GATE 大日本帝国 彼の地にて、斯く戦えり 作:人斬り抜刀斎
一方 伊丹達はベルナーゴ神殿に向かうべく見晴らしいい草原地帯を走行中だった。参加者は、前回の炎龍退治と同じく伊丹、大場、ロゥリィ、テュカ、レレイ、ヤオの計六名。Sd Kfz11では、運転の仕方を覚えたレレイが運転して、ロゥリィは風に髪をなびかせ、ヤオは外の景色を眺め、テュカはリュートを弾きながら歌う、大場は孫子の兵法書を読み、そして伊丹は大場とはまた違う本を読んでいる。
「珍しい 二人が難しそうな本を読んでる」
「兵法書だよ」
「心外だな!そして大尉は、こんな時でも戦のことなんですね」
「読むか?面白れぇぞ」
「真っ平御免被ります。俺のこれは行動記録 帰ったらこの探査行のこと報告書にまとめないといけないからな 日誌だよ」
「日誌ねぇ 神官見習いの頃は書いてたけどぉ・・・ねぇ 読んでみてよ」
「本当に読んでいいのか?」
「え?・・・あ!クレティのことも書いてるのぉ?」
「そういえば あの迷宮で何があったか 詳しく聞いてない」
「んが読むぞ」
「読むなら読め」
「・・・・」
と伊丹達とは余所にヤオの目はどこか遠かった。二週間ほど前のアルヌス。
「あらぁ あなたも行くのぉ?」
「え?」
とロゥリィが疑問形にヤオに問う。
「此の身も聖下とベルナーゴに棄教を直接・・・ニ ニホンにもいっしょに行ったし・・・」
「あの時はぁわたしぃの信徒になると皆に伝えたいってぇ あなたがついて来たんでしょぉ」
「しかし 此の身はイタミ殿とオオバ殿の所有物 主の付き従うのが奴隷の義務だ!長老会に渡された」
と首につけている軍の認識票の様なペンダントを見せる。ペンダントの文面には、『ヤオ・ロゥ・デュッシ この者イタミ・ヨウジ卿並びにオオバ・サカエ卿の所有物 見つけた者はイタミ卿もしくはオオバ卿へ』と書かれていた。
「二人はぁ あなたは奴隷じゃないって言ってたわよぉ?」
と言われてヤオは俯きになる。
「ニホンには奴隷はいないそうだしぃ」
「そんな・・・」
「現に周りから見れば奴隷の身なのに・・・このまま放り出されたら 逃亡奴隷になってしまう!それにー」
融通がきかないヤオにロゥリィは呆れる。
「ならぁ 別にぃ いいけどぉ」
そう言ってロゥリィはSd Kfz11に向かう。
「準備できた?」
「そろそろ出発するぞ!」
「あれ?お前も来るの?」
「そうなのか?」
ビク
「う・・・」
完全に自分の事を所有物とは認識していない二人にヤオは更に俯きになる。
「色々 迷惑かけたから手伝いたいんだって」
テュカにそう言われて二人は頭を悩ますが承諾することにした。
「・・・俺の隊の定員一人欠けてるから なんでもやってもらうぞ」
「足引っ張るなよ」
「わ わかった」
『各員 整列!』
号令がかかり各隊の日本兵や協力員が乗車する。
(テュカ殿・・・)
「特地資源探査隊 各車前進よーい 前へ!」
合図がかかり各車前進していく。軍民問わず皆が探査隊を見送る。
「まずはどこに行くの?」
「イタリカ あ 晩餐会に出るぞ」
「え!!私達も?服は?」
「借りられるだろ?」
「俺たちは軍服だがな」
第101特地資源探査隊 探査行一日目 一四二〇イタリカ着 連絡任務を遂行 夕刻より招待されていた晩餐会に出席。 伊丹と大場は、上下共に昭五式軍衣袴に四五式軍帽で伊丹はトーガを着たテュカをエスコートし、大場は同じくトーガを着たレレイをエスコートする。ヤオは別の男にエスコートされ、ロゥリィはエムロイの使徒という事わけかいつもの黒い神官服を着ている。そして晩餐会が終わり伊丹と大場は浴場に入っていた。
「ペルシアさん マミーナさん 俺たちだけでできるからっ」
「マジで勘弁して下さいっ」
伊丹と大場はペルシアとマミーナに体を洗ってもらっていた。
「大切なお客様のお世話をするのが私達の役目です」
「クラタにはナイショにゃ」
(バレたら殺られる・・・)
「いや それ以前にお前 梨沙さんに絶対言えないだろ!」
「あっ!?」
しばらくしてロゥリィ達女性陣が浴場に入る。
「ねぇ 二人はぁ?」
「お先に入られました」
「だって テュカ レレイ 残念ねぇ」
「ロゥリィこそぉ」
「帝国の浴場は 昔混浴してたそう 廃れて残念」
とレレイが混浴がなくなって残念と言うがどうやら満更でもないようだ。ロゥリィ達は、意外そうな顔をする。
「何?」
「別にぃ〜」
そう言えば今では混浴なんて全然見ませんね。日本は江戸時代まで銭湯では、混浴だったそうですね。ちょっと羨ましいかも。日本を訪れたペリー提督も自身の本にそう書いていたそうです。
帝国の国歌を描こうと思うんですがどれを参考にしたらいいですかね?
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『廃墟からの復活』
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『皇帝陛下万歳』
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『神よ、皇帝フランツを守り給え』
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どれでも良い