転生愉悦部の徒然日記   作:零課

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とりあえずあと3~5話くらいでロンドンは終わるかも?


目指せ地下鉄

 「ふぅ・・・知識欲を満たしつつ、次の場所も決まったようなら俺は少し休ませてもらう。思いついたネタをノートにまとめるのでな」

 

 

 「僕はその場にいるけど、とりあえずメモをまとめておくよ」

 

 

 話が終わり、とりあえずすごいものを聞いたと少しポカンとしている皆様をよそにすぐ動いたのはアンデルセン様とジキル様。答え合わせが住んだのでそれの刺激で得た何かをまとめるようで部屋に戻るなりすぐにカリカリと筆の音が聞こえてきました。

 

 

 「あ、そうだそうだ。なーナーサリーにジャック、フランだったよな? お姉さんと一緒にこれから楽しい所に行かないか? こんな陰気な場所じゃなくてアヴァロンっていう花と畑といろいろ変な生き物とかも多い場所だぞー」

 

 

 「え!? いいの! モードレッドさんいいの!?」

 

 

 「うー花畑? 変な生き物? いくー!」

 

 

 「嬉しいのだわ! 素敵な場所に行けるのなら万々歳!」

 

 

 「おや、モードレッド様急にどうしましたか?」

 

 

 「ん? あーまあ、英霊とはいえ子供たちだし、せっかくだからうちの方で引き取ろうかってな。子供たちにはいい場所だし、ヴィーティガーンおじさんとか、おばあちゃんも喜ぶだろうしさーそれに」

 

 

 (英霊とは言うが、ジャックはおそらく水子とかそんな感じがするし、ナーサリーは絵本。何かの悪用をされたら困るし、フランは情緒があれでこの時代の知り合いの被害者を博士以外にも出るかもしれねえのを見せるわけにはいかねえだろ・・・)

 

 

 (あー・・・そうですね。出来れば子供たちには血なまぐさい戦いは見せたくないですし、それよりはアヴァロンでゆったりといつ座に帰るか不明ですがあっちで春休みないし夏休みさせたほうがいいと。納得です)

 

 

 うん。念話で聞く内容も文句はないし、それにまあ今から一気に動くとはいえ荒事には巻き込みたくない。言い方からもアヴァロンにはすぐ行けるんでしょうし、問題ないですか。

 

 

 「じゃあ、三人はモードレッド様についていって、遊んできて、偶にカルデアに来てくださいね? ふふふ」

 

 

 「俺はすぐ戻ってくるからさ。あ、土産は後で渡すから。じゃー!」

 

 

 そういってすぐさまポケットから取り出した道具で空間に孔をあけてすぐに三人を連れて孔の中に消えていくモードレッド様。ひらひらと手を振って見送りつつ、とりあえず作戦を話そうとするとマシュ様が私の袖を。ん?

 

 

 「あ、あの・・・華奈さん。私も少しいいですか?」

 

 

 「ええ。構いませんがどうしました? お腹すきました?」

 

 

 「いえそういうわけでは。モードレッドさんに私の中に宿る英霊の名前を知りました。それで・・・その・・・あの・・・・」

 

 

 『あーマシュはほら、華奈が小さいころから面倒見ていたでしょ? 本とか映像も。それでさらに英霊がギャラハッドだしでさ。華奈をお・・・』

 

 

 「ロマニさんストップストップ。そこはマシュから」

 

 

 「そうですよドクター! ええと・・・その、華奈さんをお母さん。って今後は呼んでいいですか・・・?」

 

 

 あふん。胸にやくざ顔のキューピッドにバズーカを撃たれてしまいました。キュンキュンしちゃいますよモォ・・・ほふ・・・可愛らしい美人さんなマシュ様ですがそれがますますと嬉しくなってしまい思わず抱きしめる。

 

 

 「いいですよ。ふふふ・・・では、マシュ。私が貴女のお母さんですよ♪ 現世で娘が出来るとは。全くギャラハッドには感謝しないとですねえ」

 

 

 「現役時代も今もそろって養子ってのも変な縁だなあ~とにかくおめでとう。なんか祝いを包むべきか?」

 

 

 「卒業祝いか入学祝か。いや、出産祝い?」

 

 

 「いやいやいやお二人とも。そこはご祝儀でいいのではないですかねえ」

 

 

 「へへへ。いいじゃんか。血がつながらなくても親子のきずなや強いつながりはあるってもんだぜ。大事にしろよそういうのは」

 

 

 金時さまの言葉にマシュもえへへと笑顔でほおずりしていたりとで可愛い子犬のよう。フォウ君もよかったねとてしてしと足を叩いて喜んでいる。

 

 

 でも、今こうしている時間はまた後で。まずはやるべきことをやっていきましょう!

