ツナっていこう   作:朝昼晩御飯

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豆腐メンタル
駄文
不定期投稿

三拍子揃った駄目作者です。


気づいたら乳飲んでて、渡辺綱になった。

 

 

 

あぁ、神様俺が何をしたというのです。

 

 

苦節10年、必死に生きてきた俺に対してこの仕打ちはあんまりだ。

 

いや、そりゃお世辞にも誰これ助ける聖人君子みたく凄く立派に生きてきたかって言われるとそうじゃないって答えるしかない。

 

それでも、悪いことはせずに親のいうこともよく聞き、先生からの評判は「皆のリーダーに相応しいぐらいの優しい子」とまで言われたし、そこそこ立派に生きてきたっていう自負がある。

 

父親が早くも事故死したこともあって、母子家庭の家の家計をなんとか助けようと高校生ながら必死こいて掛け持ちしてまでアルバイトもしたし、勉学のほうもトップとまではいかないけど忙しい合間を縫って勉強して上位に入るぐらいまでに頑張った。

 

友達との関係も大事だってわかってたからいっぱい作って、助けて、助けられて、とにかく仲のいい関係を築いた。

 

つまり、とにかく頑張って生きた。

それも必死に生きた。

 

別にアルバイトが辛いだとか、友達関係がしんどいだとかなかった。

 

アルバイトは人生経験にもなったし、友達と過ごす時間は俺にとって息抜きにもなってすごく楽しかった。

 

 

なのに。

 

 

なのに。

 

 

 

こんなのってあんまりだ!!!!

 

 

 

 

「んー?なかなか泣き止まないわね。お乳そんなに美味しくなかったのかな?」

 

 

ちゃうねん。ほんまちゃうねん。

 

 

俺が今泣いてるのは、お腹が減ってるでもない、トイレに行けないのでもない、ましてや貴方様のお乳が決して不味いという訳では無いのです。

理由は別にあるのです。

 

 

 

「あぁよしよし、泣かないで泣かないで。あなたが泣くと私までないてしまいそう。」

 

 

すみません。ほんとすみません。

 

泣きやもうと努力はしているのです。一応は。

だけど、その努力を上回るほどの悲しさなどで泣きに泣いているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう1度言おう。

 

神様俺が何をしたというのです。

 

 

あの日、あの時、あの場所の出来事ですら、俺が何をしたというのか。

 

神様あなたは不公平だ。

 

会ったことのない神様、俺は一生今起こっていることを恨むでしょう。

 

 

何故、何故なのですか。

 

何故俺がこのような仕打ちに打ちひしがれなければいけないのでしょう。

 

 

 

「あら、もうお腹いっぱいなっちゃったのかな?それともよっぽど不味かったのかな?ごめんね、不味いお乳で」

 

 

あぁ、そのような悲しそうな顔をしないで下さい。

あなたは何も悪くは無いのです。

悪いのは全て理不尽な神様なのです。

 

 

 

 

 

 

 

・・・もうこの際はっきり言おう。

 

なんで俺がこんな恥ずかしい真似をされなければいかんのじゃ。

 

まじ、どつきまわすぞ神様ワレェ。

 

 

 

「ほーら、よしよし。よいこだねんねしな。」

 

 

もうあかん。叫びたい。

 

思いっきり叫びたい。

 

 

この理不尽を思いっきりぶちまけたい。

 

 

 

 

だけどそれは出来ない。

したくてもできないのだ。

 

 

 

だって何故なら。

 

 

 

 

「あれ、泣き止んだ?・・・ずっと泣き続けたり、急に泣き止んだり不思議な赤ちゃんね」

 

 

 

 

そう、何故なら。

 

 

 

俺は赤ちゃんになっちゃったのだから!!!!!

