転生愉悦部の徒然日記   作:零課

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 ほのぼの回でーす


護衛と旅回り

 「お姉様。人理焼却後というタイミングで申し訳ないのですが、お姉様に護衛の騎士をつけたいと思いまして」

 

 

 「む? 嬉しい話ではありますが、騎士。モードレッド様や、私の弟子以外ではヴォーティガーン様以外で誰かいましたっけ?」

 

 

 茶をしばきつつ今まで印刷所に送れなかった原稿を送りつつサバフェスへの準備をしているさなか、モルガン様から来た話にほへ? となる。モルガン様達ご家族はアヴァロンで農園経営がありますし、人理焼却が解決した今はアルトリア様もドライバーや手伝いにと飛び回っているほど。

 

 

 その中で思い当たる騎士? と言われてもちょっと思い浮かばない。妖精たちはゆるい子かポケモンかで強いですが騎士。って感じではなく、残りもガチホモよりだ。

 

 

 「えーと。二代目ブリトマート。ですね」

 

 

 「あー・・・あーそりゃあ、私が知らないわけです。でも、同時にアヴァロンの住人かつ、なるほど、お母さんが騎士ですものね」

 

 

 名前を聞いて納得。アルトリア様が私と初めて剣を切り結んでカリバーンを破壊する前の仲間の一人でしたね。その方は私とモルガン様でブリテンとオークニーが同盟を結ぶ際はすでにアヴァロンにいたかで交友関係も希薄気味だったような。

 

 

 「その二代目のブリトマート。見習いの騎士なのですが、アヴァロンにいる騎士と呼べる人や関係者は皆お姉様の弟子や、関わってきた人たちでしょう? そしてここに来てビーストも討伐。

 

 

 憧れもどんどんまして、側仕え。それが出来ずともせめて合間に師事をしてほしいと。どうでしょう?」

 

 

 「ふーむ。まあ、良いと思いますよ。今は備品課の仕事であちこちに飛びますし、カルデアで鍛えて、護衛をしつつ世界中を見てもらったりしつつ見聞を広めてもらう。それに、一応特異点が急にできてレイシフトなしでも巻き込まれかねないので備えるのは良いかも」

 

 

 まさかこの時期に弟子であり護衛が増えるとは思いませんでしたが、まあモルガン様にストーム、アルトリア様たちが銀嶺隊に入るのですし今更ですか。

 

 

 問題ないので何時でも良いですよ。と伝えればモルガン様は頷いた後にすぐに外に声を掛ける。あれ? もうすでにカルデアに来ていたのです?

 

 

 「し、失礼します! 二代目妖精騎士ブリトマート。着任いたしました! あ、あの円卓の狼、華奈様に置かれましては此度のティアマト神、ゲーティア、そしてプライミッツ・マーダーの三頭の獣の討伐。比類なき武功として聞き及んでおり・・・」

 

 

 「ふふふ。堅苦しくせずに良いですよブリトーマート様。貴女のお母様に、妖精女王。そちらとはアヴァロンで顔合わせをしていますゆえに。今回は、私の警備についてですね?」

 

 

 白銀の髪を長く伸ばして左右でお団子にしつつ流すツインテールの美少女。妖精と人間のハーフらしく長い耳が特徴の子が恭しく頭を下げているのでそれはいいと流して微笑む。

 

 

 ふふふ。なるほど。コレは面白そうで可愛い子です。

 

 

 「はい! アヴァロンで知らないものはいない伝説の狼騎士華奈様の護衛と、ぜひ騎士としての修練、武功の場を与えてくれればと思いまして」

 

 

 「良いでしょう。私の部隊に入れてあげるので、まずは銀嶺隊・・・今日は・・・あ、ちょうどいいですね。クラークが警備の日ですか。彼と、彼の配下の腕利きとの修練、その後に私の直下兵の最強たちとぶつかってもらいます。

 

 

 その後で良ければ私の剣術も教えますよ。ガウェイン様、ガヘリス様、モードレッド様に教えた大剣での扱いも、出来ますのでね?」

 

 

 うーんガレス様のような大型犬を思い出すこの感じ。光るものはありますし、とりあえず刺激を受ける意味でも銀嶺隊のメンバーとの、経験のない相手とのぶつかり合いで腕を見ますか。

 

 

