転生愉悦部の徒然日記   作:零課

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 夏イベ楽しみ。


 現在の人理君の華奈への評価


 人理焼却前


 人理くん「うーん。なんやかんや英霊だし強いけど、少し予定を崩しちゃったからなあ。お陰で円卓組を本人ら座に登録できないし。ちょっと必要なら消すのも・・・」



 人理焼却リセット&ビースト3体撃破後


 人理くん「ファッ! うーん。まじでこの騎士ヤバいわ。下手に手を出すとマーリンも騎士王も手を出しそうだし特に危ないことはしなさそうだし。ままええわ。優遇したおいたほうがいいかあ~」


突貫しまーす

 「ふむ・・・力量はこんなものですか。せいぜいが少し強い巨大エネミー程度。ただ、常に再生する、その速度も相まって常にこっちに何らかの呪術や負担を強いるのが厄介ですね」

 

 

 全く、神代の時代かつセイレムのような結界のせいでなかなかに入れませんでしたが間隙を縫ってレイシフトできましたが、いやーこの絵面は笑うほかなかったですがその実強さと性質は厄介。

 

 

 安定して一人の脱落も許さない場合私の部隊なら50名。それ以外の部隊なら100名できらくに瞬殺できるという感じですか。

 

 

 「隊長。現在4体を食い止めているけど、兵力が余る。休憩地点を作るのと、元たちはどうする?」

 

 

 「んーとりあえず交代制にするためにあの集落の前に防衛地点兼休憩所を即席で作る。それをそれぞれの部隊ごとに。それと、コイツラを倒し続けても本質的解決にはならないでしょう。

 

 

 私達は盾になって本命を通すほうがいいかと」

 

 

 「そういうことなら、僕の部隊から伝令をだして銀嶺隊で食い止めて元たちは敵の本拠地を叩けとか、別働隊としていけって伝える?」

 

 

 「その通り。こういう手合との耐久戦をしつつ情報を探ったり陣地を敷くのは私達の領分。根っこをぶっ叩くのはあっちです。頼みましたよダンカン」

 

 

 大きな埴輪が7つ。銀嶺隊もちょうどモルガン様の部隊をアンナ様に合流させれば7部隊。雑魚処理も問題ない。

 

 

 あっちでバカバカ空爆と電撃と剣戟の音が凄まじいのが元様たち、なんかすごい勢いで埴輪を砕いているのは藤丸様たちですか。マシュの声と、あの火縄銃の一斉射は信長様でしょうし。

 

 

 伝令に動いてもらいつつこっちも布陣を敷きましょう。久しぶりの軍団防衛戦です。

 

 

 「私も手を貸そう」

 

 

 「沖田様!? あれ?」

 

 

 私達の目の前で現れた沖田様の妹? いえ双子? のようだけど肌が褐色だったりでいろいろと違う様子の英霊が。おやあ・・・?

 

 

 「私は魔神、沖田オルタだ。此度の戦いに漸く参加できた。魔神さんも手を貸すので、一緒に戦おう」

 

 

 「ふふふ・・・ええ! お願いします。沖田オルタ様。頼もしすぎますよ」

 

 

 ふむ。おそらくは今回の騒ぎがそれほどの厄ネタと。それなら、なおさらにここで食い止めなければ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「華奈さんたちが防衛戦をとるから、一度集落の本陣で味方を集めて攻撃しろって?」

 

 

 「その通り。信長公も今力をためているだろうが、その方もうちの部隊で送る。まずは戦力を集め体力を削るのを避けよと華奈隊長からのお達しだ」

 

 

 銀嶺隊が凶つ神たちを5体も食い止めて撃破している中走ってきた銀嶺隊の伝令の方からの伝えた内容はまさしく僕らが望んでいたもの。

 

 

 坂本さん、お竜さんに以蔵が敵本拠地を探す間本来僕らも食い止めるつもりだったけどそれだと体力を消耗したうえで挑むという不安要素があった。でもそれを銀嶺隊がやってくれる。本当に渡りに船だ。

 

 

