GATE 大日本帝国 彼の地にて、斯く戦えり 作:人斬り抜刀斎
ヤオと決別した伊丹と大場は奥へ奥へと進んで行く。
「あれでいい奴隷根性だけでついて来る奴を連れて戦えるか 炎龍の時とは違うんだ」
「炎龍を斃した。今彼奴が俺らについて来る理由も義理もない」
「!」
そう話していると巨木が聳える大きな広場に出てきた。
(外から見えてたのは この樹か この広間といいこの雰囲気如何にも何かいますよって感じだな)
伊丹と大場は、互いにサインを出しながら中央の巨木まで進んで行く。すると二人は、巨木へと流れる水路である物を見つけた。
「服・・・?」
「なんでこんなところに?」
そして巨木の反対側の方を行ってみると其処には、女の死体を喰らう頭が牛で体が人間のミノタウルスの姿があった。
「ミノタウルス・・・」
「こいつが・・・」
そして見渡せば至る所に女物の服が散乱していてその中に見覚えのある服が混じっていたそれは、いつもロゥリィが着用している黒い神官服だった。
「あれは ロゥリィの・・・!?まさか もう・・・」
「うそだろ!?そんな・・・」
"亜神は丸ごと食われるとどうなるんだろうか"
とヤオが言っていた言葉を思い出す。二人は、目を細め銃口をミノタウルスに向けるが手が震えて発砲できなかった。
(いや!まだ 決まったわけじゃねぇ ただの黒い服かもーー)
(あの殺しても死なない女がこんな怪物に食われて死んじゃ割りにあわねぇだろ)
伊丹がロゥリィの物と思われる服を取ろうとした時ミノタウルスが二人の存在に気付き襲い掛かってきた。伊丹と大場は、即座に発砲するも効かずミノタウルスのパンチが襲い掛かってくるも何とか躱した。その後もミノタウルスの攻撃を何とか躱し続けるが、ところが伊丹が足を滑らしてしまた。
「あだっ」
「伊丹!」
ミノタウルスは、間髪入れずに伊丹に拳を振りかざそうとする。
「くっ レレイ ロゥリィ すまん・・・大尉 すいません後を任せます!」
絶対絶滅の伊丹が瞼を閉じて覚悟を決めたその時、
ドン
ミノタウルスの背中で爆発が起きた。その背後では、パンツァーファウストを構えたヤオの姿だった。
「イタミ殿!オオバ殿!こちらへ!」
二人は、必死でヤオのいる隣の部屋にダッシュする。何とかミノタウルスから逃げおうせた。
「大丈夫か イタミ殿 オオバ殿」
「何とかなぁ」
「ああ 助かった けど 何でお前 俺たちは帰れってーー」
「御身達のそばがーー 帰るべきところだと思ったからだ」
その言葉に二人は、意外そうな顔をし、ヤオは、赤面する。 そんな状況を余所にミノタウルスは、辺りにあるもの手当たり次第に体当たりをしていた。
「癇癪起こした子供みたいだ・・・イタミ殿?」
「どうした?伊丹」
二人が伊丹の方を向くと伊丹の手には、いつもロゥリィが身に纏っている黒い神官服だった。
「くそ・・・やっぱり間に合わなかった・・・ロゥリィは奴にもうーー」
「イタミ殿・・・」
「・・・・」
「聖下は不死身の亜神だ 喰われたとしてもーー」
「丸ごと喰われたらわからんと言っただろ?」
「そうだ!誰にもわからない!」
「喰われればどんな奴だってもうーー」
「だから 希望を持とう 聖下もきっとまだーーまずは 斃す術を探そう」
二人が絶望する中 ヤオの言葉を聞いて決意を固める。
「・・・そうだな お前の言う通り 奴を斃すのが先だ」
「やるしかないか」
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どうもありがとうございます!
帝国の国歌を描こうと思うんですがどれを参考にしたらいいですかね?
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『廃墟からの復活』
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『皇帝陛下万歳』
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『神よ、皇帝フランツを守り給え』
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どれでも良い