この世界で ~白くあり続ける為に~   作:璃鶯

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※ アスナさんが思いつめてません! 全く!


第3話 ~帰る為に進むべき道の第1歩~

「なぁ~・・・ キリト・・・・」

 

「なんだ・・・?」

 

「この間で、スキルスロット3つ目が開いたんだけど・・・何入れるかで・・・。」

 

「・・・今何入れてるんだ?」

 

「片手用直剣と索敵。」

 

「普通に考えたら・・・隠蔽が良いんじゃないか・・・?」

 

「だよな・・・・」

 

「まず、なんでココで迷う・・・4つ目なら分かるけど・・・」

 

「いや・・・料理スキル入れたくて・・・」

 

「・・・・・は・・・? 何で戦闘じゃないスキル・・・」

 

「この世界の娯楽ってさぁ・・・食べる事ぐらいなのに・・・

 美味しく無いじゃん!! この世界の食べ物!!」

 

「・・・ま、まぁ・・・ 見た目と味一致するの少ないし・・・

 で、でも、“逆襲の牝牛”報酬のクリームは意外と・・・・」

 

「キリトはそれだけで満足できるの!?」

 

「うぅ・・・」

 

「ここに来て2週間・・・ 俺、いい加減醤油とか味噌の味が懐かしい!」

 

「た・・・確かに・・・」

 

「料理スキルを上げて・・・味覚エンジンを解析し・・・

 醤油などの味に近い物を生み出せるようになれば・・・。」

 

「・・・・・。  で、でもっ!」

 

「・・・キリトは醤油嫌い・・・・?」

 

「大好きだよ! 醤油嫌いな日本人なんてそうそういないだろうさ! 

 だけど! 今は生きる事を第1に考えるべきだと思うんだ! せめて隠蔽だけは覚えとけ!

 使い方間違えなければ、かなり生存率上がるぞ! 

 美味しいご飯作る前に死んだら元も子も無い!

 

 ・・・スキルスロット4つ目が解放されたら・・・

 料理スキル取って・・・ 美味しくできたら俺にも食べさせて・・・」

 

「りょーかいっ!

 じゃ、隠蔽で良いか!

 

 でもキリト・・・美味しく作れるのはだいぶ先だぞ・・・。」

 

「そうか・・・」

 

「ま、早く料理スキル取る為にも、今はレベル上げだな・・・  今13だし・・・」

 

「・・・ハクに負けてた!?  まだ12なのに・・・。」

 

「たった1じゃん・・・  ハクに負けるなんて・・・俺のプライドが・・・」

 

「もともとそんな物あって無いような物だったじゃん・・・・」

 

「・・・。」

 

なぜかキリトが落ち込んでいるが・・・気にしない 気にしないー

 

*―――――――――――――――――――――*

 

 

 

「そろそろ帰らないと、暗くなる前に帰れなくなるぞー!」

 

「了解っ! 帰りますか!」

 

「じゃ、また明日・・・!」

 

「広場に9:00集合で良いんだよな・・・?」

 

「ああ・・・一応早めにしてあるが・・・ 寝坊とかで遅れるなよ・・・?」

 

「ハクは俺をなんだと・・・」

 

「馬鹿。」

 

「・・・。」

 

最近キリトは落ち込む事が多いなー・・・

なんでだろうなー・・・

 

 

*―――――――――――――――――――――*

 

キリトは遅れる事なくやってきて、第1層ボス攻略会議が始まり・・・

パーティを組んでとなったのだが・・・。

 

 

“Asuna”名前からして女の子だか・・・

 

俺と同じようなローブを・・・

この子はフードをかぶって顔がほとんど見えないようにしてる・・・。

 

男女非が狂ったこの世界で、俺と同じように性別を隠したいのか・・・

もしくは、女アバターを作った男性・・・。

 

 

 

 

~この時、私の一生の“親友に出会ったのだけど・・・ それはまだ分かっていない~

*―――――――――――――――――――――*

 

 

