GATE 大日本帝国 彼の地にて、斯く戦えり   作:人斬り抜刀斎

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どうも皆さん。令和に成って初めての投稿この作品もいよいよ100話目に突入しました。


種族

『ヒト種』

特地側の人類。『門』を通じて特地に漂着した種族の中では一番新しい種族と言われており、一番勢力があり人口が多い種族。元は遥かな昔に『門』を通じて一国家ごと漂着した人々の末裔。平均寿命は60〜70年程度と地球人類と大差は無いが、魔法を使う魔導師が存在する。

 

『ルルド』

土地を持たない流浪のヒト種であり、帝国に服属しないいわゆる「まつろわぬ民」。大陸全体に分散して存在しているが、帝国内では近年、定住生活を余儀なくされている。レレイはこの部族の出身。数千人単位の大集団から家族単位の小集団まで存在。現在はヒト種だけではなく様々な亜人種族も加わっているが、大集団の場合は出産補助や子育てを部族全体でするという形態で行っており、土地を追われた者たちが参加する大きな理由ともなっている。ルルドの中でも古い氏族は銀髪翠瞳をもつヒト種。

 

『亜人』

ヒト種の主観で『ヒト種と交配可能』で、『ヒト種と交流可能な文化水準と知性』を持ち、『ヒト種の意匠を一部に持つ知的生物』の総称。

それぞれが種族特有の優れた能力を持つ部分(高い戦闘力や体力・生命力)を持ち、ヒト種の『魔法』に対して『精霊魔法』を使う種族も存在するが、ヒト種と違って部族単位の自給自足(狩猟や採集)によって生活しているためか種族それぞれの数は少ない。

種族によってヒト種との混血や、それを介した他種族との混血化も進んだ結果、リニエの様に『外見的にはヒト種と区別できない者』もいる。

普通に暮らしていたところをヒト種(特に帝国)などに奴隷として捕らえられる者も多く、こうした場合、耳など二ヶ所以上ある(そして身体機能的には問題のない)種族的特徴部分の片方を切り落とされていることが多い。オークやオーガ、ゴブリンもヒトの意匠を持つが、知性が乏しく凶暴であるため、亜人には含まれず、『怪異』(いわゆる化け物、モンスター)の範疇で認識されている。

 

『エルフ』

極めて長寿で美しい姿をした種族。門をくぐって特地に現れた最初の種族でもある。

精霊種エルフは、あまり他の種族との交流を持つことを好まず結界を張った森に村を造って住んでいる事が多く、テュカの父の様に積極的に他の種族との交流を持つことは珍しいとされている。なお、旅をすることはあっても住処である森へは帰還するという性質がある。実際、エルフの感覚からすると他の種族は頻繁に(ヒト種なら30-40年毎に)代替わりして方針が変わるため、付き合うのが煩わしいといった一面もある。コダ村とコアンの森のエルフたちも、互いの存在を認め合いながらもある程度距離を置いて互いに干渉しないようにしていた。また、自分たち精霊種エルフは他のエルフより優れているという優越意識を持っており、普通のエルフを森のエルフ、ダークエルフを土エルフと蔑んだ呼び方をしている。非常に長寿な種族で、成長はするが、不老であるため親子ともに容姿が若い。従って正確な寿命はエルフたち本人にもわからず、エルフが特地に来た頃の『長老』と呼ばれる地位のエルフが物語中にも存命であるため、一説には無限とも言われる。死因は病死か事故死がほとんどで、長寿に飽きた者が自らを森の苗床としてしまう例すらある。森の守護神と呼ばれている。とにかく寿命が長く、どのような技も技術も普通にやっていればいずれは完全に習得できるという感覚がある。そのためヒト種のように物事に執着したり一生懸命に練習するという習慣がなく、むしろ物事に執着することは良くない習慣であるという文化がある。実際、色々な技や技術に非常に長けているが、自らは『頑張って練習した』『努力して身につけた』という感覚がまったくない。そういった文化であるため、ヒト種に恋をし、ヒト種の習慣を理解しているテュカは一族の中でもかなり特殊であると思われている。

