スキップしながら黄泉路を下ろうとしたら、
須郷さんに無理やりこの世に連れ戻されました~・・・
第25話 ~妖精の世界~
第25話 ~妖精の世界~
*―――――――――――side:和人――――――――――*
あの後。ハクの声を最後に、視界が白く染まった後、俺は現実世界に帰って来た。
ハクがこの世界にいないなら、俺もそっちに逝きたいなとか思ったけど。
ハクに散々生きろって言われたし、せめてお墓詣り位したかった。
そして、“総務省通信ネットワーク内仮想空間管理課職員”と名乗る人に、
100層のボスの事を聞かれ、
ハクや他の知り合いの現実の個人情報と、ボスの事とその最後を大々的に公表する事と引き換えに、
ハクがボスに選ばれていた事、そして自殺した事を話した。
詳しい事は、俺も分からない事を。
そして、代わりに得た情報は、ハク・・・桜小路 玲霞は、まだ生きている事。
しかし彼女は、未だ目覚めていない事。
そして、偶然にも彼女は、俺と同じ病院に入院している事を聞いた。
更に、桜小路。その名は、今や世界に名だたる財閥の名。
そして、ハクは、桜小路家本家の一人娘、だと言う事を聞いた。
ハクの本名を聞いた時、聞いた事ある苗字だなと思ったのはこのせいか。
兎も角、生きているなら、また会う事も可能なはず・・・だった。
*―――――――――――――――――――――*
同じ病院にいると聞いて、初めて現実で見た彼女は、
彼女の言った通り、現実でも真っ白い髪と肌をしていた。
その髪は、SAOにいた時の・・・
顎辺りまでの長い前髪と、胸辺りまでの左右の一房、膝辺りまでの長い髪。
そのすべてが、かなり伸びていて、立ったら髪が地面に着くんじゃ無いかとまで思わせた。
だけど、蒼と翡翠の瞳は瞼に隠されていて、幾ら呼んでも開けてはくれなかった。
いままでずっと、朝早くから起きてて・・・俺より遅くまで寝てた事何で無かったんだから、
ちゃんと起きろよ・・・
一緒に昼寝した時だって、俺が木に登って寝顔みてやろうとしたら、
木に登る音で目が覚める位目覚め良いのに、
なんで今に限って揺すっても声かけても起きないんだよ・・・
本当は分かってる。頭に被った、黒い機械。ナーヴギア。
白い髪とは対称的なその機械が、今もハクの意識を何処かに飛ばしている。
また来ると、そう言っても、答えてくれる訳は無い。
そして、それから俺は、ほぼ毎日のようにハクに会いに来ていた。
だけど、俺は、一度も俺以外にハクのお見舞いに来た人を見た事が無かった・・・・。
*―――――――――――――――――――――*
目の前で、ハクだったポゴリンが砕け散る。
その夢をみるのは、これで何度目だっただろうか。
この夢で目が覚めたのは、何度目だっただろうか。
ベットから降りて、部屋の壁に掛かっている鏡を覗くと、自分が泣いているのが映った。
「俺、すっかり泣き虫になっちゃったよ・・・ハク・・・。」
声を掛けた相手は、病院で、未だ眠ったまま。
1月19日、SAO事件解決から73日。
しかしそのうち300人ほどは、未だ仮想世界に捕らわれたまま・・・。
*――――――――――side:ティターニア?―――――――――――*
いや、私ティターニアじゃありませんっ!妖精の女王になる気なんて毛頭無い!
私の名前は桜小路 玲霞だからっ!
仮想世界でリアルネームはNGって言うならハクって呼べっ!
しかもよりによってあいつがオベイロン!?ふざけてるねっ!
私が妖精だったらとっとと謀反なりなんなり起こしてるね!
ティターニアとオベイロン!?一生和解出来る訳無いねっ!!
私があいつの嫁!?
親の決めた政略結婚に従う・・・
SAOに来る前にそう決められていたけど、幾らなんでも酷すぎる!