会議が終わって、

明日、ボス攻略することになった・・・。

途中いろいろあったが、まぁ、無事に終わって何より・・・

 

で・・・。

 

 

「明日は宜しくね! アスナさん・・・ で良いのかな・・?」

 

「えっ・・・・」

 

「あ・・・ごめん・・・!  読み方違った?」

 

「い・・・いいえ・・・ 何処でその名を・・・?」

 

「・・・?   もしかして・・・パーティ組むのこれが初めて・・・?」

 

「あ・・ はい・・・。」

 

「えっとね・・・視界の右上の方に、HPバーが表示されてると思うんだ・・・

 その下見てみな?」

 

「えっと・・・ キ・リ・ト  ハ・ク  コレがあなた達の名前?」

 

「そう! 俺がハクで、こっちがキリト」

 

「こんな所に書いてあったんだ・・・」

 

声の高さや口調から、女の子の用だ・・・

 

「まぁ、 宜しくな! アスナさん!」

 

「よ・・・よろしく・・・」

 

「・・・キリト・・・挨拶は大きい声で!」

 

「ハクは俺の母親か・・・?」

 

「クスクスクス・・・ すみません・・・  

 宜しくお願いします! ハクさん! キリトさん!」

 

「いちいち敬語使わなくて良いよー  さん付けも無しで・・・

 堅苦しいのの苦手だし・・・

 

 あ、キリトは、まともに挨拶するまで無視で構わないから!」

 

「ひでぇな!」

 

「じゃ、ちゃんと大きな声であいさつしようねー」

 

「・・・  あ・・アスナさん・・・ よ、宜しくお願います!  ・・・。」

 

「よくできましたー  次からは目をみて話しましょうー」

 

「・・・。」

 

「あ・・・あの・・・」

 

「ん? どうかした・・・?」

 

「いっつもこんな漫才みたいなのやってるんですか?」

 

「「・・・・。」 ご・・・ゴメン・・・ 」

 

「いいえ! 面白かったです!」

 

「アスナさんがそう言ってくれるなら良かったけど・・・

 あ、あと、敬語なしで!」

 

「・・・じゃあ、 私にもさん付けなしで!」

 

「了解!  じゃ・・・ アスナちゃん?」

 

「何でちゃんが付くんですか!  呼び捨てで良いですよ!」

 

「りょーかい! 宜しく! アスナ!」

 

「此方こそ! 宜しく! ハク!」

 

「・・・なんか置いて行かれた感が・・・。」

 

「じゃぁ、キリトも会話に参加しなよ・・・」

 

「うっ・・・。」

 

「さてと・・・アスナはこれからどうする・・・?」

 

「えーっと・・お昼食べ損ねちゃったし・・・ 少し早めの夕飯にしようかな!」

 

「じゃぁ、キリトの止まってるトコ行かない? ミルク飲み放題なんだよ!」

 

「えっ・・・  そんな宿屋何処に・・・。」

 

「あぁ・・・ INNって看板のトコ以外にも、泊まれるトコはあって・・・

 キリトが選んだ所は、ミルク飲み放題、 俺が選んだトコは、お風呂付きで・・・。」

 

「!?!?!?」

 

「・・・!?  ど・・・どうした・・・?」

 

「い・・・ 今なんて・・・」

 

「INNって看板のトコ以外にも泊まれる?」

 

「そのあと!」

 

「キリトg「そのあと!」  俺が選んだトコは風呂付き・・・」

 

「そこ!!  お風呂って!」

 

「うん、俺もお風呂付きだったからあそこにしたんだよね・・・

 他にお風呂付きの所なんてないし・・・」

 

すると・・・アスナは急に頭を抱え込んで・・・

 

「・・・どうかした・・・? 」

 

「あ・・・ あの!!」

 

「ん?」

 

「ハクの所のお風呂、使わせて下さい!!!!」

 

「っへ・・・?」

 

「お願いします!!」

 

「・・・敬語使わないなら貸してあげるー」

 

