GATE 大日本帝国 彼の地にて、斯く戦えり   作:人斬り抜刀斎

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伝染病

翌〇九三〇 イタリカ出発 ロマリア山地に向かう。

 

「山地抜けて ロー河渡ればすぐロンデルなのに」

 

「無理 峠は11で走れる道ではない」

 

「アルヌスの連中やペルシアさんから手紙預ったし 調査がてら歩いていってみるか」

 

イタリカ領ロマリア山地 ここには前フォルマル伯が受け入れた種族達の集落が点在する。その中の一つを訪問することに住民の協力で周辺を調査することができた。その後 ロマリア山地を迂回するためアッピア街道の支道を西進 クワンドナンで今年は過去になく西方砂漠からの風"シロッコ"が強いとの情報を得る。探査行六日目 水補給のためクレティに立ち寄る。

 

「無人か・・・?」

 

「人っ子一人いないなぁ?」

 

「いや気配はある 風のせいで寂れてみえるだけだ ロー河の東にこんなに砂は来ないはずだが・・・・お いた」

 

とフードを被った人が通りかかったがヤオを見るや近くの店に逃げ込んだ。

 

「・・・・?」

 

「何だ?あれ」

 

「???此の身を見て?あ 主殿 水を買えるか聞いてこよう クルマは店の前に停めていい」

 

ガチャ

 

と扉を開けると大量の砂が舞い込んでくる。

 

「キャッ」

 

「早く閉めなさぁい!」

 

そしてヤオは逃げ込んで行った店に入って行く。

 

「ヤオに行かせてよかったのぉ?」

 

「本人が行くと言ったんだからいいじゃない」

 

「あいつなりに役に立とうとしてんだろ」

 

「けどぉ あの格好のせいで街に寄るたびにからまれるしぃ」

 

「ブラウスとスカート着るようにさせただろ?」

 

「あれはあれで一部の男を欲情させてしまう」

 

(まぁ 男二人に女四人ってのが一番の原因だよなぁ)

 

「おい 何か?外が騒がしくないか?」

 

「ん?」

 

大場に言われて外の方を見てみると店の方から言い争う声が聞こえてくる。

 

「ほら!もうっ」

 

伊丹達は即座に下車して店の方にいく。

 

「!」

 

「キャッ」

 

「うわっぷ」

 

「うわぁ 大丈夫か レレイ!」

 

「だ 大丈夫・・・」

 

そして伊丹達は銃を構えて店に突入する。

 

「ヤオ!どうした!?」

 

「何があった!?」

 

中には数人の男達が苦虫を噛み潰したような顔をしてこちらを見ていた。

 

「また女を・・・しかも若い女だ・・・なぜ・・・連れてきた!!」

 

と何やら女四人を連れてきてはまずかったようだ。

 

「「伝染病!?」」

 

「女性だけが発病する!?」

 

「そうだ もう何人も・・・このブルの嫁さんもだ」

 

「クレア・・・なんで・・・あいつが・・・」

 

「こいつの嫁さんは 月琴の名人だった。ブルも腕のいい 月琴職人で・・・あれもこいつが作ったんだ」

 

「そんな中 あんたらはのこのことー」

 

「門を閉めてたら入らなかったわよ!」

 

「無駄だ 病気はこの街の周りの村でも流行っているんだ。領主らも戦に行ったまま帰ってこないし替わりも来ん あてのある奴はとうに逃げたし」

 

「レレイ?」

 

それを聞いて長居は無用と判断した二人は直ぐにでも四人が感染する前に街を出ようと思った。

 

「なっ・・・くそっ」

 

「なんてこった!」

 

「みんな 街を出るぞ!!」

 

「長居は無用だ!此処に居たらまずい!」

 

二人が街を出ようと言った時突然レレイが顔を赤くして倒れる。

 

カ ラン ゴトン

 

『レレイ!?』

帝国の国歌を描こうと思うんですがどれを参考にしたらいいですかね?

  • 『廃墟からの復活』
  • 『皇帝陛下万歳』
  • 『神よ、皇帝フランツを守り給え』
  • どれでも良い
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