帰ったら家出でもしてやるっ!
えっと。散々心の中で叫んだけど、情報を整理しよう・・・
・ここはアルヴヘイム・オンラインと言うVRMMOの世界。
・SAO被害者の内、私を含めた300人が捕らわれている。
・捕らえているのはこの世界のGM、須郷 伸之。
・現実世界で、私と須郷が結婚する。
・現実でも彼に会った事あったけど、好んでは無い(寧ろ今回の事でどん底に)
・私を含む、300人は、須郷の人体実験の被験者として、記憶操作などの研究に使われる存在。
色々問題だね・・・
とっとと現実に帰って結婚止めさせないと・・・
それ以前に私以外の人達のログアウトもさせないと・・・。
手っ取り早いのはコンソールを使う事だけど・・・
*―――――――――――――――――――――*
「やぁ、ティターニア。大人しくしてたかい?」
また来たのか・・・須郷・・・。
「私の名前はティターニアじゃないって何度いったら分かるのですか?
健忘症が激しいのですね。」
「全く・・・何処でそんな物言いをするようになったんだい?
2年前はあんなに大人しい子だったのに・・・・」
「自分の意見をハッキリ言うようになれた事については、SAOに感謝しますね。」
・・・やっぱりコイツと喋る時は口調が崩れるね・・・
何故か本気で怒った時には敬語になるのは相変わらずか・・・。
「そうだ、今日、君の病室までお見舞いに行って来たよ。君の父親と一緒にね。
あと、君との結婚も正式に決まった。式は、一週間後の、1月26日だよ。楽しみにしていると良い。
それとねぇ、キリト君にも会ったよ。向こう側でね。
いやぁ、あの貧弱な子供が茅場先輩と一対一で戦って勝った英雄とは、とても信じられないね。
まぁ、他のプレイヤーを助ける為に君が命を捨てようとしたと言うのも信じられないがね。
彼と会ったの、何処だと思う?君の病室だよ。
寝ている君の前で、来週この子と結婚するんだ。と言ってやった時の彼の顔。
実に傑作だったねぇ。大笑いしそうになったよ。
掛けても良いけどねぇ、彼にはもう一回ナーヴギアを被る根性なんてありゃしないよ!
彼に助けて貰おうなんて考え、とっとと捨て去ったほうが良いね!」
・・・何で須郷が私が100層のボスで、自殺した事を知ってるんだ・・・
キリトが喋ったのか? まったく・・・。
いや、それ以前に。誰がキリトに助けて貰うだって?
「彼にもう一度ナーヴギアを被る根性が無いですって?
そんな根性むしろ必要ないですね。
あんな目にあったのに、もう一度被る方がどうかしてますし。
それに、彼に助けて貰おうなんて考え、
元から持っていませんから、捨て去りようがありません。」
私は、キリトに護って貰う姫になんてなる気は全く無い。
共に戦う剣士になりたい。
私だけが戦いの場に放り込まれたなら、その場の敵を全て倒し、キリトの傍に行くだけ。
この場合なら、私だけが仮想世界に取り残された。
だから、早く此処を出て、彼の元に。
「全く、悉く僕に刃向うね、君は。もうすぐ夫婦となる仲なのにさぁ。
まぁ、僕も忙しい。また明日来るよ。
君はこの鳥籠の中から出られないのだから、精々大人しくしていると良い。」
そう言いながら、立ち去る須郷・・・
私が此処から出られない?ふざけるな。
悪いけど、鏡のおかげでこの鳥籠の扉を開ける番号は分かっている。
なぜ出なかったかは、まだ分からない情報があったから。
だけど、それは先ほどの須郷の言葉で分かった。
彼は・・・キリトは、現実へと無事帰って生きてるって事が。
なら、急いで傍に行くねっ!
“8...11...3...2...9.”
