平行世界の最弱の龍が重桜に『保護』されました。これより治療を始めます。   作:八意 颯人

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皆さん。明けましておめでとう御座います。

あの件は皆様に大変お騒がせをさせてしまい申し訳御座いませんでした。

御掛け様で怒りが収まり、心身共に復活しました。

尚、今話から物語の関係上『艦これ側の勇人』こと『上城(博霊)』は『博霊』と表記しますので御理解の程、宜しくお願い致します。


第17話「時空を越えた大宴会」

此処は……何処だ……

 

 

 

 

辺り一面が雪の様に『真っ白』だ……

 

 

 

まさか僕は『あの時』金剛様達に抱擁されたせいで……

 

 

……ごめんなさい赤城さんに重桜の皆さん。こんな情けない自分で……

 

 

僕は金剛様達の抱擁によるショック死をしたと思い、悲しみに浸っていると僕の背後から筋骨粒々の身体をした僕に瓜二つの男が僕の内情を察したのか苦笑しながら言った。

 

 

「……何を言っているのかね?君はトラウマのせいで気絶しただけだ。」

 

ッ!?は……博霊さん!?

 

……にしては少し痩せているし声も低い。そして博霊さんらしい豪快で荒々しい雰囲気が全て削ぎ落とされたかの様に落ち着きがあり、物腰が柔らかい人だなぁ……

 

ってか、目を瞑ればダンディーな低い声と落ち着いた雰囲気が相まって完全に『何処ぞのベルトさん(クリ〇・シュタ〇ンベルト)』に聞こえるんだが……

 

僕は恐る恐るベルトさん声の博霊さん?に聞いた。

 

「……貴方は?」

 

僕は博霊さん?に聞くと、その人は相変わらず落ち着きのある笑みを溢しながら答えた。

 

「私か?私は……君が、この世界に来る前の……いや『()()()()()()()()()()()()』だった男だ」

 

ッ!?()()()()()()()()()!?でも確か母さんに見せて貰った画像では、もう少しガッチリした身体だった筈だが……それに()()()()()()()()()筈じゃ……ッ!?まさか!?僕の身体を使って赤城さん達に……

 

僕は『この世界の上城さん』の姿を見て戸惑いと申し訳無さの2つの気持ちを露にするかの様に挙動不審になっていると『この世界の上城さん』こと『上城さん』は僕を落ち着かせる為に優しく、そして柔らかい口調で僕に言った。

 

「……落ち着きなさい。私は今、君に憑依しているが危害を加えに来た訳では無いから安心しなさい。」

 

「……では何故、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?それこそ僕に憑依し、重桜の皆さんに危害を加えるつもりでは?」

 

僕は警戒感を醸し出す様に恐る恐る上城さんが発言した内容と今起きた状態の矛盾点を指摘しながら質問を問い掛けると上城さんは「……確かに、今の状態を見れば私の説得力は皆無だな」と僕の指摘に納得しながら呟き、相変わらずの物腰の柔らかい口調は兎も角、先程の優しい声から一転、今度は申し訳無さそうな控え目な声を出し、僕に謝罪した。

 

「……それは本当に有り得ないから安心してくれないか?まず君に憑依した理由は2つあるんだ。1つは『君に対しての謝罪』だ」

 

「僕に謝罪……ですか?」

 

僕は上城さんの発言に警戒しながら聞き返すと上城さんは申し訳無さそうに、そして気迫溢れる強い声で自身の過ちを僕に伝えた。

 

だが僕は、この後の『上城さんの謝罪』を聞いて度肝を抜かれるとは思っていなかった……

 

何故なら……

 

ドサッ!

 

「私が死んだ事により私の妻である飛龍や重桜の為に君……いや『君が曾て居た世界』と『改造人間になった方の私の世界』との均衡を崩壊寸前まで追い込ませるだけではく、無関係な君まで危険な目に遇わせてしまって……本当に申し訳無い!!」

 

……()()()()()()()()()()()()()()()()()()と勘違いし、自身の階級より下である僕に土下座をしたのだ……

 

上城さんは土下座をしながら謝罪すると僕は慌てながら上城さんの誤解もとい勘違いを解いた。

 

