イチャラブ度、レベル1。ついにカップルと化した二人。草食系(貧血)男子とツンデレロリならどっちが積極的かは自明の理。
このあたりからだいぶキャラが壊れてきます。イチャイチャさせるには仕方ないとしてもなるべく原型を残さないと意味が無いですけど。
なお、タイトルでどこぞの変人物理学者を思い浮かべた人は海外ドラマの見すぎです。バジンガー。
恋人協定
昨晩ついにジャックは親指姫に想いの丈をぶつけることに成功し、交際を始めることとなった。
残念ながら両想いというわけではなかったようだが、それでも親指姫と結ばれたことは喜ばしい限りだ。交際を受け入れてくれた理由が『嫌いではないから』と『馬鹿なことをして死なないように見張るため』なのは少し残念ではあるものの、受け入れてもらえた以上贅沢は言えない。それに好きでもないなら好きになってもらえるように努力すれば良いだけの話。
なのでジャックは新たな一日を迎えベッドで目覚めた時、これからは心機一転頑張ることを決めたのだった。親指姫に好きになってもらえる、親指姫に相応しい恋人になれるように。
「おおっと、できたてカップルの片割れが来たよ! おはよう、ジャック!」
(どうしよう。回れ右して戻りたい……)
そんな決意を胸に抱いて朝食の席に顔を出すと、悪びれる様子も無くニヤニヤと笑う赤ずきんの元気な声で迎えられた。無視して部屋に戻りたいと一瞬思ってしまったジャックは嫌な奴なのかもしれない。
「おはようございます、ジャックさん。その、昨日は申し訳ありませんでしたわ……」
「う、ううん。気にしなくて良いよ。確かに話を聞かれてたのはちょっと恥ずかしいけど、これで親指姫とのこと皆に隠したりしなくて良いからね」
「けれど、私達は盗み聞きなどというはしたないことをしてしまいましたわ……ほら、あなたも謝るんですのよ赤ずきんさん」
「えぇー、あたしも? 謝るくらいなら最初から盗み聞きなんてしなきゃ良かったじゃんか。あたしは最初からそういう覚悟で盗み聞きしてたからね」
申し訳無さそうに頭を下げるシンデレラとは対照的に、絶対謝らないとでもいうような得意げな笑みを浮かべる赤ずきん。告白やその他の話を盗み聞きしておいてこの反応。ここは普通怒って然るべき場面かもしれない。
(言ったら怒られそうだけど赤ずきんさん男らしいなぁ。僕もこういう風になったら親指姫も好きになってくれるのかな?)
しかしジャック的にはむしろ尊敬したいくらいであった。何気に『謝るくらいなら最初からやるな』が真理をついている。
そこへ行くと悪いことだと知っておきながら盗み聞きをして謝るシンデレラの方が間違っているような気もしてくるから不思議だ。
「おはよう、ジャック。そしてごめんなさい……昨日はあなたの部屋の前を通りかかったら扉に赤ずきんさんたちが張り付いていたものだから、私も会話の内容が気になってしまって……」
「アリスも気にしないで。さすがに僕だってそんな光景見たら気になって仕方ないよ」
とはいえ別にジャックは怒りなど抱いていないので、やはり謝罪してくるアリスにも別段気にしないように言う。
さすがに部屋の扉に張り付いて聞き耳を立てている仲間たちがいたら、ジャックも好奇心が刺激されて盗み聞きを働いてしまうだろう。そしてやはり謝罪してしまうであろうあたり、あまり男らしくは無い気がする。
「ふふっ。おはよう、ジャック。今日から親指姫との交際の始まりね」
「う、うん、おはようグレーテル……あれ? 白雪姫はいないの?」
純粋に祝福しているのか、それとも面白がっているのか分からない薄い笑みを浮かべたグレーテルにも挨拶を返すジャック。
しかし食堂にいる人数はこれだけだった。不思議なことに今日は結構早起きな白雪姫の姿が無い。
「白雪はあたしたちのために犠牲になったんだよ、ジャック。ハーメルンもね……」
(親指姫、二人に一体何をしたんだろう……)
遠ざかっていく悲鳴は聞かないように努めていたので、親指姫に捕まった二人がどのような末路を辿ったのかは正直分からなかった。いや、むしろ分からない方が幸せなのかもしれない。
とりあえず二人の安否は今は考えないようにして、先ほどから食事の手を止めてずっと黙りこくっていた少女へ満を持して声をかけることにした。
