転生愉悦部の徒然日記 作:零課
前回の感想で島津じゃねーか! と言ってくれましたが、分かる人が多くて嬉しかったです。あまり九州の戦国時代の話は知られていませんが、本当九州の戦国動乱は凄まじいです。数が意味をなさない。劣勢なんぞ知るか。という勝負が多すぎますから。男も女も世紀末すぎる。
ホント事実のほうが漫画じみていることをしでかす偉人の皆様に出会えるカルデアが羨ましいです。
( ´ー`)フゥー...月□■日
前回の戦が終わって早数日。私達はすっかり集会所となった銀嶺の詰め所で家族も引き連れて談話に花を咲かせています。
あの戦いで私達銀嶺もすっかり疲れてしまい、死傷者は無く、何名かは前線に立てない怪我で済みましたが、ヤマジはアルトリア様の突撃を何度も食い止めたせいで全身ボロボロ、骨折も幾つかある状態。ダンカンも分断役で派手に前線で暴れ続けたせいで疲労も傷も多数。アンナ様もマーリンの罠を解除したりモルガン様に敵を近づけまいと少し過剰に思えるほどに魔術を行使してほぼ魔力切れ直前までいったりと疲れの色が濃ゆい。
・・・・・まあ、皆ここで集まって話をしているんですけどね。でも、前線には出せないと何度も釘を差しました。その事を元気なメンバーで連絡して回った結果皆で話そうと集まり、怪我人含めて雑談会に。皆で持ち寄ったお菓子や食べ物をつまみながら色々話しました。
まず、戦に関しては壁役を頼んだ本軍の死者は全軍の三割。そして、アルトリア様の軍が全体の五割。特にアルトリア様の軍は部隊長などの隊長格も多く討ち取れたために被害は数字以上のものでしょう。今の所はその後の情報は来ていませんが、軍の再編成に時間が取られるのは必然。暫くは自国の領内で回復と我慢の時になると皆が踏んでいます。
そして、この勝報で国は湧き立ち、先日には論功行賞も行われました。この時に困ったのは私の服をどうするか。というものでした。侍女の服に簡素な私服。この世界に来た時に着けていた袴も場にそぐわない。せめて騎士のものにしようと私に体格の近い銀嶺の部下の方の鎧に衣服を着込んで参加。戦が終わってすぐでしたから大変でした。
その功績は私とジャック将軍が第一功、モルガン様、アンナ様が第二功、ダンカン、ヤマジが第三功になりましたが、私もジャック将軍も必要以上の金子以外は貰わず、兵士や領地の被害にあった貴族、今回の戦に兵を回した貴族に将軍や民草に配り、国の復興に割り当てては如何だろうかと提言しました。これは元よりジャック将軍と帰りながら考えたことで「せっかくの大勝だから頑張った皆が騒げる様に祝い金を出せないか」と考えたので、国からの盛大な祝い金にできないかと思いついた結果でしたが見事に承認。モルガン様も国の王女だから当然の仕事をした。と金も名誉も否定。これには宮廷も更に熱狂して騒ぎ始めました。
ただし、私の銀嶺は人数の増加に国の第七位の将軍の位を貰うことになり、ジャック将軍も自身の土地の拡大。ダンカン、アンナ様、ヤマジはそれぞれに爵位を授けて部下にもそれぞれに金品を渡されました。
それと金子を多く貰わない分、銀嶺には休暇を与えると言うことになり、一ヶ月の軍務の停止と休暇を申し付けられて傷を癒やすことになりました。その結果。なんやかんやと農業や訓練以外では哨戒をしていた私達はそれが出来なくて空いた時間を持て余したのでこうやって話を楽しんでいるわけです。
ヤマジにも休むようにと念押しをしに言ったら暇だから会話をしたいとねだられて連れてきましたが、どうもそれだけではないようで、設計図を広げて私達に見せました。
どうやら頼んでいたもの。パスタマシンの設計の見通しが立ったようで。押し出し式とハンドルの手回し式の二つを回復次第作るようです。そのために銀嶺の大工出身の皆様にも伝えたかったらしく。とてもイキイキと話してアイデアを出し合っていました。どうも蕎麦を自宅で食べたいというのもあったようです。