 元さんらのほうは何やら遠目からでも魔力弾と弾丸、空爆とまるでそこの一角だけまるで特撮映画のような光景だけどやはりあれを連発する消費は辛いはず。助かる。

 

 

 「ほう。やはり華奈殿は良い時に良い提案をしてくれる。体も温まりましたし、ちょうどいいですね。信長。いけますか?」

 

 

 「・・・ああ。これならいける。わしもあやつらに一発食らわせたいし、乗っかろうじゃないか」

 

 

 そういう信長も凶つ神に散りばめられた信長を壱与として分けたエネルギー、霊基の格を凶つ神を砕き続ければあちらのシンプルなエネルギーも一緒に取り込み続けて信長の力はいつもの姿も力も変わり凄まじい強さと、そして姿も赤髪の成長した美女の姿。

 

 

 これが第六天魔王信長。ということだろうか。謙信さんも面白い相手がいると言わんばかりの顔をしているし。

 

 

 「急いで戻ろう。そのうえで今は以蔵さん等を待ちつつ回復だ」

 

 

 「うむ。今も埴輪が壊されるたびに力をましておる。その分暴れるから気兼ねなく今は華奈先輩等に任せるぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「華奈がそういったんだね。了解だ」

 

 

 銀嶺隊の伝令からの内容はなるほど納得だ。そして同時に即座にこの判断をしてくれた事に感謝しか無い。

 

 

 新選組の剣客集団にうまく戦えるのは新選組、その鬼の副長と天才剣士を消耗少なく動かせるようにしたほうがいい。道理だ。

 

 

 「沖田さん、土方さん! 一度集落に戻ろう! ここの戦線も華奈が引き受けるようだ!」

 

 

 「! 了解です! 土方さん。私達は斎藤さん等を・・・倒すために戻りましょう!」

 

 

 「お前が言っていたマスターとやらがこの戦線を全部引き受けるか。ふ・・・良い女なんだろうな。了解だ。この場は銀嶺隊に任せる! 行くぞ!」

 

 

 二人もすぐさま戻っていきつつ埴輪を撃破してくれるが、またすぐに出現。しかも爆撃の影響で地面がスッキリしている分すぐに来るが、逆に延焼を気にせず使える。

 

 

 「こいつを・・・くらえ!」

 

 

 撤退時に足止め、其れは銀嶺隊の到着する時間を稼ぐ意味でも使えるはずだ。今までは森や集落への火災が心配だったけど今なら大丈夫。投げるのは手榴弾。だけど爆風ではなくばらまくのは炎の壁。ハイメタ テルミット弾。

 

 

 合金でも溶かし切るような業火の壁で埴輪の凶つ神が熱がっている間に銀嶺隊がここに来ている足音が聞こえてくる。問題ない。よし。

 

 

 「行こう。一度食事と水を取って、本番に備えよう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うわー凄いわねえ。凶つ神たちをものともしていないわね。ポンポン倒されているわ」

 

 

 「いや、それもだが・・・さっきまで5体を封じていたのに、今はこの集落を守るように広域展開しても火力が落ちない・・・全部の凶つ神を押し返しつつ僕らを守っている。これが銀嶺隊。姉上のマスターに元、姉上が認める軍か・・・」

 

 

 「そういうこと。私達の中でも一番怖いけど頼もしいマスターだよ」

 

 

 「あとはダーオカの到達次第じゃのお。うわハハハハハハ!! 何処も誰も近づけておらんな!」

 

 

 藤丸たちも無事に合流してみんなでしょっぱいおにぎりと水と肉を食べてみんなでとにかく動いた分腹ごしらえ。

 

 

 酒を飲もうとしているメンバーをツッコみつつしばしの観戦をしていたが朗報は続けてくるものだ。

 

 

 「みんなおまたせ。いやはや、凄まじいね。あれが円卓最強最速の騎士と、率いる軍隊なんだねえ」

 

 

 「坂本さん、以蔵さん!」

 

 

 「なんじゃ、そのまま押し返しそうなほどに暴れておる奴らがいるようじゃなあ。まあ、ええ。ちっくと時間はかかったが奴らの本拠地をな」

 

