転生愉悦部の徒然日記 作:零課
「いやはや・・・とんでもない事態になったな。フォーリナーの正体と思われる存在がまさかの超古代に地球に来ていた存在とは」
「まあ、しょうがなし。こういう騒ぎも想定していたのでしょう?」
「いや、そうだけどまさかその本体が出てくるかもって・・・」
メドゥーサ様の話で神殿のある場所に戦力を配置。結界を張って私とストームも準備完了。後は動き始めるであろう夜を待つだけ。
「いやはや。英霊を呼び水と自分の餌を用意させるとは本当に用意周到なことで。ですが、恐らくあれがペレを弱らせた邪神でしょう。きっとその大いなる闇を倒せば後は先輩たちがサバフェスで一位を取るだけですよ」
「お姉様。結界の方の準備ができました。お姉様のホテルのすぐ近くのダイビングスポットの近くとは。本当に運がいいのか悪いのか・・・」
「良いことと捉えましょう。オーナーの指示で臨時で戦時体制にしても問題ないですし」
「いや、一応色々大変なのは変わりませんからね?」
まあ、レストランと最上階、エントランスを利用して大規模結界の起点にした程度で済むのはホントモルガン様とうちの部隊の手腕あってこそなんで助かりますが・・・
「私も参加します。流石にケジメというのもありますし、仕返しもしたいので」
「メドゥーサさん。助かります。ところでメガネの方も新しくしたんです?」
「ええ。モルガンさんに強化された魔眼対策のメガネをいただきまして。制御の方は出来ますが念には念を。です」
大真面目にこの戦いに関しては何が起こるかわからない。フォーリナーというクラスの存在の戦いがセイレム以外ではないのと、今回は誰かの肉体に降臨ではなくそのものかも? ってことですし、ほんと、神と戦うことになるのはウルクを思い出します。
「さてさて・・・そろそろですが・・・」
「っ! 来ます!」
夜のルルハワ。神殿周辺に待機していれば沖から出てきたその存在は闇をまとっていた。3つのアンモナイトをくっつけたような体から無数の触手を持ち、真ん中の大きな顎の下に目がある。常に相手を見下せるようにしたような感じでしょうか。
「■■■■■■!!!!」
象の鳴き声にサイレンを混ぜたような響く高くも重低音も交じるその音。奇怪な姿にその声。赤い目、牙以外は全部が闇の靄に包まれている。まさしく異形であり恐怖の形の一つというべきか。咆哮だけで空気がビリビリと震えてしまっているとは。
「あ・・・・あれが大いなる闇・・・! まさしく外なる邪神!」
「ああ・・・あの・・・でも、なんで、元気・・・? 母は、不思議・・・」
「確かにこの現代の海で仮にも神がそのままでてこれるなんて・・・ティアマトさんも古代ウルク、賢王の時代だったというのに」
「あれは外なる神。邪神でありつつも神秘や幻想などに囚われない超生物の怪獣の側面を持ちます。そもそもが神秘の法則やテクスチャのあり方が違う。強敵ですよ」
「■■■!!」
その叫びと同時に当たりに霧散する黒い闇。ケイオスタイドを彷彿とさせるそれは、えげつないものです。
「aaaaaaaaaa!!!」
しかしその闇をティアマト様の魔力を交えた咆哮でふっとばす。が、その場しのぎだけ。その闇は再びこちらに襲い来る。
あちらの方も敵意があるのは確定。暴れる他無いでしょう。
「BB様、藤丸様、元様。守りはお願いします。行きますよティアマト様、ストーム」
「おう!」
「はい。母も、あれは・・・許せない・・・あれは、母の子じゃ、ない」
「聖杯機動!」
聖杯を起動させてストーム、ティアマト様、私のエネルギーを回していく。サバフェスでまた聖杯にもエネルギーを溜め込んで行けていますし、暴れますよ。
「さぁ・・・・母も、負けるわけにはいかないのです。これは守るべき戦い、子を守るべき戦い・・・!!『
