」

 

「なっ!べ、別に何も無かったぞ!」

 

「ふむ。その慌てよう、、、告白でもされたか」

 

「、、、(言葉にできない悲鳴)」

 

「当たりのようだな」

 

「まぁお前達の恋路なぞ興味はないが、イスカを不安定にさせることだけはしないようにしてくれたまえ。イスカは我々IDEAの絶対的な会長だ。彼女に倒れられてはIDEAも満足に機能できない。イスカにおんぶに抱っこなのは私も悔しいところだがね、、、」

 

「、、、ああ。約束するよ」

 

「ふむ。ならばいい。せっかくの料理が冷めてしまうな。いただくとしよう」

 

「ああ」

 

この後しばらく無言での食事風景だったそうな




以上アルド、ジェイド、クロードの食事風景でした。
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