GATE 大日本帝国 彼の地にて、斯く戦えり 作:人斬り抜刀斎
伊丹は、手帳に迷路の全体図を書いていた。
「中心に見える建物から巨木が生えているようだ その周りに広場と建物が何ヶ所か」
「問題は外側の通路だ すべて曲線で作られた通路で見通しが利かない」
「幅もこれくらい」
「人一人分くらいか」
「せまいな 迷った末にゾンビか怪異にはち合わせか」
「わたしぃが先に露払いで行こうかぁ?壁伝いに行けそうだけどぉ?」
「迷宮で別行動も部隊全滅フラグだろ?よし こういうときはショートカットするに限る」
「だなぁ」
「「しょおとかっと?」」
ショートカット即ち近道をするという事だった。伊丹と大場は、壁にダイナマイトをセティングし導火線に火をつける。
「点火!」
バ ン
ダイナマイトが爆発して壁に穴を開けた。
「なにをするのかと思ったらぁ」
「てっとり早いだろ?迷宮も意味ないな わざわざ迷ってやる筋合いはないぜ」
「これならあっという間にさっきの広場に出るぜ」
「この音で生ける屍とかぁ寄ってこない?」
「そういえば中では一体も・・・入口に棺百個以上あったが・・・」
「一体何処に行ったんだ?怪異とも出くわさないし」
伊丹達は、迷路に入ってからゾンビに出くわさない事に疑問を持ち始める。
「でもぉ コカトリスの方はぁ ろくに飛べなないしぃ 木の上から見てもいなかったしぃ このまま生ける屍もぉ寄ってくる前に行けるかしらぁ?」
「そ そうだな ヤオ 広場への方向はあってるか?」
「す すまない 確認していなかった ちょっと見てこよう」
「あ おいヤオ」
ヤオは、近くあった木に登って方向を確認する。
「主殿!あと壁四枚で一つ目の広場だ」
「わかった 戻れ!」
そしてまた一枚と壁を爆破して穴を開けて行く。するとヤオを支えていた木の枝が折れてヤオが落下する。
「キャッ」
「ヤオ!?」
「大丈夫か!?」
「あ?行き止まり!?こっちと繋がってない!?」
「なら 別ルートを行くぞ!」
ヤオが落ちた場所は先伊丹達が居た場所のすぐ隣の所に落ちて居た。
「ヤオ!大丈夫か?」
「居るなら返事をしろ!」
「〜〜〜」
「どこにいるんだ!?」
「返事しろ!!」
(主殿が此の身をーー)
「返事しろ!ヤオ!」
するとヤオの前方方向から伊丹達の声につられてやってきたのか数体のゾンビ達が群がってきた。
「・・・でっ 出たぁ!!」
ヤオは、直ぐに片手剣を抜いて応戦するも数が多く押されて行った。
「くっ ひっ 来るなっ いや主殿!わっ 助けてぇぇっ」
すると隣の壁を越えてロゥリィが加勢して一気に形成した。
「せい!二人とも真横ぉ!!」
隣の壁に居た伊丹達は九七式手榴弾を隣の壁の向こうに投げる。
「手榴弾!」
「手榴弾だそ!」
バ ァン
手榴弾を食らってゾンビ達は消し炭になって行った。そして伊丹と大場は、冷めた目でヤオの方を見た。
「ヤオ ロクデ梨をちゃんと知ってるのはお前だけなんだ 頼むわ」
「お前に死なれちゃ元も子もない」
「ああ・・・すまない・・・主殿」
ケェーッカカカカ ケェーン
「・・・いるな コカトリス」
「だな」
「巣でもあるのかしらぁ威嚇してる」
「俺の知っているコカトリスだと 毒の息吐くんだよな」
「そうよぉ 草木を枯らし鳥も落ちるって言うわぁ」
「それなら・・・」
伊丹と大場は鞄から九五式防毒面を取り出して装着する。
「それってぇ においよけじゃあ?」
「本当は 毒ガスーー毒の霧よけなんだ」
「後は、酸素濃度の高い所で付けるやつだ」
「ロゥリィは奴の気を引いてくれ ヤオは矢で援護だ 俺と大尉で仕掛ける」
そしてロゥリィは、壁を伝ってコカトリスの気を引きつけ、伊丹達は、壁を爆破した後stg44用に取り付ける擲弾筒をコカトリスに向ける。
「ホラホラぁ よそ見しないのぉ!」
コカトリスは、切り掛かってくるロゥリィに毒の息を噴射する。
「キャア!」
「ロゥリィ!」
「大丈夫か!?」
タ アン タ アン ドバ ン
伊丹達も擲弾筒を発射して応戦する。
「ロゥリィ こっちだ!」
「真面に毒食らったぞ!」
「聖下!」
「ヤオ!背嚢に水筒がある!」
ドタタタタタタタ
「擲弾をあれだけ弾喰らってんのに・・・」
「タフな奴だぜ」
伊丹と大場はstg44に銃剣を装着して突撃する。
「うおお」ダ カカ
「うわぁ」ダ カカ
「おりゃあっ」 ズ ドッ
「せいやっ」ズ ドッ
腹と胸に銃剣を突き刺してもコカトリスはビクともしない。
「くそっ この!どうなってんだ こいつ!」
「不死身か!?」
「二人とも そこねぇ!」
「一足一刀左!!」
「!」
「ハッ」
目を毒の息にやられながらもロゥリィは目を瞑ったままコカトリスの首を一刀両断に切断する。
帝国の国歌を描こうと思うんですがどれを参考にしたらいいですかね?
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『廃墟からの復活』
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『皇帝陛下万歳』
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『神よ、皇帝フランツを守り給え』
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どれでも良い