「アーマメントバルガ。ライドオン! その甲殻、ぶっ壊す!」
「カモン! 真ゲッター1改!!」
生命の海に潜り、ウルクに攻め込んだ最初の姿。魔力を回した始めたその姿を維持して100メートルの巨体に。足もしっかりと出来ているので海を歩いてガタノゾーアに進撃。
私とストームもアーマメントバルガと真ゲッターに乗り込んでティアマト様の両脇を固めるようにして爆走。
「アァアアアア!!」
「フッ!!」
「せぇいっ!!」
ティアマト様の手が龍の手に変化して鋭い爪と鱗、そしてアーマメントバルガの踏み込んだパンチ、ゲッターデスサイズで同時攻撃。
それも甲殻表層で火花を散らすだけでさほどダメージになっていない。そして、海中から飛び出てくる触手が私達を襲う。
「ちっ! ストーム!」
「アァあ!! あグッ・・・うっ・・・!」
「おう! カッパー砲、ファイア!」
私はデスサイズで切り払いますが巨大な角、手足に触手が絡んできて締め付けてくる。
ストームと私の分を対処するだけで手数が足りない部分をアーマメントバルガのカッパー砲で海中に隠れて見えない触手の方にダメージを与えていく。流石にこれはたまらないというか、ダメージになったようでティアマト様の拘束がほどけた。
「■■■■■!!!」
「がっ・・・なっ! かふっ!!?」
「うぐぉっお! くそ。表層にダメージ行ったぞ!? あのミストそんなにやばいのか・・・!」
「AaaaaAa!!? あっ・・・ふ・・・づ!」
シャドウミストで私達に視界を塞ぎ、ダメージを与えつつ闇で視界を塞いだところで飛んでくる巨大な鋏を持つ腕で私のゲッターデスサイズを壊しつつふっとばし、アーマメントバルガとティアマト様を押し返す。
むぅ・・・ラフムのような数を用いた物理の展開。ではなく、本人の質がひたすら高く戦闘への知能もある。起き抜け寝ぼけ気味だったティアマト様よりも変に長引かせるのは厄介。
まだ完全復活、権限となっていないのにこれですからねえ。ビーストという人類に倒されるべき自殺機構というものでもない分そういう弱みもないですしねー
「思い切り本気でやるべきですね。ゲッター・マルドゥークトマホーク!」
「相手は一匹だが、こいつはあの大進撃を思い出すべきだな・・・いよし! バカンス気分もようやく抜けた!」
「今は、家族がいる。仲間が・・・いる!」
でもまあ、これくらいのことはありえる。経験してきた私達。なにより数の有利を手にできている今のうちに対処しないと真面目にルルハワは愚か、外への影響もやばい。コイツ性質は違えどケイオスタイドと同等の脅威であるシャドウミストを使えば短時間で地球を闇に覆い隠せますしね。
「ティアマト様! 思いっきり砲撃をお願いします!」
「えーと・・・確か新システムの・・・いよっしょぉ!」
ティアマト様には魔力砲撃を溜め込んでいき、その時間を稼ぐために私とストームが前に出る。触手を私が切り払い、トマホークで甲殻を上から切りつけ、鋏のほうはストーム1が、アーマメントバルガの肘に内包されているブースターを用いて上半身を一回転させてぶつける右フックでふっとばしてその勢いのままガタノゾーアの顎の上をぶっ飛ばす。
「っうぅう・・・! 近づくだけでダメージを負うんですから・・・対処がめんどくさい!」
「まだクイーンの酸に比べればマシだけど・・・長居はできないな! 華奈!」
「ええ! ゲッターゲームっっ!!」
シャドウミストでダメージを負いつつ、トマホークと拳で揺らいだガタノゾーアにゲッタービームを叩き込んで少し押し返す。もその間も触手が四方八方から襲いかかり一度距離を取る。このシャドウミスト・・・生物にも機械にもダメージを与えるのが厄介すぎるんですよもう!
