転生愉悦部の徒然日記   作:零課

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 サバフェススタートします。ちなみに本来は華奈と藤丸の人理焼却修復へのご褒美と馬鹿騒ぎってことでそれぞれの英霊と同人活動やイチャコラセッ◯スという最初のプロットは決めていたのですが、元のモデルの方からこの英霊と契約したい、イチャイチャしたい、このイベントほしいという声の量が多いので今回も元とその周りが、藤丸等がメインのほぼ主人公。


 華奈は今回も端役、ひな壇芸人みたいな感じになります。


 ちなみに水着画像のイメージの一つはこんな感じ。絵師の あるごー 様に依頼して用意しました。


 
【挿絵表示】




イチャイチャ同人活動サバフェス1
いざハワイ


 「うーん? なんか、今日はカルデアがガラッと静かになっているね?」

 

 

 「はい。お母さんもいないですし、備品課のみなさんもほぼいないですし。銀嶺隊はいるのですが、それも私の部隊の一部だけですし」

 

 

 最近は立て続けにたくさんの英霊が参加しているカルデアというのに、今日は嫌にがらんとしていた。

 

 

 「マシュはなにか聞いていない?」

 

 

 「いえ。私は特に。オルガマリー所長に聞いてみますか?」

 

 

 「そうだね。流石に急にこの英霊が消えるのは何かあったかもだし」

 

 

 もしかしてセラフの事件でお亡くなりになった人材、魔術師の家系への賠償とか、手当とかで節電のために英霊たちを退去するように頼んでいるかもしれないしこういうときは聞くに限る。霊体化しているのなら声をかけたり僕らの反応でそれとなく誰かが教えてくれるかもだけど本当に今日は静かだし。

 

 

 「すいませーん所長。ちょっといいですか?」

 

 

 「ん? あら。どうしたの藤丸、マシュ」

 

 

 「あ、あの。何か今日はカルデアががらんとしているので何かあったのかなと。スタッフのみなさんも半分以上がいないですし」

 

 

 「ああ。そういえばそうだったわね。二人には急すぎて話していなかったのは悪かったわ。今カルデアは夏休みを与えているのよ」

 

 

 夏休み。学校ではそれを指折り数えて楽しみにしていたイベント。それがカルデアにも、社会人にもあるというのは嬉しいし、なるほど。そのイベントでみんないないのかな?

 

 

 でも英霊も?

 

 

 「えーと。英霊もです?」

 

 

 「そうね。普通の英霊召喚の術式と違ってカルデア式召喚は魔力を電力から変換しているからそういう装置と電池があれば英霊たちもカルデアを離れて行動できるの。

 

 

 で、それを聞いた・・・まあニコラからでしょうね。英霊たち。特に黒髭を筆頭にみんな同様に夏季休暇とボーナスをほしいと頼んできたのよ。で、ちょうどカルデアの査問審査とか、色々調べてもらうに関しても余計な人、もとい英霊たちの横槍が入らない時間を作れるし良いだろうってことで認証。

 

 

 華奈たちの稼いでいたカルデアの隠し財産や特異点で手にいれば魔術師にとって垂涎物の魔術触媒を売り払って手に入れた資金を渡してみんなあっという間に行っちゃったという感じ」

 

 

 「えーと・・・その、所長はその判断は良いのですか?」

 

 

 「まあ、流石にカタギの人間とか魔術師に諍いを起こすなとギアス・スクロールの誓約書を書いてもらってからよ? マスターのいない英霊たちをカルデアの外に出てしまう英霊とか普通は怖いけど、かと言って抑え込むのも危ないし。あと華奈が問題ないと言っていたからまあいいかなあー・・・と」

 

 

 「ま、そういうわけだ。それとだけど、今から君たちにも半分バカンスとちょっと仕事に行ってもらいたい」

 

 

 色々と所長もゆるいというか、そこら辺慣れているなあーと思っていたらダ・ヴィンチちゃんがやってきた。仕事とバカンス?

