これから星野光、プレシア・テスタロッサ、アリシア・テスタロッサはどうなるのでしょう?
どうなるんですか?
私にもわからん
えっ?
本当にすまないと思っている
『S1、S2、S3は直ちに輸送車に搭乗してください
作戦開始まで40秒、車庫のシャッターを開きます』
青いラインの入った輸送車にそれぞれが入り込む。
社員の全員が張り詰めた顔をしている……。
~4時間前~
プレシア・テスタロッサは高級な革で作られている椅子に座り、コーヒーを飲んでいた。
飲んでいる人物が違えば、それが緑茶であり、砂糖が多く入り、ミルクも入れられるクソ甘い飲み物になるだろう。
そのコーヒーもカップの底にうっすらと溶けきらなかった砂糖を残すのが見える程の時が経った時であった。
プレシアの目の前に一枚のディスプレイが現れ、電話のコール音が鳴る。
目の前のディスプレイには『非通知設定』とだけ書かれている。
プラセルは今回の殺人事件に手が一杯なので依頼を受けられないことを色んな所に伝えたはずだ。
不審に思いながらも、どうせ調べておらず、知らない状況で電話掛けてきたのだろうと思い通話をタッチする。
「こちらはプラセルです、申し訳ありませんがただいま多忙の為『プレシア・テスタロッサかい?』……どなたでしょうか?」
声から男性と言うことだけは分かる。
『ふふふ……やぁ、初めましてプレシア・テスタロッサ
私の名前はクラム・バレルと言う』
探知魔法を起動するプレシアだったが、途中のシークエンスで魔法が解けてしまう。
……手練れだ
『ん?探知魔法かい?どうやら疑われているようだが……私は味方だよ?』
「要件は何かしら?」
『ふむ、本来ならお茶でもしながら話し合おうと思ったのだが……
私も追われている身でね……いやー悪いことはするもんじゃないよ、まったく』
緊張からコーヒーを飲もうとするプレシアであったが、中身が空であることを思い出し、カップを皿に置いた。
「そうね、私もコーヒーのおかわりがほしいの……無駄話する時間はないわ」
『そうかい、ではお茶は今度会うときにでも……
実は君たちの会社が調べている事件について知っている』
「……何ですって?」
『とある会社が関わっているのさ、大きなね
その会社はとある人物の遺伝子データを使いクローンを作成、事件の犯人を遺伝子元にすり替えて犯行を繰り返しているんだよ』
「そのとある人物とは?」
『もう直に分かるはずさ、だからこれだけ言っておこうか
この事件は私に任せなさい、汚れた仕事だ……立派な会社を立てている君たちは、やってはならない』
「……私たちは今までも色んな事件を担当し、解決してきました
それはこれからも変わることはありません、それが例え危険であったとしても」
通話先からため息のようなものが聞こえる。
『やれやれ、それじゃあ正義のヒーローかなにかだ……
やってられないね……』
「でも、かっこいいでしょ?」
『ああ、そうだね……私にはできないよ……
では、ご褒美だ……フラワーカンパニーだ』
プツッ……と通話は切られた。
「フラワーカンパニー……」
呟いた時だった。
「時空管理局だ!!アリシア・テスタロッサ!!殺人の容疑で逮捕状が出ている!!
ご同行を願おうか!!」
管理局員が社員室に入り、アリシアを囲んだ。
「貴方たち!!私のアリシアに何をするの?!」
「さっき言った!!」
プレシアは先ほど話していた男性の言葉を理解した
とある人物とはアリシア・テスタロッサのことであると
「アリシア・テスタロッサ、20時通常逮捕!!」
アリシア手に手錠が掛けられた。
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