GATE 大日本帝国 彼の地にて、斯く戦えり 作:人斬り抜刀斎
西門の近郊の丘では健軍大佐率いる第四戦闘航空団と1機の『Fa223』春嵐改が待機して居た。
「用賀中佐 なぜ我々だけ撤収しないんですか?大佐は何を待ってるんです?」
「俺に聞くなよ」ハァー
(・・・・特地語はほとんどわからんがあれは、確かに待っててくれとーー)
そうしていると見張り員が敵の大群に追われているヴィフィータを発見した。
「敵騎兵多数!西門より接近!」
「よし ここまでだ?搭乗!」
「やっとか」
「おいあれ!だれか追われてるんじゃないか!?」
「くそっ・・・・最悪だ!!第一小隊搭乗やめ!射撃用意!前方接近中の敵騎兵先頭集団!距離四百短連射!指令!女に当てるな!八九式機関銃前方敵騎兵の後方集団!連続射撃!」
「準備よし」
「射て!!」
ドコココココ ドコココココ
ダダダダン
日本兵は、三八式歩兵銃とMP40短機関銃とMG34に春嵐改に搭載されている八九式旋回機関銃をヴィフィータとボーゼスを避けながら敵に浴びせる。
「こっちだ!」
「続いて撃て!」
「交互に後退!」
「がんばれ!」
日本軍の所まであと少しという所で馬が倒れ二人は投げ出されたがどうにかギリギリで健軍大佐達にキャッチされた。
「ふっ」
「うおっ」
「搭乗!誰も残すなっ」
「来るぞ!」
敵は既に目の前まで接近して来ていた。日本軍は三八式歩兵銃に三十年式銃剣を装着する。ここからは、日本軍の最も得意とする白兵戦となった。三十年式銃剣、塹壕での白兵戦で大きな威力を発揮する敵を刺したら跳ねる相手にとっては致命的で斬れ味鋭くスッパと斬ればまだ傷の治りも早いがこの場合なかなか傷は治らないのだ。また、ルール無用の戦いでは武器以外の標準的な装備さえ凶器として使われたそれは塹壕用スコップ。スコップは銃剣より長くて重いから時として効果的な武器になった。敵軍の兵士が近づいて来たら突進して思い切り殴り付けるのだ、これで確実に片付く。しかしあまりに敵の数が多く徐々に押されて行った。
「いでっ」
「くそが!」
ガン ドタタタタタタ
『うわあああ』
「搭乗急げー!」
日本軍はヴィフィータとボーゼスを春嵐改に乗せるがその間も日本兵の負傷者が続出する。
「うがっ」
「全員乗ったか?」
「これで全員です!」
「よし!!行ってくれ!」
全員乗った事を確認すると春嵐改はすぐさま上昇して行くがその合間にヘリのプロペラが敵を切り刻み辺りに血肉を撒き散らす。
「うわあっ」
春嵐改は上昇して行くが何人かの敵兵が春嵐改にへばり付いていたが日本兵に撃ち落とされた。無事にヴィフィータとボーゼスを回収出来たが代償も高くついた何人かが重軽傷を負ったのだ。
「うぅ・・・」
「動脈が!頚動脈がやられてる!くそっ血が止まらないっ」
そんな中健軍大佐の膝の上にいるヴィフィータが健軍大佐に小突いて来た。
『あの その・・・もう降ろしてくれねえ・・・かな』
「おっと失礼 ケガしてるじゃないか衛生兵!手が空いたら二人を診てやってくれ」
『重かったろ?もしかして待っててくれたのか?通じなくてもいい俺に礼を言わせてくれよ』
全く言葉が通じず噛み合わずずっと沈黙していると、
『ピニャ殿下!』
ボーゼスが大声を出しながら窓の外を見ると館のベランダから空を見上げ微笑みながらこっちを見ているピニャが目に入った。
「お願い!ピニャ殿下を助けて!!」
ボーゼスは涙を流しながら助けを訴えるが
「残念だが今降りると帰れなくなる。どうすることもできない」
「ああ・・・殿下!ピニャ殿下ぁ ううっ ああ・・・」
どうすることもできずボーゼスは泣き崩れ、皆ボーゼスから目を背け鉄帽を深く被る中、春嵐改はそのまま夕陽の彼方へと飛び去って行った。
帝国の国歌を描こうと思うんですがどれを参考にしたらいいですかね?
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『廃墟からの復活』
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『皇帝陛下万歳』
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『神よ、皇帝フランツを守り給え』
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どれでも良い