 

 「ダーオカがですか!?」

 

 

 「えらーい! 流石ダーオカ! やるじゃないのーこのこのー」

 

 

 ナイスタイミングでやってきてくれた坂本さんたち。お! コレは助かる。動けるし。

 

 

 「誰がダーオカじゃ! フン・・・まあ、あの斎藤というのがヘマしてくれたお陰でな。ノコノコ出てきたところを後をつけてみればドンピシャリじゃ」

 

 

 「調子こいて潜入しようとしていたから殴って引きずっておいたぞ」

 

 

 「流石お竜さん分かっていますね!」

 

 

 「阿呆抜かせ! こいつが邪魔しなければそのまま潜伏してふたりとも殺せたわ!」

 

 

 うーん・・・一応芹沢もいるであろう場所だし、うん。無理しない方が良いよ。龍のほうがまともな理性を持っているってどういう・・・あ、いや華奈もそうだったね。方向性は違うけど。

 

 

 「とにかくコレで僕らで行動もできる。殴り込みに行くけど、僕とお竜さんは銀嶺隊の補佐をしようと思う。みんなが攻めてきたのを気づいてなにか行動を起こそうとする際のフォローにね」

 

 

 「ぷはー・・・よし。元気も出ましたし、そうですね。私も華奈殿と銀嶺隊の補助と集落の防衛に回ります。残りの皆さんは思い切り暴れてくればいいかと思いますよ。代わりに首級はしっかりと」

 

 

 「おう・・・始末をつけに行くぞ沖田」

 

 

 「はい! 華奈さんも来ている手前失敗は絶対にしません!」

 

 

 「じゃあ、わしが案内するき。付いてこい。あ、それと酒よこせ」

 

 

 「以蔵さん。お酒の方は控えたほうが」

 

 

 さっきまでの緊迫感が消えた。いい感じにいつものノリだけど、みんな瞳に気合が入っている。メンバーも十分かつ、消耗もカバーできた。行けるはずだ。いざ突撃!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「おや、今日は闇討ちではないのかね? 得意だろう。闇討ち、奇襲は。特に身内を斬り殺すのは」

 

 

 「得意のご託は結構だ。身内の始末は俺達でけりをつける。それだけだ」

 

 

 「観念しなさい! コレでおしまいよ!」

 

 

 沖田さんは斎藤を足止めしてもらい私達はそのまま新選組もどき。いや、恐らく凶つ闇で生み出したもどきだな。その隊士もどきも以蔵さんがずばすばと切り捨ててくれたのできらくに来れた。そこで待ち構えていたのは山南と芹沢。と・・・後ろにいる闇。

 

 

 「おしまい? おしまいなのは君たちだよ。何やら死にかけの依代も連れてきたようだが、数を増やしたところで・・・」

 

 

 「ワレラ狗奴国の民を滅ぼし厄災の巫女ヒミコ! 憎し巫女! 殺せ! 呪われよ、奪われよ!!」

 

 

 「黙れ・・・! 私が喋っているのだ。亡霊風情がいい気になるなよ・・・! おっと済まないね。恨みがましいやつで目を離すとすぐコレだ」

 

 

 むぅ・・・相当な闇・・・黒さ、禍々しさという意味ではラフムたちだけど、怨念、怨恨。そういったものの塊。コレほどのものを見るのは・・・ゴルゴーンを思い出すほどだ。

 

 

 「芹沢・・・なんでコレほどの怨念に力を貸しているんだ?」

 

 

 「力を貸す? いやいや、笑わせんでくれたまえ。私がコイツラを従えてるだけに過ぎん」

 

 

 いや、あれは個人で御せるようなものではない。英雄王や神王のようなトップランクの英霊ならまだしも、とてもではないがほとんどの英霊は愚か、彼に制御できるようなものではない。私は呪術関連は専門ではないけど、感覚でわかる。

 

 

 「それは貴方がそう思っているだけ、人の想念はそう簡単な、たやすく制御できるものじゃないわ」

 

