GATE 大日本帝国 彼の地にて、斯く戦えり   作:人斬り抜刀斎

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炎龍退治1

ロルドム渓谷に突然炎龍が現れダークエルフの戦士一人を食らった。

 

「くそっ」

 

ダークエルフたちは即座に矢を放つ。一方のテュカは炎龍を見て恐怖に打ちのめされていた。

 

「ああ あ・・・あああ」

 

伊丹と大場はstg44で攻撃する。

 

「テュカ なにボサッとしているんだ!」

 

「テュカ逃げろ!」

 

ドタタタタタタ

 

そしてロゥリィはハルバードで炎龍に斬りかかる。

 

「ハッ」

 

ゴキャッ

 

炎龍はバランスを崩し倒れ込む。そして追撃を仕掛ける様にレレイが炸裂魔法を仕掛ける。

 

キュドン ンド

 

炎龍は翼を広げて飛翔し、口から炎を吐く。そんな中ロゥリィは炎の中を突っ切っていくが炎龍に弾き飛ばされる。

 

「やってくれるじゃなぁい」

 

そして反対側ではレレイが炸裂魔法を再び仕掛ける。そして大場は機関銃MG42で炎龍を攻撃する。

 

「くらぇ!」

 

ドゥロロロロー

 

その一方で涙を流しながら震えているテュカを伊丹が頭を両手を掴んで叫ぶ。

 

「よっく見ろテュカ あいつが炎龍だ!お前の村を焼き払い 父親を殺した炎龍だ!!」

 

「う うそよ。父さんは死んでない だってー」

 

「俺は父親じゃない赤の他人だ お前は俺の娘じゃない」

 

と伊丹から残酷な一言を告げられたテュカは号泣しだす。

 

「いやっ いやぁ!!」

 

「テュカ」

 

「じゃあ私の父さんはどこ!!」

 

テュカは炎龍の目に刺さっている矢を見る。

 

"あれは・・・父さんの矢"

 

「そうだ あいつは敵だ!父を奪われた怒りを込めて・・・奴を討て!!」

 

と伊丹はパンツァーシュレクに手を掛ける。一方ロゥリィは炎龍に再び斬りかかるが炎龍に弾かれる。

 

「空飛ばなきゃ仕留められるのにぃ」

 

伊丹はテュカにパンツァーシュレクを構えさせる。

 

「いいかテュカ目を開け!この穴の真ん中に奴を入れて引き金を引くんだっ」

 

「だめっ できない!」

 

「いいから撃てよ!!」

 

と引き金を引くが弾は炎龍から外れ岩山に当たった。

 

ズドオォォォォン

 

大きな爆発音が鳴り響いた。そして炎龍はそのまま飛び去っていた。

 

「もういやぁ なんでこんなことさせるの父さん!もういい!家に帰ろっ」

 

「テュカ・・・」

 

と伊丹に抱きつきながら泣くテュカを見て、伊丹は申し訳なさそうだった。

 

一方その頃援軍に向かっていた第一連隊は、街道を進んでいた。多くの行き交う人々は日本軍の連隊に目を見開いて見ていた。途中途中の川などは工兵隊が橋をかける。しかし道中で問題が多発する。

 

「回収急げ 渡河機材を優先しろ」

 

「パンクだ!」

 

「路肩に寄せて道を空けろ!」

 

他にも、家畜の道の横断や燃料補給で大幅に時間をロストした。

 

「こんな大部隊での長距離行軍 初めての隊が多いだろうなぁ」

 

『デアピスに先行する任せたぞ 柘植』

 

「はい!」

 

と上空を航空隊が先に行く。連隊はその途中大きな橋に差し掛かった。日本軍は重戦車でも乗れるくらいの大きな筏を作ってタグボートで押して河を渡る。

 

「偵察小隊は先行して南への街道に向かえ 柘植中佐架橋はやはりできんか?」

 

『意外と船が多くて無理です』

 

「デアビスの橋も使えたらよかったがなぁ」

 

『フォルマル伯とは別の貴族の領地だし車輌が街を通れん。領内通過が認められただけでよしとしませんと』

 

「最初 しぶっとったのに炎龍退治と聞いて即許可が出た よっぽど炎龍が怖れられとんだな。ともかく渡河を急げ 伊丹と大場と炎龍を捜索せんといかんし」

 

と輸送車を筏に載せて渡っていると、水中に黒い影が見えてきた。

 

「お でかい魚」

 

「いいなぁ 釣りしてぇなぁ」

 

とその瞬間川から手が出て何かが飛び上がった。

 

「えっ」

 

「わぁ!?」

 

「なんだ!?」

 

「待て!撃つな!!」

 

「どうした!?わっなんだこいつ!?」

 

と慌てふためく日本兵達。

 

「大隊長!河の中からー」

 

「敵襲か!?」

 

「お前達の変な船の音で魚が逃げた。今日の稼ぎがないどうしてくれる?・・・と言っているようです」

 

「まさかの河の中からの苦情」

 

「んだ」

 

「さすが異世界」

 

「参ったな この場合は迷惑料か?」

 

「デアビスの支店で借りますか?」

 

「河の民よ 数日で静かになる これで足りるか?」

 

すると、デュランが半魚人にダイヤの入った筒を渡す。半魚人達は了承のようだった。

 

「陛下 いいので?」

 

「なあに借りを少し返したまでじゃ」

 

一方ロルドム渓谷

 

「茶色の人」が炎龍を追い払った!

