GATE 大日本帝国 彼の地にて、斯く戦えり   作:人斬り抜刀斎

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ミノタウルス

早速のミノタウルスを斃すための作戦が開始された。

 

(背中の傷を痛がってる 奴はゾンビじゃないのか?)

 

(ゾンビとは、違って痛みは感じるみたいだな)

 

三人は、互いにハンドサインを出しながらミノタウルスに気づかれないように階段を登って二階に行く。

 

ド シ

 

(イ イタミ殿・・・)

 

(動くな・・・っ)

 

(騒ぐな!?)

 

三人は、ミノタウルスのいる方から反対側の方から静かに巨木に接近する。そして巨木の影に隠れると伊丹はヤオに擲弾筒を装着したstg 44を渡し大場と二人で巨木に登り次にヤオが登る。伊丹の指示でヤオはミノタウルスを見下ろせる場所に待機する。二人は更に上に登っていく。

 

(うまいものだ あれは相当鍛錬して痛い目にもあっているな)

 

"あの高さから巨大な枝を直撃させれば さすがのミノタウルスも屠れるだろう 気付かれたらこいつを放つ 弩と同じだ 引き金を引くだけでーー

 

「ん?」

 

引き金を引く前にどこかを回せと・・・"

 

(そうだ これだ・・・・あれ?回らない 手順が違うのか?どれだ?)

 

そうして弄っているとstg 44のマガジンが外れて落ち次に銃本体を落としてしまった。落ちた銃はそのままミノタウルスの頭に直撃して気付かれてしまった。

 

「あ イタミ殿!オオバ殿!」

 

怒ったミノタウルスは木に登って追いかけって来た。

 

『グルオッ』

 

「ふぬっ なんてことを なんてことを どこだイタミ殿!オオバ殿!」

 

ミノタウルスに追いかけられながらも何とかギリギリ躱しながら上に登って行く。だが、

 

ガ クッ

 

「ひっ くっ あ あああっ」

 

ヤオはミノタウルスに足を掴まれ絶対絶命のその時、

 

バンバンバンバンバンバン

 

『ゴァ!?』

 

突然銃声がしその上の枝から伊丹と大場が銃でミノタウルスの目の付近めがけて発砲したのだった。ミノタウルスは痛みで数メートルずり落ちる。

 

「今のうちだ!」

 

「ヤオ登れ!」

 

「イタミ殿!オオバ殿!」

 

ずり落ちたミノタウルスは再び登って襲い掛かって来た。

 

「何したんだ!?おこってっぞ」

 

「まったく!問題ばかり起こして!?」

 

「ジュウを落としてしまってーーあいつのド頭に当たったんだ」

 

「はあ!?」

 

「何だそりゃぁ!?」

 

「ハハハ そりゃいいや ザマミロだぜ」

 

「笑えねぇー」

 

「お 怒らないのか?あっ 危ない!」

 

『グモオッ』

 

「おわっち!やっちまったもんは仕方ないだろ?こっちだ」

 

「怒る気力も湧かないな」

 

そしててっぺん近くまで来てとうとうミノタウルスに追い詰められた。

 

「どうするんだ!後がないぞ!?」

 

「ヤオ こいつがプランBだ」

 

「行くぞ!」

 

「え!?」

 

と伊丹はヤオを抱き寄せ飛び降り大場も続いて飛び降りる。そして次の瞬間先まで居た場所が爆発する。

 

ド ドム

 

「こんな 高いところから飛び降りると思ったか?」

 

「先に言ってほしかった・・・」

 

「スリルがあっていいんじゃない?」

 

飛び降りた伊丹達は、爆発と同時に木のツタに捕まったのだ。だが爆破で吹っ飛んだ筈のミノタウルスもまたツタを掴んで登って来た。

 

『ウゴオオ』

 

「げっまじか!?」

 

「しぶとい奴め!」

 

"このままでは三人ともーー"

 

「イタミ殿 オオバ殿 今までのこと感謝する」

 

そう言ってヤオは、ミノタウルスが登っているツタに飛び移り片手剣でツタを切ろうとしている。

 

「ヤオ!バカ!やめろっ 逃げろヤオ!!」

 

「死ぬ気か!?」

 

ツタを切っているヤオは、ミノタウルスに捕まった。伊丹は、拳銃で応戦する。

 

「ヤオ!くそっ」

 

「くっ」

 

そうしている間にもヤオは、ミノタウルスに食われそうだった。その時 大場は、自身の軍刀を抜きミノタウルス目掛けて投げるそして軍刀はミノタウルスの目に刺さる隙が出来ヤオは口に咥えていた片手剣をミノタウルスの手に突き刺しミノタウルスの手から逃れる。

 

ガンガンガンガン

 

そして伊丹が拳銃でミノタウルスの掴んでいるツタを打ち抜きミノタウルスは落下して行き絶命した。

 

「ヤオ 頼む」

 

「承知した」

 

伊丹達は、食べられたロゥリィを救出するべくミノタウルスの腹を割いていく。

 

「ロゥリィ!」

 

「あ〜ん ありがとぉ〜」

 

無事ロゥリィを救出したがミノタウルスの腹の中に居たこともあり胃液や胃酸で身体中汚れて悪臭が漂っていたので水路で水浴びをする事にした。

 

「やっぱり やばかったのか?」

 

「別にぃ」

 

「じゃあ俺達が戦った意味って・・・」

 

「あったわよぉ 食べ物が出てくるのはぁ 口とどこぉ?」

 

「「「・・・・・あ。」」」

 

「そんなことになってたら精神的に死んでたわぁ だから三人には感謝してる」

 

折れた根の下から「病気の源」が発見されたーー

 

「イタミ殿 あれを!」

 

そこにあったのは、ミイラ化した女の遺体だった。

 

「なんだこれ・・・人・・・女?根がこいつに届いて病原菌かなにかを吸い上げて病気が拡がってた・・・?」

 

「実験に供された奴隷ではないか?」

 

「酷いものだ」

 

「ハーディがちゃんと仕事しなかったせいよぉ!さっさと燃やしちゃってぇ」

 

死体を焼却すると病気の発症はほどなく収まりーーロクデ梨のおかげでレレイ達病人も回復していった。その一週間後伊丹達は、学都ロンデルに向かって出発する。

 

 

 

帝国の国歌を描こうと思うんですがどれを参考にしたらいいですかね?

  • 『廃墟からの復活』
  • 『皇帝陛下万歳』
  • 『神よ、皇帝フランツを守り給え』
  • どれでも良い
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