「なぁ~・・・ キリト・・・・」
「なんだ・・・?」
「この間で、スキルスロット3つ目が開いたんだけど・・・何入れるかで・・・。」
「・・・今何入れてるんだ?」
「片手用直剣と索敵。」
「普通に考えたら・・・隠蔽が良いんじゃないか・・・?」
「だよな・・・・」
「まず、なんでココで迷う・・・4つ目なら分かるけど・・・」
「いや・・・料理スキル入れたくて・・・」
「・・・・・は・・・? 何で戦闘じゃないスキル・・・」
「この世界の娯楽ってさぁ・・・食べる事ぐらいなのに・・・
美味しく無いじゃん!! この世界の食べ物!!」
「・・・ま、まぁ・・・ 見た目と味一致するの少ないし・・・
で、でも、“逆襲の牝牛”報酬のクリームは意外と・・・・」
「キリトはそれだけで満足できるの!?」
「うぅ・・・」
「ここに来て2週間・・・ 俺、いい加減醤油とか味噌の味が懐かしい!」
「た・・・確かに・・・」
「料理スキルを上げて・・・味覚エンジンを解析し・・・
醤油などの味に近い物を生み出せるようになれば・・・。」
「・・・・・。 で、でもっ!」
「・・・キリトは醤油嫌い・・・・?」
「大好きだよ! 醤油嫌いな日本人なんてそうそういないだろうさ!
だけど! 今は生きる事を第1に考えるべきだと思うんだ! せめて隠蔽だけは覚えとけ!
使い方間違えなければ、かなり生存率上がるぞ!
美味しいご飯作る前に死んだら元も子も無い!
・・・スキルスロット4つ目が解放されたら・・・
料理スキル取って・・・ 美味しくできたら俺にも食べさせて・・・」
「りょーかいっ!
じゃ、隠蔽で良いか!
でもキリト・・・美味しく作れるのはだいぶ先だぞ・・・。」
「そうか・・・」
「ま、早く料理スキル取る為にも、今はレベル上げだな・・・ 今13だし・・・」
「・・・ハクに負けてた!? まだ12なのに・・・。」
「たった1じゃん・・・ ハクに負けるなんて・・・俺のプライドが・・・」
「もともとそんな物あって無いような物だったじゃん・・・・」
「・・・。」
なぜかキリトが落ち込んでいるが・・・気にしない 気にしないー
*―――――――――――――――――――――*
「そろそろ帰らないと、暗くなる前に帰れなくなるぞー!」
「了解っ! 帰りますか!」
「じゃ、また明日・・・!」
「広場に9:00集合で良いんだよな・・・?」
「ああ・・・一応早めにしてあるが・・・ 寝坊とかで遅れるなよ・・・?」
「ハクは俺をなんだと・・・」
「馬鹿。」
「・・・。」
最近キリトは落ち込む事が多いなー・・・
なんでだろうなー・・・
*―――――――――――――――――――――*
キリトは遅れる事なくやってきて、第1層ボス攻略会議が始まり・・・
パーティを組んでとなったのだが・・・。
“Asuna”名前からして女の子だか・・・
俺と同じようなローブを・・・
この子はフードをかぶって顔がほとんど見えないようにしてる・・・。
男女非が狂ったこの世界で、俺と同じように性別を隠したいのか・・・
もしくは、女アバターを作った男性・・・。
~この時、私の一生の“親友に出会ったのだけど・・・ それはまだ分かっていない~
*―――――――――――――――――――――*
会議が終わって、
明日、ボス攻略することになった・・・。
途中いろいろあったが、まぁ、無事に終わって何より・・・
で・・・。
「明日は宜しくね! アスナさん・・・ で良いのかな・・?」
「えっ・・・・」
「あ・・・ごめん・・・! 読み方違った?」
「い・・・いいえ・・・ 何処でその名を・・・?」
「・・・? もしかして・・・パーティ組むのこれが初めて・・・?」
「あ・・ はい・・・。」
「えっとね・・・視界の右上の方に、HPバーが表示されてると思うんだ・・・
その下見てみな?」
「えっと・・・ キ・リ・ト ハ・ク コレがあなた達の名前?」
「そう! 俺がハクで、こっちがキリト」
「こんな所に書いてあったんだ・・・」
声の高さや口調から、女の子の用だ・・・
「まぁ、 宜しくな! アスナさん!」
「よ・・・よろしく・・・」
「・・・キリト・・・挨拶は大きい声で!」
「ハクは俺の母親か・・・?」
「クスクスクス・・・ すみません・・・
宜しくお願いします! ハクさん! キリトさん!」
「いちいち敬語使わなくて良いよー さん付けも無しで・・・
堅苦しいのの苦手だし・・・
あ、キリトは、まともに挨拶するまで無視で構わないから!」
「ひでぇな!」
「じゃ、ちゃんと大きな声であいさつしようねー」
「・・・ あ・・アスナさん・・・ よ、宜しくお願います! ・・・。」
「よくできましたー 次からは目をみて話しましょうー」
「・・・。」
「あ・・・あの・・・」
「ん? どうかした・・・?」
「いっつもこんな漫才みたいなのやってるんですか?」
「「・・・・。」 ご・・・ゴメン・・・ 」
「いいえ! 面白かったです!」
「アスナさんがそう言ってくれるなら良かったけど・・・
あ、あと、敬語なしで!」
