GATE 大日本帝国 彼の地にて、斯く戦えり 作:人斬り抜刀斎
ヘリの中では、変身した獣の少女クーシと銃剣を構える栗林軍曹が1対1のタイマンを張っていた。栗林はクーシの攻撃を交わしたり銃剣で防いだりして回避する。
「栗林!」
「撃つな富田、銃は使うな。操縦席に当たるぞ!それに万が一燃料タンクにでも当たったらどうする!」
「くそっ」
「後ろに下がれ!」
「さ 下がれって言ってもなぁ」
栗林を援護しようと銃を構えるが上官に制止され後ろに後退しようとするもその先はヘリのハッチが開いた空だった。そして栗林はクーシを相手にしている内に身体の数カ所に切り傷を受けていた。すると栗林は腰に付けていた弾薬ポーチや水筒やスコップなどを付いた革製のベルトを外し身軽にする。すると身軽になった栗林は先とは見違える様に素早くなりクーシの脇腹を銃剣で刺突し斬り付ける。
「うはぁ」
だが、それと同時にクーシの肘打ちを食らって倒れ込む。すると、
『お お っ』
銃剣の付いた三八式歩兵銃を持った富田軍曹がクーシに向かって突撃して来た。
「栗林ー!起きろおっ」
富田はクーシに応戦しながら栗林に呼び掛ける。当の栗林は意識が朦朧としていた。
『天井を突き破られたら操縦系統をやられるっ』
『着陸出来る場所を探せ』
ガ ア ア
『おりゃぁー』
起き上がった栗林はクーシの後頭部目掛けて回し蹴りを食らわせそして追い討ちをかけるように脳天目掛けてかかと落としをお見舞いする。そして素早く銃剣を取り出し人間の急所の一つである右肘に銃剣を突き刺す。
ド ズ
『ギャアアアアー』
急所をやられた事で獣はドスの利いた声を上げてもがき始める。
「尺骨神経溝。そんな図体でしかも化け物でも効くんだなぁ」
「ガァウ」
「機長に伝えてくれ、合図で後退してアイツを放り出す!」
そう伝えると栗林は獣の下に滑り込み獣の腕を掴みそして、
『今だっ』
「捕まれ!」
と大声で叫び兵士達は捕まれそうなところにしがみ付くとヘリは一気に後退した。
「うわっわっ ああ カメラ・・・!」
「ぐううう」
機体が後退し傾いたと同時に栗林は獣を一本背負いで投げ飛ばそうとするが獣の体重と抵抗であえなく失敗になり二人ともハッチの所まで転がり落ち獣は栗林の上に跨がり馬乗りの状態になった。
ガ バァ
「ぐあああっ俺はお前みたいな醜女に接吻されたって嬉しくねぇよ!接吻したいなら別の男を探せええっ」
「栗林!」
「いっ やっ だああっ」
ゴ ッ
「ギャン」
そう叫んだ栗林は獣の顔面に頭突きを食らわせ獣が怯んだ隙をついて獣の背後に回り首根っこを思い切り締め上げる。
「いい加減・・・・落ちろおおっ」
ク ガ ア ア ア
ガ ン
と獣が暴れる余り二人とも天井に頭を打ち付けて倒れ込む栗林は打ち所が悪かったのか気を失った。
「栗林!」
ガ シ
富田は気絶した栗林の腕を掴む。
「機を水平に!早く!」
「手を離すなよっ」
「うおお」
気絶した栗林を引っ張り上げる。その時よく見るとハッチの扉にへばり付く獣がまだ居た。兵士達は三八式歩兵銃やMP40短機関銃を持ち獣の所に行く。
「あばよ」
パァン パァン パァン パァン
ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ
数発の銃弾を受けた獣は真っ逆さまに転落していった。
『敵排除敵排除』
『よし着陸する』
その後ヘリは味方の部隊に合流し負傷した栗林は治療を受けて富田と仁科と合流した。
「栗林大丈夫か!?」
「俺達が分かるか?」
「ここ・・・・どこ?」
「おいおい自分が誰だか分かっているか?」
「いででいたいっての!」
「悪い悪い けどやっぱすげぇよお前」
「どうだ俺の勇姿は?そうだ先助けてくれた礼にお前に俺の妹と付き合う権利をやろうか?」
「あー そりゃダメだ。俺ーーこの戦争が終わったら"ボーゼスと結婚するから"」
富田がそうした死亡フラグ立て一同全員が固まる。
「ちょっ富田それ!」
「やばいっスよ!」
「映画や小説で良くあるパターンだ!!戦場で恋人の話を持ち出した奴は、すぐ死ぬぞ!!」
「ーーあ。」
「伊丹隊長が禁じてただろーっ」
「なんでここで言うかなぁ」
「どどどどどーしょ〜」
「やばいやばい」
「大丈夫だってみんな気にしすぎ」
「だ ダメだろ!早く伊丹隊長に会わせないとっ」
「へ?なんでそこで隊長が出てくるんだ?」
「伊丹隊長ならあんな言葉なんかヘラヘラ嗤ってへし折ってくれそうだから。あーあ やっちゃったな〜 おい やっちゃったよ」
帝国の国歌を描こうと思うんですがどれを参考にしたらいいですかね?
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『廃墟からの復活』
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『皇帝陛下万歳』
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『神よ、皇帝フランツを守り給え』
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どれでも良い