GATE 大日本帝国 彼の地にて、斯く戦えり   作:人斬り抜刀斎

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ミッドナイトトライド

デュマ山脈に位置する監視所

 

「西方から花の帝都に配置換えと思ったら、速攻でまた山の中だもんなぁ・・・ここでニホンの奴らを襲えったって狼煙より速く飛ぶ奴らをどうやって・・・ん?流星?」

 

ド ッ

 

と監視所が爆発を起こした。それは日本陸軍の対地攻撃戦闘ヘリ『Fa223』の発射したR4Mだった。R4Mによって監視所に居た監視員と翼竜が被害を受けた。

 

『富嶽1目標帝国軍監視所撃破』

 

『富嶽3目標帝国軍監視所撃破』

 

『キサラヅ指揮所『甲州街道』開通した送レ』

 

制圧した監視所には、数人の日本軍と捕らえられた監視員が居た。そしてその上空を兵員輸送を行なっている輸送型『Fa223』が数機飛んで居た。

 

『ゼロ1デュマ山脈通過目標地点に前進する』

 

そして目的地には、先に来て居たダークエルフがヘリの着陸地点に信号灯を設置していた。

 

「そろそろ時間よ」

 

「これ置いとくだけでいいんだよな」

 

「このランプ?光らないけどいいのかしら」

 

『信号灯確認!降下三分前!』

 

と兵員を乗せた輸送ヘリがやってきて乗員は陸地に着くと即座に降りた。

 

「ヤマメ一、一 目標地点確保受け入れ準備開始する 送レ」

 

「75迫こっちだ!」

 

降下した日本軍はすぐに塹壕を掘りそこに迫撃砲などを設置して行く。

 

「ご協力ありがとうございました。魔法の明かりは消してもらってもかまいませんので」

 

「あらソウ?」

 

『ヤマメ・イトウ目標地点着 周囲に敵影なし 前方作戦拠点設営開始 第四戦闘航空団前進準備完了』

 

『帝都の各部隊作戦目標へ前進配置につきます』

 

「バスーン監獄か」

 

『偵察によると守備は警備兵と看守あわせて三十〜四十人 講和派とその関係者約三百人が収容されています』

 

「救出後の彼らの輸送手段は確保できたのかね?」

 

「はい 現地の協力者が数は確保しています」

 

「翡翠宮の状況は?」

 

「断続的に戦闘継続中です。連隊規模の帝国軍と騎士団が交戦中 帝国軍の正面攻撃のみという指揮に助けられてますが苦しい状況です」

 

「ふむ・・・」

 

その頃帝都翡翠宮では、帝国軍がバリスタで攻撃を行っていた。

 

「第四百人隊!第五百人隊!次の決死隊はお前らだ!死んでも退くことは許さん!叛徒を撃滅せよ!」

 

「逃げるな!逃げても掃除夫に殺されるだけだぞ!」

 

「祖国防衛の同志たちよ此処にあるバリスタや弩は貴様らの支援の為ではない国家への裏切り者を罰するためだ!」

 

と掃除夫らは帝国兵に気合いを入れさせる。そしてバリスタの後方の森では騎士団が身を潜め弩でゴブリン目掛けて放つ矢はゴブリンの目に突き刺さり痛みでゴブリンの持っていた油の入った土器を落とし引火し誘爆を起こした。

 

「わぁああ」

 

「火を消せェ!」

 

ボッオォオォ

 

「・・・無茶しますわね」

 

「あのバリスタどうにかしねぇとよ。陣地全部が完全に射程に捉えられたら負けだぜ?」

 

「それはわかってますけど・・・」

 

「ニホンの連中の動きが慌ただしくなってる。夜明けに何かあるんじゃないか?」

 

「かもしれませんわね・・・」

 

翡翠宮は未だ騎士団が何とか持ち堪えているが翡翠宮の中にいる吉田茂使節団は最悪の事態を想定していた。

 

「副大臣 もしものときは我々が護衛してここを脱出 帝都内の我が部隊に合流します。よろしいですね」

 

「・・・はい よろしくお願いします」

 

その事はカーゼルとシェリーにも伝えられた。

 

「カーゼル閣下 シェリー ーーもしものときは翡翠宮を脱出します。そのつもりで」

 

「そこまで悪いのかね?戦況は?」

 

「芳しくはーー」

 

「大丈夫てすわ 騎士団の皆様は必ず私達を守ってくれます。皇帝陛下がそうご下命なさったのですから ニホンの皆様も理由があって宮殿にとどまっているのでしょう?ね?スガワラ様 それまで慌てず待っていましょう カーゼル様」

 

その一方バスーン監獄では、

 

「動きなし・・・小野田少尉 四偵と一偵も配置につきました。後は陸戦と斥候待ちです」

 

「わかった しかしありゃ監獄というより要塞だな」

 

そしてバスーン監獄内では、陸戦隊と斥候隊が監視員の排除に掛かっていた。

 

「排除」

 

「排除」

 

そして配置に付いたと言う信号を送る。

 

『我、配置についた』

 

そして日本軍は監獄内に入って行く。

 

「我、位置についた。待機中」

 

そしてアルヌスの飛行場では、戦闘機と輸送機が離陸の準備にかかっていた。

 

「今日はこんな夜中までやってんのなニホン軍 なんか聞いてるか?」

 

「いや・・・けど戦の前ってのはわかるぜ」

 

「航空隊位置についた」

 

「帝都全部隊配置完了」

 

「第四戦闘航空団 指揮所キサラヅより前進開始」

 

「降下地点の天候晴れ 雲量二 東の風 風速・・・」

 

「頼むぞ」

 

「装備点検!搭乗!!」

 

と陸軍と海軍の空挺部隊は九七式輸送機に乗り込んで行く。そして出撃準備を整えた戦闘機隊のパイロットが愛機に搭乗する。

 

「戦闘機隊 発進せよ」

 

「了解 離陸する」

 

「ご武運を」

 

「行ってきます!」

 

と零戦4機が滑走路から離陸して一路帝都に向かって飛行して行くその光景を整備兵や他の兵達は帽子を振って見送る。

帝国の国歌を描こうと思うんですがどれを参考にしたらいいですかね?

  • 『廃墟からの復活』
  • 『皇帝陛下万歳』
  • 『神よ、皇帝フランツを守り給え』
  • どれでも良い
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