「二人とも、離れて。アアァアアアアアア!!!!」
「■■■■■■■!!!!」
それでもどうにか距離を取れてその間に準備のできたティアマト様の魔力砲撃が放たれるも、紫色の光線をガタノゾーアも放って相殺、その余波で巨大な爆風と鉄砲水が起こるほど。
相殺するとは・・・むぅ・・・でも、これは同時にチャンス。
「ストナー・・・・サーンシャインっ!!!」
「カッパー砲! フルバースト!!」
「■■■■■■!!!」
この攻撃で舞い上がった水柱を縫うように放つ真ゲッターの大技とアーマメントバルガのフルパワーカッパー砲。この二つはクリーンヒットしたようでその甲殻にヒビが入る。
「よし・・・! あちらも手数は多いですが、こっちのほうがいける。ふたりとも、そのまま行きますよ・・・・! チィッ!」
勢いを掴んだ。そう思っていたのですがあちらも用意はしていたようですね。不意に襲い来る宇宙からの刺客。あの怪鳥をより巨大に、がっしりとした足を持ち戦闘向けにした怪獣、魔獣? の眷属。
「ゾイガー・・・護衛もいると・・・私が行きます。ふたりとも少し任せます!」
「ちょっと何よアイツ・・・お母さんたちと互角にやり合っているし、眷属もこんなのがいるの・・・!?」
「あのシャドウミストも・・・危なすぎるわ」
ホテルから見ているまさしく怪獣とロボットも交えた特撮の大決戦と思えるような戦いはウルクを思い出すほど。華奈達の攻撃でもそうそうダメージが入らないほどの体の硬さ、強さ。そして攻撃力。あのティアマトにも攻撃をゆうゆう叩き込んでいたのにその攻撃を相殺しているのがとんでもない。
不死性はないとBBちゃんも、華奈も言っていたがそれでも邪神と言える存在。厄介さの方向性が違うだけで脅威は変わらないと思う。
しかも有利にいけると思った矢先にその眷属、空中戦を得意とする巨大な怪鳥のようなやつに華奈が対応をしないといけなくなったゆえにその拮抗が少し崩れてきつつある。
「あグッ・・・! あ・・・a・・・!」
「ぬぅんっ! ちっ! これじゃ、カッパー砲の準備ができない・・・!」
殴り合いでガタノゾーアに打ち合えているストーム1と、持ち前の再生力と不死性を用いるものの英霊の器に収まってしまっている以上パワーダウンは否めないティアマトは四方八方からの攻撃とシャドウミスト、そしてあの紫色の光線に追い詰められつつある。
あちらも完全にあの三人を脅威と認めたのだろう。先程以上に苛烈な攻撃が徐々に彼らを海岸へと押し返していく。
「いやいやいや! この数は流石に僕も撹乱飛行をしないと危ないよ! これを無数にって!」
「対空砲火システムフル稼働。対象目標の撃破及び、メリュジーヌ殿の支援重視」
「果心居士様、ストーム2、3、4の皆さんを援護! このホテルが制圧されるのを許すな!」
こっちの方でも、小型の怪鳥たちが一斉退去して襲いかかりルルハワを守る結界の心臓部を壊そうとしているのをメリュジーヌが高速飛行とフル武装で対処。果心居士、段蔵、ストームチームたちでの対空支援放火で対処をしている状況だ。
お陰でこちらも下手に動けず、ラフムとはいかないまでもその物量で釘付けにされてしまっていた。
「・・・・・・ああもう! 見てられないわ! 元。魔力を回しなさい。そしてメドゥーサ! アンタ空飛べるわよね。ちょっと手を貸して。そして行くわよグガランナ。アンタのご飯くれる相手が死なないように今暴れるときだもの!」
「ふふ。了解です。あの眷属は私達で!」
ただ、この状況を変えるべき。今が動くときだと理解したか。そう言ってイシュタルはメドゥーサと一緒にホテルを飛び出して、自分のペットであるグガランナ二世と海に飛び出す。
「藤丸君! 少し魔力の補助を頼む。モルガンの結界の維持の手伝いのなか大変だけど少しでいい!」
「わかりました!」
ウルクでは見れなかったあの最強の神獣。その一角が見れるのかも・・・!
「ふっ! なかなかにしぶといですねえ! 速度でゲッターに追いつくとか相当!」
空中戦に移行してゾイガーの攻撃をストームたちに当てないようにしつつ立ち回っていましたが、本当に厄介ですねコイツ。ジリジリ追い込んでいるんですが眷属でもこれってのが本当に!
「「と、飛んだぁーーーっっっ!!?」」
「はぁっ!? なにを・・・ええええーーーー!!?」
下で聞こえた素っ頓狂な声に思わず視線を向ければあのガタノゾーアが大ジャンプをするという異常事態。いや・・・たしかにあの8本の太い足と無数の触手を使えば出来たかもですが・・・!
「がフッ!? うぐ・・・っづ・・・! キャッ!」
「こ、こんのぉ・・・・!」
海に転ばせていたティアマト様とアーマメントバルガにのしかかって攻撃を重ねていくガタノゾーア。くっそ・・・コイツ本当にこの世界のガタノゾーアですよね!? あのクソトリックスターが平行世界から連れてきたとか無いですよね!? 異様に戦闘巧者なんですけど!