 

 「はあ、卑弥呼よ。此奴にはこれ以上何を言っても無駄じゃ。それよりもこの類・・・下手に長引かせるよりもすぐに始末するほかあるまいよ」

 

 

 「ほう。もう絞り粕の貴様ごときが何をできるというのかね? 信長。さあ、殺せ」

 

 

 隊士もどきが群がるも、信長の拳と、その銃弾で一気に撃ち抜けばその隊士たちがすぐさまその姿が邪馬台国の民衆の姿に戻る。

 

 

 「なっ・・・! 隊士もどきが・・・!?」

 

 

 「ここの隊士たち、人を依り代に!?」

 

 

 「クズなことをしているじゃねえか! っらぁ!」

 

 

 「それなら私がどうにか・・・はっ!」

 

 

 隊士もどきたちが邪馬台国の、ここの時代の人々を依り代にしているとわかればそのまま殺す。ということはできずに卑弥呼の鬼道を込めた拳で浄化したり、信長の攻撃がどんどん周りの数を減らしていく。

 

 

 その間に倒れた邪馬台国の民衆を私と藤丸で戦闘域からだして回復の魔術をかけておく。くそ。悪趣味すぎるぞ芹沢・・・!

 

 

 「なっ・・・おい。どういうこったよ。なんでこの絞り粕が俺の呪術を、狗奴国の呪術を焼くんだ・・・! クソがっ。それなら、こいつで殺してやろうじゃねえか! この『狗神』でなあ!」

 

 

 ただ、芹沢の方もたやすく隊士もどきたちを祓わられるのは予想外だったのだろう。声を荒げて背後にいる闇を前に出して醜悪な骸と犬の遺骸を併せて怨嗟と涙を流す怪物が出てくる。

 

 

 狗神・・・確か呪法としても有名だがあまりに危険すぎるもの。それを・・・あれほどの形で煮詰めたというのか!?

 

 

 「ひどい・・・みんな泣いている・・・!」

 

 

 「おい山南。これがお前が選んだ男ってことで、新選組ってことでいいんだよなあ!!」

 

 

 「ふむ・・・信勝殿。この狗神、流石に危険すぎます」

 

 

 「ああ、分かっている! だけどこの場じゃ卑弥呼と姉上でないととてもじゃないが・・・!」

 

 

 「ええ。ですが、そこで我らも助けていくべきでしょう。信勝殿。私の力を全て託します。そのうえで、お願いがありまする」

 

 

 「え? は! なんでそうなる!」

 

 

 「私も信勝殿も、この中では一番霊基が弱い。なので力を足して互いの姉を助けたいと。銀嶺隊や皆さまが繋いだ未知を確かなものにするために、そして、姉弟は助け合うもの。ですからね。さあ、力を」

 

 

 そう言って弟殿は信勝の体に力を全て託して消滅していく。その力は、まだ弱い。だけどその霊基は英霊に足るものであり、そして、何よりも。

 

 

 「姉上、そして卑弥呼。お二人の助力はこの信勝が。さあ、思う存分暴れてくだされ」

 

 

 「ああ、二人の弟の力。妹の力とは違うが、わははは。これは応えなければのぉ!」

 

 

 信長の拳が炎をまとい狗神を殴り飛ばす。

 

 

 「ウォオアアアアアア!!!」

 

 

 「・・・二人の思いはちゃんと受け取るわ! はああぁあ!」

 

 

 卑弥呼もありったけの力を込めた拳で更に叩きのめして狗神を地面にめり込ませてしまう。

 

 

 「なっあ・・・どうなってやがる!」

 

 

 「人の興した神秘、その怨嗟など燃やし尽くすが我が炎! わしは第六天魔王信長よ! 狗神などわしの前ではただの薪じゃ! さあ、これで終いにしてしまおう。怨念も何もかも、焼き尽くしてくれるわ」

 

 

 信長の向けた炎の渦が、狗神をすべて全て燃やし尽くしてゆく。




 倒れても尽きない物量ってホント厄介ですよね。
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