 「おお・・・あ、ありがとうございます! 華奈様!」

 

 

 「あー私に無理に様付けしないでいいですよ。ここじゃあ私は一人のマスターで、備品課の課長ですから。幹部の下。くらいなんで。あとうちの部隊基本ゆるいんで気楽にでいいですよ」

 

 

 「で、では華奈さんと! それならぜひわたしも呼び捨てでお願いしていいでしょうか?」

 

 

 「では、ブリトマート。貴女はこれから私達の部隊の強者とこの星の英雄たちとの修練、そして、私の仕事について回る以上世界中を見てもらいます。

 

 

 ユニヴァースと比べると狭い世界ですが、ふふふ。貴女のお母様にアルトリア様達、騎士の皆さまが愛したこの星をゆっくり堪能してくださいませ」

 

 

 「はい! ありがとうございます華奈さん!! では早速修練に行ってまいります!」

 

 

 目からビーム射っているんじゃないかと言うほどに瞳を輝かせて私の言葉に頷いて、すぐさま部屋から飛び出していくブリトマート。快活でいい子ですね。

 

 

 「ふふふ。お姉様の部隊相手に、どれほど行きますかね?」

 

 

 「一応250人将あたりとはいい勝負するかなーと。もう少し磨けばすぐにヤマジ、ダンカンレベルになるのでは? 100年以上は鍛えているようでしたし」

 

 

 「なるほど。ああ、それと初代ブリトマートとグロリアーナからの言伝で、よければ娘をもらって子供を授けてほしいとも」

 

 

 「ぶはぁ!?」

 

 

 思わずむせそうな発言に驚く。ちょっとまってくださいよ。あの子、ウチの部隊に弟子入りだけではなくて嫁入りもさせるつもりだったんです!?

 

 

 「な、いきなり過ぎませんかね!?」

 

 

 「いえいえ。お姉様の、銀狼の血を、意思を継いでくれる人がいないのは私達も大変残念でして。そこにこのチャンスと功績。妖精と人のハーフと人ですが英霊の子供。アヴァロンでも問題なく過ごせるでしょうし、あの子もかなりその話は乗り気でしたので」

 

 

 「もー・・・まあ、権力云々のしがらみがない今なら女性との色恋も良いかなーとは思いますが、子作りですか。私に生やせと?」

 

 

 いやまあ、そういうプレイはしたいですよ私も。何方かといえばタチですし。でもまさかこういう形で、しかも円卓時代の縁での婚姻子作り話が出てくるとは・・・思いませんでしたねえ。

 

 

 「ええ。そういう薬はすでにありますし、お姉様の体力、魔力、素晴らしいものになるでしょう・・・♡ 妹もアルトリアもぜひふたりとももらってくださいよ。お母様も喜びます」

 

 

 「義理の姉妹同士での子作り推奨とかイグレーヌ様真面目にすごい発言しているのを気づいてくれませんかねえ? 昔から優しい方でしたがたまにすごいこと言ってくるんですからー」

 

 

 まさかまあ、この発言と行動で、今後ちょっと変なことになるとは思いもしませんでしたとも。ええ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ふぅー・・・なるほど東京、現代の都市もなかなか良いじゃないの。食材も工夫や加工技術はウルクになかったものばかりだし」

 

 

 「ふふふ。楽しんでもらえて何よりだよ」

 

 

 魔術協会の東京支部、他にも実家とかの挨拶をして周り、時間を作れたのでイシュタルと一緒に東京散策と洒落込んだ。

 

 

 食材はやはりウルクのものと比べると材質は落ちるのだろうけど調理技術や世界中のものが集まる大都市の一つ。女神としても、依代の少女としての親和性の良さ、聖杯の知識もあっていい感じに堪能してくれて安心だ。

 

 

 「にしても、乗り物も豊富よねーあ、このバイク・・・ほほーいいデザイン」

 

 

 「ベスパだね。映画でも結構使われたことがあるものだよ」

 

 

 「へぇー。あ、そうだわ元。ちょっと相談があるんだけど良いかしら?」

 

 

 「なにかな?」

 

 

 大量のショッピングのものを抱えつつイシュタルの傍を歩いていたが、急になにか思いついたようで楽しげに口角を上げる。なにか思いついたのか。

 

 