これが、この籠から出る暗証番号。これをあのパネルに打ち込めば、出れるはずだから。
コンソールを探して、此処からのログアウトを。
*―――――――――――side:和人――――――――――*
いつもの通り・・・ほぼ日課となっているハクのお見舞い。
だけど、昨日、初めて他の人に会った。
ハクの父親と言う人と・・・ハクの婚約者と言う人に。
どうやら、ハクは家族と仲が良いとは言えないらしく。
ハクの父親の・・・桜小路 頼忠さんが言うには、
結婚にハクの意志は関係無い。
そもそも、こんな異端者が、我が桜小路の名を継ぐ事すら儘ならないと言うのに。
と。
つい、その言い方に対して、
“アルビノで何が悪い”と言い返してしまったが、
ゲームの世界で仲が良かっただけの君に一族の事に口を挟まないで貰いたいとしか言われなかった。
そして頼忠さんが去った後。ハクの婚約者だと言う・・・
レクト・プログレスフルダイブ技術研究部門主任、須郷 伸之。
レクトは、桜小路家の元にある会社の1つ。そのフルダイブ技術研究部門主任。
その彼が、ハクの命を握っているという事。
一週間後に、ハクとの結婚式をする事を語った。
そして、その事を・・・
現実に帰ってから、展開したユイに話すと。
「ママのいる場所可能性のある場所があります。」
と言われた・・・
聞くと、
レクト・プログレスが運営しているVRMMOが1つあり、
それはSAOサーバーのコピーである事。
なにより、ハクにそっくりなアバターが、その世界にいたと言う・・・。
―――その世界は、
*―――――――――――side:Haku?――――――――――*
そうだよっ!
ティターニアなんかじゃないからねっ!
いや、それどころじゃなくて・・・
結局、鳥籠から逃げたは良いけど、コンソールを見つけて、
ログアウトボタンを押そうとした所で捕まっちゃって・・・
ナメクジみたいな奴に。何であんなアバターにしたのか・・・
まぁ、何かは良く分からないけど、コードを手に入れたから、収穫0では無いねっ!
扉を開ける鍵は、別の物に変えられたらしいから、今までのは無駄・・・
なら、脱出方法は後1つ!
作戦決行は明日だねっ!!
*―――――――――――――――――――――*
と言う訳で。翌日ー!
昨日言っていた通り、また須郷がやって来て・・・帰って行く・・・
鳥籠の扉を開けた瞬間、須郷の襟首掴んで後ろに放り投げて、急いで外に!
成功っ!
意外と須郷が遠くに飛びました。
そして、私が出た直後に閉まる鳥籠の扉。それを落下しながら眺める。
何で落下しているかって?飛び降りたからだよ。
真っ直ぐ逃げても追いつかれるだけだろうし。
いっそ下に逃げてしまおうってね!
と思ったら、落下が止まって・・・
下に見えていた街が、真っ黒いノイズに包まれて・・・
暗闇の中に落下・・・。
・・・幸先不安・・・
*―――――――――――――――――――――*
「いたっ!」
暗闇の中に落ちたと思ったら、森の上空に出て、其処に落下しました・・・
何処・・・此処・・・
と思ったら・・・
「うわぁあああああああああああ!!」
ん?上から声が聞こえて来たね?
上を見上げると・・・真っ黒な人影が・・・私の真上に・・・
「「いだっ!!」」
私の上に落ちてきましたよ・・・誰!?
「――――――――っ!?!?」
と思ったら、この人、人の顔みて異常なまでに驚いてる・・・なんなのさ!
黒いシンプルな服を着た、やんちゃそうな顔のツンツンヘアーの少年・・・
プレイヤー?
「ハクっ!!」
と思ったらいきなり抱きつかれたよ!?
・・・ん?ハク?なんでその名前を?
「あの・・・どちら様で・・・。」
「ん?ああ、そうか。キリト!桐ケ谷 和人!」
ああ、そうですか・・・キリト様ですか・・・
ん?キリト・・・!? 桐ケ谷 和人!?
