転生愉悦部の徒然日記   作:零課

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 イグレーヌはモルガンを更に胸が大きく、ムチムチのほわほわあらあら系の美女ですね。顔立ちとかは対魔忍の不知火とかの方が近いイメージです


進むために捨てること。進むために拾うこと

 「ここがレジスタンスの拠点領域・・・穏やかですね。とても戦時中とは思えない」

 

 

 「いやー前よりも栄えている。ロット王のおっさん。いい政治をしているようで」

 

 

 「病院とかの設備も分かりやすいし、工場もあるけど排水処理もしているみたい」

 

 

 「恐らく魔術ね・・・いや、これ現代の魔術のそれじゃないわ。神代級のそれじゃ・・・」

 

 

 レジスタンスの拠点について、何か可愛い狼の旗と和やかな雰囲気、気合に満ち溢れた兵士たちが僕らを出迎え、白い奇麗な議事堂とそのすぐ後ろの大きな邸宅が目を引く。

 

 

 野戦病院で戦争の苛烈さ、ケルト軍の蛮行を見た後にこの景色は心が現れるようで、フォウ君も嬉しそうに景色を見ていた。

 

 

 「なんですかこの槍さばき!? ぬぐっく! こなくそぉ!!?」

 

 

 「クカカカッ!! 流石は音に聞こえし大英雄! たぎる! たぎるぞ!! さあ、もう一番行かせてもらう!!」

 

 

 「うわわっああ!!? な、なんですかこれ! 同じ四刀、剣技なのに幅が、引き出しがまるで違う!? 鞭みたいに・・・・! くふっ! わたたたたたたっ!!」

 

 

 「パワーはそちらが上ですがね。補うやり方はいくらでもあるんですよ! さあさぁ! 私に負けたら閨だのなんだの吹っ掛けて言ってきた分、年季の差を思い知らせてやりますよ!! 今は3刀流ですが、それでもこれくらいは軽い軽い!」

 

 

 「わはははははは!! こいつはすごいカードだ! いいぞもっとやれー!」

 

 

 「おお、ストーム君も酒は好きかね? ならこの蜂蜜酒とリンゴ酒はどうかね。新作なんだ」

 

 

 「姉上ファイトですよー!! 武蔵ちゃんを嫁にしてしまいなさーい!」

 

 

 「叔母上負けるなー! 勝ってからアイツの中華料理をもらうんだー!」

 

 

 「おおお! これはたぎる! まさしく剣豪らの大衝突よなあ! 余も参加したいぞ! 体のさび落としといこ・・」

 

 

 「病人は可能な限り大人しくしなさい!!」

 

 

 「あらあらぁ~みんな元気ねえ~ふふふ。華奈ちゃん怪我しても治してあげるから元気に動いてきなさーい」

 

 

 その直後に運動場らしい場所でアルトリアさんと赤い髪の槍使いの人が、華奈さんと何やら女性の剣士が試合をしておりそれを酒盛りしながらやんややんやとはやし立てる大人組とぶどうジュースで乾杯しているモードレッドと白髪のロングヘア―の爆乳美人さん。

 

 

 レジスタンスについて早々に何やら打ち解けているというか、派手に騒いでいるのがまた非常にらしかった。

 

 

 「何をしているのかしらうちの最高戦力たちは・・・というか周りにいる人たちってうそでしょ・・・多分だけど神霊と、英霊が何騎もいるんだけど・・・」

 

 

 「え・・・ロット王、それにコ―ウェンさん、ジャックさん、モルガン様にイグレーヌ様も!? うわ、すごい。私の中のギャラハッドさんがすごくはしゃいでいます!」

 

 

 「つまり円卓の人間ってこと?」

 

 

 「いやーいいねいいね。こういう騒ぎは大好き。おーい僕にも一杯頂戴~」

 

 

 驚く僕らをしり目に銀嶺隊の皆は思わず涙を流したり歓喜したり、この景色をなつかしんだりと様々で、ビリーは速攻で酒や食事に目が行ったようで中に入って観戦しつつ早速楽しんでいる始末。

 

 