「ああ、もう! 拡散・・・!」
「おっと! 華奈。私に任せなさい!」
エネルギーを大量に使ってゾイガーをまず仕留めよう。そう考えた矢先に聞こえてくる声と、牛の咆哮。そしてそこにふと現れる暴風と雷がゾイガーを襲い、ふらつく姿勢も固まってしまい落下。
まだまだ未成熟ながら150メートルサイズにまで成長したグガランナ二世の本気のサイズと、ペガサス、マアンナに乗って来たメドゥーサ様とイシュタル様。
「お二人共、そしてグガランナちゃん。助かります!」
「流石にあのばかみたいな硬さをぶち抜くにはアンタの助けが必要よ! コイツの機動力は私とメドゥーサで封じつつグガランナのパワーで対処するから、さっさとお母さんとアンタの相棒助けてきなさい!」
「そういうことです。ガタノゾーアの石化光線などの系列の効果は薄いけれども私自身の魔眼の効果はある。コイツをそちらに近づけさせはしません。どうか武運を」
本当にありがたい。ゲッターと空中戦をできる機動力を殺せるお二人とグガランナちゃん。元様たちも下で攻撃の準備をしていますしここは任せましょう。
「では! 急いで仕留めてきますよ!」
「ふふふ。人助けしつつあの銀狼に借りを作れるのは良いわね。もう少しグガランナの育成を頼もうかしら? 短期間でここまで成長させているし」
「やりすぎてはまた怒られますよ? まあ、私は借りを返さないといけないのである意味同じ気持ちですが」
・・・・・・・・あとで元様とエレシュキガル様、ティアマト様と対策会議をしないと!
「ぐおっぉおお・・・こ、んのぉお!」
「うぉぉおおおおあっ!」
「ふたりとも! 大丈夫ですか!」
私が到着するのと同時にアーマメントバルガは両肘、背中のブースターとパワー、ティアマト様も背中から魔力放出をして二人でガタノゾーアを押し返してどうにか距離を取れるように。
「おう! ただ・・・ミストシャドウと、触手でちまちま削られたせいであんま長く勝負はできないな」
「母、も・・・フルパワーでの攻撃は、3回。くらい・・・」
「それだけあれば十分です。私が前に出ていくのでストームが次、ティアマト様と連携してヒビを深く入れたうえでふっとばしてください。イシュタル様たちが時間を稼いでいるうちに」
「■■■■■■!! ■■■!」
あちらも予想外の存在の参戦で私が戻ってきたことを焦ったか、無数の触手をすべて出し、鋏をより巨大化、移動速度が増すがこっちも好都合。
思い切り海を蹴って突っ走り、飛んでくる鋏を避け、もう一つはトマホークでふっとばしてから肉薄。そこから真ゲッター1の腕についている刃を伸ばして切りつけ、トマホークと合わせた乱舞で顔面も切り裂くように攻撃。
表皮を傷つける程度とはいえその衝撃と質量をヒビの入っている甲殻に叩き込んでいけば徐々にそのヒビは深くなる。
「その巨体が命取りよ! さっきのお返しだ! 喰らえっ!」
「■! ■■■!!!」
そしてストーム1もアーマメントバルガのカッパー砲をガタノゾーアに叩き込むが、なにせまあ、体高130メートル。体長200メートルの巨体に私達を自分だけで包囲できる数と範囲の触手と鋏の腕を持つ巨体。
カッパー砲の砲撃による爆破範囲でも私の方には当たらないようにしつつ攻撃しても問題ないほど。そしてストーム1もアーマメントバルガを全身。両肘のブースターと背中のブースターを活かした体当たり、パンチ、アッパーの猛打。鋏の方もつかめばもとは人形巨大クレーン。挟み込む力は負けない。
「Aaaaaaa!!! っ・・・・!! 母は、強し!」
そして今度はティアマト様の魔力砲撃がガタノゾーアに命中。そして翼から魔力を放出して神速とも言える加速で突撃。
「これでもっ・・・・!?」
「「「アババババババ!!!?!?」」」
「■■■■■■!!?」
な、なん・・・!! しびれ・・・あばばばあ・・・で、電撃・・!?
「あ、こ、こらグガランナ! ブレスの方向をもう少し絞って!! あっちまで巻き込んで・・・! お、お母さんに怒られる・・・!」
「も、モォ~・・・・」
グガランナのトルネードのブレストそれの咆哮に伴う雷撃の嵐が海を伝って・・・こっちにですか・・・あばば・・・ガタノゾーアのシャドウミストを押し返して、いくらか動きを抑えているから結果オーライとはいえ・・・あ、危なかった・・・
でもこれ、使える!