「……おはよう、親指姫。隣に座っても良いかな?」
「お、おはよう、ジャック。どうしても私の隣に座りたいって言うなら、考えなくも無いわよ?」
朝から恋人の姿を見られた喜びそのままに笑いかけて挨拶すると、ちょっと頬を染めながらぶっきらぼうに返してくる親指姫。
少し機嫌が悪そうだが逃げも怒りもせずに挨拶を返してくれるのなら、やはり以前の問題は解決したようだ。同時にそれは昨日の出来事が夢ではなかったということを示している。色々あったせいでいまいち実感が薄かったジャックとしては、アレが現実かどうかちょっと自信が持てなかったので一安心であった。
「そっか。僕、どうしても親指姫の隣で朝ご飯を食べたいな。食事の時間に一緒になるのは五日ぶりだからね。寂しかったから今はなるべく君の傍にいたいんだ」
「うわっ、ジャックの奴わざわざ言ってやったよ……」
「ジャックさんの場合優しさなのか本音なのかが良く分かりませんわね。まあどちらとも、という可能性が一番高そうですけれど……」
(え、僕何かおかしなこと言ったかな……?)
赤ずきんが呆れる上、シンデレラが何やら邪推する。しかしジャックとしては別段何か意識して言った覚えは無かった。
大好きな恋人の傍にいたいのは当然のことのはずだし、そもそも親指姫とは約五日間も食事を共にしていない。隣で一緒に食事をしたいという願いは別におかしなことではないはずなのだが。
「っ……! そ、そこまで言うなら仕方ないわね。良いわ、座りなさい」
「うん、ありがとう」
許しを得たジャックは遠慮なく親指姫の隣へ腰を下ろした。何故か異様に顔を真っ赤にしていたが理由は良く分からなかった。
それよりも気になったのは腰を下ろした途端、アリスが瞳を鋭くして見つめてきたことだ。どことなく責めるような表情なのは気のせいだろうか。
「……ジャック、親指姫から話は聞いたわ。あの時何があって、あの時あなたが何を口にしたのかも」
「あ……ご、ごめん……! 親指姫、話しちゃったんだね……」
全然気のせいではなかった。どうやら親指姫を助けるためにジャックがやらかしたこと、その後の命を粗末にするような発言をしたことも知られてしまったらしい。それならアリスが怒るのも当然だ。
(でも、裸のことは話してないはずだよね……?)
死にかけのジャックの身体を暖めるためだったとはいえ、裸で抱きついていたことはさすがに話していないはずだ。話していたらあまりの羞恥に五日もジャックを避けていた親指姫がこの場に留まれるわけがない。
たぶんあくまでも昨晩の盗み聞きの内容の補間として質問攻めにあったのだろう。キスに関してはどう誤魔化したのか見当が付かないが、やたらにぶっきらぼうで機嫌が悪そうだったのは根掘り葉掘り聞かれたからに違いない。
「まあまあ、ジャックも悪気があってやったわけじゃないんだしさ。それにもう親指があたしたちの分までたっぷり説教してくれたみたいだし、これ以上責めるのは可哀想だよ」
「そうですわね、それよりも祝福してあげませんと。想いが通じて良かったですわね、ジャックさん」
「ふふっ。おめでとう、ジャック。恋愛によってあなたたちの関係や性格にどのような影響が及ぶのか、じっくりと観察させてもらうわね」
「えっと、ありがとう……?」
ちょっと迷ったが同情と祝福と観察開始の言葉をお礼の一言で纏めておいた。一体何をどこまで観察されるのかは分からないが、グレーテルには男女関係や交際方法が記された書物があれば貸してもらう予定だ。そのお礼と思っておけばある程度は気にならなくなるだろう。
「ジャック、あんたこの後何か予定ある? 無いなら私の部屋に来なさい」
「あ、昨日の話の続きだよね? その……どこまでして良いかルールを決めるっていう」
昨晩から今日に丸投げされた、恋人としての触れ合いをどこまで許すかのルール。それをこの後決めるつもりに違いない。その証拠に親指姫は頷くと厳しめの視線をこちらへ向けてきた。ただしやっぱり頬は赤くして。
「そうよ。特別に付き合ってやるんだから、私がどんなに厳しいルールを作ったとしても文句言わせないわよ!」
「うん、それで良いよ。僕は今のところは親指姫と付き合えることになっただけでも十分満足だから」