 

 

 「どういうことです?」

 

 

 「ああ、今この状況の中だが実はアメリカに再びフォーリナーの反応が出てきているんだ。だけど不思議なことでね。特異点が発生していない。その調査と、その行く場所的にちょうどいいかなって思ってね。なあに。戦力はまだ残っている。君たちなら問題ないんじゃないかな?」

 

 

 「まあ、そういうわけで無理やり連れてこられたのよ。マスターちゃんたちも災難ね。さっさと華奈みたいに夏休みを取ればよかったのに」

 

 

 「ふむ。外なる神のクラスを持つ英霊の存在か。それはたしかに厄介だな。全く。里帰りは前に済ませていたのが功を奏したか」

 

 

 またセイレムのようになにか外なる神案件。それに不安に思いつつもダ・ヴィンチちゃんが連れてきたジャンヌオルタにエミヤ。確かにアルトリアたちやフェンサーたちとぶつかり負けないパワーと耐久持ちのジャンヌオルタに多芸かつ熟練の戦士のエミヤがいるのは助かる。

 

 

 マシュもいるし。ふーむ・・・

 

 

 「ジャンヌオルタさんにエミヤさん。これは頼もしいです!」

 

 

 「華奈がいなくてもマスターちゃんたちはビースト案件を仕留めてきたんだし、フォーリナー反応一騎くらいなら問題ないでしょ。で? もう一人の女たらしはどこにいるのよ?」

 

 

 「それもだが、今回はどこに行くのだね? アメリカは成立からいくつもの戦争をいくつもこなしている場所だ。その場所も気になる。必要に応じて持ち込む物資も考えなければいけないのでな」

 

 

 「ああ、そこで半分仕事とは別。バカンスの意味だが、今回行く場所はアメリカのハワイ。世界有数の観光地域だ」

 

 

 「「!!」」

 

 

 おおお・・・! あのハワイ! 今も僕は言ってみたい。ほんのり南国のあこがれがあるって意味では沖縄以上の観光地・・・!

 

 

 「ハワイ! 南国ですって! そこに行けるなんて嬉しいわ。行きましょう元!」

 

 

 「あだだだだっ!! ま、まっって・・・・はひ。危なかったぁー」

 

 

 ハワイに行くという言葉に釣れられたか、武蔵ちゃんがすっ飛んできて、そこに引っ張られる元さん。いやー、今回もこのメンバーで行くことになるのかな?

 

 

 「ふーむ・・・あれ? エミヤがいるってことは私も行くべきなの? ダ・ヴィンチちゃん?」

 

 

 「もちろんだ。君も立派なマスターだし、それに今回は特異点もなく、フォーリナー反応が一騎。ハワイには華奈も行っているし、直ぐに事件を解決した後はそこで所長も休むべきだよ。

 

 

 マリスビリーが死んだ後にひたすらに頑張り続けて人理焼却をひっくり返したカルデアのトップかつ、その後もビーストを倒す功績を上げた藤丸たちの上司。上が休んでこそ下も気兼ねなく休めるというもの。羽根を伸ばしてきてはどうだね? カルデアという屋敷の中で窮屈に畳んでいたそのきれいな羽をね」

 

 

 「え。あ・・・ありがとう・・・その、ありがとう。じゃあ、私が戻ってきた後は貴女とホームズもしっかり休むこと。ロマニもその際にはシバと一緒に引きずってでも戻すからね。良いこと?」

 

 

 「ああ、もちろんそうさせてもらおう。ありがとうね優しい所長さん。あ、ボーナスは弾んでくれ給えよ?」

 

 

 「じゃあ、そうなると交通手段だけど・・・まず藤丸は一時だけでいいから目隠しをしてもらう。一応カルデアは秘匿機関だから連れ出す際にはそこは大事にして。で、まあ次に移動手段・・・魔術などを使った手段は駄目なのよね。魔術協会にあれこれ言われるし、それに・・・

 

 

 華奈の使っていた輸送機。あれも銀嶺隊の魔術道具や術式、モルガンにプロフェッサーの技術で魔改造されまくった現代のそらとぶ要塞みたいなものだから基本輸送任務以外だとあれこれうるさい・・・

 

 

 ということで、民間の交通手段。カルデアという南極から出る際は国連の飛行機を使って移動することにします」

 

 

 「まあ、しょうがないよね。あの輸送機でより大量にものを運べるようにと軽量、圧縮、空間拡張魔術と飛行機の安全のためにとあれこれ突っ込んだらもはや地対空ミサイル数十発でも落ちないEDFの軍用ヘリみたいな頑丈さだし」

 

 

 「で、まあその上で英霊のみんなは霊体化をしてもらって・・・」

 

 

 「え? 嫌よ?」

 

 

 「・・・ハイ?」

 

 

 「だから嫌だって言っているのよ。せっかくの現代の最新技術を詰め込んだジャンボジェット機に乗れるチャンスなのよ? 無駄にしてたまるもんですか!」

 

 

