転生魔王の異世界攻略記   作:アウラス・ディゲザラード

1 / 1
初めて書くのでおかしいところがあっても笑って見逃してください

それではどうぞ


魔王の死と転生

太古の昔、

 人の国を一夜で滅亡させ、気に入らなければ神さえ殺してみせ、魔王と恐れられた男がいた。

 

その名をアウラス・ディゲザラードという

 

 

 

「魔王様、勇者が此方に向かってきております」

 

「当初の予定通りだな。兵を下げろ、俺と勇者(やつ)だけにしてくれ」

 

「はっ!御心のままに」

 

さて、こんな戦いも今日で終わりだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「来たか、勇者クレト」

 

「今日こそお前を倒す!魔王、アウラス・ディゲザラード!」

 

「まぁ待て、俺は殺しあいのために呼んだのではない。話し合いがしたくて呼んだのだ」

 

「呼んだ?何を言っている!ここまで来れたのは仲間と人々の━━」

 

「本当にそうか?いつもと違う所は無かったのか?」

 

「違う?...いや、確かに、そうだが...今さら話し合いとはなんだ!」

 

「なに、簡単なことよ。お前達人間は魔族を攻撃しないで貰いたいのだ、勿論魔族(こちら)も人間には手を出さん」

 

「なっ!...今さら和睦をしようと言うのか?」

 

「あぁそうだ」

俺がそう答えると奴は冷めた目で

 

「魔王アウラス。貴様今までに何人の人間を殺した?」

 

「ふむ、さてな。逆に聞くが勇者クレト、貴様は今までに何人の魔族を殺した?」

 

どちらの種族が先に手を出したのかは今となっては誰も知らない、だがどちらかの種族が一方を殺し、その復讐でもう一方を殺す、そこからはその繰り返しで現代に至っている

 

「...しかしお前の言葉を信じることはできない。お前が約束したところで配下がおとなしくしているとは限らないだろ」

 

「なに、安心しろ。俺の全魔力を使って誰も越えることのできない結界をつくってやる」

 

「...全魔力だと?死ぬ気か?」

 

「殺しにきた相手が「死ぬ気か?」と聞くとは面白いことを言うではないか。お前たち人間、神、精霊が恐れていた魔王は消え、壁も作られて魔族に襲われる心配もない」

 

「...悪い...条件では,ないな。わかった信じよう」

俺は少なからず驚いた。信じようと言った勇者の言葉に

 

「ありがとう。さて、では始めようではないか

まずお前の神精剣を魔方陣の真ん中に刺せ」

 

「...これでいいのか?」ザシュッ

 

「あぁ」

神精剣とは神と精霊の2種族が互いの力を半分ずつ込めて作った剣だ

 

「そうだ。それで精霊と神の力、魔王である俺の力、最後に勇者であるお前の力で完成する」

この魔法は俺が死んだと同時に発動する

 

「こい」

一言そう呟くと俺の手には鍵のような形の歪な剣が現れた。それを勇者に投げ渡す

 

「...なんだこの剣(?)は」

 

「それに勇者の力を込めて俺の心臓に突き立てろ。それで全て完了する」

 

「...わかった。最後に質問に答えてくれないか?」

 

「言ってみろ」

 

「なぜこんなことをする。破壊の限りを尽くした魔王とは思えない」

 

「俺がお前たち人間の国に攻めたのは一度(・・・)だけだ。何のためだと思う?」

 

「....」

 

「俺の父と母を殺した人間を殺すためだ。あのときは力の制御を間違えて一つの国を滅ぼしてしまったがな。それで俺の復讐は終わったが新たに復讐心を芽生えさせたに過ぎなかった。それに魔族は無意識に魔物を発生させる。人間から狙われるのは当たり前だ。

破壊の限りを尽くした、か...復讐の時以外、俺は魔族を守っていただけにすぎぬ。意味などなく、こんな下らない戦いは終わらせるべきであろう?」

 

「....さらばだ魔王」

渡した剣が俺の心臓を貫く

 

「ガハッ...さらばだ勇者...だがここからがお前の大変な所だ」

 

「...なんだそれは?」

 

「俺の死と同時に結界は俺を中心にして円状に広がる。魔族は触れても大丈夫だがお前はいつまでもここにいれば死ぬことになるぞ?

安心しろ、魔族が触れても大丈夫だと言ったが結界が完全になればどちらも破れない結界になる」

ラウスは一瞬にして顔を青ざめる

 

「....なっ...おま...」

 

「早く仲間を連れて行け、心臓が潰れた程度でそう簡単に死なぬ、お前たちが逃げ切るまではな」

 

「次に会うときは友として会えるといいな」

 

「魔王の友が勇者か...ハッハッハッゴフッ」

さて、奴らは転移門にさえたどり着ければ後は大丈夫だろう

 

 

 

そして

 

 

 

 

 

 

俺は意識を手放した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あなた、私たちの子供よ!名前は決めてあるの?」

 

「あぁ元気な男の子だ!そうだな...」

 

「俺の名はアウラス・ディゲザラードだ」

 

「「しゃ、」」

 

「しや?」

 

「「喋った~!?」」

 

「ふむ、しかし人間の子供に転生か」

 

「凄いわ!産まれてすぐに話せるなんて天才よ!」

 

「あぁ!きっと将来大物になるに違いない!」

 

「でもどうしようかしら...私たちの名字、魔藤(まとう)でしょ?魔藤アウラス・ディゲザラードっていう名前にする?」

 

「格好いいけど言いずらいな...」

 

「そうね...魔藤アウラス...こうしましょ!」

 

「母さん、カタカナ呼びだなんて...格好いいな!魔藤アウラス!」

 

この世界について知っておくか

.......ほう、どうやらここは別世界のようだ。それに人間は産まれてすぐに言葉を発しないようだが、まぁいいとするか。

俺が喋っただけでこんなにも驚いているのだ。成人まで一気に成長できるが止めておこう。まぁ、ゆっくり成長するのも良いだろう二度目の人生だしな




続きは今夜投稿させてもらいますので気になった方はみてください!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(必須:10文字~500文字)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。