GATE 大日本帝国 彼の地にて、斯く戦えり   作:人斬り抜刀斎

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世界の思惑

海外では門の出現に様々な反応がある。

-----アメリカ合衆国-----

アメリカ合衆国首都ワシントン ホワイトハウス大統領執務室

 

「対日戦争が終わったのは、良いが日本と講和して経済めちゃくちゃだ。失業率6%を超えてるのだ。国内生産や中国に市場を構えるだけじゃ足りないんだ」

 

「それは、分かって居ります。Mr. president」

 

「門は恐らく我々の新たなフロンティアだ!あの向こうにどれほどの可能性が詰まっているか君も想像したまえ。手付かずの貴重な鉱石や燃料資源、経済的優位性に汚染の無い大自然。更には異世界生物の遺伝子情報などなど・・・・だが、日本軍は何をしてるんだ?『門』の周りに亀の子みたいに立て篭って、これ程の物を前にしているのに?」

 

とフランクリン・ルーズベルト大統領が補佐官に言う。

 

「日本軍は過去から学んだのです。ルーズベルト大統領、戦力不足のため要地を押さえる戦略しか選択出来ません。情勢の見極めに時間を掛けてかけているのでしょう」

 

「東條らしいな」

 

「ですが日本は講和条約締結後に同盟締結し日本は今や我々の同盟国です。門から得られる利益は我々にもあるはずです」

 

「少なからずな。だがそれだけでは不足なのだよ。どうだろう?もっと積極的に関与すべきか?例えば陸軍や海兵隊の派遣とかは?」

 

「Mr.president、残念ながら我が国は現在問題のヨーロッパでの支援で手一杯です。戦力的にも予算的にも、もう余力がありません。深入りは禁物かと・・・どうでしょう?武器弾薬類の支援のみに限られては?」

 

今やアメリカはナチスドイツよりも東に位置するソ連を警戒していた。戦争終結後今や両国は冷戦期に突入していた。

 

「そうだな、直ぐにハル国務長官に連絡を取るんだ、日本に接触を測るんだ。大儲けできるチャンスだ」

 

「はい、只今」

 

「肩入れし過ぎて我々にも火の粉が降りかかるのは避けたい。火中の栗はJAPに拾わせて我々は悠然と行こうではないか」

 

以後、アメリカは徐々に日本に接近して来た。

 

----ドイツ第三帝国-----

 

「門は日本の物にしてはならん!!日本は直ちに門に関して広く開放すべきである!!」

 

ドイツベルリンの総統官邸ではドイツ第三帝国総統兼ね国家社会主義ドイツ労働者党首アドルフ・ヒトラーがそう叫ぶ。

 

「何故だ!?何故 日本の東條は、余の呼び掛けに応じて我が第三帝国を異世界に加入させない?見返りに新技術を提供しようと言っておるのにそれでも不満だと言うのか?」

 

「独日伊の三国同盟無き今 我々への呼び掛けに答える意味が無いのかと思われます」

 

「何としても日本と共同して門の利益をドイツの物にするのだ!!異世界は宝庫だ、何故我がドイツに現れなかったのか・・それにあのギンザの門、あの技術を我が物にすれば門を自由に任意の場所に展開し、何処でも軍を送れる様になり、日本との距離問題、力関係の全てが解決する!!何が何でもあの門の技術を手に入れるのだ、さも無いと日本との格差がまた広がってしまう!!」

 

「ですが、MainFührer日本には我がドイツは先の大戦で日本に大量の技術支援をしたのでその見返り切り札にしてはどうでしょう」

 

とヒトラーに外務大臣リペントロップが提案する。

 

「うん、それで行こう。日本が漁夫の利をするのは余が認めん!」

 

とヒトラーが日本に警戒する。

 

----イギリス----

 

「門の利益を手に入れば、我が大英帝国は世界の頂点に帰り咲けるのだ」

 

とイギリス首相のウィンストン・チャーチルが言う。

 

「ドイツとの戦争で多額の戦費を費やしたお陰で赤字だ。」

 

「門の利益を手に入れ今度こそドイツを叩き潰してやる」

 

とイギリスも日本に接近をしようとする。

 

----ソビエト連邦----

 

「ヤポンスキーの門は我らソビエト連邦が管理してやろうじゃないか」

 

モスクワのクレムリン宮殿で共産党書記長ヨシフ・スターリンが共産党幹部達にそう言う。幹部達はそれは叶わないと思った、何故なら日本がおいそれと門を譲るわけがなくそれにアメリカと西ヨーロッパが許すはずがないのだ。

 

「門か、厄介な物になりそうだ・・」

 

「はい、もしあの門から膨大な量の資源が発見されたら、我々の存在も危うくなります」

 

「そうだな・・・アメリカも西ヨーロッパも、あの特地の資源を狙っているだろうからな。今のヤポンスキーは地球一個分の資源を持ったも同じ・・」

 

「一層の事、ヤポンスキーに国家政治保安部(GPU)を送り込み、あの門を破壊しましょう!そうすれば・・・」

 

「あの門がどの様な物質で作られているのか分からないのか?それに門の周辺は隔離されていて、近づく事さえ容易では無い。そもそも門の向こう側にはまだ日本軍が大勢いる。それなのに門を破壊して仕舞えば、特地に大勢いの日本兵が取り残され、それが我々の行った事と知れば同盟国のアメリカが黙っていないだろう。そうなって仕舞えば元も子もない」

 

「確かにそうですが・・」

 

「同志スターリン。我々はヤポンスキーとはソ日中立条約を結んでいます。駐日大使を通してヤポンスキーに接触を測りましょう」

 

とフルシチョフが言う。

 

「それは分かってる。それならば友好的に接しようじゃないか。何せヤポンスキーとは中立条約を結んでいるからな」

 

とスターリンが言い日本との接触を開始するのであった。




president(大統領)
MainFührer(総統閣下)

帝国の国歌を描こうと思うんですがどれを参考にしたらいいですかね?

  • 『廃墟からの復活』
  • 『皇帝陛下万歳』
  • 『神よ、皇帝フランツを守り給え』
  • どれでも良い
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