バンドリ 〜THE amazing〜 作:JOKER1011
「今日は楽しかったです!またお願いします!」と興奮気味にあこちゃんはログアウトしていった。
「あれ?燐子さんは帰らないんですか?」
「私はまだ…それに確かめたい事があります。」
「皆さんは…アメイジング5ですか?」
え…バレた…
「何を言っているかさっぱりなのですが。」と響が言う。
「いや、私の推理が外れてなければ合ってます。まずロトさん。」
「私?」
「先ほどのドラゴンにギガンティック・メテオを撃とうとしましたが、あれはウィザードにしか使えない呪文です。それを使おうとしたと言うことはいつもはウィザードを使ってるはずです。」
「次にレリーさんは弓を使っていましたが、ボウガンでもないのに前衛、中衛、後衛の全てに対応していました。まずそんな自殺行為をする方は聞いたことありません。」
そこから次々と奇妙な点を指摘していき、何も言い返せなくなった。この子…詳しすぎる。やりこんでるだと…
「以上の点から私はあなた達がアメイジング5だと推測しました。」
「仕方ないわね。そうよ。私たちがアメイジング5よ。」
「やっぱり!ファンなんです!」と燐子さんは答えた。
「はい、いつか私もアメイジング5のメンバーになりたい!と思って頑張ってたんです!」
「まあ、メンバー入りは無理ですね。」と響がバッサリと斬り捨てる。
「で、ですよね…」
「しかし…サポートメンバーならいいですよ。」
「やった!」
「でもいいんですか?私たちたまにネット番組に出演してますよ?」
「はい!声加工してもらえるなら…」
「まあ、そのくらいなら。」
「これは、あくまでも口止めですから。」
………
「それじゃ今日はおつかれ!」と皆ログアウトしていった。
「バンドか。」私は一人呟く。
やってみたいな〜
あこちゃんと燐子さんは同じRoseliaに所属していると聞いた。
Roselia。私も名前だけなら聞いたことがある。5人組のガールズバンドだ。
一度美咲を見るためにCircleに足を運んだ事がある。その時に美咲がいるハロハピの後に演奏していたが、本当に現役女子高生が演奏してるのかってくらい上手かった。
楽器なんか学校の授業でやった鍵盤ハーモニカとリコーダーとアコギくらいしかやったことはない。
だが、そんな私でも分かる。彼女達は凄まじく上手い。
今度一応だけどみんなに話してみるか。
次の日
私はお昼にお弁当を食べながら美咲に話しかけていた。
「ねえ、美咲。」
「どうしたの?美波。」
「バンドってどうやってやるの?」