 

 

 「じゃーとりあえず私たちは気合も入れ直してこの特異点攻略に行きますよ~というわけでロマニ様、良馬様。お願いします」

 

 

 『うぇっ? はいはい。えーと。まずなんだけど華奈たちが魔術協会に行っている間、華奈の方とこちらで霧の魔力濃度が高いところをチェックしていてね。その中で特に高いところを二つ目星をつけた。そこを叩いていくということになっている。

 

 

 まずはウェストミンスターエリア。そしてもう一つはなんとここの近くの広場、地下鉄からだったんだ』

 

 

 『なのでとりあえずここの二つを調査。ということなんですが問題はその叩くタイミング。どこからたたくか同時に叩くか。ということなんですが』

 

 

 二人の説明にどうしたものかと首をかしげる。ウェストミンスターの方は国家議事堂があるほどの大きな場所。場合によってはちょっとした要塞のようにできる。で、一方近場の広場と地下鉄の方は奥行きがあるのと地下鉄や下水を通して霧を発生させているとも考えられるので攻め込む際は気をつけたい。

 

 どっちに関してもリスクがある。という感じなのでまずはどこから行くべきか。どうするべきか。しばしみんなで逡巡した結果。

 

 

 「二手に分かれて片方の動きを監視。その間にもう片方を攻撃というのは?」

 

 

 藤丸様の意見に決まった。

 

 

 「じゃあまた二手に分かれていくということで。ウェストミンスターの方には私、ストーム、大尉様で行きます。建物の中での戦闘経験や取り回しのきく武器もありますし、場所も覚えたので縮地ですぐ行けます。藤丸様達は私達が攻撃を成功させた後にサインを送るので、その際に近くの広場に突撃。という感じで」

 

 

 「了解。あ、それで一応こっちも出てから動くべきかなあ?」

 

 

 「やめておきましょう。相手の察知範囲がこの霧の中だとしたらむしろ各個撃破のいい的。合図はこの照明弾を使いますのでその際はお願いしますね」

 

 

 軽い打ち合わせをして、さあいざ鎌倉。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「大尉様はスラグショット。そしてバウンドガン。ストームはショットガンとスレイドですか。ふむ。悪くないですね」

 

 

 貫通高威力のライフルに狭い場所で無類の制圧力を誇る銃火器。そして一方は面制圧の武器と対空対応。そしてシンプルに強いアサルトライフル。これなら大丈夫ですね。

 

 

 「よし。じゃあ、さっさと行こう。大尉。俺に掴まって」

 

 

 「む? 了解」

 

 

 「じゃあ、私がストームの手を取って・・・・ほっ」

 

 

 三人で仲良く手を繋いでから縮地であっという間に目的地のウェストミンスターエリアは国会議事堂に到着。

 

 

 うわ。びっくりするほどヘルタースケルターがびっしり。ジュウシマツの巣とかカメムシの大群じゃないんですから。

 

 

 「戦闘態勢用意!」

 

 

 「俺が突貫する。マスターは何かないか調べてくれ」

 

 

 「は? 瞬間移動!? な、戦闘了解! 今の武装は連射がきかない。ストーム1。フォローを頼んだ」

 

 

 で、私たちを見れば当然この機会たちは動き出すわけで。私も秋水と陽炎を抜いていざ戦闘開始。

 

 

 「ふっ! せい!」

 

 

 その上で改めて戦うとわかるが、なるほどこれも魔力を持った兵士。ではあるんですが製造されているのと蒸気機関をもとに動いているもの。同時に、気配を感じるというか、その魔力の感覚も分かってきた。

 

 

 ここらへんは私の方も魔術を纏った道具や鎧、アクセサリーなどを作ったり用いたりなどした経験。この魔力の霧の中で変に鈍っていた感覚が戻ってきたからでしょうかね?

