活動報告にも書きましたが、評価頂いた皆さんへの感謝を込めて、今日も連投していきます!
皆さんしおりやお気に入りを忘れずにお願いします!
~200階 バトルステージ~
「これで終わりだな」
顎に付いていたオーラも消え、ヒソカを見下ろすベジータ
だが、ヒソカは両腕を折られながらもまだニヤリとしながら立ち上がる
「気味の悪い野郎だ…」
「ククク◆ここまでやられたのは初めてだよ◆」
「何が嬉しい!くそっ」
余裕があるように見せるヒソカに段々とイラつきを覚えるベジータ
「断言しよう。キミはまた顎を射抜かれて終わる」
だらりと腕を下げた満身創痍のまま宣言する
「戯れ言ぬかしやがって!貴様こそ終わりだぁああ!」
ガクッ
踏み込んでボディーブローを放とうとしたベジータがよろける
(なっ!穴!?足元にそんなものなかったはず━━━)
走馬灯のように景色がゆっくり見える
顔を上げてヒソカを見ると左から蹴りが飛んで来るのがわかる
(まずい!顎に当たる!)
近づいてくる蹴り
顎だけは引いて頭へのダメージは覚悟するベジータ
そして蹴りが当たる瞬間
グイッ
後頭部を引っ張られて顎を突き出すベジータ
(なっ…!)
それが最後の意識となった
「……7、8、9、……10!」
気がついた時にはカウントは終わっていた
「勝者!ヒソカ選手!」
ワァアアアアアアアアアアアアア
大歓声で終わる試合
「…く、くそっ」
膝を突くが、それ以上立ち上がれないベジータ
見下ろすヒソカは告げる
「宣言通り◆」
「何を…しやがった」
ヒソカを見上げるベジータ
そしてヒソカはクイッと顎で少し離れたところを示す
落ちているのはハンカチ
スタスタと近づき、足で軽く踏む
「誰かさんのせいで手が使えないんでね◆」
その瞬間、ハンカチが舞台の石板に同化するように溶け込む
「ドッキリテクスチャー◆質感を変えるだけの簡単なもの…だからこそ凝でも見破れない◆」
「そんなものが、何だと…言うんだ」
息を切らしながら問うベジータ
「ボクが開けた穴、そこにこれを付ければ…」
ズリッ、と足でハンカチをずらして、ベジータが踏み外した穴に被せる
「…!穴が…消えた!…なるほど…」
「やっとわかったかな?◆」
薄く笑うヒソカ
「だが、まだわからん、ことが、一つある」
「何かな」
「オレの、後頭部を、引っ張った、のは…」
「ククク、もちろんボクのバンジーガムさ◆」
グッ、と苦しそうにしながら立ち上がるベジータ
「そんなこと、わかって、いる」
「…いつ、付けたのか?という質問なら”最初”と答えよう◆」
なんだと?と眉を寄せるベジータ
「キミに空中でボディーブローをもらったあと。あのときボクはキミの後頭部を掴んだ」
はっ!と思い出すベジータ
「あんな状態じゃないと付けられないからね◆」
そしてヒソカは言う
・攻撃が決まった瞬間は油断しやすい
・凝をしていても体の死角は物理的に見えない
・相手の攻撃を潰した瞬間が最も動きを読みやすい
全てベジータの行動に当てはまっていた
ボディーブローを決めたあと、ヒソカに後頭部を掴まれても何とも思わなかった
なぜなら自分の攻撃が素晴らしく決まったからだ
凝で確認をしたときも、顎のオーラしか見つけられなかった
なぜなら自分の後頭部は見ることができないからだ
最後にヒソカの両腕を潰して、顎のオーラもなくなり、安心してがら空きのボディーにラストを決めにかかった
なぜなら目の前に開けたボディーがあったから
全て読まれていたのだと
それを理解したベジータ
「オレの…負けだ」
「ククク◆」
ヒソカは笑う
「もし、またヤりたいなら…次はヨークシンで◆」
「9月1日か…」
「…知っているなんて光栄だね◆じゃぁこれは借りとして受け取っておこう◆」
ベジータに着けられたサスペンダーをパシンと弾くヒソカ
そして最後にこう言う
「それより、"負けだ"、なんてカッコつけてるけど…もう審判がキミの負け宣言してたじゃないか◆」ククク
くそぉおおおおおおおおおおおお!!
バカにされたベジータの雄叫びでその日は終了した
~250階 フロアマスター居室~
?3「またヒソカが勝ったみたいですね」
?1「誰が来ても大丈夫だ」
?2「まぁそうだよな」
余裕の笑みを見せる男がそこにはいた
ヒソカ戦終了!
ギリギリで逆転したヒソカ!
あと一歩届かなかったベジータ!
次のバトルはヨークシン!?
そしてフロアマスターは誰だ!?
これからどうなる天空闘技場!
高評価頂けたら頑張って今日も連投していきます!
連投の場合は先読みでネタバレ見てしまう可能性もあるので、しおりやお気に入りを忘れずに!