FGO脳ザビ子が行く、リトライ不能Fate/EXTRA紀行   作:藻介

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二回戦が飛んでますが、ちゃんと前回の続きです。
ぶっちゃけた話、緑茶陣営が尊すぎて突っ込みどころが無かったというのが本音です。

……だというのにこの低クオリティ(当社比)。楽しんでもらえるかとても疑問ですが、せめて何かの暇つぶしに読んでもらえれば、嬉しいです。



三回戦

ステータス(三回戦終了時点)

 

 

・岸波白野 

 ・マスターレベル 32/99

 ・MP 321

 ・装備 麒麟のマント(boost-mp(45).heal(64))

      (マスターMP45上昇。MP50消費でサーヴァントHP大回復)

     破邪刀(boost-mp(60).shock(64))

      (マスターMP60上昇。MP30消費で敵にダメージ&スタン)

 

・アーチャー

 ・HP 1958

 ・MP 312

 ・筋力C(66) ・耐久C(76) ・敏捷D(47)

 ・魔力E(16) ・幸運D(32)

 ・スキル解放 7/8

  ・鶴翼三連 消費MP50

    (敵に投影レベル依存ダメージ)

  ・赤原猟犬・耐久低下 消費MP30

    (敵に投影レベル依存ダメージ&敵の防御力ダウン。投影レベル1以上で使用可能)

  ・赤原猟犬・腕力低下 消費MP30

    (敵に投影レベル依存ダメージ&敵の攻撃力ダウン。投影レベル2以上で使用可能)

  ・投影準備 消費MP10

    (自身の投影レベルを1上昇)

  ・熾天覆う七つの円環 消費MP60

    (使用時に受けた攻撃を無効化。投影レベル5(Max)で使用可能)

  ・構造強化 消費MP20

    (自身のGuardに投影レベル1上昇を付与)

  ・構造把握 自動発動

    (投影レベル1で戦闘開始(※習得前は0から開始))

 ・宝具解放 0/1

  ・―――――

    (―――――)

 

 

殺したくなかったし死んでほしくもなかった

 

 

「さて、マスター。大変心苦しい状況ではあるが、何か言っておきたいことはあるかね?」

 

「………………それ、本当に聞きたい?」

 

「…………いや、やはり言わずともいい」

 

「そっか。ありがとう」

 

 アーチャーの気づかいがこれ以上ないくらいに身に染みる。

 

 いたたまれない気持ちでいっぱいで、もう一言もしゃべらずにこの場から立ち去ろうと思っていた。それでも、どうしようもなく言わずにはいられない一言がのどの奥からこぼれ落ちてしまった。

 

「本当。どうしてこうなった」

 

 ここでの時間と現実での時間にどれほどの差があるのかは分からないが、体感にして、二週間ほど遡る。

 

 まだ一回戦も終わっていなくて、これが本当の戦争だなんて多くの人たちが信じきれていなかった頃。私は確かに言っていた。

 

『とりあえず、目標一日4レべで行こう』

 

 さすがに目標設定が高すぎたのか、一回戦中はどうにかなっていたそれも、二回戦後半からは3レべ、そして三回戦後半の現在で2レべと、なし崩し的に引き下がっている。それでも制限時間ギリギリで、朝帰りの日もあった。

 

 今にして思えば、これがことの始まりだったのかもしれない。

 

 日に日にデフレしていく経験値。増える周回回数。1Waveキルはいつの間にか当たり前になり。決戦を二日後に迎えた五日目の時点で、ダンジョンエネミーの行動パターンはすでにコンプリート。脳死マラソンが幕を開ける。

 

 そうして、走り切った先にようやく見えた三回戦終了後の景色は――やり切れなさ極振りの地獄だった。

 

 具体的には、敵コードキャストでのダメージを除いて、ノーダメージで3Wave決着。

 

 こんなのってないよ。あんまりだよ。

 

『ねえ、どうして? どうしてそんな当たり前のことも許されないの?』

 

 ありす(マスター)無きアリス(サーヴァント)の叫びが脳に焼き付いて離れない。

 

 そんな地獄を生み出してしまったのが自分だという事実を受け止めきれない。

 

 下へ下へと流れていく景色を背に、ひどい顔をした自分がエレベーターの窓に映っていた。きっと背後に立つアーチャーにも見られてしまっているはずだ。

 

 いやだなあ。

 

 そんな気持ちを押さえつけようとして、渾身のジョークを一つ。

 

「ねえ、アーチャー」

 

「なんだ」

 

「『上げすぎたレベルでモンスターを蹂躙していると、なんだか大切なものを見失った気がしますね』って、こういう時のことを言うのかな?」

 

「……マスター。私が言うのも難だが、さすがに不謹慎ではないかね」

 

「そうだね」

 

「…………」

 

「………………」

 

「……それで?」

 

 少しの沈黙があった。それで会話は終わりだと思っていたのに、アーチャーは先を追及してきた。思わず、「え」とこぼしてしまった。

 

「それでって。これ以上何も言うことはないけれど」

 

「ちがう。そうではない」

 

「じゃあ何」

 

「それで、辛いから、ここで止めてしまうかね?」

 

 ――――ああ、そういうこと。その答えならば決まってる。

 

「いや、止めない」

 

 私はまだ、私が戦う理由を知らない。目的もなければ、聖杯に叶えてもらう願いもない。

 

 だから、見つけなくてはいけない。

 

 シンジ、ダン卿、ありす。彼らを殺した責任を取らなくてはならない。これから殺す誰かの分まで生きなくてはいけない。

 

 だから、まだだ。まだ、止まるわけにはいかない。

 

「そうか。ならば結構だ」

 

 がこんと派手な音を立てて、エレベーターが止まった。

 

 聖杯戦争は、いまだ半分も終わっていない。

 




~一方そのころ一周目ザビ子さん~

ネロ「そうしゃ! もうすぐ余の出る新しいげーむが出るらしいぞ!」
ザビ「そっか。もう出るんだ、アレ」
ネロ「早速予約するのだ」
ザビ「いや、無理だって。お金ないし」
ネロ「なん…………だとっ。一体何に使ったというのだそうしゃ」
ザビ「えっと、ちょっと困ってる人にあげちゃって」
ネロ「む。それは、うむ。仕方ないな」
ザビ「ごめん。今度からはちゃんとネロに相談してから使うようにするよ」
ネロ「うむ! そうするがいい! なんたって、余と奏者の共用財産なのだからな」
ザビ(共用ってところ気に入ってるのかな? ネロはやっぱりかわいいなあ)

~~~~~

紅茶「マスター。そんなに金銭を積んで何を買うつもりだ」
ザビ「え。麻婆豆腐だけど」
紅茶「は?」

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