私も必要かと聞きましたが大丈夫なようで、この長期休暇で形にはしてみせると珍しく鼻息を荒くして宣言しました。これは楽しみです♪
◇型☆月
本日は王宮に呼ばれ、ジャック将軍とこの国の代一位の将軍、コーウェン将軍と会うことになりました。直接会うことはあまりありませんでしたが、数年前から仲良くお付き合いをしており、黒介ら魔猪による食用キノコの見分けには強い関心を抱いたのが面白かったです。軍事の頂点に立つ人間故に食には強い関心を持っており、蜂蜜の生産にも試験場を貸してくれたりと世話を焼いてくれる、独特の話し方が特徴的な五十代のオジサマです。
早速出会い、お土産の蜂蜜とキノコの詰め合わせを送ると、あちらも干物を渡してくれました。領地の民から送られたものだそうです。
今回私達を呼びつけた理由はアーサー王の現在の状況と、ジャック将軍に任せていた商人、交渉、隠密などの裏方の人材育成の事に参加させて欲しいというお願い。私には銀嶺の魔獣達の子供が出来たら数匹ばかり譲って欲しいとのこと。
丁度アルトリア様の事は気になっていましたし、銀嶺の皆も話にあげていたのでありがたいですし、人材育成もジャック将軍に任せきりで進展状況やこれに協力者が出来るのは心強い。魔獣に関しても問題はありません。ゆっくり話しましょう。
まず、アルトリア様ですが、現在は自身を甘く見ていた、後継者と認めない諸侯に攻め寄せられている状況らしく、今まで破竹の勢いの無敵の軍が悪魔だ魔女だと騒いで片田舎の私達の国に攻め込んだ結果は負けて撤退。しかも私が選定の剣「カリバーン」を壊したこともより拍車をかけているらしく、元々岩に刺さる剣を抜くという選定の儀式に不満を持っていたこの島の王や諸侯はこぞって認めないと非難。中には今まで認めていた諸侯との交易も切られるわ、袂を分かつ貴族に騎士も出ているそうな。
分かってはいましたが、聖剣を暴発で壊したのは大きい傷跡のようですね。選定の聖剣。アーサー王物語ではある時を境に主兵装の立場をエクスカリバーに取って代わられますが、仮にも聖剣であり、ウーサー王の後継者と認められるための剣。言うなれば認められた証をぶち壊されて戦争にも負ける。今は正に落ち目の状況なのでしょう。しかしあの軍事力は侮れないというのは共通の認識なので、この程度では潰れないと考えてもいます。近い内に同盟なり不可侵条約なり結んで恩を売ったり出来ればいい。とコーウェン将軍とジャック将軍は考えているようです。
因みに、この一戦でご近所にしか伝わってなかった私の部隊の名前も一気にこの島全土に伝わり「魔を従える女傑の誕生」とか「ベルセルクの再来」とか「狼神話の復活」、「悪魔の部隊」「王殺しの銀の牙」だのと色々悪評も混じって広まったそうです。
狼も従えていますし、魔猪はケルトでも悪評高いですものね。こんな噂も広がるのも道理でしょう。今ではすっかりこの国では守護獣、勇者のお供みたいな扱いですが、元々は魔獣ですものねえ。
次に銀嶺に入れるには難しい、武人には向いていない、裏方や後方支援に向いている人材育成の関係は二つ返事で快諾。最近はここに入るための人も多くいるようです。
人手は幾らでも欲しいですし、お二人の持つ軍や領地の規模ですと文官も多く必要でしょう。私はそれ以外にも余裕ができてきたら若い卵を育成して、貴族や領主の皆様の補佐役を生み出せるようにしたほうがいいかもしれないと提案し、専用の学び舎を準備することも話してみました。
若いうちに物事を吸収させて、各領地で自身を活かしていくのは嬉しいでしょうし、貴族の皆様も自身の領地経営を補佐できる人物を国を代表する大将軍から貰い、見どころのある人材を教え込むのも一興でしょう。
派閥とかの問題もありますので、これはまた数年、若しくは十年単位での話になりそうですが、成功すれば新たな文官の養成施設の完成。哲学や道徳の話も教えたいですね。私には難しいので、銀嶺からはダンカンが適任ですかね? 優しい雰囲気に話し方もゆっくりで分かりやすいですし。
