モンハン世界で料理屋を開いてみた   作:想い月

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…どうしてこうなった?


第2話

俺の店は基本的には毎日開店するのだが、休みになるときがたまにある。その理由の一つは、新しいメニューの開発をするためだ。

 

今回はドスマツタケを使った定食を作ろうとしている。ゲーム内では若干、空気になっていた物(採れる場所が限定的であるため)だが、現実になるとそうでは無くなる。マツタケとあるだけあって香りが良く、味も抜群に旨い。この世界では高級ではあるのだがポピュラーな食材であった。

 

そして、俺が作った試作したのは、ドスマツタケのお吸い物、ドスマツタケの炭火焼き、ドスマツタケの炊き込みご飯である。ドスマツタケの良い香りが食欲を誘い、つい唾液を飲み込んでしまう。迷いに迷ってお吸い物からいくと決め、いざ、実食! という所で店の外からトテトテトテという足音が聞こえてきた。

 

「我、顕現なのじゃ!」

 

「店の外に休みって書いてなかったっけぇ?」

 

「そんなもの知らぬ!」

 

その後に、何か旨い物を寄越せ! と尊大な物言いの割には行儀良く席に座った彼女を見て思わず微笑んでしまった。せっかくなので先程作ったドスマツタケ定食を彼女に提供する事にした。

 

「お~どれも旨そうじゃな!」

 

目を輝かせながら、先程の俺の様にどれから食べるか悩んでいる彼女を見る。非常に整った容姿をしている。漆黒で艶のある髪をしていて、瞳は強い意思が感じられる赤。身長は120位だろうか? だが、身長に反比例するかの様に母性の象徴が豊かである。纏めると、めっちゃ可愛いのじゃロリ巨乳である。

 

彼女の容姿を改めて確認していると、いつの間にか彼女は料理を食べ終えていた。

 

「味はどうだった?」

 

「うむ? どれもこれも美味じゃったぞ。普段そんな事聞かぬのにどうしたのだ?」

 

「いやぁ、それは試作品でね。新しいメニューにするかどうかだったんだよ」

 

彼女の反応を見る限り美味しく出来ているとわかる。見た目に反して一番のグルメなのだ彼女は

 

「試作品ということはこれを食べるのは、我が初めてなのじゃな? …クハハ! 貴様の初めては我が戴いたぞ!」

 

…うーん、なんというかなぁ

 

「色々と誤解が生まれそうな言い方はよそうか」

 

何か問題でもあったか? と首を傾げている彼女に、もう一度考えてごらんと言う。少しの間考えて気付いた様だ。急激に顔全体を紅潮させ、綺麗な黒髪は紅くなっている。この光景を他の第三者に見られたら、俺はギルドナイツ待った無しなのではなかろうか?

 

「べ、ベベ別にわかっておったしぃ? き、貴様とそのような関係になるのもやぶさかではないしぃ!?」

 

「落ち着こうか」

 

どうどうと彼女を宥める。その際に頭も撫でると効果が上がる。暫く頭を撫でていると、落ち着いたのか髪の色も元に戻った。もう良いだろうと判断し、頭から手を離すと寂しそうな表情をしたような気がするが気のせいだろう。

 

「料理も食べたし、そろそろ帰るとするのじゃ」

 

彼女は椅子からぴょんとジャンプしながら降りた。これ、代変わりじゃ受け取れという言葉と一緒に渡された物を極力目にいれないようにしながら、店を出ていこうとしている彼女に、また来てねと言うと此方を振り返り最高の笑顔を見せてくれた。




主人公:この世界に転生して料理にドップリ取り付かれてしまった。四六時中料理の事ばかり考えている料理馬鹿。お代変わりの物に纏っている呪い的なサムシングを抑える方法を模索中

彼女(ミラバルカン):のじゃロリ巨乳という属性(作者の大暴走)を持つ龍。主人公の料理にガッツリ胃袋捕まえられた龍第二段。主人公の店に来ている他の古龍の存在を感知し、メテオる準備をしている
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