ベジータの天空闘技場 攻略   作:KTケイティ

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今日(4/21土)、3話目の投稿です!
まだ【46】、【47】話を見られていない方はそちらを先に!
目次から辿れます!

飛ばし読みしてしまうとネタバレで楽しくなくなる可能性もあるのでご用心を!


【48】ベジータVSヒソカ 激突

~200階 バトルステージ観客席~

 

「お疲れキルア」

 

「別に全然疲れてない。あーぁ、つまんなかった」

 

そんな言い方しなくても、と苦笑いのゴン

 

「ま、次は凄い戦いになるから見物だな」

 

確信を持って言うキルアにゴンも頷く

 

「あぁ、ここに居ましたか」

 

そこへウイングがやってくる

 

「すみません、ズシの試合と重なってしまいまして。お二人がここにいるということは、次はベジータさんですか?」

 

「そゆこと」

 

「ズシはどうだったの?」

 

その問いに、微妙な笑い顔をするウイング

 

「勝ちましたよ…ギリギリで。今は疲れてベッドの中です」

 

と、ズシがここに居ない理由も合わせて説明する

 

そして、会場に歓声が上がる

 

どうやら第三試合、ベジータとヒソカの試合開始のようだ

 

 

 

 

~200階 バトルステージ~

 

"さぁ!皆さまお待ちかねのヒソカ戦!今日の相手は200階バトルが初の王子選手!いったいどんな試合になるのか!?"

 

舞台には既にベジータとヒソカが立っている

 

"190階までの情報では、全て一撃で倒して勝ち上がってきた王子選手!強者の予感がプンプンです!"

 

そして!と続けざまに

 

"対するは言わずと知れた悪魔!ヒソカ選手!1週間前のカストロ選手との戦いで千切れた腕もいつの間にか元通り!奇術師の異名は伊達ではありません!"

 

ワァアアアアアアアアアアアアア

 

これまでにない熱気、そして会場には地響きまで感じる

 

ベジータは我関せず、ただヒソカを視線で射抜いて待つ

 

そんなベジータにヒソカはゾクゾクと興奮を高めていく

 

 

 

観客席にいるゴン達も熱気と緊張に当てられてそわそわとする

 

「ベジータさん負けないよね?」

 

ゴンが確認するようにキルアを見る

 

「…わかんねぇ。というかカストロからの伝言伝えてねぇや」

 

伝言?と首をかしげる

 

「ゴムのオーラ以外に何か能力があるかも、って。何かはわかんない、とも言ってたけど」

 

歯切れ悪そうに答えるキルア

 

「いえ、伝えなくて良かったですよ。曖昧な情報で困惑させるよりマシです。…そろそろのようですね」

 

ウイングは頷きながらそう答えた

 

 

 

いつの間にか静まり返った会場

 

始まりの瞬間を待つ観客の緊張が伝染して、アナウンサーすらも何も話さない

 

「ポイント&KO制、始めっ!」

 

審判員の合図が上がるも、微動だにしない二人

 

そのまま緊張の静寂が流れる

 

「ククク◆」

 

静けさを破ったのはヒソカの笑い声

 

「イイネ◆前より断然緊張感があるよ◆」

 

「嘘をつくなよ」

 

笑むヒソカの言葉をベジータが切る

 

「前の戦いでは捨て身でギリギリだったようだな」

 

今度はベジータが笑う

 

「やっと気付いたのかい?◆」ニヤ

 

今度こそ本当に嬉しそうに笑うヒソカ

 

そしてあの戦いを思い出す

 

あのとき、ヒソカは体全てを無防備にしてまで、膝にオーラを一極集中させてベジータを倒した

 

攻撃が少しでもずれていたら生身の体にベジータの本気の拳が突き刺さって死んでいただろう

 

「キミが光った時の強さはホンモノだったよ。あのまま戦っていたら当然負けていたのはボクだろうね◆」

 

でも、と続ける

 

「捨て身だろうと、それを狙ってギリギリの命を楽しんで戦うから面白いんじゃないか◆そしてその一瞬の判断がボクとキミとの差」

 

スゥ

 

ヒソカが構えを取る

 

「なるほど…。だがあのときとは違うということをわからせてやる!」

 

ゴウッ!