「えっと・・・何でキリトが此処に? 此処、SAOじゃないでしょ?
それに、キリトはちゃんと現実に帰ったはずでしょ?」
「えっと・・・」
そして、キリトから聞いた話では
・現実に帰った後、SAOの情報と引き換えに私の事を聞いた。
・私が、生きているけど、まだ現実に帰って無い事が訊けた。
・ユイが、私がALOにいる可能性があると言う事を言っていた
・急いでソフトを買って、やって来たら、いきなり此処に落とされた。
だそうだ。
「質問! キリトは何を使ってこの世界に来ましたか?」
「・・・? ナーヴギアだけど・・・。」
・・・昨日の須郷との会話がよみがえる・・・
「彼にはもう一回ナーヴギアを被る根性なんてありゃしないよ!」
「あんな目にあったのに、もう一度被る方がどうかしてます」
はぁぁぁ・・・フクザツ。
「と言うか、ハクの方こそ何でこんな所にいるんだ?世界樹って所にいるって聞いたけど・・・」
今度は私の説明する番か。
と言うか、あそこ世界樹って言うんだね。
と言う訳で、今までの経緯を大体話したら・・・
かなり怒ってた。落ち着きなって・・・
「ママっ!!」
ん?今度は誰・・・?って、この呼び方はユイちゃんか・・・
「・・・ユイちゃん、なんで小さいの?」
ユイちゃんが、手のひらサイズになってました・・・。
「えっとですね。私も、パパと一緒にALOに来たかったので、入る方法を探したら、
ナビゲーションピクシーとして入れる事が分かったので、入ったのです。
この姿は、ナビゲーションピクシーとしての姿ですっ!」
へぇ・・・可愛いね・・・
って、1つ確認し忘れてたよ・・・
「キリト、君にはログアウトボタンちゃんとあるよね?」
「え・・・?」
無いなんて事態になったら大変だからね。此処のGM、須郷だし。
「ちゃんとあるぞー」
あ、よかった・・・
「だけど・・・。
スキルとかステータスがいろいろおかしい・・・って、ああ!コレSAOのだ!」
なぬ!?
確認確認・・・
ほんとだね・・・いや、スキルは良いけどステータスが・・・
これ、HPは変わって無いけど、
敏速値と筋力値が3倍になってる・・・ボスになった時と同じ・・・
レベル183の時のステータス×3・・・
チートかチーターだよ。ほんとに・・・これは流石に・・・
「うわっ!?」
今度は何!?
「アイテムが・・・」
何・・・?アイテム?
うわぁ・・・破損してる・・・
ん?1つだけ無事なのが・・・
“白き桃花の衣”
うわぁ懐かしい・・・なんでこれだけ無事なのか分からないけど・・・
「キリト、後ろ向いて。良いって言うまで振り向いちゃダメ。」
今の装備は・・・最初から来ていたやけに薄い白いドレスみたいなの。
とっとと着替えよう!
「え・・・?なんで?」
「良いからっ!」
キリトが後ろを向いたのを見てから、装備フィギアを操作。
白い和服を纏う・・・こっちの方が良いね!絶対!
「もう良いよー」
「なんだったんだよ・・・って、その和服・・・最初のだよな?どうして・・・」
「なぜか知らないけどこれだけ破損して無かったんだよね。
他のは捨てたほうがいいのかな?」
「そうですね。エラー検出プログラムに引っかからない内に破棄した方がいいです。」
了解ー この中に、“雪月花”とか“金環ノ輪”があると思うと寂しいけど・・・
今までありがとうねっ!!さようならっ!!
「ユイちゃん、スキルの方はどうすれば・・・。」
「スキルについては、人間のGMが直接確認しない限り、問題無いでしょう。」
了解っ!
「そうか。これはもうビーターじゃなくて単なるチーターだな。」
キリトに同意・・・レベル183だったなんて、SAOで一番上だし。
ヒースクリフより上だもんね!