「そ、それでちゃんと満足してるなんてずいぶんと殊勝ね。まあ、その物分りの良さに免じてほんのちょっとくらいなら緩めてやっても良いわよ……?」
(あははっ。何だか親指姫が可愛くて仕方ないや……)
十分満足なのは今のように親指姫の可愛らしい反応がいとも容易く何度でも見られてしまうからだ。ジャックのちょっとした発言で顔を赤くして怒ったり、そっぽをむいてしまったり、照れ隠しに殴ってきたり、正直そんな反応が可愛らしくて堪らない。
付き合う前から可愛いとは思っていたのだがここまで可愛く思えるようになってしまうとは、どうやらジャックは自分でも思っている以上に親指姫に熱を上げているに違いない。
「ふぅん……本物の恋人同士はルールを決めて事務的な交際をするものなのね。それともジャックと親指姫だけが特別なのかしら」
「いやぁ、この場合は親指だけが特別なんじゃないかな。さっきから話を聞いた限りだとジャックはわりとオープンだしさ」
「それよりも交際を始めておきながら触れあいに関しての厳しいルールを作る、ということがそもそも理解し難いのだけれど。そんなルールを必要とするくらいなら何故告白を受け入れたのかしら」
「それは……やっぱり照れ隠しなのだと思いますわ。本人は絶対否定しますけれど、本当は恋人同士の触れ合いをしたくて堪らないことの裏返しではありませんの?」
「あんたらせめて私に聞こえないように喋りなさいよ!? 本人目の前にして好き勝手考察してんじゃないっての!」
そして目の前で堂々と繰り広げられるひそひそ話についにキレて、両手でテーブルを叩いて声を荒げる親指姫もまた可愛らしい。
「あははっ。でも、本当に照れ隠しだとしても僕は構わないよ。親指姫はもともと照れ屋だし恥ずかしがり屋だから仕方ないしね。それに僕は親指姫のそういうところも好きだから」
「へぇ……」
「まあ……!」
「っ!? な、い、いきなり何言ってんのよあんたは!? 馬鹿じゃないの!?」
好意を素直に口にすると、顔を真っ赤にした親指姫に脇腹をどつかれる。ちなみに赤ずきんには感心され、シンデレラには恥らいを含んだ微笑みを向けられた。
「ふふっ。心が広いわね、ジャック。それともこれが惚気というものなのかしら」
「え? 別に惚気たつもりは無いんだけどな……」
「惚気……そう、これが惚気なのね。何故かしら、別にジャックに怒りを抱いているわけではないのに胸の奥に不思議な苛立ちを感じるわ……」
(あれ、どうしてだろう。何かアリスがすごく怖い……)
相当気に障ったのだろうか。胸に手を当て感情を噛み締めているアリスの身体からは、声をかけるのを躊躇うほどの謎の圧力を感じた。
それでも何だかんだで皆祝福してくれているようで何よりだ。赤ずきんもからかったりはしているが別にジャックと親指姫の関係を否定したりはしていないし、グレーテルだって観察対象として見ているということは少なからず興味深い関係だと思っているのだろう。
親指姫との交際について何か反対的なことを言われるかもしれないと不安に思っていたので、ジャックとしては皆の反応に一安心というところだ。もっとも一番関係を祝福してもらいたい少女たちがこの場にいないので、まだまだ安心は出来ないが。
「あーもうっ! あんたらいい加減しつこいっての! 食事くらい静かにさせなさいよ!」
しかしそんな不安も親指姫が隣にいると吹き飛んでしまいそうだ。
皆と同性のせいか質問やからかいが集中してしまう親指姫の反応を暖かい心地で眺めながら、ジャックは幸せな心地で食事を続けるのだった。
朝食後、約束していた通りジャックは親指姫の部屋を訪れていた。
別に親指姫の部屋に入るのは初めてではないというのに、何故か居心地の悪さと緊張を覚えるのが不思議だ。昨晩からこの部屋はジャックにとって一少女の部屋ではなく恋人の部屋となったので、やはりそこを意識してしまっているのかもしれない。
「じゃあそこ座りなさい。一緒にルール決めるわよ」
「う、うん……」
緊張を抱えつつも促されるまま、カーペットの上に腰を下ろす。そして部屋の中央の水面をイメージした感じの丸テーブルを二人で囲むが、意外にも親指姫は向こう側ではなく隣に腰を下ろしてきた。
(な、何かもの凄く近いけど、もしかしてこれが恋人同士の距離なのかな……?)