「つっ・・・使いませn じゃない  使わない、使わないから!」

 

「了解ー いつ頃使う・・・?」

 

「今すぐ!!」

 

「ぇ・・・  まぁ・・・良いけど・・・ご飯は・・・?」

 

「お風呂入りたいんです!」

 

どうやら、今のアスナにとって、最優先事項はお風呂らしい・・・・

 

「じゃ、行くか・・・  キリト!」

 

ずっと少し離れたとこに座ってたキリトに声をかけると・・・

 

「・・・なんだよ・・・。」

 

わぁ・・・相当ブルーですね・・・

 

「俺達帰るけど・・・キリトはどうする・・・?」

 

「1人で牛乳飲んでますよ・・・。」

 

・・・。  

 

「あとでメッセでも飛ばすな・・・」

 

「了解・・・」

 

「と言う訳で、行こうかー」

 

「は・・はい・・・  キリトさんは・・・。」

 

「キリトにさんはいらないよー  それにそのうち立ち直るからー」

 

「は、はいっ!  じゃぁ、キリト、 またね!」

 

「あ・・・はい・・・。」

 

キリトの奴・・・折角アスナから話しかけてくれたのに・・・。

 

*―――――――――――――――――――――*

 

「到着ーと・・・ ココだよー アスナー」

 

「・・・・  広い・・・。」

 

「お風呂はこの奥だから、ごゆっくりー」

 

「はい!  ・・・でも・・・  ハク・・・。」

 

「・・・ん?」

 

「覗いたりしたら・・・殺す・・・。」

 

「物騒な発言はやめてね・・・ のぞかないよー・・・  それに・・・」

 

「それに・・・・?」

 

「アスナなら良いか・・・  俺、女だよ~」

 

そう言いながら、俺は装備のローブとマフラーを外す・・・

すると、俺の長い白髪がふわっと風に靡く・・・

 

「・・・アスナ・・・・・?  固まってる・・・?」

 

「!?!?!?!?!?!?」

 

「うわっ!?  どうしたの!?」

 

「嘘・・・  」

 

「あー・・・ 俺が女だって事?  あ、コレ、絶対他の人に言わないでね! キリトにも!」

 

「女顔だと思ってたけど・・可愛い女の子だだったなんて・・・

 その髪と目は?染めたの?」

 

「あぁ・・ これは生まれつきー アルビノなんだー」

 

「へぇ・・・ 可愛いな・・・」

 

あんまりこの髪と目の色でいい思い出は無かったが・・・アスナには好印象のようだ・・・。

 

「あーぁ・・・  男の子の部屋に行くなんて考えて緊張しちゃってバカみたい・・・

 はやくお風呂行ってこよう・・・」

 

「・・・いってらっしゃい~」

 

*―――――――――――――――――――――*

 

で・・・ 何でアスナはソファーで寝てるんだ・・・・?

アスナがお風呂入ったから、俺も交代で入って上がって来たら・・・。

 

「全く・・・。」

 

ソファの上に寝かせておくのも気が引けるし、アスナの宿屋の場所知らないし・・・

俺のベットで良いか・・・。

 

アスナをベットまで運んだが・・・

 

「起きそうに無いな・・・  キリトに連絡だけしておくか・・・」

 

 

 

《キリトへ  アスナが寝ちゃった為、キリトはなんか適当に食べて寝ててー

       明日9時に、広場待ち合わせで!           ハク》

 

 

 

すぐに返信はきた・・・ 

 

 

《ハクへ   了解。                       キリト》

 

 

相変わらず短いな・・・別に良いけど・・・

さて・・・1個1コル! 安さがウリの黒パン!  ・・・。 を食べて 寝ますかー

 

 

 

明日・・・どうなるかな・・・。

~・・・キリト、アスナと一緒に、この世界から帰れますように・・・~




この小説では、レベルが事にスキルスロット1つ解放
・・・という璃鶯の身勝手な設定があります・・・

(ほかにもいろいろ・・・)


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