「ッ!?上城さん!頭を上げて下さい!!というより土下座は止めて下さい!!それに何か()()()していませんか!?僕は元居た世界の艦娘様達によって瀕死の重傷を負い、博霊さん……貴方が言う『改造人間になった方の僕』と、その仲間達が均衡を一時的に壊し、そして重桜の皆さんのお蔭で助けて貰ったのですよ!寧ろ、()()()()()()()()()()()()()()……僕が此処に来たせいで貴方の全てを奪い取ってしまった事に……」

 

「………What?先程の事件って……私が死んだ事が原因ではなく、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

「そうですよ!上城さんは決して悪くありませんので顔を上げて下さい!!」

 

僕は慌てながら土下座している上城さんの誤解もとい勘違いを訂正しつつも、生きる為とは言え上城さんが生きた功績(全て)を奪い取ってしまった事を打ち明けながら謝罪すると上城さんは自身の勘違いに気付いたのか安堵し、土下座の体勢から立ち上がり、頭を下げた僕に微笑みながら答えた。

 

「ホッ……何だ、そういう経緯(こと)だったのか。しかも君を助けるとは言え、彼方の私が一時的に均衡を壊すだけではく、()()()()()()()とは言え先程のセイレーンの連合艦隊の旗艦である『君が曾て居た世界の三笠と八雲 紫』を圧勝するとは……とんだ化け物染みた男だな……彼方の私は……」

 

うん。今考えると本当に化け物染みているなぁ……博霊さん……

 

僕は上城さんの発言に同意し、黙って頷くと上城さんは先程の土下座と自身の勘違いを隠す様に恥ずかしそうに咳払いをし、僕に憑依した『2つ目の理由』を打ち明けた。

 

「ゴホン!ては話を戻そうか……君に憑依した2つ目の理由いや『本当の目的』は……私は自身の魂を『八百万神々(ヤオヨロズノカミガミ)』の『一部の力』を授かった事で私の魂は『八百万神々』こと『カミ』を仕えし者『神子の魂』になり、魂だけの存在である私が神子になった事で強制的に『ミズホの神秘』と調和する事で力を増し、その力を使って君も『彼方の私の世界』いや此処は私も彼に敬意を払って『博霊の世界』と言おう……彼が君が曾て居た世界を行き来する様に君も『博霊の世界』を()()()()()()()()()()()()()。」

 

「………へ?」

 

僕は上城さんの『本当の目的』を聞き、思考が停止した様な間抜けな声を発すると上城さんは僕にでも分かりやすく説明した。

 

「……すまない。少々ブッ飛んだ経緯(説明)になったが、分かりやすく説明するが『八百万神々』は君からすれば我々、日本人の多くが崇拝している『神道という宗教に深く関わりのある神々の力』であり『ミズホの神秘』は『重桜の艦船達の力』の事だ。私はその『2つの力』を使い、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()だ。」

 

「な!?」

 

え……えぇぇぇ!?僕が『八百万神々やらミズホの神秘とか言う神の力を持った上城さんの力』を使って博霊さんや八雲さんと同じく自由に彼方の世界にぃ!?

 

ってか、そもそも『博霊さん』や『上城さん』そして、()()()()()()()()()()()()()()()もそうだが『上城勇人』と言う名を持つ人は基本的に『滅茶苦茶(クレイジー)な性格』で『何かしらのチート能力』を使う人が多いのかなぁ?

 

僕は上城さんの力を知り文字通り開いた口が塞がらない状態になっていると上城さんは驚愕している僕に苦笑しながら先程の説明を付け足した。

 

「……だがデメリットもある。1つは『ミズホの神秘』を使う事で()()()()()()()()()()()()()()()そして2つ目は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()と、3つ目は私と博霊の二人が出会うと『八百万神々の能力』と『ミズホの神秘』そして『現人神としての博霊の神力』の3つの力が互いを反発する事で、どちらかの運気が『ほんの少し悪く』なるんだ。しかも私は君の身体を介して彼に接触する事になる。つまり……」

 

「……そのせいで僕の身体の一部が獣化され、そして少なからず博霊か僕のどちらかが『小さな悪運によるトラブル』に巻き込まれる……って事ですか?」

 

僕は上城さんの説明の答えを導き出し、それを上城さんに伝えると上城さんは微笑みながら答えた。

 