 

 

 ザクザクと斬り捨て、ストームと大尉様が蹴散らしていると何やら変な道具がみえる?

 

 

 「えーと? 停止スイッチ。押すな絶対・・・?」

 

 

 うーんこのわざとらしい道具! でもヘルタースケルターと同じ魔力と道具のつくりの感じがするんですよねえ。押してみたい・・・・と思っていたら急に馬鹿でかいヘルタースケルターが襲い掛かってきた。しかも5体も。

 

 

 かなり大事なものなのは確かなようですね。アルトリア様の重装歩兵部隊と比べても二回り、三回りも大きな姿ですが、動きは鈍い。

 

 

 「ほっ・・・・よ! 兜割り!」

 

 

 振り下ろされ、横なぎの刃をよけて頭部の隙間に秋水を突き刺して柄の尻底を掌底で叩いて深く差し込んでグルンと体ごと回して首ちょんぱ。からの巨大なヘルタースケルターの肩を足場に飛ばした頭を蹴り飛ばしてもう一体にあててひるんだすきにその頭ともう一体丸ごと真っ二つ。

 

 

 その間に残りの方も既にストームたちがふっ飛ばしているのでとりあえず今のうちにスイッチを破壊。

 

 

 あたりのヘルタースケルターの方も、遠くから向かってきていた一部が止まる。ふむ。とはいえ完全に全員が止まっていない。

 

 

 任務成功の照明弾を上げておいてこちらの方も一応残党処理。

 

 

 「さて・・・市街戦となると、バウンドガンの代りにバスターショットがいいのかね」

 

 

 「そのほうがいいだろうな。押し込んだり場所を作るにもその性質は悪くないし。相手が機械に詳しいのなら下手な光学兵器は控えたい」

 

 

 大尉とストームが話している間に既に戦闘音が。始まりましたか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「アングルボダの介入・・・! わが、我が体への介入と意志・・意志が・・・!! 計画のために、ここまで、するのか・・・!」

 

 

 「ったく! 聖杯戦争のシステムを聞いた後にまさにそのケースを見せるとは胸糞悪いぜ! っしゃらあ!」

 

 

 「くそっ! どうなってんだこりゃ!? 俺の剣も、刃も。金時の刃もかすり傷もつか・・・っと!!」

 

 

 任務成功の照明弾を見た後にすぐに広場に突撃したところには、ヘルタースケルターをより巨大に、片手に携える大槌はそれ一つが最早建造物のよう。

 

 

 バベッジと名乗る。この時代の少し、本当に少し前の時代に生きていた顕学者は英霊となっているようで、しかもフランの保護やカルデアの存在を聞いてこちらに気持ちが動いてくれていたというのに聖杯のシステムを使いバベッジさんの自由意思を奪う。

 

 もはやその肉体も鎧? もあちらの黒幕の操り人形の様で苦しみながらも振るう大槌の威力はかの坂田金時ですらつばぜり合いをして押し負けていない。

 

 

 「この感じと、その膂力! 聖杯だけじゃない。多分アイツ、この鎧自体が何らかの概念っつーか、そんな感じがする。せいっ!」

 

 

 「モードレッドさん、援護します! はあぁっ!」

 

 

 モードレッドが身軽さを活かして飛び回り投げナイフで牽制をして、それを振り払おうとしていくのをマシュが止め、そこに金時が重い一撃を叩き込む。が、モードレッドの言うように何かがないとこの鎧は砕けないようで斧での振り下ろしをもってしても表面に少し傷がついただけだ。

 

 

 「ぐお・・・お・・・!」

 

 

 「なんつーヘビーなパワー! そこらの大鬼よりもずっと歯ごたえがある! これはちょっと強めに叩くべきかあ?」

 

 

 苦しみつつも振るう大槌の勢いは衰えず、戦士としての技量とパワーで対応していくもまるで傷もつかないのではらちが明かない。金時はあの変わった大斧? の何やらカードリッジを仕込んでバチバチと電気の音や輝きが聞こえる。宝具か、スキルの開放だろうか。それで叩き切ろうとしたのをモードレッドが止める。