「・・・じゃあ、 私にもさん付けなしで!」
「了解! じゃ・・・ アスナちゃん?」
「何でちゃんが付くんですか! 呼び捨てで良いですよ!」
「りょーかい! 宜しく! アスナ!」
「此方こそ! 宜しく! ハク!」
「・・・なんか置いて行かれた感が・・・。」
「じゃぁ、キリトも会話に参加しなよ・・・」
「うっ・・・。」
「さてと・・・アスナはこれからどうする・・・?」
「えーっと・・お昼食べ損ねちゃったし・・・ 少し早めの夕飯にしようかな!」
「じゃぁ、キリトの止まってるトコ行かない? ミルク飲み放題なんだよ!」
「えっ・・・ そんな宿屋何処に・・・。」
「あぁ・・・ INNって看板のトコ以外にも、泊まれるトコはあって・・・
キリトが選んだ所は、ミルク飲み放題、 俺が選んだトコは、お風呂付きで・・・。」
「!?!?!?」
「・・・!? ど・・・どうした・・・?」
「い・・・ 今なんて・・・」
「INNって看板のトコ以外にも泊まれる?」
「そのあと!」
「キリトg「そのあと!」 俺が選んだトコは風呂付き・・・」
「そこ!! お風呂って!」
「うん、俺もお風呂付きだったからあそこにしたんだよね・・・
他にお風呂付きの所なんてないし・・・」
すると・・・アスナは急に頭を抱え込んで・・・
「・・・どうかした・・・? 」
「あ・・・ あの!!」
「ん?」
「ハクの所のお風呂、使わせて下さい!!!!」
「っへ・・・?」
「お願いします!!」
「・・・敬語使わないなら貸してあげるー」
「つっ・・・使いませn じゃない 使わない、使わないから!」
「了解ー いつ頃使う・・・?」
「今すぐ!!」
「ぇ・・・ まぁ・・・良いけど・・・ご飯は・・・?」
「お風呂入りたいんです!」
どうやら、今のアスナにとって、最優先事項はお風呂らしい・・・・
「じゃ、行くか・・・ キリト!」
ずっと少し離れたとこに座ってたキリトに声をかけると・・・
「・・・なんだよ・・・。」
わぁ・・・相当ブルーですね・・・
「俺達帰るけど・・・キリトはどうする・・・?」
「1人で牛乳飲んでますよ・・・。」
・・・。
「あとでメッセでも飛ばすな・・・」
「了解・・・」
「と言う訳で、行こうかー」
「は・・はい・・・ キリトさんは・・・。」
「キリトにさんはいらないよー それにそのうち立ち直るからー」
「は、はいっ! じゃぁ、キリト、 またね!」
「あ・・・はい・・・。」
キリトの奴・・・折角アスナから話しかけてくれたのに・・・。
*―――――――――――――――――――――*
「到着ーと・・・ ココだよー アスナー」
「・・・・ 広い・・・。」
「お風呂はこの奥だから、ごゆっくりー」
「はい! ・・・でも・・・ ハク・・・。」
「・・・ん?」
「覗いたりしたら・・・殺す・・・。」
「物騒な発言はやめてね・・・ のぞかないよー・・・ それに・・・」
「それに・・・・?」
「アスナなら良いか・・・ 俺、女だよ~」
そう言いながら、俺は装備のローブとマフラーを外す・・・
すると、俺の長い白髪がふわっと風に靡く・・・
「・・・アスナ・・・・・? 固まってる・・・?」
「!?!?!?!?!?!?」
「うわっ!? どうしたの!?」
「嘘・・・ 」
「あー・・・ 俺が女だって事? あ、コレ、絶対他の人に言わないでね! キリトにも!」
「女顔だと思ってたけど・・可愛い女の子だだったなんて・・・
その髪と目は?染めたの?」
「あぁ・・ これは生まれつきー アルビノなんだー」
「へぇ・・・ 可愛いな・・・」
あんまりこの髪と目の色でいい思い出は無かったが・・・アスナには好印象のようだ・・・。
「あーぁ・・・ 男の子の部屋に行くなんて考えて緊張しちゃってバカみたい・・・
はやくお風呂行ってこよう・・・」
「・・・いってらっしゃい~」
*―――――――――――――――――――――*
で・・・ 何でアスナはソファーで寝てるんだ・・・・?
アスナがお風呂入ったから、俺も交代で入って上がって来たら・・・。
「全く・・・。」
ソファの上に寝かせておくのも気が引けるし、アスナの宿屋の場所知らないし・・・
俺のベットで良いか・・・。
アスナをベットまで運んだが・・・
「起きそうに無いな・・・ キリトに連絡だけしておくか・・・」
《キリトへ アスナが寝ちゃった為、キリトはなんか適当に食べて寝ててー
明日9時に、広場待ち合わせで! ハク》
すぐに返信はきた・・・
《ハクへ 了解。 キリト》
相変わらず短いな・・・別に良いけど・・・
さて・・・1個1コル! 安さがウリの黒パン! ・・・。 を食べて 寝ますかー
明日・・・どうなるかな・・・。
~・・・キリト、アスナと一緒に、この世界から帰れますように・・・~
この小説では、レベルが事にスキルスロット1つ解放
・・・という璃鶯の身勝手な設定があります・・・
(ほかにもいろいろ・・・)
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