GATE 大日本帝国 彼の地にて、斯く戦えり   作:人斬り抜刀斎

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輝くもの天より堕つ

大日本帝国 帝都東京 帝国議会

その日東條英機首相は記者団を集め記者会見を開いていた。

 

『えー 本日未明特別地域において我が国交交渉団の救出作戦を実施した。以前より『帝国』帝都において吉田茂外相兼内閣府副大臣を代表とする交渉団が銀座事件への謝罪賠償を求めるのと並行して講和交渉を進めてきたが『帝国』内の政変に伴い交渉団宿舎の現地警備員と帝国軍との武力衝突が発生 交渉団一行の安全が確保できない恐れから出たことから特地派遣軍と第一空挺師団による救出作戦を行い吉田副大臣以下交渉団全員を無事救出した。現在アルヌスの皇軍駐屯地に到着したと報告を受けたのであります』

 

その頃アルヌスでは吉田茂が記者団に寄られ質問攻めにあっていた。

 

「吉田副大臣!帝都の様子はどうでした!?」

 

「下がってください!」

 

「交渉は決裂ですか!?」

 

吉田茂は何も答えようとしなかった。そして春嵐改からは続々と負傷者が野戦病院に運ばれて行く。日本のニュースはこの救出作戦の成功や交渉団を命を懸けて守った騎士団の事を大々的に取り上げた。

 

「帝都在住の吉田茂内閣府副大臣の宿舎で帝国軍の強力な軍団が皇軍と騎士団により撃破され吉田交渉使節団は無事救出されました」

 

 

『えーのお 現地警備兵と帝国軍の武力衝突に多数の負傷者が出たため人道上の見地から帝国陸海軍が保護しアルヌス駐屯地で治療を行なっている』

 

そしてアルヌスいる日本軍や日本の記者団は吉田茂交渉団を救い出した日本軍と騎士団を褒め称え万歳三唱で迎えた。

 

「万歳!」

 

『万歳!』

 

「帝国陸海軍万歳!」

 

「騎士団よくやった!」

 

「皇軍・騎士団お手柄!」

 

東條

『今回の救出作戦で銀座事件以来初の戦死者が出た事は極めて遺憾ではあるが彼らは勇敢に戦ったその褒賞として二階級特進と靖国神社に合祀される。特地状勢を見極めた上で今後の行動指針を決定する所存である』

 

そしてアルヌスの飛行滑走路では、健軍大佐以下の人達が救出作戦で散っていた部下の遺体に敬礼をして見送っていた。そして春嵐改の中ではボーゼスが俯向きになり目を赤くしながら座っていた。

 

「ボーゼス病院で診てくれるってさ パナシュ達もいるそうだぜ。しかしなんもなかったアルヌスがこんなになってたとはなぁ」

 

とヴィフィータはアルヌスの変わりようを感心していた。そして翡翠宮の戦いから数日後デュマ山脈北方ラタティル。村の一角で男がパイプを吸っていると馬の蹄の音が聞こえてきた。

 

「こんな夜中に荷車かえ?」

 

と音のする方を見ると矢が飛んできて男の脳天に命中し絶命する。そしてそれを合図にケンタウロスを始めとする異種族が武器を手に雄叫びを上げて町に突撃して行く村人は殺され村は焼かれていった。翌朝とある街道を荷車を引いているかつてのコダ村の村長が通って行った。

 

「(炎龍が退治されたとなれば いつまでも友人の荘園に世話になっとるわけにいかんし 村長としてコダ村の様子を見に行かんと・・・)しかし『老魔法使いの弟子レレイとその仲間の炎龍討伐』の詩か。あのレレイがのぉ 村の皆は今どこでどうしとるのか・・・ん?なんじゃ・・・?」

 

街道を通っていると目の前に煙が見えてきた。その後村長が村に入ると無残な光景が広がったいた村人は殺され家は焼かれていた。

 

「盗賊の仕業か?・・・いや奴らは後の食いぶちを皆殺しになぞせん。この死にざまいったい誰がーー」

 