 

 

 「まて! そろそろ来るぞ!」

 

 

 「なるほど。その身体、その鎧自体が固有結界。世界にひびを入れるだけの苛烈な一撃かあるいはそれを壊せる相性のものを持ってこないと傷一つもつけられない。

 

 しかも顕学、コンピューターの父と言わしめるほどの学者なら現代でも使える道具に魔力を付与もできるというもの。あるいみ近現代のキャスターの正解と言えるほどですね」

 

 

 その声と一緒にバベッジの背後から現れる華奈さん。この鎧の特徴を即座に見抜き、同時にキン。と甲高い金属音が一つ響いたと思えば、バベッジの動きが途端に鈍った。

 

 

 「我が結界が切られた・・鎧が・・・! 稼働率大幅減少、出力ダウン。な、これは・・・!」

 

 

 「結界を斬り捨てました。ちょっとこういう技術は出来るものでしてね」

 

 

 「学者さんには金棒よりもペンを握って戦うのは机の上と未来だけにしておきな」

 

 

 「偉大なる顕学の先達の一人、銃口を向けるのは心苦しいが」

 

 

 そして大槌をストーム1、2のレンジャーコンビでバスターショットを打つことで持続的に起きる爆発と衝撃の連鎖であの巨大な大槌がバベッジの手を離れ、遠くに転がる。チャンスだ。

 

 

 「マシュ! バベッジにあの大槌を拾わせないで! 金時、モードレッドさん!」

 

 

 「おうよ! 行くぞおっさん! 人類史の未来を描いた男が人類史を潰すなんて馬鹿、これ以上はさせねえからよ!」

 

 

 「ああ、実にナンセンスな悲劇はノーサンキュー! こいつで楽になりな!」

 

 

 「黄金衝撃(ゴールデンスパーク)!!!」

 

 

 「赤雷咆哮!!」

 

 

 金時の黄金の雷を纏った強烈無比な振り下ろし、そしてモードレッドの赤い雷の魔力を開放したその雷の奔流は見事にバベッジをとらえ、路面を砕いて爆音と空気がはぜる音が耳をつんざいて光に一瞬視界が防がれる。

 

 

 しばらくの静寂の後、ぶすぶすと真っ黒こげになり、蒸気も先ほどの勢いはなく、ショートしているであろう音が響く。機能が停止しつつある。素人目にもわかるほどに、聖杯のバックアップをもってしてももう何もできないほどのダメージがバベッジを襲ったのだ。

 

 

 

 「機能、完全停止を確認・・・」

 

 

 『退去が始まっている。さっきの攻撃で完全にバベッジの霊核を砕いたんだ。あの堅牢な守りを。流石だよ皆!』

 

 

 「我が曇った眼を晴らし、そしてこの暴走を止めた。銀狼騎士、異国の戦士、最後のマスターよ。感謝する・・・・・・・そして、ヴィクターの娘のことも。だ・・・・あの子に、この戦いを見せるのは、忍びない・・・」

 

 

 退去が始まり、味方に裏切られての暴走。それでもなお自分はこれでいいのだというように動かないまま言葉を紡ぐバベッジ。何より、フランの身を案じ、そしてアヴァロンで過ごしているということが何よりうれしいのだろう。あそこは理想郷と言われるほどの場所。そしてあらゆる生物が過ごす場所。フランケンシュタインくらい個性の一つだ。

 

 

 「ええ。そして、流石はヴィクターの娘ですね。彼女が見せてくれたもの、そして、貴方が未来に紡いだ技術はコンピューターとなってこれからも私達を進むのを支えます。あなたの計画は終わらせますが、代りに貴方たちが紡いだ人類史は歩みを戻させますよ」

 

 

 「貴方も色々考えての事だろう。だが、今は一度休んでください。後は俺たちが引き受ける」

 

 

 「感謝する・・・銀狼騎士、そして、二つ目の嵐よ・・・・最後のマスター」

 

 

 「はい・・・」

 

 

 「ここから先の地下鉄、地下にいけ。アングルボダが、我らの計画がそこにはある」

 

 