そんな始まりは軍事には向いていないが別方面で優秀な人材を捨てたくない文官育成計画の最初、古参組の皆様。最近は私や私が技術を教えた鍛治師の打った鎧や剣をオススメの商品にして遠方の諸侯に売ってはこの前の戦費や復興費を少しでも回復しようとしているようです。
「この新型の剣はオークニーで生まれました。戦場後で死体から奪った中古品の型落ちの品ではありません、我が国のオリジナルです。前回の戦争では一部の兵士にしか支給出来なかったのですが、今や輸出の時です。・・・・・切れ味がお好き? 結構。ではますます好きになりますよ。さぁさぁ、どうぞ。銀嶺騎士団の最新の装備品、剣は「クロッカス」鎧は「カラドス」です。快適でしょ? んあぁ、おっしゃらないで。装甲が変わっている? でも装甲の軽量化や厚さを増すような安易な改造なんて見かけだけで、夏は暑いし、よく滑るわ、すぐひび割れるわ、ろくなことはない。剣も切れ味に厚さもたっぷりありますよ。どんな力自慢の方でも大丈夫。どうぞ装備して振り回してみてください。・・・・・・・いい音でしょう? 余裕の音だ、技術が違いますよ」
とまぁこんな感じでセールストークを繰り広げ、各地で販売してはお金を集めているらしいのですが、一部はそれを活用した「麦転がし」もしているらしくかなりの資金を自身の資産や国庫にいれているそうです。
・・・・・・お二方、文官でも出世出来たでしょうね。その後の顛末に進展への草案も素人の私が聞くだけでも全く無駄がない。現在も人材の育成は順調のようで、昔ジャック将軍や銀嶺の皆様に教えた
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
この言葉を皆に教え、自身も紙に書いては読み返したりしているそうです。私自身の言葉ではなく受け売りだと言いましたが、それでも何故か私自身の言葉と広まっているそうです。解せません。
最後に魔獣の子供を譲る話ですが、これについて今はハッキリ譲れると断言出来るものではなく、ハチや花子、黒介達に相談しなければいけません。魔獣。といいますか私達の部隊の魔獣達は始まりの世代が子供の頃からなついたせいで生まれる子どもたちもすぐに心を開いてなつくせいか、少なくとも人間をむやみに襲わない。領地を荒らす蛮族や敵兵、魔獣、害獣が主な餌になり、無い日も彼ら用の給料や私達の畑や狩りでの糧を使って餌を用意します。
そういった生活ですので、家族関係がより濃ゆく、部隊を離れても大丈夫かどうかの相談。それとブリーダーの銀嶺メンバーもコーウェン将軍に派遣させねばいけない。
銀嶺魔獣部隊への風評自体はこの国内にいたっては心配はしていませんしね。この十数年。魔猪によるキノコなどの新たな食料発見、哨戒がてらに畑に臭いを付けておいて他の野獣や害獣が近づかないようにする配慮。冬場の魔狼の物資輸送隊。必要なら立ち寄った村々での農作の手伝いや森での物資の入手での護衛。王女にその母君の護衛に遊び相手、王子たちとも毎日のように戯れています。そして民草を困らせる魔獣、幻想種、竜種、蛮族の殲滅。極めつけにアーサー王との戦いでの八面六臂の活躍。
このオークニーでの魔獣部隊の活躍は目覚ましいばかり。キリスト教が広まり廃れて久しい狼信仰の話や狼を従えた伝承の話が飛び出したりと色々話の種になるそうだ。
最初はびっくりされたり逃げられたり、怯えられたりと散々でしたが、今では哨戒先での皆様から気楽にお土産をくれたり、毛並みを楽しもうとする子供もいる。すっかり変わったものです。
後日子供が数週間で生まれそうな魔狼や魔猪の家族を呼んでおくのでご自身で相談をして欲しいとコーウェン将軍に頼み、今回はここでお開き。取り敢えず私は武器の準備と新たな命が生まれそうな部隊の動物たちに今回の話をしなければ。はてさて、第二の銀嶺は生まれるのでしょうか?