「さてと・・・これからどうしようか・・・」
「ハクにログアウトボタンは無いのか?」
・・・見てなかった・・・。
「あ、あった。」
「はぁ!?」
ポチッとな!!
《エラー発生》
・・・無理ですか・・・・
「やっぱりコンソールいじるしか方法無いみたいだねー
コンソールは、世界樹にあったけど・・・世界樹って、あれだよね?」
指をさす方向にあるのは、巨大な木。
大きすぎだよね・・・。あの木。
「たぶんそうだろうな・・・」
そう言いながらキリトが立ち上がると、背中に黒い翅がはえた・・・良いなぁ・・・
私には無いのか・・・?
立ち上がって後ろを見てみても、翅らしい物は・・・
あ、出た・・・キリトの透明な翅とは違う、真っ白い。鳥が持つような“翼”が・・・
これを羽ばたけば飛べるの?
背中に手を伸ばして触ってみると、
ふわふわしてて気持ちいい・・・じゃなくて!!
感覚はちゃんとあるから・・・
触ってる所を意識して、翼を前後に・・・
少し動いたねっ!もっと強くっ!
思いっきり強く翼を動かすと、2メートルほど浮かんだ!!
で、落ちた!!
・・・飛び続けるには、動かし続ける必要があるみたいね・・・
―――バサバサバサ―――
出来た出来たっ!楽しいね!コレ!
強く羽ばたくと上に上がって、休めると落ちる・・・
体を傾けて羽ばたけば移動ができて、片側の羽だけを意識して動かせば旋回・・・
広げたままでいれば滑空・・・etc.etc...
一方で、キリトはユイちゃんに
補助コントローラーと言う物を使って飛ぶ方法を教えてもらっていた・・・。
翅が光っている間は飛ぶことができて、
一定時間を経過すると翅を休ませないといけないようだけど、
私の翼は無限に飛べるらしい。お得だねっ!
「あっ・・・ プレイヤーが近くにいます・・・」
「「え?」」
行ってみますかーっ!!
*―――――――――――――――――――――*
「うわぁぁあああああ!!」
キリト・・・なんか戦ってる人達のど真ん中に落下していったよ・・・
「いてててて・・・着陸がミソだな・・・」
キリトが下手なだけでしょ・・・。
「何してるの!?早く逃げて!!」
えっと・・・状況は・・・
金髪の女の子vs赤い鎧の槍使い×3
逃げてと言ったのは女の子で、キリトはその間に落下した・・・
私?少し離れた木の影から観察・・・。
いや、だってさ、初心者用とはいえ、キリトは剣もってるけど、
私は剣無いんだよ?戦えないって。
「重戦士3人で女の子1人襲うのは、ちょっとカッコよくないなぁ。」
「なんだとてめぇ!」
「初心者がノコノコ出てきやがって・・・」
「望みどおりに・・・狩ってやるよ!!」
キリト、赤いのA、赤いのB、赤いのA、の順番・・・全く、余計な事を。
でも、キリトは、女の子に切って良いかを聞いて、
バッサリ赤いのAと赤いのBを切り捨て、
赤いのCはデスペナが惜しいと言って退散していった・・・
「お疲れ様ー キリトー」
「あ、ハクっ! どうして出てこなかったんだよ!!」
「だって剣持って無いもん・・・」
「――!? 玲霞さん!?」
私、キリト、私、女の子・・・
「あの・・・何で私の現実の名前を?」
「あ・・・いや、ごめんなさい・・・
でも、やっぱり本人なんですか?
えっと、桐ケ谷 和人って名前に聞き覚えありますか・・・?」
「・・・それ・・・俺の事・・・?」
「・・・え? お兄ちゃん?」
「つまり・・・スグ・・・なのか・・・?」
ええと・・・どういう事ですか?
・・・~新しい世界は妖精の世界。その世界から出る為にする事は~・・・
須郷さんの設定含め、レクトごと桜小路家の事にしました・・・
適当なキャラ作るっていう案もあったんですが、面倒なので。