この世界で ~白くあり続ける為に~   作:璃鶯

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序盤から登場した家族! といえば・・・!






「Setu」さんです!  

(ユイちゃんだと思った人。ごめんなさい。)


第5話 ~家族となる子との出会い~

ボス攻略から1週間、2層の迷宮区やフィールドで、キリトと一緒にレベル上げに勤しむ毎日だったが。

今はそれどころじゃない! 急いで宿屋の、キリトのいる部屋に駆け込む!

 

「キリト――――――――――っ!!」

 

「な・・・  なんだよ・・・」

 

「見ろっ! 猫!」

 

「へ・・・?」

 

「さっきな・・・ 暇だからフィールド出てたらな!」

 

「今日は狩りは休みのはずじゃ・・・」

 

「暇だったんだ!

 で、植物系のモンスター狩ってたら、“マタタビ”ってアイテム落として!

 その後、しばらく歩いてたら、この猫がいて!

 猫だし、マタタビ好きかなって思ってあげたら、 テイム成功っ!!」

 

「へぇ・・・ おめでとう・・・

 でも、この猫・・・ 尻尾2又だし・・・ 

 大きくなったぞ!?!?」

 

「ああ! だから猫又だよ かっけぇだろ!

 しかも、白いし、オッドアイだし、俺そっくり!」

 

 あ、ちなみに、出合った時は小さかったから、  小さくなれるか?」

 

「ニャ!」

 

「あ・・・ 戻った・・・ “Setu”って名付けた! 白いから! 雪って事で!」

 

「は・・・はぁ・・・」

 

「で・・・更に・・・!」

 

「まだなにかあるのか!?」

 

「なんか知らんけど・・・ 萱場って人からメッセが来て・・・」

 

「・・・は・・・?  はぁぁぁあ!?」

 

「えっとー 読み上げるなー

 

 《初めまして、 “Haku”君。 

  君は、初めてモンスターのテイムに成功した女性プレイヤーとして、

  ユニークスキル“生物を統べる者”を与えよう。それでは、検討を祈る》

 

 だってさー」

 

「いろいろ問題点があるんだが!

 1.何で萱場からメッセージが来る!?

 2.“女性”!? バグか!?

 3.お前がユニークスキル!?

 

 さぁ! どれから説明する!?」

 

「あ―――――― 

 

 まず1・・・ 事前に組んであったんじゃないの? 

 最初の“   ”の所にプレイヤー名入れるようにして・・・」

 

 で・・・飛んで3・・・ それは・・・ 運としか・・・」

 

「はぁ・・・ 2は!?」

 

「えっと・・・ ぅぅー・・・・・・・

 

 言わなきゃダメ・・・・・?」

 

「当然。」

 

「と言っても・・・・ バグか俺が女かの2択しかないと思うんだが・・・」

 

「はぁ・・・ で、どっち。」

 

「・・・後者だよ。」

 

「・ぇ・・・?」

 

「だーかーらっ!!  俺は女で、 SAOはバグを起こしては無い!」

 

「ぇ・・・。」

 

「あーもうっ!」

 

俺はコートの中から、自分の腰まである髪を外に出す・・・・

 

「コレが俺のリアルでの髪の長さで、唯一の女らしさ!! まだ疑う!?」

 

「嘘だ・・・ 」

 

「何が!!」

 

「ハクが女なんて・・・・  俺の女の子のイメージが・・・」

 

「なんだよそれっ!

 

 あーもうぅ! 分かった! 