>>月<<日
本日、ヤマジのパスタマシンが完成したので早速お披露目会になりました。普通なら全治何ヶ月の怪我だったのですが、イグレーヌ様や銀嶺に魔術を習い始めたメンバーの治療魔術で回復して、半月ほどで全快。そのまま連日部屋にこもって作り上げたそうです。
蕎麦を食べたい一心で作り上げた二種類のパスタマシンは見事で、とても新品なことも会ってピカピカと輝いています。一応蕎麦の切り方は教えたのですが、どうにも不揃いで美しくない、食感の不一致が嫌だ。と自分の打つ蕎麦の切り方には諦めたようで、今回のパスタマシンはそんなヤマジや他の蕎麦好きな面々には成功して欲しい、手に入れたいものなのでしょう。実は私も少しこのパスタマシンに一手間を加えて欲しいとヤマジに頼み、食べたいものがあるので楽しみで仕方がない。
早速ソバの生地を作り、ほどよくのばした生地を準備。それと並行して沸かした窯も準備してすぐに茹でられる準備も万端。生地をパスタマシンに押し込み、蓋をして押し込む、ハンドルを回せば均一に切られた麺が出てきてちぎれることもなく一つの麺になる。窯に入れても問題はないし、これは大成功です。
早速麦味噌の出汁で頂き、味を確かめても問題がないのでこれからも少しづつパスタマシンを増やして王宮や貴族にも配れば悦ばれるでしょうか?
私は私でヤマジに頼んでいた仕組みを出すように頼み、小麦粉の生地をこねる。その間に食事を一段落させたヤマジはハンドル式のパスタマシンに新しいオプションパーツを組み込む。ハンドルを回せば切られた生地が更に細かくカットされるというもの。
そう、昔テレビで見た小麦粉を細かくちぎって米の代わりにした「チネリ」をしようかと考えたのです。手でしていませんのでチネリではないかもしれませんが、米を食べたいなと常々考えていたので、これを代わりにしてみることに。専用のザルを窯に入れて細かく裁断される生地を受け止めてさぱっと上げる。これを麦味噌の出汁にいれて、スプーンでいただく。
うん、まずまず。これはいい出来です。度々作って食べちゃいましょう。この後は皆でチネリ米もどきをみんなで食べて、そのまま晩御飯にパスタを作り、カルボナーラも作っちゃいました。
○☂月❉日
ガヘリス様から自分にも一つ刀を打って欲しいと言われました。
あの戦で暴れた結果、ガウェイン様ら王子たちから尊敬の視線で見られるようになり、何かと付けて呼び出しを貰うことになりました。今回もその一件で、私の振るう四本の刀。脇差の「深山」「陽炎」太刀の「桜花」「秋水」に興味を示された御様子。数年前から鍛冶も始めているのでこれも踏まえた上での依頼でしょう。
私は構わないのですが、問題はガヘリス様の戦闘方法。ガウェイン様もガヘリス様も揃って大剣を思い切り振り回すパワーファイター。並の刀、私の太刀の大きさではすぐに使い潰すか、戦場で折れてしまうかになるのでどうしたものでしょうか・・・・・・?