 

ベジータが金色に光る

 

「…そう来なくちゃ◆」

 

ズォオオオオ

 

ヒソカもオーラを纏う

 

"おおっとー!王子選手、急に光輝いて金髪になりました!これはイリュージョンなのか!?果たして!"

 

そうアナウンサーが話した瞬間

 

ヒュン

 

一瞬で二人が舞台から消える

 

シャシャッ ガッ

 

見えた頃には、ヒソカが口から流れる血を拭っていたところだった

 

「どうした?ゴムのオーラも付ける余裕がないか?」

 

腕組みをしたまま笑うベジータ

 

「(見えない!だがヒソカがダメージ!)…王子選手クリーンヒット!ポイント1先取!」

 

審判員ももうついていけず、後追いで判断してポイントを宣言する有り様

 

「念…は使わないのかい?」

 

ヒソカは持ち直しながら尋ねる

 

「気の方が強いんでな。凝のようなものだけは使ってやってるがな」

 

(同じくらいの戦闘力のはずだがこのダメージ…。そしてこの単純なまでの力押し…)

 

「強化系、だから念を使おうがその気というものを使おうが同じ、ということかな」

 

ヒソカはベジータのオーラを強化系と断じる

 

「どこで調べた!」

 

反応するベジータ

 

「調べたんじゃない。ボクなりの性格判断さ◆」

 

『強化系は単純一途』

 

そう言いながらベジータを指差す

 

「ほう、これ以上に怒らせたいらしいな」

 

「当たったみたいだね◆」クク

 

笑うヒソカにベジータも笑い返す

 

「気を念のように使えば強化系だが…もともとのオレの気の性質は放出系らしいぞ」

 

そう言った瞬間、握っていた拳を開く

 

ドッ!

 

ヒソカの周囲から土埃が舞い上がる

 

(念弾!?)

 

慌てて一歩距離を取るヒソカ

 

「今のは軽い挨拶程度だ。最後はギャリック砲で消し去ってやろうか?」

 

(放出系…?オーラは一つしか性質を示さないはず…)

 

思案するヒソカ

 

「オレ様は念の性質は強化系、そして気の性質は放出系。つまり2つの系統どちらも最大威力で使えるということだ!」

 

そのベジータの一言のあと、また二人がぶつかる

 

ベジータの拳が当たる瞬間に、その拳にバンジーガムを纏わせ、微妙に軌道をズラして避け続ける

 

少しでも距離を置けば、ベジータの放出技が飛んで来るのでヒソカはベジータから離れられず、追い縋って近距離でかわし続ける

 

「そらそら!どうした!自慢のゴムもそんなものか!」

 

更に拳速を上げるベジータ

 

チッ チッ と、攻撃がかすりはじめ

 

ドグッ

 

鈍い音と共にヒソカの腹部に拳が突き刺さる

 

ガハッ と大きく吐血しながら、それでもベジータの頭を掴む

 

「どうした?また頭を引き寄せて顎狙いのワンパターンか?」

 

そう言いながらベジータは攻撃を緩めない

 

バシイッ と頭を掴むヒソカの腕を弾き、両手を振り上げて握り、逆にヒソカの頭に振り下ろす

 

ドォオオオオオオン

 

舞台に叩き落とされたヒソカで会場が揺れる

 

「まだまだぁぁあああ!!!」バババ

 

なんとか起き上がろうとするヒソカに追い討ちの気弾を放つ

 

ドドドドドドドッ

 

辺りに砂煙がもうもうと立ち込め、舞台は見えなくなる

 

(ふん、微かに気を感じる。死んでないとは頑丈なやつだ)

 

気を探りながら降り立つベジータ

 

そして砂ぼこりが次第に晴れる

 

そこに見えたものは

 

 

 




ベジータはリベンジなるのか!?
このあとヒソカは逆転できるのか!?
次回『ベジータVSヒソカ戦 強すぎるベジータ』
皆さんお楽しみに!

明日も連続投稿します!
ネタバレ読んでしまわないように、しおりやお気に入りを忘れずに!

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※高評価多かったら頑張って続きを今夜投稿します!
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