ベジータの天空闘技場 攻略   作:KTケイティ

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https://syosetu.org/novel/151315/
『悟空とべジータのハンター試験?』です。


【28】ヒソカを追って天空闘技場へ

ハンター試験から約一か月

 

ベジータの所へ情報が舞い込む

 

"ヒソカ、天空闘技場へ現る"

 

「やっと見つけたぞ...」

 

ベジータはクラピカから届いた電報を聞き、にやりと微笑んだ

 

********************************

 

天空闘技場 1階受付

 

「ヒソカはどこだ!?」

 

怒鳴るべジータを無視して受付員は記入用紙を差し出す

 

「天空闘技場へようこそ。こちらに必要事項をお書きください」

 

「オレ様はヒソカの野郎と戦いに来ただけだ!」

 

「ヒソカという選手は登録選手でございます。バトルをするには受付して頂く必要がございます」

 

ペンを差し出す受付員

 

「ちっ、まぁいい」

 

そう言ってペンを取るべジータ

 

(む、名前を書くのか…遊んでばかりいるとブルマに言われるのも癪だな…)

 

カキカキ

 

「これは…そのまま"王子"と呼べばよろしいでしょうか?」

 

「さっさとしろ」

 

「登録受け付けました。では早速バトルとなりますのでこちらへどうぞ」

 

「気が利くじゃないか。早速ヒソカをやれるとはな」

 

ニヤリと笑むべジータ

 

「いえ、ヒソカ選手は200階クラスの方なので戦えませんよ?」

 

「なにぃ!?どういうことだ!」

 

「この天空闘技場では強さにより階層分けをされております。同じ階層どうしでないと戦うことはできません。1階は入場者の強さレベルを測る階で、それ以降から段々とクラスアップしていきます」

 

そして、と続ける

 

「200階以上は猛者の集まる階となっており、その上にはフロアマスターと呼ばれる最強の選手も!特に今のフロアマスターは荒」

 

「ご託はいい!さっさと始めやがれ!」

 

良いところなのに、と受付員は口をとがらせる

 

「では中へどうぞ」

 

************************************

 

べジータは闘技場の中へと入っていく

 

「天下一武道会の真似事みたいなものか」

 

ホールを上から見下ろしながら呟く

 

フロア内はコンサート会場のようになっており、観客席が舞台をぐるっと囲んでいる

 

中央の舞台は16に分かれ、それぞれで戦いが繰り広げられていた

 

「君、番号は?」

 

会場の係りらしき人が声を掛けてくる

 

「この紙に書かれてるやつか?」

 

受付で記入後に渡された紙を見せる

 

「B-256か、では西ゲート付近で呼ばれるのを待ちたまえ」

 

そう言われたとき、後ろから声がかかる

 

「べジータさん?」

 

そこにはゴンとキルアが立っていた

 

「べジータ…さんも参加するつもり?」

 

「オレたちもなんだ!また一緒に戦えるね!」

 

「オレ様はヒソカのやつをぶっとばしに来ただけだ」

 

ぶっきらぼうに答えるべジータ

 

キルアはヒソヒソとゴンに話をする

 

「ああ見えて結構喜んでるぜ。オレも天の邪鬼だからわかるんだ」ニシシ

 

「オレもなんとなくわかるよ」ニシシ

 

二人で笑い合う

 

「…お前たちはなんでここへ来た?」

 

「修行だよ」

 

「キルアがさ、8歳の時にここに来たことがあるんだよ。それで修行にはもってこいだって聞いてさ。キルア凄いでしょ!」

 

ゴンが自分事のように嬉しそうに話す

 

「ゴン、恥ずかしいからやめろよ」

 

「いいじゃん。オレなんて8歳の頃はただ森を駆け回ってただけだったし。べジータさんは?」

 

「オレか?ただひたすら星を植民地にしていただけだったな…。嫌な想い出だぜ」

 

(星?植民地?)

 

ゴンたちの疑問を他所に黙り込むべジータ

 

「ま、いいけどさ。とにかく目標は上の階でしょ?」

 

「べジータさんも一緒に行こうよ」

 

「ふ、まぁいいだろう」

 

ゴンたちの無邪気さにトランクスを思いだし、少し和らいだ顔で答えていた

 

そんな中、アナウンスが流れる

 

"B-256 王子選手 Bの舞台へお願いします"

 

「やっとか…先に上の階に行っている。ついてこい」

 

フッ と得意気に笑って舞台へ向かって降りていった

 

**********************************

 

「よ、よろしくお願いします」

 

ひ弱そうな男がべジータの相手だった

 

「ちっ、なぜオレ様がこんなやつと」

 

立会人が二人の間に入る

 

「それでは、はじめっ!」

 

トンッ

 

合図と共に相手の後ろに回り首の後ろを軽く叩く

 

それだけで相手は意識を手放した

 

「…!お、王子選手の勝ち!」

 

立会人がべジータの勝ちを宣言する

 

(いまの動きは素晴らしい。だが相手が弱すぎただけかもしれない…。ここは様子見で…)

 

「では、王子選手は20階へ!」

 

「ほぅ、1階ずつではなくいきなりクラスアップか」ニヤリ

 

細く笑みながら舞台を降りる

 

*********************************

 

10階の休憩所にて

 

「遅かったな」

 

あとからやってきたゴンとキルアににやけながら声をかけるべジータ

 

「ゴンの試合が始まるの遅くてね」

 

「まぁいい。だがこれから一緒に行くのは難しそうだな」ニヤリ

 

「なんで?」

 

べジータは確認するように言う

 

「ここは10階ずつ上がっていくシステムだろう」ニヤリ

 

「そうだけど強さによっては飛び級、いきなりクラスアップできるってことだろ」

 

キルアが口を出す

 

「そういうことだ」ニヤリ

 

笑うべジータにゴンも笑顔で答える

 

「大丈夫だよ!オレもキルアも同じ50階だから!」

 

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