GATE 大日本帝国 彼の地にて、斯く戦えり   作:人斬り抜刀斎

35 / 165
炎龍降臨

アルヌスでは、炎龍退治の為に多くの機甲旅団が編成されてい。加茂大佐率いる第一連隊250両の戦車と装甲兵員輸送車や装甲車からなる機械化歩兵に燃料補給車に火砲が集結していた。

 

『第一砲兵隊準備よし!』

 

『戦車第一小隊準備よろし!』

 

『歩兵第一中隊準備よーし!』

 

『工兵中隊準備できました!』

 

「加茂大佐第一戦車大隊進発準備完了!」

 

各員が準備万端だった。

 

『よろしい柘植中佐。第一前進目標デアビス近郊ロマ河渡河予定地点。第二前進目標テュベトのエルベ藩王国国境砦!特地害獣等に遭遇する恐れもある周辺警備を怠るな。第一戦車大隊前進よーい!!』

 

『前進!!前へ!!』

 

「おい!兵士達のやる気を起こさせる為にアレを掛けろ。」

 

「了解!!」

 

柘植中佐が部下に言い、装甲車に付けられているレコードをかける。

そして拡声器にある音楽が流れ始める。

"1, Od's sturmt oder schneit. ob die Sonne uns lacht

 

Der Tag gluhend heis, oder eiskalt die Nacht

 

Verstaubt sind die Gesichter, doch froh ist unser Sinn

 

Ja. unser Sinn

 

Es braust unser Panzer im Sturmwind dahin

 

Es braust unser Panzer im sturmwind dahin

 

2, Mit donnernden Motoren, geschwind wie der Blitz

 

Der Feinde entgegen im Panzer geschutzt

 

Voraus dun Kameraden. im Kampf steh'n wir allein

 

Ja. wir allein

 

So stosen wir tief in die feindlichen Reih'n

 

So stosen wir tief in die feindlichen Reih'n

 

3. Wenn vor uns ein feindlicher Heer erscheint

 

Wird Vollgas gegeben und ran an den Feind

 

Was gilt denn unser Leben fur uns'res Reiches Heer?

 

Ja, Reiches Heer

 

Fur Deutschland zu sterben ist unsre hochste Ehr'!

 

Fur Deutschland zu sterben ist unsre hochste Ehr'!

 

4. Mit Sperren und Minen Halt der Gegner uns auf

 

Wir lachen daruber und fahren nicht drauf

 

Und droh'n vor und Geschutze, Versteckt im gelben Sand

 

Ja,im gelben Sand

 

Wir suchen uns Wege, Die keiner sonst fand

 

Wir suchen uns Wege, Die keiner sonst fand

 

5. Und last uns im Stich einst das treulose Gluck

 

Und kehren wir nicht mehr zur Heimat zuruck

 

Trifft uns die Todeskugel, ruft uns das Schicksal ab

 

Ja,Schicksal ab

 

Dann wird unser Panzer ein ehernes Grab

 

Dann Wird unser Panzer ein ehernes Grab"

 

ドイツの名曲『Panzerlied』である。音楽に合わせて第一連隊が前進する。

 

「この 地を這う"鉄の甲獣"すべてをヒトが作り動かしておるのか・・・」

 

「司令官!第一連隊出撃します!」

 

「うん。バカ者達を無事連れ戻してくれ」

 

と今村司令官と加茂大佐が互いに敬礼する。

 

「デュラン陛下こちらへ」

 

「お前とこの飛行機やヘリ借りるぜ」

 

「ちゃんと返せよ」

 

丘の上ではガトー老師や村の人達が出撃していく連隊を見守っている。上空を通過する戦闘機隊と爆撃機隊。

 

「イタミとオオバのおじちゃんやレレイ姉ちゃん助けに行くの?」

 

「そのようじゃのう。それまで無事でおればよいが・・・」

 

一方 ロルドム渓谷

ヤオは谷の洞窟にいる長老達のところにいた。

 

「ヤオよ、よく戻った。お前を二カ月・・・多くの同胞を失った。我々ももはやこれまでと思っておったところだ。炎龍だけではない、我らが最後に頼ったこの谷の雨の度に水害に襲われる。もうどれだけ生き残っておるのか見当もつかん」

 

「してヤオよ。汝を送り出したわけを忘れてはおるまいな?」

 

「はい もちろんです。『茶色の人』を探し出し連れて参りました」

 

「おお!まことか!?」

 

「よくやった よくやった」

 

「どこにおられる『茶色の人』は?」

 

「お お待ちください。長老方 出迎えにあがる前に此の身の話を聞いてください」

 

「なんじゃ話とは?」

 

「・・・・此の身は 『茶色の人』に対し罪深いことをー」

 

ヤオはアルヌスでやった嫌がらせの数々を長老達に話す。

 

「なるほどのう 数々のアルヌスでの所業・・・自分を責めておるのか」

 

「ヤオよ 何故そのようなことをいちいち気に病んでおる?」

 

「知・慮 兼ね備える者ならば、危険に際し他人を見捨てることもあろう」

 

「え、だがあの」

 

「仁・情を兼ね備える者なら 知己のために自ら危険に踏み入り時に則を破る」

 

「『茶色の人』はテュカと申すエルフに炎龍のことを伏せておるのじゃな?」

 

「は?はい 炎龍の前で全てを打ち明けると申しておりました」

 

「ヤオよ 奸計大いに結構 不評を買おうとも手段を尽くすのが我らの美徳。よくやった、手柄を誇るがよい」

 

「し しかし此の身は人倫に反してー」

 

「手段を選ぶなと命じた。我らとて同じことをしたであろう、目的が手段を浄化せぬからと一人気に病むことはない」

 

「されど 償うべきは 此の身ー」

 

「どうやって?」

 

「ーお任せください」

 

と言うが長老の一人が溜息を吐いて

 

「御身のことだ。一命を懸けて とか考えておるのだろ?罪に罪を重ねてなんとする。一見贖罪に見えるが 楽になろうと逃げとるだけじゃ、本当の償いは長く険しく重い汝だけが被るものではない」

 

そう言われてヤオは滝のような汗を流す。

 

「さて 我らに何ができる?」

 

「炎龍討伐の助勢は当然のこと」

 

「『茶色の人』は軍を抜けてきたと申したな」

 

「炎龍に苦しめられておる国や部族は多い 共同で賞賛と感謝を贈れば軍の面子も立つであろう?」

 

「それがよかろう」

 

「早速使者を送り出すかの」

 

「もし軍が彼らを探しに来たときは?」

 

「出迎えてここまで手引きするが得策じゃ」

 

「さて そろそろ『茶色の人』を迎えに参ろうか ヤオ?」

「は はい!」

 

一方伊丹達は ダークエルフの男達に矢を向けられていた。

 

「この谷に何の用だ!」

 

そんな時、ダークエルフ達の上空から何かが来た。ダークエルフの一人が上空を見ると青ざめる。

 

「炎龍だ!!」

 

次の瞬間 ダークエルフの一人が炎龍に喰われた。

 




『パンツァーリート』(ドイツ語:Panzerlied)1933年に作られたドイツの行進曲である。

帝国の国歌を描こうと思うんですがどれを参考にしたらいいですかね?

  • 『廃墟からの復活』
  • 『皇帝陛下万歳』
  • 『神よ、皇帝フランツを守り給え』
  • どれでも良い
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。