転生した魔王少女の女王はチート!?   作:際涯

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プロローグは後1話ほどで終わると思います。


第3話

sideアラタ

「ソーナちゃんから離れろ!!」

その声とともに、魔法が俺に向かって放たれた。

「ぐっ!」

俺は躱すことが出来ず被弾し、右腕が吹き飛んだ。慌てて右腕を掴み後ろに下がりつつ、灼爛殲鬼(カマエル)の炎、焔光の夜伯(カレイドブラッド)第8権能(コードアハト)(支配血主(ブラッドロード))による超回復によって繋げつつ、第4権能(コードフィーア)(万有斥力(アンチグラビティ))によって攻撃をはじいていると、

「いい加減にしてください、お姉様!私を助けてくださった方に、何をしているんですか!?」

 

 

sideソーナ・シトリー

お姉様が彼に魔法を放ち、それによって彼の腕が吹き飛んでいるのを見た時、私はお姉様に

「いい加減にしてください、お姉様、私を助けてくださった方に、何をしているんですか!?」

それに対してお姉様は、

「だって、ソーナちゃんが襲われてると聞いて焦っていたんだもん!仕方ないじゃん?」

「仕方ないじゃん?じゃありません!」

思わず怒鳴った私は、悪くないでしょう。

「そんなことより、腕が吹き飛んでいるから、急いでくっつけないと!」

「そんなことって、ただ確かにそうですね。急いでフェニックスの涙を使わないと!」

お説教は後にすることにして、治療をしようとすると

「治療する必要は無いぞ。既に腕は、くっついている。」

いつの間にか彼は、私たちの近くに来ていた。

ただ彼の言葉の意味は、聞こえていたが理解することが出来なかった。

「「えっ!今、何と?」」

「だーかーら、もう既に、腕はくっついているって言ってるんだよ。」

確かに彼の腕はくっついて元通りに見える。

だが、この疑問が浮かび上がる

「「一体どうやって!?」」

「俺の力でくっつけた」

「「あなた、普通の人間じゃないの!?」」

そう問いかけると、彼は

「俺は、吸血鬼の真祖の力を持ってるんだよ」

と答えてきたが、彼の気配は人間の気配だ。そう思ってるとお姉様が質問をしてくれた。

「じゃあなんで、気配が人間の気配なの?」

彼は、一瞬何を言われたのか、分からなそうにしていたが、突然納得したように

「あーー、そういえば隠蔽の指輪貰って、つけたままだったなー。」

そう言いながら、彼が指輪を外すと、とてつもなく濃密で重苦しい魔力があたり一面を覆った。彼は、私が苦しそうにしているのを見ると、指輪をまたつけ直した。そうして息を整えていると、お姉様が

「じゃあ、最後の質問ね。あなた、一体何者?」

と、問いかけた。

それに対しての彼は、誤魔化そうともしない様子で、こう答えた。

「俺は、クジによってチートになってしまった転生者だよ。」

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