GATE 大日本帝国 彼の地にて、斯く戦えり 作:人斬り抜刀斎
新任務
帝都南縁大城門 雨の降る深夜此処では日本軍の先発隊がダークエルフ達と共にやって来ていた。
「精霊魔法か・・・回転翼機の音も小さくできるって?」
「風の精霊に頼むんだ」
「こちら 先発隊 城門制圧 進入しろ」
『了解』
上空ではドイツ軍の開発した初のヘリ『Fa223』(の改良型で主に役割りは二つに分かれる一つは、ロケット弾を搭載した地上攻撃型回転翼機ともう一つは、兵士や車両を運搬する輸送型回転翼機に分かれる)が炎龍の頭部を運んでいる。目的は帝都の住民の前に炎龍の頭部を晒す事だったそれによって炎龍を斃した事を世に示す狙いもある。
『先発隊より悪所事務所 龍は舞い降りたくり返す 龍は舞い降りた』
この少し前ー アルヌス駐屯地では伊丹と大場が檜垣少佐から呼び出しを受けていた。
「特地の資源調査は了解しましたが鉱石とか詳しくはないですし まさか大尉と二人で行ってこいとはー」
「そんな専門的な調査を求めてるわけじゃない 聞き取りや既存の鉱山の調査でよろしい つい三週間前にお前たち自身がエルベ藩王国に行っているじゃないか 有力な地下資源の情報が得られたと聞いたぞ。謹慎中に忘れたのか?」
「あ ああ そ そうでした けど 大尉と二人で行ったわけじゃ・・・」
「俺じゃ不満かよ?」
「なら今回も現地協力員を雇用しろ ダイヤモンドと油田の発見で予算は増額されとる」
と檜垣少佐から渡された予算の資料を見てぶったまげる伊丹と大場。
「報償金がすごい額に・・・・」
「こりゃ驚いた」
「金をかければいいってもんじゃないがな おかげで他にも数斑調査に出すことになった」
「金目当ての現地の連中が当てになるんでしょうか・・・」
「現地人と親しくしとるのは貴様だけじゃないぞ伊丹中尉 それに貴様と大尉が助けたダークエルフの部族が出稼ぎに来ていて手を貸すそうだ。エルベ藩王国からも地理にくわしい者が派遣されてくる」
「しかし あの爺様が王様だったとは・・・」
「人は見かけによらないとはよく言ったもんだ」
と王としての品格や貴賓さが全く感じられないデュランがエルベ藩王国の国王だったことに伊丹と大場は意外性を感じる。
「というわけでいきなり後ろから襲われることはないはずだ 早速貴様と大場大尉にも任務にかかってもらう」
「「了解しました」」
「ああ 伊丹 大場 今 一偵と三偵が帰って来てるぞ」
「わかりました」
「あー そうですか・・・」
そして兵舎の前では第三偵察隊と第一偵察隊の兵士達が整列してその前に伊丹と大場が立っている。
「もう聞いてるかもしれないが俺と大尉は第三偵察隊と第一偵察隊の隊長の任を解かれた。以後はこの中で一番階級の高い小野田少尉の指揮で任務にあたってくれ」
「少尉 部隊の事を頼んだぞ!」
「はい 了解しました」
二つの隊を二人から任され小野田は背筋を伸ばし敬礼をする。
「隊長があっちにいる間は新田原少佐の指揮で動いていました」
「隊長がいなくても大丈夫でした」
と栗林と黒川の厳しい発言に伊丹は苦笑いを浮かべる。大場からは同情の眼差しをされる。
「ともかくこの前はすまなかった。個人的なことに巻き込みたくなかったんだ」
「俺は巻き込まれたけどな」
「うっ・・・まぁ、これから帝都での交渉が本格化してより任務の重要性も増す、偵察隊本来の仕事じゃないが最善を尽くしてくれ やばくなったら逃げろ。自決なんて早まるんじゃないぞ・・・以上だ」
そして全員が敬礼し解散の号令がかかる。
「解散!」
「小野田少尉 あいつらの事頼んます」
「任せてください」
そして伊丹は自分の隊の古田が見当たらない事に気付く。
「そういえば古田は?」
「そう言えやさっきからずっと見てないな」
「古田兵長ならゾルザルの料理人になりました」
「え!?あいつの?任務スよね?」
「どう言った経緯だよ」
「隊長達!水くさいっスよ言ってくれれば自分達も炎龍退治にー」
「馬鹿!任務じゃないのに連れていけるか!それに俺と大尉はもう隊長じゃないぞ」
「そういう事だ」
「隊長達は別の任務に就くんスか?」
「特地から僻地に左遷ではありませんか?」
「・・・黒川くんそれ柳田がもう使ってる」
「容赦ねぇな」
「資源調査 現地協力員と特地巡りすんのさ ほらあれ」
伊丹が指を指す方向では出稼ぎでやって来たダークエルフ達が九六式六輪自動貨車の運転練習をしていた。
「ああ それでダークエルフが運転練習してたのか」
「きのうロゥリィにひかれかけたぜ やっぱりあいつらも行くのか」
「ずーるーいっ 自分も連れてってくださいっ」
「悪いな倉田、士官しか就けないの」
「諦めろ」
「ええーっそんなぁ〜」
「んじゃ今夜は隊長達の送別会な割り勘でいい?」
「いいよー」
「え?俺たちも割り勘?」
帝国の国歌を描こうと思うんですがどれを参考にしたらいいですかね?
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『廃墟からの復活』
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『皇帝陛下万歳』
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『神よ、皇帝フランツを守り給え』
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どれでも良い