しかも肩が触れ合いそうなほどの近い距離。こんな今すぐにでもキスできそうな距離に座るとは、一応とはいえ恋人にはかなり心を許しているのかもしれない。
何だかそれを考えるだけで幸せになってしまう単純なジャックであった。親指姫も距離も意識しているのか若干頬が赤い。
「で、あんたは具体的に私と何がしたいのよ? す、少しくらいなら、希望を聞いてやらなくもないわよ?」
「あ、その前に親指姫に聞きたいことがあるんだけど良いかな? 白雪姫たちのことなんだけど……」
「……何よ、こんな時に白雪たちのことが気になるわけ?」
(あれ、ちょっと機嫌悪くなっちゃった)
本題に入る前に済ませておいた方が良いと思ったので尋ねたのだが、何故か親指姫はちょっとだけ唇を尖らせてしまった。一体今の言葉のどこに機嫌を損ねる要素があったのだろうか。
「……別にあんたが心配するようなことは何も無いわよ。ただ二度と盗み聞きなんてしたくなくなるようにちょっとキツイお仕置きしてやっただけだから。ハーメルン共々ね」
「あ、違うよ。白雪姫とハーメルンじゃなくて、白雪姫と眠り姫だよ。親指姫は二人のお姉さんだから、僕が君と付き合うことに二人は何か思うところはあったりしないのかなって……」
そう、今一番不安なのは白雪姫と眠り姫のこと。
二人にとって親指姫は大好きなお姉さんなのだから、そんな親指姫とどこぞの馬の骨が突然恋仲になったなら色々と思うところがあるはずなのだ。できれば二人には関係を認めてもらいたいし、誰よりも祝福して欲しい。
「……あんた、もし二人が別れろとか言ったらその通りにするつもりなわけ?」
(どうしよう、もっと機嫌悪くなったみたいだ……)
そんな想いから尋ねたのだが更に一段階、親指姫の機嫌が悪くなる。ちょっとした怒りすら見えるがやはり理由は分からなかった。
「そんな気は無いよ。僕は親指姫のこと大好きだからずっと君の傍にいたいんだ。もし二人にそんなことを言われても、僕は君から離れたくない。だからもし交際を反対されたりしたら、二人に認めてもらえるように頑張らないといけないなって思って」
「っ……! ふ、ふーん、まあ別に気にしなくて良いんじゃない? 白雪もネムも盗み聞きを楽しんでたみたいだし、一応あんたを認めてるんでしょ」
(あ、機嫌直ったみたいだ。さっきは何がいけなかったのかな?)