 「ほら、ニトクリスにしていたクラスチェンジ。あれあるでしょ? 今の私はアーチャーとしてのクラスだけど、マアンナ。アレの機動性を引き上げる意味でライダークラスとしてのクラスチェンジが出来たとして、あのバイクをマアンナで再現できるかしら?」

 

 

 ほほう。クラスチェンジか。確かに今のイシュタルはウルクの頃より少し出力が落ちているし、アーチャークラスの方だから機動力も少し劣る。そこをライダークラスに変えることでクラスの恩恵を受ける。その側面を強化したいと。

 

 

 「できると思う。ウルクの民にも王にも、神にも知られているマアンナのドラテクの逸話があるからきっと。ふふふふ。でも、そのスクーターでとんでもない速度を出すの? それ、せいぜい60キロくらいが最高速度だよ」

 

 

 「いいのいいの。空を飛ぶスクーター。おしゃれでいいじゃない。わ、何あれ。飴細工? 琥珀のようにきれい。宝石みたいだわ。おじさん。二つ頂戴! はい。元」

 

 

 「あむ。ありがとう。じゃーこのバイクの外見とか、加速とかどうするかは今度教えるよ。ほも・・・んー甘い」

 

 

 べっこうあめを舐めつつ、とりあえず後でペスパの写真とかスクーターの加速やブレーキのいれ方を教えるべきだなあと。

 

 

 本当にこうしていると奔放でわがままだけど愛嬌あふれる美少女なんだけどねー

 

 

 「ふふふ。じゃ、一度ホテルに荷物をおいたら今度は別の場所行くわよ! それと、もう一つライダークラスの際にだけどね? 私、グガランナをもう一匹作りたいの」

 

 

 「え? ホテルに戻るのは良いけどグガランナを? イシュタルはそれがなくても強くて頼りになる神霊だよ? だからあんまり気負いとか自信喪失とかなら気にしないでいいよ。今も十二分に護衛としても助かっている」

 

 

 「う・・・それは嬉しいけどね。まー私自身も完璧な女神だし? 問題ないとは思うけど、やっぱりクラスチェンジするのなら、ライダークラス。騎兵のほうならやっぱりお供の動物はほしいじゃない? ほら、華奈の銀嶺隊の魔獣たち。あの子達もかわいいし、色々手を貸してくれるし」

 

 

 「うーん。イシュタルがそういうのならいいけど、あのとんでもない宝具、天の牡牛を作るんでしょ? 管理とかも大変だろうし、調教やしつけも兼ねて華奈に預けるのならいいよ?」

 

 

 なるほど。まあ、数千匹の魔獣たちと仲良くカルデアの雑用にアニマルセラピーをしつつ魔獣も銀鈴隊員もカルデアの皆が仲良くしているのも見て自分のかつてのペットがほしいとなったのかも。

 

 

 よそのペットを見て欲しがる女の子かなあ? 

 

 

 「え? 華奈にトレーナーをさせるの?」

 

 

 「そうそう。本来人に懐かない狼。その魔獣に、ブリテン、ケルトでは勇者を殺すことも普通にある魔猪に、竜種の下位とはいえ、その竜種に追いつきそうなほどの成長を見せるなどの育成と人と触れ合えるようにしたのが華奈達銀嶺隊だから、グガランナを生み出すとしても、その育成は華奈のほうがわかるかもよ。

 

 

 イシュタルの場合、グガランナはもらってから扱ってすぐにギルガメッシュとエルキドゥに倒されてしまっていたから扱いがよくわからないんじゃない?」

 

 

 あと、イシュタルの場合アメとムチどころかムチと鞭、更に拳と厳しすぎるしつけをしていたようだし、競走馬ヘイローみたいに凶暴な、英霊や人嫌いになってもらっても困るという内心があるけど。

 

 

 「うーん。確かに。でもなあ、トレーナー料金。どうしましょうか」

 

 

 「それこそ賢王様から依頼金としてもらった宝石とか、ああいうのを出せば? 何万年先まで使えそうなほどなんでしょう?」

 

 

 「まあね。でも、グガランナのパーツも用意するのにお金かかるし・・・うーん・・・ええい。いいわ。こういうのは投資と思いましょう。じゃあ、カルデアに戻った後に華奈に相談しに行くわよ」

 

 

 カルデアに戻ってからもこの女神に振り回されそうだなあー他の皆にもちゃんと埋め合わせのために外出の予定の際には同行してもらって、自由時間を確保しないとだ。

 