村長は更に奥へ奥へと進んで行くと他の村や街も同じような事が起きていた。

 

「ここもか・・・どうなっとるんじゃ 通る街や村がことごとく死に絶えとる・・・・」

 

キャーーッ

 

悲鳴が聞こえ村長は悲鳴がする方に行って見ると怪異が老若男女問わず村人を殺害やレイプに略奪などの行為をしていた。

 

(帝国のこんな真ん中に怪異の群れじゃと!?帝国軍はなにしとるんじゃ?おまけに怪異どもの甲冑 なぜあんな真新しいのを付けとるんじゃ?いかん このままでは見つかる!すぐに逃げねば・・・ええい動け!手綱を持ち上がろっ)

と何度も何度も自分に言い聞かせていると向こうから帝国軍の兵士が見えてきたその時村長は一瞬安心した。

 

「(帝国兵!)た・・・助けーー」

 

と村長は助けを呼ぼうとしたが村長の目には有り得ない光景が目に入った。なんと帝国軍の兵士が街を襲っている怪異と連んだいるのだ。

 

(なんてことじゃ!怪異どもを使って街や村を襲っとたのは・・・帝国軍・・・!!なぜじゃ!?なぜ帝国軍が帝国の民を・・・・)

 

村長が戸惑っていると二人の子供がやって来た。

 

「村長さん!村長さん助けて!」

 

「おお!?お前達はドラガンとこの!?」

 

「お お父さんとお母さんが!」

 

「しっ声が大きい!」

 

とやっていると怪異や帝国兵に気付かれてしまった。

 

「カラスタあれを見ろ。狩りの残りだ」

 

「我らの姿を見られたからには逃せませんぞ。ヘルム殿」

 

奴らに気づかれた村長は急いで子供らを荷車に乗せる。

 

「は 早く乗りなさい!」

 

村長は思い切り手綱を引いて馬を走らせ街から脱出を図る。

 

「ハッ ハッ ハッ ハッ ホラ!走れ!!」

 

すると後ろから妙な音が迫って来るのが聞こえて来た。

 

ザ ザ ザ ザ

 

ド ド ド

 

(なんじゃ!?何が迫ってきとる!?どんどん近づいてくる・・・)

 

「うぁ・・・」

 

「大丈夫だ!大丈夫だから泣くな!」

 

村長が後ろを振り返ると後ろからケンタウロスや黒狼などが追って来た。

 

「わ 儂はなこれでも若い頃は戦にも・・・行ったことあるんじゃ・・・なかなか強いんじゃぞ。床板をはがしてみろ前から三枚目じゃ」

 

と村長に言われて子供らは荷車の床板を剥がすと中から剣が出て来た。

 

「どうじゃあいつらをやっつけてやるぞ。戦いの神エムロイ様 儂なんぞどうでもいいからこの子達だけでも守り給え」

 

と村長は剣を持ってエムロイの誓いを立てる。そんな状況でも追っては迫り来る。

 

「そら!がんばるんじゃ 頼む!がんばってくれ!!」

 

だが村長の頑張りも虚しく荷車が丘を登った所で空中分解をしてしまい村長は投げ出されてしまった。それを好機と思った追っては雄叫びを上げて迫り来る。

 

「うう・・・大丈夫か?」

 

「そ 村長さん!」

 

「ひっ」

 

丘の上では追ってが手持ちの武器をチラつかせながらゆっくりと迫り来る。

 

「儂の後ろへ!エムロイ様 儂の馬がようがんばってくれました。看取ってやってくだされ 次は儂の番です。この老骨にも祝福を」

 

村長は子供らを後ろに庇い剣を構えて祈りを捧げ最後の覚悟を決めようとしていたその時、

 

「いいわよぉ 祝福してあげるぅ!」

 

 

帝国の国歌を描こうと思うんですがどれを参考にしたらいいですかね?

  • 『廃墟からの復活』
  • 『皇帝陛下万歳』
  • 『神よ、皇帝フランツを守り給え』
  • どれでも良い
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