Exactly(その通り)……まぁ身体の一部が獣化になる事以外に関しては私が憑依している限り、それ程『致命的なデメリット』では()()から安心して博霊の世界に行く事が出来る……ん?」

 

「どうしたのですか?」

 

上城さんは微笑み、クリス・ヘ〇ラー顔負けの流暢な英語?で僕の質問に答えると上城さんは何かしらの違和感を感じたのか、何かに呆れるかの様に苦笑しながら言った。

 

「ハハハハ。どうやら博霊の仲間達のせいで節介の『Party(歓迎会)』が台無しになってしまう……話は此処までとして、そろそろ起きようか……」

 

上城さんは苦笑しながら言うと僕の意識は心地良い浮遊感と眠気に身を任せるかの様に徐々に遠退き、僕は徐々に意識が遠退いて来るのを反抗するかの様に力強く上城さんに最後の質問をした。

 

「……()()()()()()()()?」

 

Sure(勿論だ),私は常に重桜と君の味方だ……後、この事は()()に……特に飛龍だけには言わないでおくれ……Good ruck(また会おう)……」

 

上城さんは微笑みながら手を振ると僕は心地良い浮遊感と眠気に身を任せる様に意識を捨て、そのまま煙の様に消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして佐世保鎮守府内の食堂改め『特設宴会場』にて……

 

此処からは第三者視点で送りします。

 

「うぅん……あれ?僕は……」

 

勇人はソファーの上で眠たそうに目を覚まし、上半身だけ起こし、辺り一面を見渡すと隣に座っていた『紫色のドレスを着た赤城顔負けの悪役風の女王様らしき金髪の女性』が心配そうに勇人に聞いた。

 

「お目覚めですか……気分はどうですか少尉?」

 

「少し楽に………ん?貴女は?」

 

勇人は突如と現れた金髪の女性に首を傾げながら質問すると女性は悪役風な外見に不似合いな位に微笑みながら答えた。

 

「私ですか?私は『佐世保鎮守府救難隊 隊長』の『金剛 由香奈(ゆかな)』と申します。階級は『曹長』です。勿論、お察しだと思いますが『()の世界の方の佐世保鎮守府』での部隊なので御間違えの無い様に御願いします。」

 

「あ……はい……」

 

勇人は金髪の女性こと『金剛 由香奈(以後『由香奈』)』から醸し出される悪役風な外見に不似合いな優しい口調に戸惑っていると丁度、上城(博霊)の世界から酒等の物資を受け取ったであろう三笠が日本酒『手取川』と芋焼酎『魔王』を両手に持ちながら嬉しそうに勇人に言った。

 

「お!?指揮官、目覚めたか♪御主達も飲んでみるか?上城殿からの差し入れだ♪コレは、かなりの上物だぞぉ♪」

 

「……既に出来上がってませんか?三笠さん?」

 

「おい三笠、それ『艦長が大事にしてた酒』だぞ。隼鷹みたいに勝手に銀蝿するな……」

 

勇人と由香奈は()っている三笠に少し呆れながら聞くと三笠は「大丈夫だ♪酔ってなど、おらぬぞ♪しかもコレは本当に上城殿から頂いた物だから盗んではおらぬ♪」と『酔っ払いが使う台詞』で答えると三笠の後ろから頭を抱えながら赤城と飛龍そして『軍服を着ている黒髪の女性』と『少し露出の多い巫女服を着た緑髪の女性』そして最後に朱里と同じ階級証である『元帥』の階級証を付けた『エネルギッシュな茶髪の若い女性』こと『三笠元帥』が入り、三笠に言った。

 

「三笠大先輩。それは既に酔っ払っている人の台詞ですよ。」

 

「全く、宴が始まる前に飲んでいたとは……」

 

「いやいや、我は酔ってなどは、おらぬぞ二人共……ん?赤城に飛龍、彼方の方々は?」

 

三笠は酒気を帯びた陽気な笑みを溢しながら赤城に聞くと、赤城は勇人と三笠に勿体振るかの様に微笑みながら答えた。

 

「彼女達ですか?彼女は上城様の世界から来た上司と部下そして御友人ですわ」

 

「って事は博霊さんの……仲間?」

 

「ほほぅ……上城殿の……名を何て申すのだ?」

 