 『いやーあはははは。何やらレジスタンスの主がロット王らしくてね。そのまま仲良しになったみたい。あ、だけどカルデアも組むかどうかはまず話を聞いてからってあっちも言っているから、所長たちも楽しんできたらいいよ。

 

 

 止めようにももうこの空気は無理そうだしね!』

 

 

 「同感。っつーかロット王のおっさん。しれっと英霊を新たに引き入れていないか?」

 

 

 「うむ。あの槍使いはおそらく英霊だろうな。いつの間に・・・」

 

 

 「と、とりあえず挨拶に行きましょう。酒で出来上がって挨拶が出来ないようになる前に」

 

 

 ロマニとマシュの意見も相まって僕らも観戦しがてらロット王に挨拶に行くことに。凄く丁寧なあいさつと優しくお土産もくれるあたり、なんというか今までの王様とは違い少しフランクだなあと感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「さて、仲良くなれたことだし、早速本題と行こうか。カルデアの諸君。私たちは君たちと協力してケルト軍を撃退してこの時代を修正することを目的としている。そのために手を組みたいのだが」

 

 

 「ええ。ロット王。そのことは聞き及んでいます。その上で私達からも質問をしたいのです」

 

 

 私たちの模擬戦という名の殺し合いレベルの戦闘を終えて、合流したカルデアの皆さんとレジスタンスの皆さんで食事会をしてから議事堂での話し合い。ようやくここに行けました。

 

 

 で、カルデア側からはオルガマリー様。レジスタンスからはロット様が代表として話し合うことに。

 

 

 「構わないとも。私で答えられることならなんでも」

 

 

 「では、まず聖杯を確保したのち、この特異点、時代を修正するために聖杯はカルデアの方で確保、管理してしまうということで動きたいのですが宜しいのでしょうか?」

 

 

 「うむ。構わないとも。むしろ私を呼んでくれたハニーもそのつもりで動いているし私も、コ―ウェンもジャックも聖杯にかける望みなどない。いやむしろ今叶ったと言える。だから聖杯は好きにしてほしい。必要ならギアスでもかけるかい?」

 

 

 ロット様は私には事前に言っていたことを答え、聖杯はいらない。手にかけるとしたら制限でもかけていいよとモルガン様に用意させておいた専用のギアススクロールを持ってくるが、それは結構だと手ぶりでオルガマリー様も辞退。

 

 

 「いえ。ならばその聖杯の力を感じたうえでなぜエジソン王のように行動を。このアメリカを生き永らえさせるという判断や、自分の国をもう一度興そうという考えには至らないのでしょうか。大変失礼なのは承知ですが、それほどのことが出来るものです。ここの聖杯は」

 

 

 「あーそうだねえー確かに今のアメリカ側の選択も分かっているよ? 同じ為政者としてその判断も考えたさ。だけどね。それは私から言ってしまえば未来がない。これからを魔術王から守るために進むためにアメリカ以外を捨てるんじゃなくて進むつもりで自分の未来事ほかの国を捨てているようなものだと思ったんだ」

 

 

 ただ、ここからは私もまだ聞いていないロット様の本音。王としての立ち振る舞いをお隣がしている判断をしたうえで同じように国やここにいる人を守るために聖杯を取るという判断にはきっぱりとNOを突き付けた。

 

 

 「国はね。一国だけでいろいろできるように見えてそうじゃない。周りの国が、人が、それに根付く思想や考え、刺激があって、これらの交流があってこそ栄えて、いろんな人材が来て、あるいは出ていって、それらの繰り返しで成長していくことだ。僕らの時代はそりゃあ戦争まみれだったけど、その合間も流れてきた人材を招いたりしてその人らが助けたこともしょっちゅうさ。僕の義姉とか、銀嶺隊がいい例だね。

 

 

 そういった色んな人々が関われる世界を斬り捨ててアメリカだけの世界にしてしまうっていうのは正直言ってこれから出会えたはずの人々の可能性や、刺激も、思いもみんなみんな捨ててしまう。そんな状況にしたところで結局魔術王の気が変わったところで何もできやしないさ。

 

 