「これでも・・・くらえ! 華奈・・・ストーム・・・まかせ、ましたよ・・・あふ・・・」
ティアマト様ももう一度龍の拳で鎧に攻撃を叩き込み、三人同時のトマホーク、爪、拳でガタノゾーアを殴り飛ばしてもう一発魔力砲撃を近距離で叩き込んだところで気力が切れたか、巨大化から人のサイズに戻ってホテルの方で目を回している。
「よっこいしょぉ!! ストーム! ハンマーアーム! イシュタル様! 雷撃をもう一丁お願いします!」
「? ! おうよ! どりゃあああ!!」
「あ、なるほど。いいわよ! グガランナ! さっきの名誉挽回。思いっきり吠えなさい!」
そしてガタノゾーアが怯んでいる間に渡しがトマホークをガタノゾーアの顎の上にある甲殻に叩き込み、アーマメントバルガの両手を使ったハンマーアームでトマホークの刃のない柄の部分を叩いて更に深く差し込む。
それは避雷針代わりになり、グガランナの起こす空にある無数の雷鳴がガタノゾーアに命中。
「■■、■■■!!! ■■■■~~~~!!!! ■、、■■!!」
自身の起こした闇と嵐の化身とも言えるような神獣グガランナの能力がこんな形で自分に牙を剥くとは思っていなかったようでダメージを更に受けるガタノゾーア。
これ以上なにかされる前にトドメといきましょう。
「完全復活する前に叩けたのは幸運です。ティアマト様といい、ホント神様たちはすごすぎですよ・・・・ストナー・・・・・・・・サーンッ・・・シャインッッッ!!!」
「出来ればもう二度とその面見せないでくれよ! そぉら!」
ストナーサンシャインとカッパー砲の同時攻撃はもはや甲殻も肌も砕き、切り裂いた状態では攻撃を受け止めることも出来ずにガタノゾーアも光の渦の中に包まれつつ消滅。いえ。退去と言った感じですかね。
完全に殺しきれてはいないですが、それでも溜め込んでいた権限のためのエネルギーはふっとばし、その肉体、本体にもダメージも行ったはずですし・・・空が大きく晴れていききれいな星空が見えてくる。ひとまず対処完了。ですか。
「え? あれを封印しておくままにするの!?」
「華奈さんたちでも苦戦していたほどなのに?」
「ええ。あの大いなる闇はたしかに危険すぎる。生物であり、邪神である存在です。ですが、かと言って完全に今は殺しきれません。そして、一応その利点もあります」
華奈さんたちが真ゲッターたちを修理に回しホテルで眠る中、まだガタノゾーアは精神体として生きている。また肉体も完全に顕現していないゆえに復活の余地がある。という事実をBBちゃんから教えられて驚くほかなかった。
それをとどめを刺さずに再封印で済ませてしまうことにみんな驚くもBBちゃんもそこは引かなかった。
「まず、あれは超古代文明を滅ぼした邪神。その文明や他にも封じられているかも知れない存在を刺激してしまうことが懸念としてあります。セファールが来るよりも数千万年前にいた存在。その神秘の度合いと星の神秘の減少を気にしない存在。下手に動かして刺激して、貴方達倒せます?」
「む・・・確かに・・・下手すると封印を解くかもしれないのか・・・」
「そういうことです。余計なロックをほどいてしまってさあ大変。神話にもよくあることですね☆ それを今主戦力たちが動けない中で再度刺激してしまえば危ないですよってこと。で、もう一つなんですが、この星へくる異星の侵略者たちへの抑止となり得ると華奈さんも言っていました。
これに関してはムーンセルの方でもある程度は効果があると出ているデータですし、ガタノゾーアも女神ペレとハワイの封印で今まで抑え込めていました。今こうしてボコボコにしたうえで私が再度封印。
そして先輩たちがサバフェスで優勝してその聖杯での願いでペレを復活させてしまえばその封印もより強固にできるでしょう。な、の、で。先輩たちは再びどんどん創作活動をがんばってくださいねー♡」
「まあ、わかったわ。今回の戦いで刺激もえられたし、良いもの描いてやるわ!」
「うん! 頑張ろう!」
フォーリナー問題の方も一つ解決したし、今度は僕らの方で頑張らないと。思い切りやりきって見せる!
これでひとまずフォーリナー問題の方は解決。後はサバフェスでランキング1位を狙うのみか?
グガランナは体高150メートル。体長は800メートルくらいに成長しました。華奈と銀嶺体、ちびノブに甘えまくる優しい子になりました。
ちなみに、実はウルトラマンティガの前日譚の話ではガタノゾーア復活に関わっている外なる神にニャルラトホテプがいるとされているので今回のサバフェスに混ぜても実は違和感ないというか。BBがニャルに汚染されたり、あるいは会話ついでにこの仕掛けをしていても面白いと思いやりました。
そして、基本ティガの時代に登場した宇宙人たち、基本地球に長居する。侵略することをほぼしないで、ダイナの時代、世代に映ると地球侵略を狙う。試みる奴らが爆増するあたり、真面目にガタノゾーアや闇の巨人たちは宇宙からの脅威への抑止だったんだなーって思います。