三笠と勇人は三笠元帥達に聞くと三笠元帥は微笑みながら自己紹介を始めた。

 

「私?私も『三笠』よ。みんなから『三笠元帥』と言われているわ。ちなみに役職は『大本営総司令官』言わば『日本海軍のトップ』よ」

 

「私は上城大将……じゃなかった。博霊大将の部下の『桜花(さくらばな) 優花』です。階級は『大尉』です。」

 

「私は幻想郷の住人であり、勇人君……じゃなかった。飛龍君の友人の『東風谷(こちや) 早苗』です。守谷神社の巫女をやっています。」

 

「な!?彼方の世界の優花ちゃん!?そ……それに貴女も『三笠』さん!?」

 

「なぬ!?お……御主も……彼方の三笠は朱里殿だけでは無いのか!?しかも上城殿の世界とは言え日本海軍の頂点の役職である『大本営総司令官』!?こ……これは失礼した総司令官殿!」

 

三笠と勇人は彼方の世界では三笠が二人居る事に驚愕しつ三笠は今、自身が()()()()()()()()()という失態を露にしてしまった事を恥ずかしそうに謝罪しながら三笠元帥に聞くと、三笠元帥は微笑みながら三笠達に言った。

 

「フフフ♪私とお姉ちゃんは建造する際、不具合が起き、二人同時に建造されたのよ♪それに私は、お姉ちゃんとは真逆で固苦しい雰囲気が()()()()だから、いつも通りの口調で良いわよ♪『アッチの私』いや、どちらかと言うと『アッチのお姉ちゃん』?まぁ細かい事は良いか♪宜しくね♪」

 

「こ……此方こそ……宜しく頼む……」

 

三笠はブランク過ぎる三笠元帥に戸惑いながら軽く会釈すると勇人は優花を見て、不安と罪悪感が混ざった怯えているかの様な低い声を震わせながら聞いた。

 

「ほ……本当に……優花ちゃん?」

 

「え!?そ……そうだけど……一体どうしたの?私、少尉に何か悪い事でもしたの?」

 

優花は挙動不審になっている勇人を見て自身も『勇人にトラウマを植え付けた一人』と勘違いし、勇人の挙動不審が伝染したかの様に挙動不審に陥ると赤城は優花の誤解(勘違い)を解く為に勇人のトラウマの一部である『彼方の優花の最後』を簡潔に、そしてマイルドに説明した。

 

「違いますよ大尉。指揮官様は幼き頃、彼方の……いえ『曾て居た世界の大尉』は幼き頃の指揮官様の目の前で『悪人の方の三笠大先輩』に……()()()()()()()()()()()()()()()()()()。だから指揮官様は、その事を鮮明に思い出し、今の状態に陥ってしまった……という訳です」

 

「な!?」

 

「え!?」

 

「嘘でしょ……」

 

上から由香奈、飛龍そして早苗の順に赤城の発言に驚愕すると優花は一部ではあるが勇人の過去を知り、悲哀な表情になりながら呟いた。

 

「……そっか。アッチの私は既に亡くなっているんだ……」

 

「……実は我も事細かに聞いたが『非常に腹立たしく残忍極まり無い内容』だった事は言っておく。これ以上、聞かぬ方が良い」

 

「……分かりました。ちなみに『この世界の私』は?」

 

優花は先程の説明を聞き、場の雰囲気を変えようと悲哀な表情になりつつも三笠に聞くと三笠は「う~ん……」と酔っ払った脳を稼働させるかの様に思考を廻らせ『この世界の優花』らしき人物が居たのか、はたまた挙動不審に陥っている勇人と優花の不安を取り除く方法が思い付いたのか、微笑みながら答えた。

 

「……この鎮守府には『桜花 優花』という者は居らぬが()()()()()()()()()()が居るな。その男の名は『桜花 (まさる)』という男だ。階級は『軍曹』で今、軍医の教育過程を受講しに大湊鎮守府に居るんだ。まぁ彼も元々は指揮官として此処に着任したんだが……まぁ……その……」

 

三笠は微笑みから苦笑に変わり、申し訳無さそうに言うと優花もまた先程の悲哀な表情から一転し苦笑いをしながら三笠の言葉の真意を答えた。

 

「……大体分かりました。赤城さんや愛宕さん達からの『強烈なアプローチ』から逃げる様に職種変更をしたんですね?」

 