 カルデアのように頑張れることもなくぺしゃんこにされてしまうだろうね。一国だけでいいのなら他国を意識した軍隊もない。精々保安官レベルでいいと国民が思うだろうし。彼は自分らの未来を守って進んでいるように見えて処刑台の順番を変えただけってことにまるで気づいていない」

 

 

 あーまあ、私と同じ結論に至っていましたか。そう。結局のところその場しのぎ。って感じなんですよねえエジソン王の考えている作戦。体制は。

 

 

 ぶっちゃけ、ケルト軍を倒した後にこのアメリカを切り取ったとしてもこれ以上の敵がいるから備えろ。と言われても今の時点でレジスタンスが国レベルの規模になるほどに人が出て行ってしまうのでお察し。絶望してその場で死ぬことで終末世界の後に復活することに希望を見出す人の方が多そうで。

 

 

 「ですが、同時に魔術王の危険度、脅威も知っているはずです。その上で、なおカルデアに。人理修復の可能性や未来があると踏んでくれるんですか?」

 

 

 「当然じゃないか。僕らのヒーローの華奈があきらめていない。今の時代を生きる後輩たちが僕らも想像しえない相手に立ち向かうっていうのなら、先輩の僕らが先にへし折れて君たちの足を引っ張るようなことは絶対にしないよ。

 

 

 僕らはね。かつて神代の時代から今の時代に変わる際に自ら国を緩やかに終わらせた。それは、この国に縋り付いて未来を描ける人材たちを無駄に潰したくなかったからだし、そのほうがブリテンに、オークニーにより良い未来をもたらせると思った。

 

 

 そのより良い未来に進むためにあえて国を「捨てる」ことで被害を少なく未来へと足を進めた。ナイチンゲール君風に言えば悪くなった部位を切除して消毒してしまう感じかな」

 

 

 「なるほど。壊死しそうな部分を早めに切断してそこから化膿、感染をしないために消毒をする。あるいは伸びてしまい汚れた髪の毛や爪を切り取るようにしたと。ええ。いい判断でしょう」

 

 

 あの時は本当に世界自体が大きく変わるのも相まって今までの政治体制や国家体制を維持してしまうのは下手すれば戦乱になる可能性がありましたからねえ・・・それを減らす、なくすために苦心しましたね。

 

 

 「だけど、今しないといけないのは僕ら先人から君たちカルデアを支えること。どんなに小さくてもいい。魔術王が何だ。人類は負けを認めていない。倒してやるんだと応援している、支えていこうとしている英霊たちがいることを知ってほしい。小さな希望でもそれを拾い集めて、この特異点も、この先の特異点も乗り越えていってほしいんだ。

 

 

 君たちが守ろうとしている人理。人類史の歴史の中にはすごい人たちがたくさんいる。きっと彼らとの出会いと、力が、助けが、知恵が君たちが歩く未来を切り開くはず。若しくは、案外もうそばにいたりしてね・・・・なんて」

 

 

 この言葉にはカルデアの皆さんは思わずハッとなり、そして嬉しそうに喜色をにじませる。魔術王を知っても尚戦ってくれる人は側にいる。英霊たちもそれは同じ。どこまでも人類の未来を見据えたうえで支えたいとかつての王がいうのだ。初期のカルデアと比べればぼろぼろの。数百名いた職員も数十名になってしまってひーこら言っている組織を応援してくれているのが嬉しいのでしょう。私も実際に嬉しく思い思わず目頭を押さえてしまう。

 

 

 「・・・・・・・・感謝、します・・・ロット王。では、改めてカルデア代表として、レジスタンスの力を貸してくれるよう願います」

 

 

 「もちろんさ。この大地の未来だけではない。その先の特異点も、未来を救うためにまずはここで勝っていこうじゃないか」

 

 

 二人の握手と同時に議事堂が大いに沸く。カルデアとレジスタンスの協力。円卓の騎士たちがアメリカの未来のために手を貸すというのもこれまたイギリス系アメリカ人には何というか色々と嬉しいようで拍手喝采。

 

 

 こうして、改めて私たちが本格的に暴れるための土俵が出来ました。

 

 