 

『ダークエルフ』

エルフ族の亜種。エルフと同じく森での生活を好む。褐色の肌をもつ。ヒト種の10倍以上の寿命がある。女性は細身のエルフに比べて肉感的な体型をしている。ボンデージファッションに似た民族衣装を纏う。未婚者は性的に奔放である。本作では炎龍の狩場となったシュワルツの森に暮らす部族が登場する。同部族が炎龍を撃退した伊丹の噂を聞きつけ助力を求めるためにヤオを派遣する。ハーディーを信仰していたが炎龍襲撃の原因と知って棄教する。炎龍編後に多くのダークエルフが現金を求めてアルヌスへ出稼ぎに来ており、日本軍に雇用された他のキャラクターも散見するようになる。

 

『ワーウルフ』

直立した狼のような姿をした亜人。身長は2m前後。極めて高い身体能力を持つ。ヘヴィメタルに似た曲に合わせて遠吠えをする音楽文化を持つ。作中ではアルヌス傭兵団に多く見られる。多くが傭兵業で身を立てており、出稼ぎにでている。ウォルフたち『ヴォルシャンツの森』出身の者も傭兵としての報酬の一部を上納金として里に送金する義務がある。

 

『ヴォーリアバニー(首狩り兎)』

ウサギに似た耳や尻尾を持つ亜人。男性は極めて稀で他種族と交わりで子孫を増やす。異種族と交わっても混血にはならず同族の子供が生まれる。同族同士から生まれた者を尊び、その中の女性のから女王を選ぶ。結婚の概念がなく恋人関係が終了すると別離する。恋人への貞操観念は強いが、異種族に交配相手を求めることから淫乱な種族であると誤解されがちである。戦闘力は高く戦的である。部族間闘争で互いに狩り合うなど種族としての結束力は弱い。ゾルザルの奴隷狩りには団結して抵抗したが敗北した。生き残ったのは奴隷として囚われ、逃れたものは流民となった。最後の女王テューレはゾルザルの奴隷となった。流民の一部がフォルマル伯爵領に流れ着き、先代伯爵の好意により土地を与えられて暮らしている。作中ではフォルマル伯爵家のメイドやアルヌス協同生活組合の売り子、または帝都悪所街の売春婦などに多く見られる。

 

『キャットピープル』

猫に似た亜人。高い跳躍能力や俊敏性を持つ。言葉の語尾に『にゃ』をつける。女性はその容姿からヒト種から性的欲求の対象として見られる事が多いため、ヒト種とは一つ距離を置くような態度をとる。だが、一旦好意が深まると人目のある場所でも好意の対象にまとわり付いて離れないという異性に対する独占欲が非常に強い。

 

『メデュサ』

ギリシャ神話のメデューサによく似た種族。蛇のような触手状の頭髪を使い人間の精気を吸い取ることで栄養を摂取し、その際には相手に例えようもないぐらい快楽を与え、その記憶すら読むことができる。首を切られても頭部のみで生存することができ、頭髪で移動する事も可能で、その際に他の人間の精気を吸収することで首から以下胴体・四肢を再生させることができる。その時、吸収した精気の量で身体的に成長してしまう場合がある。このような怪異に近い性質を持つ知的種族であるため、特地では非常に忌諱さら迫害された時代があり現在ではその数も非常に少なく、絶滅危惧種となっている。前迷の生態もあって首から下は付属品的な感覚があるのか、羞恥心の概念を持っておらず、アウレアも服を着るように指示されないと服を着ようとしない。

帝国の国歌を描こうと思うんですがどれを参考にしたらいいですかね?

  • 『廃墟からの復活』
  • 『皇帝陛下万歳』
  • 『神よ、皇帝フランツを守り給え』
  • どれでも良い

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