ウルトララブライブ! 変えるぜ!運命   作:リドリアス

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ウルトラ世界だとジードは年齢的に産まれたての赤ん坊レベルだよなぁ〜とか思いつつ、メビウスってもうそろそろ永遠のルーキー枠卒業できるかな〜とか思ってる今日このごろです(笑)


フュージョンライズ

リクが黄色の球体から与えられたアイテムの使い方を聞いた後、リクとことりは基地内に現れた画面から街を進んでいく怪獣の現在の映像とデータを見せられていた。

 

「これ、誰がとってるの?」

 

「球体型偵察機『ユートム』による映像です。マスター、現場までエレベーターでいきますか?」

 

「いけるの?」

 

「座標を設定できます。通信には先ほどのマシーン『ライザー』を。触れていれば会話が可能です」

 

「りっくん…」

 

「心配するな、ことり。『ジッーとしててもドーにもならない』。行くぞ、『レム』」

 

「『レム』とは私のことですか?」

 

「名前が無いとやりづらいから、いいかな?僕のことはリクって呼んでくれ」

 

「『report management』の略ですね?リク」

 

「あー…そう!」

 

「行ってくるよ、ことり」

 

「フフフ、りっくんはりっくんだね!頑張ってね」

 

リクは球体から説明を受けると、球体に『レム』と名付け、ことりの応援を受けながら再び出現したエレベーターに向かった。

 

 

 

 

 

リクがエレベーターから降りるとリクが昼に見た怪獣を確認することが出来た。そして、『ライザー』に触れるとレムの声が『ライザー』を通して聞こえてきた。

 

「聞こえますか、リク?怪獣は進路を変更しました。進行方向には西木野総合病院があります」

 

「まずい!ここで食い止めないと!」

 

「やり方、覚えてますね?フュージョンライズ後の名称を決めてください」

 

「ジードだ!『ウルトラマンジード』!そして、このライザーは『ジードライザー』だ!」

 

リクはレムとそう最後の会話をすると、生まれて初めて本来の姿への変身を開始した。

 

 

 

「融合!」 『シュア!』

 

リクが「融合!」という掛け声とともにカプセルのスイッチを入れると、カプセルに描かれていた銀色の戦士《ウルトラマン》の姿が彼の掛け声とともにカプセルから出現した。リクはカプセルをそのまま黒色の《装填ナックル》に装填し、次のカプセルの起動に取り掛かった。

 

「アイ、ゴー!」 『ヘァ!』

 

次に、リクが「アイ、ゴー!」という掛け声とともにもう一つのカプセルのスイッチを入れると、カプセルに描かれていた黒色でつり目の戦士《ウルトラマンベリアル》の姿が彼の掛け声とともにカプセルから出現した。リクは先ほどと同じように《装填ナックル》にカプセルを装填した。

 

「HERE WE GO!」

 

『フュージョンライズ!』

 

「決めるぜ!覚悟」

 

そのまま、リクは「HERE WE GO!」と言いながら、《装填ナックル》を《ジードライザー》でスキャンし、ライザーを掲げてから胸の前に持っていき決め台詞を叫んだ。

 

「ジィーーーード」

 

『ウルトラマン!ウルトラマンベリアル!

ウルトラマンジード プリミティブ!』

 

そして、リクの叫び声とともにカプセルから出現した二人の戦士の姿がリクに重なり合い、リクは巨大化していき本来の姿へと変身を遂げた。

 

 

 

 

 

 

 

「フュージョンライズ、成功しました」

 

変身を遂げたリクが空中から紫の光を纏いながら赤と銀と黒の体色の特徴的な青いつり目をもつ巨人となって出現しそのまま着地をすると、レムによってリクが無事に本来の姿へと戻れたことが報告された。

 

「僕、今どんな格好なんだ?」

 

リクが自分の視界から飛び込んでくる、手が銀色になっていたり、胸の部分に青く発光している謎の物体があったりなど、嘘のような光景に戸惑っているとジードの前方から怪獣が唸り声を上げながら、ジードに向かってきた。

