これで６連投目！
前の話を読んでいない方は、ネタバレに御注意を！
まずは目次に戻って、どこまで読んだかご確認を！
間違わないように、しおりやお気に入りも！
次話最後となります。
まだ全部見られてない方は、次話の投稿前にぜひもう一度読んで見てください。
また１度読まれた方も、最終話は伏線回収を数多く行うので、謎解きがてらもう一度流し読みしてみてください。
～２００階 バトルステージ～
「繰気弾！」
ボウッ
２個目の繰気弾を出すヤムチャ
最初の１つは今もベジータを自動追尾する
ベジータは避けながら気弾を発射して相殺を狙う
ヒュン ヒュン
繰気弾は意思を持ったようにそれをスルリと避けながらベジータへ迫る
「くそっ！厄介な技を！」
自動で追ってくる繰気弾を幾度となく避ける
随分避けているがまだ当たっていないだけマシだ
もうベジータもだいぶボロボロになっている
シュンッ！！
そのベジータの頬を猛スピードで何かが通りすぎる
（何だ今のは！？）
ヤムチャを見ると手をクロスさせて動かしているところだった
クイッ
そしてヤムチャが手首を捻ったと同時
ドオオオン！
ベジータ背中に衝撃が当たる
「グハッ！」
血を吐いて前のめりに倒れそうになるベジータ
だが
ドオオオン！！
今度は腹部に衝撃が入る
ドオオオン！！
ドオオオン！！
ドオオオン！！
四方八方から滅多打ちにされるベジータ
目の前には避け続けていた繰気弾がふよふよと浮いている
（……ぐっ、……この…繰気弾は…自動で追尾する、だけで…、当たらない、おとり…だったのか…）
「セイッ！セイッ！セイッ！」
ヤムチャはもう１つの普通の繰気弾を操ってベジータを何度も打ち続ける
その間に、自動で浮いていた繰気弾はゆっくりとベジータに近づく
それを見てヤムチャはベジータに言う
「その自動繰気弾は一定距離を保ったまま自動で攻撃を避けながら追尾するもの。そして制約によりラストアタックに至るまではゆっくりとしか近づかない。その代わり…絶大な爆発威力を誇る！」
そして、ベジータに触れた瞬間
ドオオオオオオオオオオン！！！！
強烈な爆発が起こり、ベジータが宙に吹き飛ばされる
（よし！）
決まった！と、拳を握るヤムチャ
（いや！ここで油断するから負けてきたんだ！）
慢心する心を抑えつけ、繰気弾を動かす
「セイッ！セイッ！セイッ！」
宙にピン留めされたように、自由落下も許さず滅多打ちを続けるヤムチャ
（むふっ）
なんだか楽しくなってきたヤムチャ
声援も
『『「凄いですヤムチャ様！」』』
『『でも下着返して！』』
と、プーアル含めて会場の女性からも黄色い声援が上がっている
「どーしたのかなぁ？終わりかな？仙豆でも食べるかい？」むふふ
腰に付けた仙豆袋を見せつけるヤムチャ
だが、その間も滅多打ちを止めずにベジータを見てニマニマ笑う
ピキ
「そろそろフィニッシュかな？」ニマニマ
ピキキ
「声も聞こえないよーーー？」ニマニマ
パリインッ
繰気弾の衝撃でベジータから何かが崩れて落ちた
ズアォオオオオオオオ！！！！！！！
その瞬間ヤムチャは吹き飛ばされる
会場もギシギシと音を立てて軋む
「ほぅ、リミッターを壊すとはやるじゃないか」
青筋が立つほどベジータの額は血管だらけ
バチッ バチバチッ
既にスーパーサイヤ人２になっているベジータ
「え？いまの…リミッター…？」
ズリ、と下がるヤムチャ
「や、ヤムチャ様っ…！」
「どうした？フィニッシュするんじゃないのか？ん？」
ヤムチャが下がればベジータが近づく
「いや、あの…戦闘力…同じで、戦うんですよ…ね？」
だがヤムチャの言葉は届かない
「…殺す！！！」
「ぴぎゃああああああ！！！」
ヤムチャは天空闘技場から逃げ出し、
ベジータもそれを追って飛んで行った
「や、ヤムチャ様ぁ…」ふよん
そしてプーアルも見えなくなったヤムチャを追いかけて会場を後にした
そう、ヤムチャですから結局こうなります…
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次話最後となります。
活動報告のチェックに次話投稿時間についてヒントありますので、ぜひぜひご参照ください。
まだ全部見られてない方は、次話の投稿前にぜひもう一度読んで見てください。
また１度読まれた方も、最終話は伏線回収を数多く行うので、謎解きがてらもう一度流し読みしてみてください。
最後の最後、評価(もうちょい下にスクロールしたら見えます)を頂けると嬉しいです！！
高評価集まれば、いつもの３倍ボリュームの完結編も、１時間以内には完成させて投稿します！！
最後までやりきる力をぜひ!!