IS PSYCHOにLOVELYで最凶な最終兵器 作:捌咫烏(2代目)
~転生3年後~
やあ(。・_・。)ノ画面の皆様方。
転生してはや3年目、赤ちゃんプレイ強制という拷問を乗り越え、幼い体ながら出来る限りの運動をして生後3ヶ月でハイハイを始め生後9カ月で2本の足で大地に立ち今日も元気に…
「くそジェネレーターの出力がたらねええぇぇ!」
開発してます!
現在宅の地下のガレージ。そこには約2メートルに届こうかという藍色の鉄の巨人と自身のサイズに合うツナギがなかったため頭に丸いレンズのゴーグルに黄色い長袖の上にオーバーオールというどこぞの不死身バナナの格好をした幼児が頭をかきむしっていた。
「当分はプルバップ式のライフルでいいとして…」
幼児はそう言っておよそ身の丈の3倍以上はある銃火器をチラ見して次に作業台に括り付けられた物体…試作しているビームライフルを見やる。
「最終的にビームライフルにまわすエネルギーはパックカートリッジ式にするとしても稼働時間3分とか短すぎる!」
ガレージに鎮座する藍色の巨人はガンダム世界でいう[RGM-79Q ジムクゥエル]を再現したものだ。
因みにこのジムクゥエルは[RGM-79N ジム・カスタム]の生産ラインをティターンズが接収して量産したマイナーチェンジ機だ。
そして幼児が頭をかきむしる問題…このMSというくくりになくてはならないパーツ…ジェネレーターの開発に難航していた。考えてみて欲しい、約15メートルクラスのMSを動かすしろものを約2メートルクラスにサイズダウンしなければならず、更に本来なら15メートルという大きさから搭載も容易だったオリジナルと違い2メートルで人も入らなければならないともなればもう何処に納めればいいんだ!?という状態なのだ。
「兎に角ジェネレーターをなんとかしなくちゃスタートラインにも立てない!」
そうこのジムクゥエルが完成したとしてもスタートラインに立っただけで歩き出してすらいないのだ。
「ヘイ!ボース!!ヨウチエン!レッツゴー!」
「あ!もうそんな時間か!?」
拙い英語で幼稚園の時間だと教える存在。
自分と同じ丸いレンズのゴーグル。黄色い体色にオーバーオールを纏い脇から伸びる腕の先には3本指の手……まんま映画『ミニオンズ』に登場するミニオンがそこにいた。
~生後まもなく~
「(おっ…ようやく目が見えるように…)」
「ボース!メアケター!!」
「「「「ワアアァアアアァァァアアアアアア!!」」」」
「(…………えぇぇ?)」
~現在~
本っっっっ当にあの時はビビった。目が見え始めて最初に見えたのが両親じゃなくて黄色い人外って……。その後親の影など微塵も見えずミニオンズに育てられ今に至る訳だ。幼児は地下のガレージから1階にあがると仏壇の前に座る。
「お父さんお母さんおはよう。」
そう幼児の両親は幼児が生まれ時には既に他界しており3年間ミニオンズと共に過ごしてきたのだ。
「ボース!!ブレイクファースト!」
「ありがと!いただきます!」
とあるミニオンが朝食を用意してくれていて。
「ボース!!ランチ!」
「ありがとう!」
とあるミニオンが昼食のお弁当を作ってくれていて。
「ボース!!チェンチングクローズ!」
「ありがとう!」
とあるミニオンが幼稚園に着ていく制服を持ってきてくれる。
産みの親じゃない、人ですらない、でもそれでも誰がなんと言おうとみんなは家族だ!
「行ってきまーす!」
「「「「イッテラッシャーイ!」」」」
俺の名前は『山城如月』!
今日は入園式!第2の人生おおいに楽しもうじゃないか!
ふと思い付いた3才程度の子供じゃ開発なんて無理だと…じゃあ助手つけよう。
はいミニオンズ