 

「ハァァァァァ」

 

リクも叫びながら怪獣に向かって跳躍し、一気に数百メートル近くの距離を詰め怪獣の前に着地し、怪獣の頭にある角のような赤い物体に掴みかかった。

 

だが、ジードはすぐに振り払われたかと思うと簡単に弾き飛ばされ、ビルに激突しビルを全壊させてしまった。

 

 

 

「りっくん!聞こえる!?」

 

「ことり!どうなっちまったんだ?ビルも道路もまるで砂で作ったみたいにやわらかい」

 

「今のりっくん、まるで…」

 

『キュア』

 

弾き飛ばされ膝をついたジードを見たことりがたまらず声をかけると、リクは信じられない感覚に戸惑い自分の今の状況を聞いたが、ことりが答える前に再び怪獣が唸り声を発し、ジードへと向かってきた。

 

「行くぞ!」

 

そんな怪獣を前にリクは覚悟を決めると、再び立ち向かっていきジードの怪獣へのタックルとともに、ジードと怪獣は格闘戦を開始した。だが、そんなジードを怪獣は体格差で圧倒し湖へと突き飛ばした。

 

それでも、ジードは野性的で荒々しい戦い方で、近づいてくる怪獣の頭を抑えジャンピングキックを決めたり、踏み潰そうとする怪獣の攻撃を前転や側転、バク転をして避けていった。だが、怪獣の方も負けておらずその恵まれた体格を生かした力強い攻撃を行う一方、尻尾を振り回すなどしてジードに攻撃のタイミングを掴ませず一進一退の攻防を繰り広げていった。

 

 

「ギャハァァァァ」

 

ジードが力強い声とともに怪獣の背中に飛びかかり頭部を攻撃しようとしたが、怪獣が振り払いまたしてもジードは湖に落とされてしまった。

 

そして怪獣はジードにとどめを刺しにかかった。

 

『ギュアアア』

 

「うっ… ウワァ、アァ…」

 

怪獣の背中にある赤い突起と頭についている角のような赤い物体に、すさまじい赤い色をしたエネルギーが発生しはじめたかと思えば、そのままジードの胸へと怪獣は角を突き刺した。ジードの体に赤いエネルギーが迸り、ジードはその衝撃に耐えきれず吹き飛ばされ、再びビルに激突し、そのまま湖に横たわってダウンしてしまった。

 

この怪獣の必殺技、《スカル振動波》が決まったのだ。

 

 

「なんて破壊力なんだ…」

 

「りっくん!」

 

ピコン… ピコン…

 

リクがあまりの苦しさにもがき苦しみ、ことりがその姿を見て悲鳴のような声を上げていると、ジードの胸についていた青い光の輝きが、赤く点滅し始め警告音がなり始めた。怪獣はジードが倒れるのを確認すると、西木野総合病院へと再び向かい始めた。

 

 

「りっくんの胸の赤く点滅してピコンピコン鳴ってるのは何?」

 

「リクの胸で輝きを放っているのは、『カラータイマー』と呼ばれる器官です。《ウルトラマン》は決して不死身ではありません。カラータイマーが青から赤に変わることは危険信号を意味します。また、カラータイマーは単に危険信号を告げる器官ではなく、その輝きこそが《ウルトラマン》が生きている証です」

 

ことりがレムにジードのダウンとともに色が変わり点滅をはじめ、警告音を出し始めた胸にある器官についてたずねると、レムからその器官《カラータイマー》のもつ意味の説明があった。

 

「じゃあ…」

 

「間もなく活動限界時間です。この星で《ウルトラマンジード》として活動できる時間はおよそ3分間。次に変身できるのは20時間後です」

 

ことりがその説明で今のジードの置かれている状態を理解してしまったのと同時に、レムからリクへと更なる情報が知らされた。

 