「……まぁ概ね正解だ。」

 

「軍曹に職種変更を薦めさせたのは私じゃなくて『天城姉様』ですわ!!ってか桜花軍曹が着任した時は、まだ私達(一航戦)は居ませんでしたわよ!!」

 

三笠は優花の答えが概ね合っているのか苦笑しながら言い、赤城は血相を変え、三笠に強い口調で反論すると勇人は『先程の三人の会話』を聞いて少なからず安堵したのか少し落ち着いた表情で呟いた。

 

「よ……良かった……『博霊さんの世界』や『この世界の優花ちゃん』いや『優さん』が無事だったとは……」

 

「此方こそ、ごめんね上城さん。驚かせてしまって……」

 

優花は申し訳無さそうに言うと勇人は「気にしないで下さい大尉。先程は失礼な事を……」と謝罪すると……

 

 

 

 

 

 

ドカン!!

 

 

「「「「ッ!?」」」」

 

 

 

……けたたましい轟音と共に会場の扉が破壊され、破壊された扉から『一角の角を生やした金髪長髪の女性』と『2つの角を生やした茶髪の幼女』が何故か気絶している愛宕と隼鷹を担ぎながら荒々しく現れ、豪快な笑みを溢しながら勇人達に言った。

 

「オッス!久々だな勇人!一杯どう………ん?見ない内に、かなり絞ったな……ダイエットしてんのか?」

 

「違うって勇義(ゆうぎ)……アイツは勇人は勇人でも『()の方の勇人』だよ……あ!?私は『伊吹(いぶき) 萃香(すいか)』そんで、この豪快な女が……」

 

「『星熊(ほしぐま) 勇義(ゆうぎ)』だ♪私達も『()の方の幻想郷の住人』であり人間ではなく妖怪の一種の『鬼』だ♪そして勇人……いや飛龍の『呑み友』だ♪宜しく頼むぞ勇人」

 

「一応言うけど私は開発艦『重巡 伊吹』じゃないから間違えないでね」

 

勇義と萃香は豪快な笑いを溢しながら勇人と握手する為に手を差し伸べると勇人は「こ……此方こそ……」と今起きている状況に物凄く戸惑いながら二人が差し伸べた手を握り、握手すると赤城は二人が担いでいる愛宕と隼鷹について戸惑いを見せながら触れた。

 

「えーっと……星熊様に伊吹様でしたっけ?何故、二人が気絶しているのかしら?」

 

赤城は何故、二人が気絶している理由について聞くと勇義と萃香は先程の豪快な笑みから苦笑に変わり、二人が気絶した経緯を萃香が簡潔に説明した。

 

「いや~……『犬耳のネーチャン』は私達が鬼だと知って発狂しながら気絶、そして『某世紀末なネーチャンでは無い方のネーチャン』は私が持ってきた酒を飲ませたら、そのままパタリと……すまねぇな……」

 

「……隼鷹は兎も角、愛宕は私達を見て発狂しながら気絶したから『ホラー系(そう言った類い)』が苦手だったんだろうな……何か悪い事をしてしまったな……」

 

萃香は愛宕が気絶した原因が『二人の種族が自身の苦手な妖怪』だと言う事と、隼鷹が気絶した原因が『萃香が持参した酒を飲んだ』と言う事を赤城に説明し、勇義は少し申し訳無さそうに言うと赤城は自身の憶測が当たったのか、軽く溜め息を溢し、二人を許すかの様に微笑みながら言った。

 

「……気にしないで下さい。この事は説明しなかった大鳳……『花魁みたいな服装の害虫(オンナ)』が悪いのですから……所で、その大鳳(害虫)は?」

 

赤城は今、会場に居ない大鳳について聞くと崩壊された扉らしき場所から大鳳、準一、敦、友伽里、蒼龍、KC隼鷹そして『町娘風の青色の和装をした女性』こと『KC蒼龍』と『同じく橙色の和装をした女性』こと『KC飛龍』が現れ、何故か気絶している翔一郎を引き摺りながら勇人に近付き、言った。

 

 

「……漸く目覚めたか。上城さん」

 

「ごめんなさい勇人。翔一郎君が隼鷹と同じく下戸だったなんて……」

 