 伝えたいことを伝えたからか、地下への道を指さしたその腕も脱力し、ちょっとした建物のようなその巨体は最早機械の鎧ではなく鉄塊となりつつある。

 

 

 「我が想いを遂げる事なき世界であれど・・・我が望みし世界は結実せずとも・・・私は、隣人の世界を・・・滅ぼそうとは思わない。・・・・・・・・銀狼騎士、嵐の勇者たちよ」

 

 

 「なんですか?」

 

 

 「なんだい」

 

 

 「聞き届けましょう」

 

 

 「ヴィクターの娘と、世界の未来をを頼む。そして・・・あの子に平穏と笑顔をくれたことへの心からの感謝を・・・・」

 

 

 そこまで言って、バベッジは。偉大な学者は完全に退去した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「バベッジ様の退去をしても尚、地下にこもり、あるいは逃げられないであろう状況でも降伏をせず。それほどのものなんですかね。アングルボダというものは」

 

 

 「さぁな。いずれにしても面倒くさいブリキの軍団はもう動かない。これで俺も悠々とこの騒ぎの発生源を拝みに行けるというものだ」

 

 

 「うん。僕も流石に気になるかな。危険はまだあるんだろうけど是非一緒に行かせてほしい」

 

 

 「アンデルセンさんはまだしも、ジキルさんは生身の人間。流石に危険だと思うのですが・・・」

 

 

 「やっぱり学者、知識人ってこういう度胸というか、探求欲があるからこそそう言われるのかなあ」

 

 

 「そういう意味じゃあ、頼もしいが、荒事は苦手なんだろ。突っ走るなよお前ら」

 

 

 戦いが終わり避難していたアンデルセン様とジキル様も戻り、残ったは霧の発生源にして英霊たちを呼び出してこの街を霧で包み込もうとしていた張本人へお仕置とご退場をしていただくのみ。

 

 

 町中にいたヘルタースケルターも起動スイッチを壊し、製造元のバベッジ様が退去したことで最早動くことはなく、そこに行くだけだと見なさん意気揚々。

 

 

 『もちろんそこは賛成だ。だけど地下はカルデアの計器を正確に測定させないほどの霧を出してしまう発生源に近づく。濃度もだけど、そこの中に何が紛れ込んでいるかわからない。より慎重に、安全に動くことを意識してくれよ』

 

 

 「その通り。勝って兜の緒を締めよ。この勝利の後に相手が奇策を用いるとも限りませんしね。とりあえず私たちはしんがりを務めます。モードレッド様。藤丸様達のエスコートを」

 

 

 「了解だ先生。俺とマシュで前を固める。金時は藤丸、アンデルセン、ジキルの後ろについてくれ。背中を任せたい」

 

 

 「そこはオレっちに。といいてえが、守りの能力とナイフとかでも立ち回れるモードレッドが適任かあ・・・オーケー。しっかり守ってやるぜ」

 

 

 とりあえず前衛の方も問題なしと。

 

 

 「じゃあ私はストーム、大尉様。玉藻様で少し後をついていきます。背後から襲われてもいいように玉藻様の結界や私の方で備えをしておきますので魔本とか、マネキンとかが来ても大丈夫なようにしますよ」

 

 

 まあ気持ち3割くらいはそれが目的ですが、それ以外にもいろいろ気をつけたいことがありますしね。ゴールが見えたからと残りの力を振り絞るにはまだ不安が多い。というか今までの特異点と違ってここまで来てまだ相手の全貌がみえないのが変に構えちゃうと言いますか。

 

 

 でも皆さんは問題なく先に進んでくれて、続々と地下に降りていく。

 

 

 「・・・・ストーム。フェンサーの兵科にチェンジで、一つだけこの武装を。それと玉藻様。今から少し仕込みをしたいので是非手伝ってください」

 

 

 実は地下の大空洞に関してはおおよその目星というか、時計塔に出入りした時に確認と調査をこっそりしていたことがある。エルメロイ教室にいた咲様の協力も得て。

 

 

 そして魔術協会跡地を調べる時にもソナーで間取りを見ていたけどそこもずれがない。なら、かの王の旅路と同じことが起こりかねない。そこに対する対処とカウンター。ひとまず用意しましょうか。 




 次回は地下での戦いに?
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