 今すぐ落ち着くか、セツに咥えられて外周から放り出されるか選べ。」

 

「なっ・・・   ワカリマシタオチツキマス・・・」

 

「ニャー」

 

「はぁ・・・ と言う訳で、

 

 ・俺は女。

 ・で、初めてビーストテイムした女という事で、ユニークスキル貰った。

 

 分かった?」

 

「イチオウワカリマシタ・・・」

 

「何で片言なんだよ・・・」

 

「いや・・・  寒くて・・・

 

 まぁ良いや・・・  で、そのユニークスキルはどんなのなんだ?」

 

「寒い?宿の中だし、そこまで寒くh「そこは気にしなくて良い。」・・・わ、分かった・・・」

 で、ユニークスキルは・・・

 

 《ユニークスキル:~生物を統べる者~

 

  ・モンスターテイムイベントの発生率上昇

 

  ・テイム可能モンスター数無制限

 

  ・テイム可能レベルの上昇

 

  ・テイムモンスターに可能な指示種類の増加

 

  ・他、熟練度により追加           》

 

 

 だとさ・・・」

 

「へ・・・へぇ・・・ おめでとう・・・」

 

「つまり・・・ このスキルがあれば、セツみたいな可愛い子たちともふもふ・・・

 あ、カッコイイも、可!」

 

「動物園でも作る気か・・・?」

 

「セツ、巨大化、 そして咥えて外周から捨てて来い。」

 

「ニャーニャイ!」

 

「りょーかい か!? や・・・やめろ! 巨大化するな!」

 

「セツー頑張れー」

 

「やめさせてくれぇーー! 悪かった! 悪かったから!」

 

「セツー 小型化してから、おいでー!」

 

「ニャ!」

 

「こ・・・怖かった・・・」

 

「自業自得。」

 

「うぅぅ・・・  でも、小さくなってる時は可愛いな!」

 

「だろ!白いし!」

 

「色の問題か・・・・?」

 

「大きくなってる時乗せてくれたし! 速かった!」

 

「あ、それは便利かもな!」

 

「スキルが、   ・・・何コレ・・・。」

 

「へ?」

 

「《化ける》  なぁ、セツ、何に化けるのか? 小型化、大型化って事で良いのか」

 

「ニャニャ!」

 

そう叫ぶや否や、セツはキリトの傍に行き、暫く眺めた後・・・ 発光し・・・

光が消えた時には、 キリトが2人になっていた!?

 

「えーとぉ・・・ ネコ耳ついてる方がセツだよな・・・。 

 そんな黒いのに化けるんじゃありません!」

 

「えぇ!? 俺に化けてるのか!? それで黒いのって!! ひでぇ!」

 

「ニャ~・・・?」

 

「喋れはしないのか・・・ いや・・・ でも凄いぞー!」

 

「ニャ!」

 

「なぁ、セツ! ちょっとやって欲しい事があって!」

 

「ニャッ! ニャッ!」

 

「キリトに化けたまま女装してくれ!」

 

「ニャーニャイ!」

 

「えぇ!? ちょっと待て! セツもりょーかいじゃない!!」

 

「似合うと思うよ! 女顔だし! 何より、私はキリトに着せるんじゃなく、

 セツに可愛い恰好させたいだけ!」

 

「気にしてる事言うなぁぁ! そして後半は嘘だろ!

 絶対写真撮って、情報屋に売る気だろ!」

 

「・・・ぁ  バレタ?」

 

「やっぱりかぁぁ!」

 

「まぁいいや・・・  セツー ココで着替えさせると煩いから、今度やろうなー」

 

「ニャイ!」

 

「やめろぉぉ!」

 

「一人で叫んでるキリトは置いておいて・・・

 セツー ちょっとステータスとかスキルとか見せてなー 

 あぁ、あと猫に戻ってくれ。」

 

「ニャイ!」

 

「ハク・・・俺の姿させて女装させるのはやめて・・・マジやめて・・・

 でも、セツのステとかには興味ある!」

 

「いや・・・ “ビーターの黒い方は女だった!!” みたいなのを・・・」

 

「それは白い方だろ!  しかもなんだよ!黒い方って!」

 

「え。 キリト知らないの? 今、俺たちは、

悪ノビーター “白黒(モノクロ)の剣士組”なんだぞー」

 

「何それ!初耳!  ま・・・まぁ、良い・・・ セツの方教えてくれ・・・」

 

「えっと、レベルは今の俺と同じになるみたいで、17、敏速値と筋力値の振りが9:1、

 スキルが、“化ける”“妖炎”“隠蔽”“索敵”  以上。」

 