 

 それと、エレシュキガルが来ていこうなんでか出てきて、懐いている鹿も一緒に面倒を見てもらうことに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「はぁ・・・」

 

 

 「おや、どうしたのかねランサーの方のアルトリア君。時空神殿での功績を持って見事マイ・ガールに藤丸君、マシュくんをカルデアに届ける道を守った英雄というのに」

 

 

 姉上御用達のバーで黒ひげたちがゲームに興じて酒を飲んでいる様子を見つつ何杯目かのカクテルを飲むが、心地よい酔いはこないもので出るのはため息だ。

 

 

 「ええ。たしかにあの武功を持って姉上たちは私達を赦し、円卓の騎士ではベディヴィエールを私が召喚、トリスタン、ランスロットも残りました。しかし・・・姉上の護衛の枠を取られまして・・・」

 

 

 そう。あの武功を持って赦された。そして、何よりあの三体のビーストを討伐する要、作戦立案、その人柄でなし得たあの輝きに、私は・・・た、多分・・・恋慕の気持ちがある。

 

 

 華奈姉上を見ているだけで心臓がドキドキして、切なくなり、頬が赤くなって思考がまとまらない。側にいたい。そして、私はモルガン姉上の配慮もあってアヴァロンでの畑仕事、顔合わせの方は焦らずゆっくりとなっている。そのチャンスを活かして護衛に。華奈姉上の側に。

 

 

 「ああ、あのブリトマート君か。今もはつらつと銀嶺隊と剣を交えてテストを受けている。実力に応じて階級を与えて銀嶺隊入り。しかも華奈の近衛兵、護衛だものねえ」

 

 

 「う・・・ぐ・・・」

 

 

 モリアーティの言葉にぐさりと刺さる。そう。そのブリトマートだ。彼女の母親には大変世話になった。しかしその娘が、あんな美貌と肢体、快活な少女。その子が明らかに華奈姉上に恋慕の情を交えて護衛についた。

 

 

 わ、私だって・・・

 

 

 「私だって・・・銀嶺隊に入りたいのに・・・! 私のほうが先に来たのに、あの子のほうが騎士として姉上の護衛につけるなんて・・・羨ましい・・・! 嫉妬はダメとわかっているんですが、でも、でもそれが羨ましくて・・・ぅう・・・マスター・・・お代わり・・・・」

 

 

 グラスを壊さないように置いて拳を握りしめてうなだれる。わかっている。すぐに護衛を申し出なかった自分が悪いとは。赦されたとはいえしでかしたことの酷さは。

 

 

 でも、でも聖杯を預けて、ティアマト討伐にも役立ててもらい、時空神殿から帰り道を守った私よりも先にあの子に華奈姉上の側を・・・側を・・・!!

 

 

 ちゃんと良いお酒を飲んでいるのに、まるで心地よく酔えない。

 

 

 「はい。お代わりのカルアミルク。ふーむ・・・青春しているねえー護衛の交代制を申し出てみれば良いんじゃないの? 私は英霊故に魔力があれば睡眠は不要だがマイ・ガールは受肉した二度目の生を手にした英霊。

 

 

 ブリトマート君も妖精と人間のハーフだから眠気はあるだろうし、疲れもある。日替わり交代とかをモルガンとか、部隊長にそれとなく提示して見るのはどうかね?」

 

 

 「っ・・・! そ、そうですね・・・! では早速・・・」

 

 

 「おっとと。少し話しいいですかな? 槍のアルトリア氏。華奈先生のことについてならこの黒ひげ、サブカル友達としてぜひ助け舟を出そうかと。あ、マスタービールとバタピーくだち」

 

 

 どかりと隣に座りいい笑顔でビールを飲み干しお代わりのジョッキと、おつまみを堪能している黒ひげ。確か、昔は不潔だったそうだが今はちゃんと体を洗い、Tシャツとジャージだが小綺麗な印象を持つ。海賊という印象はするもののまだ穏やかそうに見える。

 

 

 「助け舟。ですか?」

 

 

 「そう。あの潜水母艦パンドラで、EDF6のあの超特大船を拙者の宝具に合体してくれてティアマト撃破への助けという大武功。あのBB・・・ごほん。と同じ型の船をくれたのですが、更には数年ぶりのサバフェス参戦もしてくれる。