 「あー・・・オルタ。でもその服装と、武装は色々と検査にひっかかるというか・・・」

 

 

 うーん。まあ、わかる気がする。飛行機ッて乗れるチャンス早々ないよね。僕もワクワクしちゃうし。オルタの場合そういうゲームも好きだったし、こういうときじゃないと味わえないチャンスを逃がす気はないかあ。

 

 

 「えーと・・・じゃ、じゃあ暗示魔術で服装はごまかす。武器は一時霊体化・・・あ、武蔵ちゃんの武器は持ち出せないから・・・そこも暗示魔術とかで対処するにしてもしばらく無手になることか覚悟してもらうとして」

 

 

 「んー刀がないと落ち着かないけど、まあ、現代の安全確保と旅のためにはしょうがないかあ・・・作動でも刀は持ち込むのは懐刀だけだったしそういうものよね」

 

 

 「まあそういうことだな。とりあえず、今回の移動にあたっては文字通り今までの特異点やカルデアのように無理は暴力、火器も火気も厳禁。そこは自重したまえ」

 

 

 「エミヤの言う通り。それをすれば強制霊体化もしてもらうのでいいね!」

 

 

 「「はーい」」

 

 

 「ふぅ・・・とりあえず、そういうことだから久しぶりに私も出て早めに事件を解決してバカンスを取りましょう。真面目にこういうチャンスは何度もあるものじゃないし」

 

 

 オルガマリー所長の声でこの話は締めくくられて早速旅への準備。武器などは持ち込めないけどなんでもカルデアの支部はハワイにもあるようなのでそこで代用できるものを用意してもらえるとか。

 

 

 ハワイにも射撃練習場があるので武器の調達はできるって便利だなあー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ふぅー・・・漸く付いたね。いやー日本に里帰りしてからすぐの気持ちだ」

 

 

 「ふふふ。そういえば元さんは一度日本に戻られていたんでしたっけ。にしても・・・」

 

 

 「うむ。ここは空港であっているのかね?」

 

 

 飛行機の旅を満喫して漸く着いたハワイ。私はー・・・・1度来れたくらいかなあ? いやはや、本当に日差しの強さは日本とは違う。暑さはあっちのほうが上だろうけど。

 

 

 「え。あ、はい。たしかにオアフ島のダニエル・K・イノウエ国際空港であっているはずですが。たしかに写真と少し違いますし、それに入国審査もまだ通過していませんし」

 

 

 「うーん。こんな短期間で改築。ってわけでもないよね。なんだろう?」

 

 

 「フォーリナーの影響か、それとも写真の間違いかしらね。まあ、とりあえず空港で検査を終えて荷物を取ってからすぐに出ましょう」

 

 

 みんなが言う疑問にも気になるけどもまだ魔力などの気配を感じないし、目的のフォーリナー反応もない。なのでオルガマリー所長の声でそうしようかとみんなで決めている中、飛行機内でファーストクラスで楽しんでいた邪んぬと武蔵ちゃんが出てきたのだけど、その姿にみんなあっけにとられる。

 

 

 「焼死。いえ、笑止。全くなってないわね。マシュ。アンタも少し浮かれてない? フォーリナーの妨害の可能性もあるでしょう?」

 

 

 「そうそう。現地に馴染みつつ武装も用意。其の上で何時でも臨戦態勢。それこそがカルデアの戦士ってね!」

 

 

 黒のビキニと独特の衣装にハイソックスにヒール付きサンダル。そして腰には三振りの刀を履いた邪んぬ。武蔵ちゃんはガンブレードを装着して星条旗ビキニにロングブーツにシニョンをしたりとで私達がエコノミークラスの席で飛行機の度を過ごしている間にいつの間にか着替えていたようで。

 

 

 誰よりもこの場に浮かれているのと同時に、その美貌と女体を引き立てる水着に内心興奮してしまう。

 

 

 「あ、あはは。そうだねえ。じゃあ、私達も夏らしい格好に着替えようか。エミヤ」

 

 

 「そうだな。元や藤丸らはともかくマスターやマシュもちょうどいいし着替えてくると良い。何時までも固くならずにいるというのも戦場や仕事で効率を上げるのにも必要だ」

 

 

 とりあえずこの場は二人の浮かれ具合に乗るということでそれぞれ一度荷物を取ってから化粧室で着替えて夏らしい装いに。

 

 

 「さて。では私は両替に行ってくる。マスター3人のうち2人が日本人で給料も日本円。カルデアハワイ支部の補助資金もあるとはいえ金は大いに越したことはない」

 