 「ではでは、早速なんだが実は華奈姉さんらと一緒に君らと私たちのやることを決めていきたいんだ。既に君たちの適正や、今後のためにも戦略のためにこの方がいいだろうという方針を考えていた。ではでは」

 

 

 「はい。それでは。まず、私とマシュは少しやることがあるのでおいておくとして藤丸様や信長様、クー・フーリン様は練兵、現場での防衛線に力を貸してほしいです。特にクー・フーリン様はケルト兵の戦い方を皆さんに教えてもらい、信長様はレジスタンスの士官たちに戦略や戦術についての教鞭を振るってもらいたいですね。

 

 

 で、オルガマリー様ですがエミヤ様と一緒に工場長をしてほしいです。ちびノブ部隊とレジスタンスの女性の方々もいるので、人では困らないでしょう」

 

 

 そしてさっそく今後戦うためにもそれぞれが持ちえるべき役割を考えた結果の草案発表にオルガマリー様がポカン。

 

 

 「何で工場長なのよ!? ってかまた裏方!?」

 

 

 「まーまー抑えてくださいませ。それに関しての理由と役割はまた個別で質疑応答の時間を設けますから。で、ほかに皆さまなんですが・・・」

 

 

 こうして皆様への説明と今後の役職への説明をしていき、皆さんも納得した形で議会は解散。そのままおやつの時間ということでカルデアからチョコを持ち込んで皆でおいしくいただいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うふふ~まさか凛々しい孫が可愛い孫娘になるなんてね。マシュちゃんも本当にいい子いい子♡ いつかひ孫も見せて頂戴ね?」

 

 

 「わわっ。イグレーヌさん。わ、私はまだそういうお相手は・・・」

 

 

 「マシュちゃんほどの美人ならきっとお相手はすぐよ。あ、それと後でお小遣いとお年玉あげましょうか♬ おばあちゃんに孫を愛でさせなさい~」

 

 

 「ふふふ。確かに早いですがいずれは見たいですね。イグレーヌ様も相変わらず元気そうで。栗毛たちも大喜びですよ」

 

 

 おやつの時間を終えてからイグレーヌ様やモルガン様から再度激しいハグを受け、胸に押しつぶされたり女の匂いに圧倒されたりと親子の再開を楽しんだ後に早速マシュと一仕事。

 

 

 というのも、レジスタンスは今力を蓄えている状態だけどそのための兵站、生産のラインの増強が必要なのですがそれは急いですぐできるものではない。エジソン王のような滅茶苦茶な政策をしていないのでそれはなおさら。でも今後のためには色々と物入り。

 

 

 なのでレジスタンスの領地で本拠点のそばの荒野にやってきました。その間イグレーヌ様は私を見て号泣して抱き着きギャラハッドの気配をマシュから感じて性転換したのかと大騒ぎしたり、栗毛たちを撫でまくったりと見た目三十路くらいの美女が大はしゃぎとモルガン様と親子そろって私たちを大歓迎しながらの散歩道でした。

 

 

 「ふーむ・・・・確かに、ここはいわゆるセーフゾーンですが開拓もできていないですし、もったいない場所ですねえ」

 

 

 「そうでしょう? だけど、今の時点で動かせる人でも限りがあるからどうしましょうかと思っていたところに華奈ちゃんとマシュちゃんが来てくれたんだもの。多分、あれをできるわよね? お願いしていいかしら?」

 

 

 「ええ、お母様の頼みであり私たちのためにもなることです。断る道理はありません。マシュもいいですね?」

 

 

 「もちろんです。お祖母ちゃんの頼みであり、大事なこと。それに・・・私もこの目で見てみたいです。この宝具を。その景色を」

 

 

 ならば問題ないということで私は深山を地面に突き立て、マシュは大盾を地面に刺す。そして魔力を巡らせて、私とマシュ。もといギャラハッド。この二人がいないと発動できない珍しい二人で展開する宝具。決して強くはない。けれど、私たちにとってはとても大事なもの。

 

 

 「「いつか帰りし狼の城(ホーム・サムデイ・ウルフキャッスル)」」

 

 