 

 

 この黒ひげ、華奈先生の作品を愛読して幾星霜。華奈先生の幸せと安全につながるというのなら、華奈先生の義妹の悩みであれば助けたいと思うのが人情ですぞ」

 

 

 なるほど、筋は通る。実際にあの巨大潜水母艦をもらった、船乗りの家であり命であるものにあれだけのものを貰えばこうするのが人情。というものか。

 

 

 カルデアで私より長く共に過ごし、私の知らない英霊となってからの趣味嗜好を知る者。ここは素直に聞いておくべきでしょうと結論付ける。

 

 

 「では、ぜひご意見を聞こう。ああ、マスター、彼の酒代は私が持つ。お礼として」

 

 

 「良いですぞコレくらい。むしろ気にせず。じゃー早速ですが、華奈先生はレズよりのバイセクシャル。つまりは女大好きの美女! だからこそ槍のアルトリア氏はその美貌、あの聖剣二刀流のアルトリア氏よりも成長したそのスタイルを活かして華奈先生に猛烈アタックしてイチャラブ好き♡ 好き♡ 愛している作戦! コレしかありませんぞ!!!wwwww」

 

 

 「!! は、はわわわ・・・・・・・」

 

 

 な、なんという・・・・何と言うはレンチで刺激的な作戦なのだ! しかし・・・うーむ・・・な、なるほど・・・

 

 

 今カルデアで華奈姉上を恋慕している、意識している女性はそこそこいる。が、そこまで過激なアプローチはしていない。つまり、その間に私が出し抜く・・・いえ、リードしてしまう。先んじればなんとやら。ブリトマートが先に護衛として申し出たのなら、私は周りから外堀を埋めるよりも先に姉上に好きだとアプローチしてしまえと。

 

 

 難しいものだが効果はあるだろうと私の直感も告げている。さすが黒ひげ・・・なんという乾坤一擲の作戦・・・!

 

 

 「し、しかしです黒ひげ。私はあいにくとそういうものに疎い・・・そ、それに姉上に一体どうやったらいいのかまるで・・・」

 

 

 「安心されよ。我に秘策あり! まあ、それをするにはまずはこちらもおすそ分けを貰う必要があるのですが。おーいアン氏、メアリー氏。ちょっと話があるんですがいいですかなー?」

 

 

 「あ、ちょっと待って黒ひげ! いまインフェルノで敵の波が・・・! あーやばいやばい! 噛みついて回復エリアから離すな赤アリ!」

 

 

 「ちょっ! メアリー!? 私の支援で・・・あー! 私もやられちゃいましたわー!!」

 

 

 少し離れたソファー席で最近カルデアの熱いブームとなっているEDFシリーズ。その5をプレイしていたアン・ボニーとメアリー・リードがプレイしていたステージで負けてしまい、一度装備を整えるために撤退ボタンを押してからこちらに歩いてくる。

 

 

 「で? 何の話? つまらない話するよりは黒ひげも一緒にこのステージのインフェルノ攻略手伝ってよー」

 

 

 「そうですわ。なんやかんや貴方の動きは助かりますし」

 

 

 「オウフwww百合美少女コンビに頼りにされる拙者さすがでござるwww まあ、それはそれとして。そうですなあ。実はこちらの槍の方のアルトリア氏にお二人の使っている例のアレをおすそ分けできないかと思いましてな。

 

 

 華奈先生やストーム1氏への御恩もあるお二人。華奈先生のためにもぜひどうですかな?」

 

 

 「ふむふむ・・・なるほどそういうことね。じゃあ、試しに一つどうだろう?」

 

 

 「ええ。華奈さんへのお礼もありますし、それなら」

 

 

 「あ、ありがとう。恩に着る」

 

 

 この後、黒ひげとアンメアの二人に授けられたものと秘策で、私は姉上に挑み、見事・・・見事護衛の座を手に入れた・・・!!




 ライダーイシュタル。これで完成? 


 人類最新の潜水母艦を自分の船としてグレードアップするコラボ合体してくれて、原初の母をぶっ飛ばす助けという武功と大暴れの舞台をくれて、しかもその潜水母艦がドレイクも同じタイプのやつを使用しているとなれば黒ひげ的には大歓喜ですよねって。
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