「申し訳ございません指揮官様。この大鳳、鬼の酒の誘惑に負けましたわ……後で指揮官様にも、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()♡」

 

「ちょ!?大鳳!?それアウト!!」

 

「そしてナチュラルに脱ごうとしないで!!」

 

「ちょ!?離してくれませんか!?大鳳は指揮官様と交わr……」

 

「「それが一番ダメだっつーの!!何で重桜の連中は、すぐに下ネタに持ってくるのよ!!」」

 

「何を今更……ですわ♪」

 

「「赤城さん助けてぇぇぇぇ!!この発情娘を止めてぇぇぇ!!」」

 

大鳳は妖艶に、そして『ある意味』()()()()()()()()()()()()()()()()な『危ない発言』を勇人にするとKC二航戦は慌てながら制止させ、赤城はKC二航戦を助ける為に、そして大鳳『危ない発言』に渇を入れる様に強い口調で大鳳を叱った。

 

「おい其処の発情鳥、酔っ払っているとは言え客人に迷惑を掛けるだけではなく何『危ない発言』をしているのよ!!私でもさえ客人の前で過激な発言を控えているのに!!指揮官様、あの発情鳥なんかより、()()()()()()()()()()()t……」

 

ゴン(げんこつ)!!

 

「「フゴッ!!」」

 

「馬鹿者!!御主も平行世界とは言え上官達の前で何『卑猥な発言』をしておるのだ!!少しは控えぬか!!」

 

「そうよ!!少しは大人しくしてなさい!!」

 

「「た……助かった……主に運営からの説教的な意味で……」」

 

……訂正、赤城は大鳳に嫉妬し、自身も『危ない発言』をした様だ。

 

三笠と友伽里は二人の危ない発言に『某最強園児の母親(野原み〇え)』を彷彿させる様な重く鋭い拳骨を食らわせ、先程の失態を隠す様に恥ずかしそうに言った。

 

「すまぬ。部下の失態を晒してしまって……」

 

「本当にごめんなさい……」

 

二人は申し訳無さそうに謝罪すると三笠元帥は微笑みながら言った。

 

「気にして無いわ。私達の方の佐世保鎮守府で見慣れているから♪さて!そろそろ呑みますか?大将から貰った酒と伊吹ちゃんが持ってきた酒で♪」

 

三笠元帥は『三笠が持っている酒』と『萃香が愛飲している酒が入っている瓢箪型の壺』を指差しながら言うと三笠は三笠元帥の発言に『待ってました』と言わんばかりに満面な笑みを溢しながら答えた。

 

「……元帥の『命令』なら致し方無いな♪ほれ、由香奈殿に大尉に東風谷殿。御主達も飲むぞ♪」

 

「え!?良いんですか!?勇義さん、杯を御借りします♪」

 

「おう♪良いぞ♪」

 

「まぁ三笠元帥(上官)の命令だから仕方無いね♪星熊さん、私も御借りします♪」

 

「ハハハハ♪やっぱりアイツの知り合いであって皆、酒好きだな♪私達も混ぜろよ三笠」

 

「僕も良いですか?」

 

「私も!!」

 

「うむ!」

 

「オイコラ。まだ宴が始まって居ないのに呑むな……少尉、もうそろそろ艦長いや博霊大将に報告……ムグッ!?ゴクッ……ゴクッ……」

 

「そんな固い事言うなよコンゴウ♪それに、お前は未来の艦娘である『メンタルモデル』の中でも結構飲める口だろ?なら呑んじゃえ呑んじゃえ♪」

 

「ゴクッ……ゴクッ……プファ……それも、そうだな♪では『メンタルモデル コンゴウ』行きまーす!」

 

「「「welcome(ようこそ)♪」」」

 

「ちょ!?由香奈さん!?ってか貴女『艦娘』だったの!?それに勝手に始めないで下さい!!」

 

早苗、優花、勇義、W飛龍そして萃香は三笠の発言を聞き、歓喜を挙げ、由香奈もとい『コンゴウ』は三笠達に呆れたものの萃香に強制的に飲まされ、酒のせいで理性がダムが崩壊したかの様に凛々しい表情が崩れ『某ニュータイプ(アム〇・レイ)』みたいな台詞を吐き捨てながら泥酔しながら三笠達に加わると勇人は由香奈(コンゴウ)が未来の艦娘『メンタルモデル』だった事と今行われようとする『混沌と化した宴』に慌てながら言うと先程、萃香と勇義が破壊した扉から『提督服を着た爽やかな好青年』が現れ、今の現状に頭を抱えながら呟いた。