この件には途中で聞いていたガウェイン様にも聞かれ、是非とも自分も欲しいと言ってくる。国のトップ二人の主兵装の依頼・・・これは大変です。何せ近々ロット王も最近は少し老いが目立ち始め、以前ほどの覇気もないですし、近い内にガウェイン様に王位を継承する腹積もり。その時にみすぼらしいものは作れません。
ロット王も最近は王子たちが無事に成長し、安心なさったのか以前よりも気楽に振る舞い、自分で家族の料理を作って振る舞うわ、モルガン様やガレス様と散歩したり、半ば隠居生活を始めてのんびりし始めています。この前は私が気まぐれで日記の表紙に落書きしていたパンダを気に入りぬいぐるみをこさえてガレス様に「ガレスちゃーん。パパだよ。そしてこれはパンダ」といった反応に困るギャグをしたり。
なんと言いますか、自由人ぶりに磨きがかかりました。政務自体は変わりない手腕なんですが、心に余裕ができたと言うのでしょうか。以前は遊び心七割だったのが九、十割に振り切れたと言いますか・・・今まで以上に城内ではしゃいでいます。料理もモルガン様やガレス様と一緒にしたりで微笑ましいのですがね・・・
しっかし・・・このとんでもない依頼。少し時間をいただかなければ・・・
冰月焰日
アンナ様が少しでかけてくると言って散歩にでかけました。行き先も告げず、ふらふらと出かけていきました。
普段の散歩なら気にしませんが、わざわざ出かけるというあたり、何かあるのでしょうか? でも、ハチ達もフォウ様も特に急かしたり、私についていくように催促もしませんし、私から見ても違和感がない。うーん・・・
とりあえずご飯と怪我をして帰ってきても良いように、何らかの騒ぎに対してもすぐに移動できるように栗毛も準備してアンナ様を待つことに。
その間にコーウェン将軍がいらっしゃり、将軍と魔獣の夫婦と会話を交わし、三組の夫婦がコーウェン将軍の下に行くことに。部下は既に準備を決めているので数日後には赴くように手紙を記してハチに伝令を頼み、コーウェン将軍は三組の魔獣の夫婦と一緒に満足気に帰っていきました。これからも頑張ってくれるといいのですが。
夕方になり、アンナ様は無事に帰ってきました。違う点を上げるとしたら、背中に何かを背負っている点と、同行しているワイバーンの子供でしょうか。赤と緑のワイバーンのつがい。それがアンナ様の周りを飛び交い、なついているのです。
・・・・・フォウ様といい、アンナ様はいろいろツッコミに困る動物を連れて帰ってくるのが好きなのでしょうか? 因みにフォウ様は最近はガウェイン様や、ガレス様とよく遊んでいるために王宮でもちょっとした話題になっています。「不思議で可愛らしい獣」だと。
一応聞いてみると、ワイバーンや竜種と過ごす際に老いた竜が居たことを思い出したので出かけてみるとその巣には横たわり、とうに死んでいる竜に二つの卵。それはその場で孵化して自分になついたことから持ち帰ったそうな。ついでに竜の逆鱗や持っていた宝玉、鱗などの素材も持ってきてくれました。これは使えそうなので一部は貰い、逆鱗や宝玉はロット王に渡すことに。
新たなメンバーが増えそうですが、まずは大きくさせながら人を襲わないようにする訓練でしょうか。上手く行けば銀嶺の強襲部隊のメンバーに加えることができますし、航空戦力の参加は嬉しいです。
名前は・・・赤の子が「レギア」緑が「イネンナ」にしました。これからよろしくおねがいします。
X月L日
漸くガウェイン様、ガヘリス様の専用の太刀が完成しました。数打ちのように済ませるわけにはいかないので、時間がかかりましたが、漸くです。
