見切り発車なのでエタったらごめんね。
目を覚ます。
不快感や二度寝したい様な微睡みは無い。
我ながら今世紀最大でいい目覚めだと思う。
「見慣れない天井だ。 いや、天井無いんだけどもね。」
清々しい晴天。お天道様はてっぺんにおられる。
青空の下大の字で寝こけてた様だ。
はて、こんな所で寝転がった記憶ないんだけどもね。
むしろ白鳩との戦いで違う感じに寝る所だったんだけども。
うん、分かんないや。
考える事を放棄して立ち上がる。
体格を隠すためのフード付きのローブが風になびいてゆらりと揺れる。
背伸びをして背骨をポキポキ鳴らす。
ついでに赫子の調子を確認するために尾赫1つと甲赫4つ全部出す。
1部の鱗赫持ちの様に鱗擬きを飛ばすタイプの尾赫でオロチさんみたいに刺さないタイプでそれを少し振り回して戻す。
そして手のような形をした甲赫をにぎにぎする。
尾赫と同様に少し振り回して戻す。
ちなみに右腕型2つと左腕型2つの2対で使い勝手がいい。
そして改めて状況確認する。
見渡す限り周りはまるで廃墟。建物はボロボロだし蔦びっしりで、遠くには真ん中が円形に穴の空いた高層ビル。
どうすりゃなんな大穴開くのよ。
あれで倒壊しないビルもビルだわ。
辺りには人間がいない気配すらしない。
でも匂いはほんの少しだけある。
こんな廃墟みたいな所でもしぶとく生きている様だ。
でも現れる頻度が問題で1ヶ月に1人は出てきて欲しいが、
匂いの薄さから暫くここには来ていないっぽい。
ああ、お腹空いた。なんでもいいから口に入れたい。
ここにも新鮮な生物はいるにはいるんだが食えるのかどうかで、
白い超小型ティラノみたいな頭と尻尾が刺々しい謎生物。
まず人間以外はアウトだからあの生物の肉が喰えるかどうかの問題なのだけれど。
人間ほどじゃないけど美味しそうな匂いがする。
まあ、食べてみて無理なら人間探すかね。
そこらの茂みに隠れて気配を極力消す。
尾赫を出して1部の鱗赫持ちがやる様に鱗擬きを飛ばし絶命させる。
謎生物に近づき肉付きの良さそうな後ろ足の太腿らへんの皮を剥いで、中身の肉を取り出す。血のせいなのか肉は赤々としている。
血の香りで腹を鳴らし大きな肉にかぶりつく。
不味、くない。むしろ美味しい。
肉の味は少ないが噛めば噛むほど旨みが出る。
肉の繊維もほぐれやすく食べやすい、赫子に力が入らないという事も無い。
それにいっぱいいる。
よくわかんない場所だけど人間より調達しやすいく美味しい、しかも赫子も使える。
なんて都合のいい獲物だろう。
感動に浸りながらもう1回肉を抉り出そうとすると、
謎生物の体が黒い霧状になり消えていく。
「...え。」
肉が、消えてく。殺すと姿形が消えるのか。
脚をもいでから殺すと足も消えるのだろうか。
ちょいと試すか。
建物と建物の間にどこかへ続く通路があり奥まで行くと何やら庭様な場所続いていた。
お、謎生物再び発見。
甲赫を一対出して急接近し、甲赫の右腕で謎生物の頭を地面に押さえつける。
左腕で尻尾を抑えて赫子じゃない方の腕で両後ろ足をもぎ取り、尻尾を掴む腕で謎生物を振り上げて頭を地面に叩きつける。
頭は爆散して石タイルの地面に血が飛び散る尻尾が少しぴくぴく動くが神経とかの奴だろう。
少ししたら胴体が霧になり消えるが手元に抱える足は未だ健在である。
なるほど、絶命する前に離れてたら残るのな
胴体食べたい時は頭だけ落とすか踊り喰い
よし、この脚食べてから謎生物乱獲しよう
ついでに違う種類の謎生物も味見しよう
この子の尾赫は1月に新作の出た違う狩りゲーのナ〇ガをイメージしてます。
オウガテイルの太腿は人間の食べ物で言うならささみかな。
誤字脱字あれば報告してくれるとありがたいです。