 宝具を開放したその瞬間。一面の荒野が変わっていく。雑草とサボテンしかなかった荒野は緑あふれる大地とふかふかの畑に変わり、そして少し後に土とレンガで作った巨大な城壁。

 

 

 無数の建物と住人が、決して豪華ではないが大きな屋敷が。馬が、狼が、イノシシが、それらの子どもが出てきては世界を賑やかに変えていく。

 

 

 そう。この宝具は私とギャラハッドの故郷にして私の領地を召喚する宝具。かつてここから二国を支えた財政と食料を生み出せた。自分でいうのもあれですがまさしく国の金庫、金の生る大地と言ってもいいほどに豊かにして、戦士もお金も食料も生み出し続けた。

 

 

 モルガン様もアルトリア様もバカンス地として選びイグレーヌ様はここでモフモフたちと遊んでいた銀嶺隊の本拠地。それを丸ごと一つ呼び出す特大級の宝具。・・・・・まあ、かっこつけていますが、あくまでも領地。なのでこういうケースじゃないと使えないのと、戦力自体は銀嶺隊でいいのですが。この状況なら話は別。

 

 

 さあ、ケルト兵から装備を奪い、その装備を武器弾薬に。あるいは装備に作り替えて、畑からもガンガン食料を生み出していきますよー

 

 

 「ヒャン。わふ?」

 

 

 「ぷぐ。プギュー」

 

 

 「むふ・・・ヒヒーン」

 

 

 「わ、わぁ・・・可愛い動物の子どもたちがこんなに! すごい! これが・・・華奈さんの本拠地! 動物も人も作物も何もかもがいっぱいです!」

 

 

 「ああ・・・・・もうないはずのあの場所がこうしてここに・・・うぅ・・・長生きはするものね。またここで過ごせる時間が一時でもあるだなんて・・・ありがとう華奈ちゃん。マシュちゃん。おばあちゃんもう死んでもいいわ」

 

 

 「死んだら駄目ですよ!? ずっと元気に長生きしてくださいねイグレーヌ様。ほらほら、皆イグレーヌ様に会えてうれしいようですし」

 

 

 滂沱の涙を流しながら私たちの領地を見て感激するイグレーヌ様。ちょっと神霊になって長生きできたゆえのこれですので人理修復まで見届けてこれからも元気でいてほしいですね。そしてそんなイグレーヌ様の回りにもたくさんの子狼にうり坊に仔馬たちが寄ってきては既に可愛らしい光景が。

 

 

 「おおー! 華奈さま!」

 

 

 「華奈さまが帰って来たぞー!」

 

 

 「領主さまだ! こうしてきたってことはひと仕事あるぞ野郎ども! 後で新聞の用意だ!」

 

 

 で、うちの領民も私を見てすぐに宝具の事や何かあると気づいて早速総動員体制に。よしよし。これはロット様にいい報告が出来そうです♬

 

 

 「ん・・・ぐす・・・ああ、そうです。華奈ちゃん。忘れていました。実は私からもお土産があってね? ほら、華奈ちゃん今はラーマ君の治療のために刀を一振り使っていて3振りだけしかないでしょう? それの代用品になりそうなものを持ってきたの。知り合いの湖の妖精からもらったのだけど・・・どうかしら?」

 

 

 「おお? なんですか? 是非是非受け取らせてください」

 

 

 「じゃあ、これ。きっといい武器だし、色々使えるはずだから」

 

 

 そういってイグレーヌ様が渡してきたのは長ネギと大根。でも帯びている魔力・・・なるほど・・・

 

 

 「有難く。これで5刀流で暴れられそうです!」

 

 

 「まあ嬉しい♬ 今度その剣技も見せて頂戴ね」

 

 

 「ええー!! いいんですか!? いいんですか!? ネギと大根ですよ!?」

 

 

 マシュが突っ込みますがまあまあ、いい業物ですよこれは。ふふふ。




 華奈は新武装を手に入れた。イグレーヌの知り合いの妖精はアルプス山脈の天然の水、湖に生息していた妖精で、そこからお近づきのあいさつで貰ったそうです。
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