 

 

 

 

 

 

おうおう、ちょい待てちょい待て。

 

何言ってんだ糞虫とか思ってるかもしれないがマジなのだ。

 

このゴミクズふざけるのもいい加減にしろって思ってるかもしれないが大マジなのだ。

 

 

 

気づいたら、赤ちゃんになって乳丸出しにしてる女の人に乳飲まされとったんや。

 

そう赤ちゃんプレイだ。

 

いや、俺自体赤ちゃんになっているからプレイという訳では無い。

 

これは赤ちゃん羞恥プレイだ。

 

あ、だめだ。自分でいっていて頭おかしくなっちゃった。

 

 

 

 

 

 

とりあえず、状況を整理したいと思う。

 

 

最初に俺は死んだ。

 

 

それも盛大に死んだ。ごめん嘘。

 

 

アルバイトの帰り道に轢かれそうになっていた老婆を助けようとして、トラックに轢かれて死んだ。

 

引かれて死んだこと自体に悔いはない。

老婆を守れてよかったっていう気持ちが強い。

 

何より、一瞬だけ痛みが走って、死んだと気づくまもなく死んだのだ。

 

まぁ、死んだって気づいたのは今この状況のせいでわかったんだけどな。

 

 

まぁとりあえず、俺は死んだことで話を進めていく。

 

 

死んだ俺が次に気づいたのは乳を飲まされていたさっきまでの状況だ。

 

 

 

終わり。

 

状況整理終了だ。

 

 

こんなのおかしいよ!!

 

 

なんだよ、気づいたら乳飲まされてる状況って!

 

俺にそんな性癖ないから超絶恥ずかしいわ!

 

 

嬉しかったけど恥ずかしいわ!どっちだよ!

 

 

 

 

 

 

ふぅ、落ち着こう。

 

 

 

 

俺の考えが知識が正しければ、これは転生だ。

所謂神様転生ってやつなのかもしれない。

 

まぁ、神様とか会ったことないのでどうかは分かりませんが。

 

とりあえず転生はしたのだろう。

 

この転生っていうのは、マンガやアニメとかではどこかに転生ってことになる。

例えば、2次元の世界や過去だったりな。

 

 

じゃあ俺はいったいどこに転生したかって言うと。

 

ぜんぜん分からない。

 

まったく分からない。

 

辛うじて、昔の日本なのかなぁ?っていうぐらい。

 

だってさっき俺に乳飲ませていた女の人の服装が着物だったり、俺がいる場所がテレビの時代劇でみた城の中に似てたり、さっきちらっと見えた外の景色が京都にある枯山水みたいな感じの庭だったりするからだ。

 

 

あぁあともう一つ理由。

 

 

今、知っている名前が耳に聞こえたからだ。

 

 

 

「あなたはあの「源宛」のご子息なのですよ。泣いてばかりではなく強く生きてくださいね」

 

 

源宛。みなもとのあつる。

 

 

皆は聞き覚えなんて無いかもしれない。

だってそこまで有名な人物じゃないからだ。

 

俺もなんとなしに読んだ今昔物語で覚えた人物の名だ。

 

実はこの源宛はある人物の父親なのだ。

 

その人物は結構有名だ。

 

だってあの音に聞きし頼光四天王の一角なのだから。

 

 

「あなたは渡辺綱。これから必ず武勇に名を残すであろうお方なのですからね。」

 

 

渡辺綱。

 

頼光四天王の筆頭にして武勇を現代にまで轟かせたあの渡辺綱。

 

大江山の酒呑童子、京の土蜘蛛などを源頼光と四天王とともに倒したあの渡辺綱。

 

有名なのは、一条戻橋で鬼の腕を切ったことだろうか。

 

アニメやマンガ、そして歴史に造形が深い者達は名前を聞いたことがあるだろう。

 

 

 

 

 

どうやら俺はその「渡辺綱」に転生した模様。

 

 





めちゃくちゃ投稿遅いと思います。

よければなんて言いません。

駄文不可避なんで、作者の自己満足で書いていきたいと思います。
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