 

「あちゃ……既に手遅れか……」

 

「ッ!?貴方は誰ですか?」

 

勇人は頭を抱えた男に聞くと男は微笑みながら自己紹介を始めた。

 

「初めまして……だね少尉。僕は平行世界の君の同期であり『舞鶴鎮守府 第二前衛基地司令』の『千川 大地』だ。階級は『少佐』だ。君の事はアイツから聞いているよ。」

 

「博霊さんの同期!?こ……此方こそ宜しくお願いします少佐……それに蒼龍さん、貴女は飛龍さんと共に彼方の世界に行ってたんじゃ……」

 

「……実は上城さんの世界の私達(二航戦)が『彼方の指揮官と飲みたい』と駄々を捏ねるので、指揮官の護衛を兼ねて二人の行動を監視する為に同行しました」

 

「本当に無理言って、ごめんね『彼方の私』」

 

「……全くです。私だって上城さんと飲みたかったのに……」

 

「後で提督を連れてくるから許して……」

 

勇人は蒼龍達が戻って来た理由を知り、納得しつつも男もとい『千川』が『博霊の同期』だった事に驚きながら会釈すると千川は今の現状を打破する為に懐からスマホを取り出し、それを勇人に渡しながら言った。

 

「……完全に始めちゃっているな。少尉、これを使ってアイツに報告をしてくれないか?このままじゃ……」

 

「はい。分かりました。」

 

勇人は千川に渡されたスマホを覚束無い操作をしながら博霊に電話を入れると博霊の声が聞こえ、陽気な口調で勇人に言った。

 

「よぉ、目ぇ覚ましたか?勇人」

 

「ああ……僕とした事が……また……」

 

「気にするな。所でアッチの状態は?」

 

博霊は陽気な笑みを溢しながら勇人に聞くと、勇人もまた陽気な博霊に釣られたのか、リラックスした口調で答えた。

 

「うん。此方は東風谷さんや優花ちゃん、そして三笠元帥達のお陰で宴の準備は終わったよ……ただ……」

 

勇人は落ち着いた口調で彼方の状況を博霊に報告しようと、スマホのカメラを自身の背後を映し、苦笑しながら答えた。

 

 

尚、その時の映像(シーン)は文字数の関係上『カット』になりますので、閲覧したい方は『Admiral of Roughneck~From black to white~(博霊側の物語)』の『第96話(同じ題名)』を閲覧して頂けたら幸いです。

 

 

「……勝手に宴会を始めちゃって、今まさしく『時空を越えたシュラバラ沖海戦』が勃発しているんだ」

 

勇人は今現在の此方の世界では艦船と艦娘そして一部の幻想郷の住人達による『時空を越えたシュラバラ沖海戦(酒肉竹林なカオスな状態)』になっている事を博霊達に見せると博霊は物凄く重い溜め息を吐きながら勇人に言った。

 

「はぁ~……分かった。今から始めるからモニターの電源を入れてくれ。此方も収拾が着かない状態になっているからな」

 

「う……うん……それじゃ、また後で……」

 

「おう」

 

Pi♪

 

「はぁ……えーッと……スイッチは……あった!」

 

W勇人は宴会の最終準備をする為、一旦電話を切り、勇人は会場に設置されている特大モニターの電源を入れた途端、博霊が会場に響き渡すかの様な怒鳴り声を勝手に宴を始めている連中に怒鳴り吐けた。

 

「………ゴルァァァァ!!今から祝勝会及び歓迎会の挨拶を行うから一旦、飲むのを止めんかぁぁぁぁぁ!!」

 

「「「ッ!?」」」

 

「……漸くか。」

 

映像越しではあるが、加賀は博霊の一喝により混沌と化した状態から解放されたと思い、安堵したが偶々、隣に居たKC陸奥が飲酒による気分の高揚感に身を任せているのか、妖艶で陽気な口調で博霊の一喝を無視し、加賀に酒を飲ませた。

 

「えぇ~……節介、アッチの加賀と呑んでいたのに……ほら加賀、もう一杯♪もう二杯ィ~♪もっと呑んじゃえぇ~♪」

 

「んぐ!?ちょ!?止めろ陸奥!?ってかナチュラルに脱がすな!!そして触るな!!」

 

「あらあら♪アッチの加賀もムッツリとはね♪なら此処で産まれた時の姿に晒してあげるわよ♪」

 

「や……止めてくれぇぇぇ!!」

 

良いぞぉ!!