ジードがなんとか力を振り絞り立ち上がると、その先には西木野総合病院に向けて真っ直ぐ前進していく怪獣と、病院の窓越しに病院内で恐怖に顔をひきつらせた人々の姿がリクの目に飛び込んできた。そして、その中にはリクが今日の昼に会った音ノ木坂学院の制服に身を包んだ赤い髪の少女もいた。

 

 

「ダメだ!今なんとかしないと!」

 

「光子エネルギーを発射しますか?」

 

「やり方は!?」

 

「既に知っているはずです」

 

「お前、何言って… いや、頭に浮かんだ!」

 

リクが病院に迫る怪獣を見て20時間も猶予がないことを知ると、レムからリクにとっては身に覚えのないが、既に知っているはずという攻撃方法を提示されリクは戸惑ったが、すぐに頭に浮かびジードは勝負をかけた。

 

 

 

ジードは高く飛び上がると怪獣と病院の間に着地し、立ち塞がるかのように怪獣と向き合った。

 

そんなジードを怪獣は倒すべく先程の《スカル振動波》よりもさらに強大なエネルギーを全身に発生させ、ジードへ向かって突撃を開始した。

 

ジードも怪獣を迎え撃つべく、周囲の土砂も巻き上げながら光子エネルギーの発射の準備に取り掛かった。両手を前でクロスし、両手を頭の上に上げてから、体を反らせつつ両手を拘束から解き放つかのごとく広げるとジードの体が稲妻の様な赤黒い光につつまれ、うなり声を発しながら首を一周回すとエネルギーがいっそう高まっていった。

 

「デュアァ」

 

エネルギーの高まりが最高潮に達すると、ジードは右足を下げ背中を屈めながら、右手と左手で十字クロスをつくり光子エネルギーを発射した。

 

ジードに向かってエネルギーを纏いながら突撃していた怪獣の胸に、ジードの蒼白い光に禍々しい赤黒い光を纏った光子エネルギーが直撃し、4,5秒程の照射の後、怪獣は大爆発を起こし爆散した。

 

「りっくんが勝った!」

 

「はい。先ほどの光線は『レッキングバースト』です」

ことりがリクの勝利を喜び、レムからジードの発射した光子エネルギーの名前を知らされていた頃、ジードは怪獣との戦闘を見ていた人々から称賛されていたり、不安げな眼差しで見つめられながら、暗い赤の光に包まれて消滅していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日、リクが怪獣によって壊されたリクの下宿先からリクの持ち物を発掘していると、学校終わりの穂乃果、海未、ことりの3人組が走ってやってきた。笑顔で喜ぶ穂乃果に、泣きながらも喜ぶ海未に、その2人とリクの様子を微笑みながら見ていることりというような形で4人は再会を喜んでいると、リクは穂乃果たちから驚くべきことを伝えられた。

 

「りっくん、音ノ木坂にこない?」

 

「穂乃果、音ノ木坂って女子高だろ!何言ってんだよ」

 

「今日、昨日の怪獣災害での特例措置が発表されたんです。その人が望めば近くの高校へと編入できるそうです。これで、また4人一緒に過ごせますよ」

 

「音ノ木坂への転入って女子だけの話だろ?」

 

「お母さんにも確認してきたんだよ。そしたら、特例措置だからってことで認められるらしいよ!」

 

リクの逃げ道は海未とことりによってつぶされてしまった。ことりのお母さんは音ノ木坂学院の理事長を務めている。その人が良いというのなら良いのだろう…

 

 

 

 

そして…

 

 

 

 

 

 

「りっくん、おねがぁい」

 

 

 

リクの音ノ木坂への編入はことりの必殺の胸に手を置きながら涙目で行うお願いにより確定的となった。

 

 

 




初めて書いてみましたが、ウルトラマンの戦闘描写って難しいものですね(笑) うまく伝わっているといいのですが…

個人的にレッキングバーストは『GEEDの証』のバックも相まって歴代ウルトラマンの必殺技の中でもトップ3に入るレベルで好きな必殺技ですが皆さんはどうでしょうか?(笑)

次回からリクも交えたμ'sの物語も始めれると思います!

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