駄文量10割増しにしたから許して…
やぁ、荒人だ。
あれから三ヶ月位たった。その間に爆豪は個性を発現させて態度が大きくなったが出久の個性は発現していない・・・正直俺が転生したことでワンチャン個性発現しないかなとか思ってたが現実は甘くないらしい。
昨日、出久の母親の引子さんと母さんが出久の個性が4歳になりそうなのに発現しないから病院で診て貰ってくると言ってたから今日は原作で出久が無個性と確定した次の日なのだろう。
そして予め用意しておいた出久がこちらになります。
めっちゃ目が死んでるな。
「おーい、生きてるか出久?」
「・・・・・・」
反応が無いが生きてはいるようだ。丁度良いし前からやりたかった『誰かの頬を気の済むまで突き続ける』を敢行するとしよう。
・・・ほうほう・・・これはこれは・・・正直ずっと突き続けていたいまであるが止めておこう。これ以上やると沼だな。そろそろ本題に入るとするか。
とりあえず出久の意識を戻さねば・・・
「good morning。出久」キィン・・・
「・・・荒人君・・・」
この意識を一瞬で無理矢理戻すことの出来る感応現象何度やってもすごい・・・セクメト戦で重宝しそう。
「ちょっとこっちへ・・・」
「・・・うん・・・」
とりあえず他の人の目から逃れるために幼稚園の裏まで移動した。出久の方は・・・意識は戻ったけど死んだ目とかはやっぱり治らないか・・・
「話は聞かせて貰ったが無個性と判明したらしいな」
「・・・」
「・・・それで出久はどうしたい?」
「・・・どうって・・・何が・・・?」
「ヒーローになるのを諦めるのかって事だ。」
「・・・でも・・・個性が・・・」
言いながら出久の顔は徐々に下に下がっていく。個性に関しては原作ではオールマイトから継承されるし俺が居なくてもヒーローにはなれるかもしれない。
でもそれじゃダメだ。
俺が転生してしまったことでもしかすると個性の継承をされないかもしれない。俺の転生のせいで出久がヒーローになれない可能性があるのはいけない。
確かにオールマイトと俺は関係無い。だがバタフライエフェクトという言葉を知っているだろうか?蝶達の小さな羽ばたきによってハリケーンが起きるというカオス理論である。
つまりは
「無個性だから諦めるのか?出久のヒーローへの憧れはそんなものか?」
「でも・・・」
「いいか出久?良く聞け。正直俺はヒーローは無個性でもなれるものだと思ってる。」
「えっ・・・」
どうやら少し食いついたようだ。この調子で行くとしよう。
「長いから理由は省くが1つだけ言うなら無個性がヒーローになれないというのは今まで無個性でヒーローになったやつが居ないってだけだ。前例が無いからなれないのなら人は火を使えず、ライト兄弟は飛行機を作れず、ニュートンは重力を発見できない世界だったはずだ。」
「・・・?」
あっ、俺はこの説明で理解できるけど出久は幼稚園児だからライト兄弟とか分からないのをすっかり忘れてた・・・
「あー、つまりはな・・・えっとな・・・」
どうしよう、幼稚園生でも分かってなおかつ分かりやすい例えが思いつかないぞ・・・
「・・・無個性でもヒーローになれるって事・・・?」
出久が消え入りそうな声で確認してきた。そこだけ理解出来ていれば大丈夫だな。
出久の理解力に感謝しつつ俺は告げた。
「あぁ、なれる。」
「僕でもヒーローになれるの・・・?」
「それは知らん。少なくともなれるか聞いてる内にはなれんさ。出久はなれると聞かれないとなれないようなヒーローになりたいのか?」
「・・・僕は・・・ヒーローになる!」
ようやく死んだ目から元に戻ったか。
「よく言った。と言っても俺は『勝手になれ』なんて事を言う気は無い。無個性でもヒーローになれると考える理由や鍛え方などのサポートは出来る限り・・・」
「おいデク!」
後ろを見ると爆豪と取り巻き2人が立っていた。わざわざ裏に来たのに付いてきたのか・・・
「か、かっちゃ・・・」
「無個性のお前がヒーローになれるわけ無いだろ!」
また出久が自信を無くしそうだな・・・ここは証明するしか無いか・・・
「いや、なれるさ。」
俺は自信を持ってそう言った。
「なら証拠出せよ!」
取り巻きの一人の指が伸びる方が言った。
「なら付いてくると良い。ここでは証明が難しい。」
そう言って4人と一緒に幼稚園のグラウンドへ来た。
「ルールは簡単。3人は個性有り、俺は個性無しで3人の内一人でも俺に攻撃を出来たらそっちの勝ち。1人も攻撃を当てれなかったら俺の勝ちだ。制限時間は・・・10分でどうだ?」
「良いぜ。どうせ俺たちが勝つからな!」
自信満々に爆豪が言った。
「荒人君・・・負けるって。やめようよ・・・」
心配そうに出久が言う。まぁ確かに俺が勝てるなんて思わんよな・・・
「大丈夫だ出久。絶対に勝てる。」
「でも・・・」
「ここで証明してやるさ、無個性でもヒーローになれるって。危ないから離れてろ。」
そう言って俺は出久をとりあえず安全な所に移動させた。
「さぁ、開始だ。どこからでも来いよ。」
俺はシユウ種のように挑発をしてみせた。
「行くぞお前ら!」
「おぉ!」
スタミナ消費量、3人の攻撃範囲、移動速度、間合い、考えることは様々だ。
3人が一斉に襲いかかってきた。俺は取り巻きの飛んでいる方に走り寄り地面と取り巻きの間をスライディングですり抜けた。
「さぁ来いよ。まさかこれで終わりではなかろう?」
あと10分…必ず避け切ってみせる。