 

 「現代の英霊だけあってここらへんの手際の良さは助かるわね」

 

 

 「全くです。それと武蔵ちゃんも水着姿綺麗で可愛いよ?」

 

 

 「え? そうですか? いやーえへへへ。頑張って見繕った甲斐がありますね! うふふ。これはマスターを悩殺できるとそりゃあ・・・」

 

 

 「ふっふっふ。まだ悠長にそんな常識を考えているんですかあ? あなた達の入国手続はいりません。なぜなら今からこの島はくるもの拒まず、けれど去るものは決して逃さない。そんな天国と地獄のフリーアイランドになったからですよ。セ・ン・パ・イ♡」

 

 

 武蔵ちゃんの声を遮るように聞こえる声。それにみんな振り向けばそこに立っているのは

 

 

 「はーい、哀れなマスターさん3名とサーヴァントさん4名ごあんなーい☆」

 

 

 黄色いジャンパーを可愛らしく結んで白のチューブブラでそのたわわな胸を強調しつつ見せつける、髪を編んで帽子を被ったフリースタイルというか、アメリカンなポップ・ミュージシャン? みたいな格好をしたBBちゃんがそこにはいた。

 

 

 「今更自己紹介は必要ですか? ええ。必要ですよね? 必要ですとも! それでは張り切っちゃいましょう! 照りつける太陽よりも熱く、蒼い空より清らかなみんなのアイドル。月のスーパーAI・ムーンキャンサーBBちゃん。今回はセンパイをチアする水着姿で登場でーす!!」

 

 

 「な、なんと破廉恥かつアメリカンな格好! これは素敵なアイドルというのも確かなものね・・・!」

 

 

 「はい、良いリアクションありがとうございます!」

 

 

 「む、マスター。緊急事態だ。この紙幣。どう見てもアメリカのドル紙幣ではないというか、大変嫌な予感がするのだが」

 

 

 BBの姿に私も魅了されたが武蔵ちゃんも同様で、まあ思わず視線を釘付けにされている間に戻ってきたエミヤが見せる紙幣。そこに印刷されていたのは・・・賢王の顔が印刷されている紙幣だった。

 

 

 その時みんなが同じ反応をしただろう。もうイヤな予感しかしない。と。

 

 

 「これは・・・ギルドルッシュ? え? なんで? ふざけているんですか?」

 

 

 「アメリカのドルどころか、ウルクでも見たこと無い紙幣じゃないのよ! BB、なにかしたの!?」

 

 

 憧れのハワイから一転ふざけた空気を感じて珍しく怒り気味なマシュに、仕事が変な形になりそうだと内心頭を抱えているであろうオルガマリー所長のツッコミがBBに集中。でも彼女はそんなことは意に介さないようで。

 

 

 「ふふふ。お二人の攻撃的な意見わかりますよ、でもね。ここからが本番なんです。いでよ特異点。出来上がっちゃってくださーい☆」

 

 

 BBがそういうや、大きな揺れが私達を襲う。

 

 

 「地震!? え、ちょ。マスターちゃんカルデアとは連絡取れないの!?」

 

 

 「えっと・・・うん。駄目みたい!」

 

 

 「さっき言っていた去るものは決して逃さないって私達もかい?!」

 

 

 「え? そりゃあそうでしょうに。まま。とりあえず完成しましたよ。フリーのリソースをコツコツ。いえ、銀嶺隊やアヴァロンの騎士王のご家族のおかげで一気に溜まったものを開放して完成した夢のリゾート地ですよセンパイ♡ 元さん♪

 

 

 ここではどんな娯楽も思いのまま。絶景、絶望、享楽、快楽、酔夢、悪夢もお好きなままに。みなさんようこそ特異点ルルハワに。この島の支配者として歓迎しちゃいますね?」

 

 

 うっそだろ・・・今この瞬間。私達が来た瞬間に特異点を作ったってことか? どれほどのリソースとその運用術を用いればそんなことが・・・!




 水着BBちゃん。ほんとこの後輩ちゃんハイスペック過ぎる。


 あ、水着邪んぬの刀剣は華奈に打ってもらいました。一応鍛冶師ですし、自分の刀も、カリバーンをぶっ壊したほどの業物も自分で作れるくらいには腕利きですので性能はバッチリ。


 エミヤも夏のおしゃれ衣装、オルガマリーの水着姿はUーオルガマリーの水着礼装のあれをイメージしてくれれば幸いです。
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