さっきまでご機嫌斜めだったのに、どことなく嬉しそうに紙とペンを用意する親指姫。いまいち女心の分からないジャックにはどのあたりの発言が機嫌に影響したのかはさっぱり分からなかった。
「さ、それよりもルール決めるわよ。まずは、その……き、キスについて、とか……」
「あ! ちょっと待って、もう一つだけ!」
「……何よ、まだ何かあるわけ?」
再び話を遮られたせいか今度は上目遣いに呆れの瞳を向けてくる。
そんな様子にさえ可愛らしさを覚えてしまうのは、ジャックが完璧に親指姫の虜となっているからなのだろう。だからこんなことをしても仕方ない。
「うん、とっても大切なことだよ。怒られるかもしれないけど、ごめんね? 親指姫――」
「は? ごめんって何が――っ!?」
首を傾げて尋ねてきた親指姫の言葉が途中で途切れ、驚愕に瞳が見開かれる。
まぁそれも当然だ。言葉の途中で突然ジャックがキスしてその唇を塞いだのだから。
「っ……! い、いきなり、何すんのよ……!」
触れ合わせるだけで止めて顔を遠ざけると、火が出そうなくらい顔を赤くした親指姫に睨まれてしまう。あまりにも唐突だったせいか怒りは全く浮かんでおらず、ただただ恥ずかしそうに困惑しているだけであった。
「ごめん。もしかしたらキスが禁止されるかもしれないからその前にしておきたかったんだ。だけどもちろんこれはルール違反じゃないよね? だってまだルールは決めてないんだから」
もちろん親指姫が決めたルールはしっかりと守るつもりだ。特別に付き合ってもらっている身なのだからジャックに好き勝手する権利は無いし、何よりあまり機嫌を損ねると嫌われて捨てられてしまうかもしれない。
だから今のキスはルールによって縛られてしまう前に行った、思い出の一回というところだ。
「あ、あんた、顔に似合わず意外と大胆よね……」
「そうかな? それで……やっぱり親指姫は今のこと、怒る?」
ちょっと緊張しながら尋ねるも、やはり親指姫は別段怒りを感じていないようだ。複雑そうな表情で視線を彷徨わせ逡巡している。もちろんその頬はお決まりのように朱色が射していた。
「べ、別にあんたにキスされるのは初めてじゃないし、今更その程度で怒るような私じゃないわよ。まあ、今のを皆の前でやってたらぶっ飛ばしてたところだけど……」
「そっか、良かった。本当は怒られるだろうなって思ってたから」
「何で怒られるって分かってながらそんなこと……ああ、あんたはそういうこと平気でやる馬鹿だったか。今更だったわね」
(あ。納得しちゃうんだ、親指姫……)
心底納得いったらしく自分の言葉に何度も頷く親指姫。ジャックとしては納得いかないのだが、つい先日命を賭けて他者を助けるということをやらかしたばかりなので否定できないのが辛い所だった。
「今のは特別に許してやるけど、好き放題キスして良いってわけじゃないわよ! 回数まで厳しく決めてくから覚悟しなさい!」
(回数までってことはキス自体は禁止されないのかな? それならもうどんなルールになったって良いや)
自分でも期待が小さいというかいまいち欲が足りないということは分かっていたが、ジャックは今のところこれで満足だった。親指姫の恋人になれて傍にいられて、その可愛らしい様子を見られるだけでも十分幸せだ。
そんな幸せに浸りながらジャックは親指姫と肩を寄せ合って話し合い、一枚の用紙を覗き込みながら恋人同士のルールを書き込んでいくのだった。
果たしてどんな協定ができあがるのか。そして親指姫の心の内は。それらは次回。
個人的にはツンデレにはカップルになってもツンデレであって欲しいです。つ○きすのなごみとか、まし○色の紗凪みたいにカップルになった途端デレデレになるのもそれはそれで好きですけど。親指姫がデレるかどうかはまだ秘密。
ちなみにこの「親指姫×ジャック」。私の他の作品を見ると良く分かりますが私にしては桁違いに執筆速度が速いです。加筆修正していない下書きならすでに3章半ばまで書き終えているという……思い当たる節としては処女作と同じカップル成立までのところからの4章構成で書いていることくらいです。なお、若干の文字数の違いもありますが処女作は完結に数年かかりました。少しは成長したってことかなぁ……。