作ったのはお二人の戦い方と剣の頑強さを考えた結果大太刀にしました。真柄直隆の持っていた「太郎太刀」これくらいの大物でもお二人なら問題はないでしょう。流石に大きくて私だけでは少々手間なのでダンカンに手伝って貰い一緒に王城へ。実は、アグラヴェイン様にも武器を作ろうかと聞きましたが「未だ貴女の技術を収めていない未熟者に不相応な獲物を渡しても増長して失敗します」と断られました。合理主義の塊みたいなアグラヴェイン様ですが、私との修行は本気で打ち込みますし、銀嶺の皆様の手伝いをしたりと年相応の部分はあるのですがねえ。この前はカルボナーラを作ったら喜んでいましたし。
そうこう考えながら少し前に長期休養の終えた銀嶺の活動について話しながら王宮に向かい歩いていると早馬が。鎧や馬の消耗具合からしてどこかの使者でしょうか? 前線には銀嶺や私達の知る部隊がいるはずですし、そこまでの騒ぎならモルガン様やアンナ様から連絡が飛んでいるはずですしねえ。
早馬の後をゆっくりと着いていく形で王城へ足を踏み入れると早速イグレーヌ様に呼ばれて玉座のある場所へ。先の早馬はアーサー王からのものからであり、内容は前回の戦の詫びと同盟へのためにアーサー王直々にこちらに出向くというもの。下出に出ているあたり、相当な念の入れようですね。
これにロット王も許可をするが、一度モルガン様と私的な話の席も欲しいと付け加えて話は終了。私も同席するように呼ばれているらしく、急いで準備のために拠点に帰宅。刀はその場ですぐにガウェイン様等に渡して急ぎ足で戻りました。漸く実った家族での会話。お互いの思考のズレをここで解消しなければ!
コーウェン将軍のネタは真ゲッターのあの人。中の方がウルトラマンメビウスではデスレムだっりとお世話になっています。勿論性格まではあそこまでえげつなくありません。腹芸はしますが、華奈にも信頼を寄せています。副官にスティンガー君がいそう・・・
魔獣部隊のアイデアは吸血鬼を調べる傍らで見つけたベルセルクの話と狼信仰、狼神の話は見ていて「この時代なら魔獣とはいえ狼部隊作っても面白そう」と考えて魔獣の中に狼を入れました。魔猪は現実でも猪の危険性とケルトやアルトリアも魔猪に辛酸を嘗めさせられた、魔獣のトップクラスということで出しました。実際に豚などにトリュフを探させたりきのこを見つけさせるのは現代でも行われていますからね。
実際に狼を従えて英雄になる、問題を収める伝承なども少ないですがあるのでこういう形の将がいても面白い思い、出しました。本多忠勝が立花宗茂を助けるときの「敵で強いものは味方になっても強いものだ」という発言に、三国志での南蛮遠征で出てきた獣を従える部隊に触発されたのもあるのでしょうかね。魔獣、害獣と恐れられるものが味方になれば強いはずだ! って感じです。
今回華奈がガウェインらのために準備した「太郎太刀」を愛用した真柄直隆は信長公の義弟、浅井長政、浅井の同盟者朝倉家の連合と織田・徳川連合の戦、姉川の戦いで朝倉の将軍として本多忠勝と一騎打ちをしたと言われる豪将。なんと彼の大太刀は175センチ。別の説では240センチとも言われるほどの馬鹿でかい刀を持って暴れたそうです。
ガウェインのパワーやガヘリスもそっち系等のキャラにしましたし、聖剣が渡るまではこっちで暴れてもらおうかと。騎士が刀を奮って暴れる。ミスマッチにも程がある!
次回はアルトリアとの同盟への動きがメインになるかも?
UA 7798件 しおり 21件 お気に入り 109件 評価、感想、お気に入り登録をくれる皆々様。有難うございます。
またこの物語にお付き合い頂く皆様は宜しくおねがいします。オリジナルキャも増えてきましたし、元ネタも含めて簡単なキャラ紹介の場所も必要でしょうか?