 

もっとやれぇ!!

 

ご馳走は百合ですね。分かります!!

 

流石、陸奥ゥ!!私達に出来無い事を平然とやってのけるッ!!そこにシビれる!あこがれるゥ!

 

ワーワー!!

 

「うわぁ………まるで、汚い『ごち〇さ』だな……」

 

「……というより何故か陸奥では無く『泥酔したプリンツ・オイゲン』に見えますね……」

 

加賀は泥酔しているKC陸奥のハラスメントに相当困り果て、誰かに助けを出すかの様に大声で叫び、萃香と蒼龍は彼方の現状にメタ発言ではあるが『中の人繋がり』を取り入れた悪態を苦笑しながら吐き、博霊は加賀の状況を見て、呆れながらKC長門に言った。

 

「……長門。何とかしろ」

 

「了解しました。フン!」

 

ゴン(げんこつ)!!

 

「フニャッ!?」

 

KC長門はKC陸奥の暴走を止めるかの様に拳骨を咬まし、加賀に申し訳無さそうに言った。

 

「すまない。妹が迷惑を……」

 

「……全くだ。」

 

「……提督に少尉、鎮圧完了です。御挨拶を……」

 

KC長門は拳骨を食らって気絶しているKC陸奥を放置し、先程の申し訳無さそうな控え目な口調から何時もの凛々しい武人の様な口調で博霊に報告すると博霊はKC長門の男前な鎮圧方法に苦笑しながら勇人と共に宴会の挨拶を始めた。

 

「漸くか……幻想郷の皆様、陳びに重桜の皆様。今回の祝勝会、陳びに……」

 

「僕の着任祝の為に準備して頂いて、ありがとうございます。申し遅れましたが僕は平行世界の勇人です。階級は少尉です。」

 

「ッ!?後は頼みましたよ大鳳!」

 

「え!?ちょ!?」

 

W勇人は画面越しではあるが、参加者全員に挨拶をすると赤城は勇人の『とあるポジション』を確立する為に萃香達に絡まれている大鳳に押し付け、先程までの疲労困憊を漂わせる雰囲気は何処へ行ったのやら、乱れた和装を正し、何時もの()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()を醸し出しながら自己紹介を始めた。

 

「そして()()()()()()()()()()であり()()()()()()()()()()()()()()()()()()()である『重桜』の赤城と申します。以後、お見知り置きを……」

 

オォー!!

 

もう伴侶を手に入れたのか!?こりゃ祝い酒だ!!

 

おめでとう!!

 

赤城は画面越しではあるが参加者全員に『自分は勇人の秘書艦』であり『妻』と高々と宣言し、一部の参加者は二人……というより赤城の発言を真に受け、ヤジを飛ばす様に祝福の声を飛ばすと博霊は赤城の発言に物凄く呆れながらもマイクを持ち、挨拶の続きを始めた。

 

「さりげにアイツの正妻ポジションに着きやがった……抜け目ねぇな……まぁ良い、長ったらしい挨拶は性分じゃねぇから、此処までにして……では……」

 

博霊はマイクから持ち変える様に足元に置かれている日本酒を持ち、持った日本酒の封を開け、そして……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「益々の御発展を願い、そして今回の出会いに感謝して………カンパァァァァァァイ!!!

 

「「「カンパァァァァァァイ!!!」」」

 

博霊の宣言により『艦これ』『アズールレーン』そして『東方project』の3つの世界を巻き込んだ『大宴会』の幕が開いた……




リハビリも兼ねて、ギャグ回限定ですが擬音に『某長寿アニメに似た表現』をしてみたのですが、皆様お分かり頂けたのでしょうか?

リハビリとはいえ我ながら……酷い文だ(;´Д`)

もっと勉強せな……(`・ω・´)
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