「化けるがさっきので、隠蔽、索敵は分かるが、 “妖炎”ってなんだ?」

 

「分からん。」

 

「・・・。」

 

「つ、使って見れば良い! セツ! キリトに向かって“妖炎”!!」

 

「ニャイ!」

 

セツが返事をした瞬間、キリトの足元から3メートルくらいの巨大な火柱が立ち上り・・・

 

「おぉぉー  すげぇ!」

 

「すげぇじゃねぇ! 殺す気か! 熱いし、痛いし!」

 

「不快感があるだけだろう。 それに圏内だから死なない。

 凄いなー セツは!」

 

「ミャイッ!」

 

「なぁ・・・セツ・・・ハクに言われても、俺に攻撃するのやめてくれないか?」

 

「(プイッ)」

 

「キリトの願いより俺の名を聞くよなー セツっ!」

 

「ニャ!」

 

「萱場・・・ テイムなんて余計なシステム&無駄に高度なAIどうにかしろ――ッ!」

 

「可愛いじゃん! こればっかりは良い仕事したよ! 萱場さん!」

 

「というか! 《テイム可能モンスター数無制限》って事は

 もっと増える可能性があるのか!?」

 

「もちろん!!」

 

「勘弁してくれ!!」

 

「キリトは動物嫌い?」

 

「動物じゃなくてその動物に命令するハクがだな!」

 

「俺が嫌い。と?」

 

「俺を殺すような指示ばっか出すからだ。」

 

「生きてるからいいだろー! 終わり良ければって奴!」

 

「全然良くねぇ!」

 

「結果として、俺はセツという仲間と、ユニークスキル、を手に入れ、

 キリトは、俺の新たな一面を知れた。それで終わり。

 良い感じじゃん!」

 

「全、然、良、く、ね、ぇ、よ、!」

 

「あぁ~ぁ、 でもばれちゃった・・・ 

 しかも、 俺が女だって知った時の反応期待してたのに、騒ぐだけってさぁ。」

 

「ほかに何を期待したんだよ・・・」

 

「あぁ~ぁ、  今更だけど、口調戻そうかな。」

 

「へ?」

 

「俺、リアルではちゃんと女言葉使ってたし・・・ 直そうかなって、」

 

「ぇ!?  絶対駄目!!」

 

「なんでだよ。」

 

「ハクが女言葉なんて、絶対合わないから!」

 

「それ、 俺が女らしくないって事か?」

 

「そう!   ―――――――――あ。 」

 

「分かった。 セツは使わん。 直接剣で殺る。」

 

「やっ、 やめろぉお!  悪かった! 俺が悪かったから!」

 

「一回死んで、本当に脳みそレンジでチン♪されるのか確かめて来い。」

 

「事実だったらどうするんだよ!?」

 

「死ぬんだろ?」

 

「分かってるならやめろぉぉ!」

 

「はぁ・・・ まあ良いけど。 女らしくないのは自覚してるし。」

 

「じゃぁ、なんであそこまで殺気が出るんだ!?」

 

「なにか?」

 

「ナンデモゴザイマセン・・・」

 

「じゃ、俺はもう一回出かけて来るから!」

 

「何処に行くんだ?」

 

「食材入手とハクの戦闘能力確認」

 

「・・・いってらっしゃい~・・・」

 

「頑張ろうなっ! ハクっ!」

 

「ニャッ!」

 

 

 

・・・~たとえ作られたAIだとしても、この子はもう俺の家族~・・・

 

 

 

 

--------------おまけ-----------ー

 

 

【挿絵表示】

 

↑暇だったから描いた、ハクさん(ローブ&マフラー姿)!

コート姿のとセツも描く予定・・・ 




ゆ・・・ユニークスキルは、
神聖剣と二刀流以外90層から!なんて設定知りません! (こら

ただ、可愛い動物たちとモフモフさせたかっただけなんです!


・・・はい。 御免なさい・・・。


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