 

エムロイの使徒ロゥリィ・マーキュリーと戦闘魔術の大家リンドン派の魔術師も来てくれた。

 

身を潜めし同胞よ!今こそ炎龍を討ち森の生活を取り戻すのだ!!

 

「まだこれほども生き残っておったか・・・」

 

「いや これほどしか生き残っておらぬのか・・・」

 

と長老達は、生き残っている同胞を見て嘆く。

 

「日頃の『不運』で名をはせたヤオが幸運を運んできた・・・・と思いたいの」

 

「トドゥルムはどうした?」

 

「あいつはー喰われたお前が出発した翌日に」

 

「あいつまで?」

 

「そういえば知る顔がだいぶ減っている。此の身がアルヌスで右住左住している間にー」

 

とその時

 

「ヤオのバカぁ!」

 

「なんでもっと早く帰って来てくれなかったの!?そうすればメトサは・・・メトサは!あんたなんかっ」

 

「おい もういいだろ?」

 

「ヤオ・・・」

 

「あ・・・ひさしぶり・・・」

 

「実は俺も妻を亡くした」

 

「そうか・・・残念だ(此の身を捨てた男に抱かれるのを許すなんて まあ この男も悲しい身の上だから仕方がない・・・)すまない「茶色の人」達のお相手をしなければ・・・」

 

と言ってヤオは伊丹達のいるところに向かった。

 

(此の身は皆の賞賛に値しない身をもっての償いも的外れだというではどうすれば・・・)

 

見てみると伊丹はテュカ寝かしつけ、大場は軍刀や銃の手入れをしていた。

 

(・・・ああ 此の身は自分のことも勝手にできぬ身だったな・・・)

 

「まずったなぁ」

 

「どうされたイタミ殿」

 

「テュカのことさ今は泣き疲れて寝てるけど さっきまで俺がいくら違うって言ってもムキになって父さん父さんって・・・」

 

「此の身も婚約者を無くしたときは一月落ち込んだ 今も時折胸が痛む」

 

「いたのか婚約者」

 

「失礼だぞ 中尉」

 

「いてはおかしいか?」

 

「テュカは今まで現実を避けてきた だけど今日現実にぶちあたって耐え切れなくなってしまった。それで余計俺のことを父親だと言って逃げようとしてるんだ。ここで間違えたら取り返しがつかなくなるって 長老に言われてさ」

 

「仕方ないさぁ 大切な人を失って正気でいられる奴なんていやしない」

 

「そうですよね。まぁいいさ、いざとなったら引きずってでも連れて行っちゃおう」

 

「すでに此の身はイタミ殿とオオバ殿の物 なんなりとお命じを」

 

一方ロゥリィは、砥石でハルバードの刃を研いでいた。

 

「困っちゃったなぁ刃が立たないなんてぇ。動かなくなるまで殴るなんてぇダサいわぁ。あいつ相性悪すぎぃ。撲殺って趣味じゃあないのよねぇ スパッといくのがいいのに」

 

そうぼやいていると長老がやって来た。

 

「聖下 このような荒れ谷まで足を運んでいただき感謝いたします」

 

「別にぃ あなた達のために来たわけじゃあないしぃ」

 

「それは重々承知しております ささ どうぞ中に食事も用意しております」

 

「あたしぃがぁ 地面の下ダメなの知ってるでしょぉ?」

 

「・・・我が主神ハーディとの確執は言い伝え通りでありましたか」

 

「・・・・」

 

「お怒りはごもっとも ですが悪い話ではないかと・・・」

 

「どぉしてわたしぃがぁあんな奴のお嫁さんにならないといけないわけぇ?」

 

"あいつは肉の身を持った自分の手駒が欲しいだけ もういるくせに"

 

「そんなぁ つまらないことに残りの四十年を費やすのはぁ」

 

「イヤ」

 

「まぁ おかげで興味深い男たちに会えたわぁ そいつがどんな考え方をして死んでいくのかぁ看取ってやりたいくらいねぇ」

 

「ほう?」

 

と伊丹と大場を見る。

 

「でもぉ どうしてハーディは あんな大穴をアルヌスに開けたのかしらぁ?」

 

と言ってロゥリィは伊丹達の方に行った。

 

「・・・穴?アルヌスに?」

 

 

 

 

 

 

帝国の国歌を描こうと思うんですがどれを参考にしたらいいですかね?

  • 『廃墟からの復活』
  • 『皇帝陛下万歳』
  • 『神よ、皇帝フランツを守り給え』
  • どれでも良い
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