GATE 大日本帝国 彼の地にて、斯く戦えり   作:人斬り抜刀斎

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遅れて申し訳ございませんでした。ネタ切れでしばらく休載していました。久しぶりの投稿です。それでは本編どうぞ!


前進準備

「殺し屋を引き上げさせてほしい。さもないとあなたの頭も"こうなる"」

とレレイはゾルザルに殺し屋に殺しの依頼を取り消さないと自分も狙撃兵に撃ち抜かれたグラスみたいになると告げる。

 

「ひいっ」

 

ゾルザルは妄想で自身の脳天を撃ち抜かれるのを想像し震え怯えた。頃合いを見た伊丹はその辺で辞めさせる。

 

「レレイ」

 

そして伊丹はゆっくりとピニャの元に行く。が城の衛兵が阻止しようとす。

 

「え 衛兵・・・」

 

「手を出すな。行かせてしまえ!」

 

がゾルザルが待ったを掛ける。

 

「イタミ殿・・・」

 

「ピニャ殿下 さあ立って」

 

伊丹はピニャに手を差し出しピニャは伊丹の手を取る。伊丹はピニャを連れ扉に行き大広間を出ようとする。廊下ではロゥリィが一人城の衛兵を相手に無双していた。

 

「ロゥリィずらかるぞ!」

 

「ええ〜もう?いいとろだったのにぃ」

 

ロゥリィは名残惜しいそうに言うが周りは血や臓物や兵士の死体で溢れていた。

 

「ひっ」

 

「来るぞっ」

 

「うわっ」

 

生き残っている衛兵は身構えるがロゥリィは今の城の衛兵の現状に呆れていた。

 

「それでもあなたたちぃ皇城の衛兵?昔と較べて情けなくなっちゃったわねぇ」

 

それだけ言うとロゥリィは高くジャンプして壁伝いを蹴りながら逃げて行く。

 

「あがっ」

 

「あっちだ!」

 

「追え!追え!」

 

衛兵は壁を蹴って逃げるロゥリィを追う。その一方伊丹は追手が直ぐに来ないように広間の入り口の扉の取っ手の部分の間に死んだ衛兵の剣を挟んで開かなくした。

 

ガシャン

 

「おい!何をしている」

 

「よし今だ」

 

向かって来た衛兵を見て伊丹がレレイに合図する。するとレレイは漏斗に爆轟魔法をかけ衛兵に飛ばし漏斗が爆発を起こす。

 

ヒュ ワン キュ ド ン

 

「わあっ」

 

その爆発に乗じて伊丹達は逃げて行く。

 

「追えーっ」

 

「ぐあっ」

 

伊丹達が外に出ると玄関前には伊丹が引っ張って来た荷車に偽装した軍用車両があり乗り込んで行く。

 

「レレイ運転しろ!殿下は後ろにっ」

 

--------------------

皇城の中では城の中を逃げ回っていたロゥリィが未だに衛兵と対峙していた。すると、

 

オ オ オ ド カッ

 

なんと偽装した荷車が皇城の中に突っ込んできたのだ。衛兵ら避けロゥリィは呆気に取られていた。そして荷車から身を乗り出した伊丹は素早くロゥリィを抱える。

 

「きゃんっ」

 

突然の事に身構える衛兵らに伊丹はMP40短機関銃で威嚇射撃をする。

 

 

ダララララララ

 

「はい!下がって下がって当たると死ぬほど痛いよ!」

 

ロゥリィが乗ったことを確認するとレレイはギアを入れアクセルをめっいっぱい踏み込み軍用車を走らせる。

 

「レレイ合流地点へ」

 

「イ イタミ殿どこへ行くのだ?」

 

「もう何人か拾ってイタリカに向かいます」

 

--------------------

一方 別働隊は眠り続けるモルト皇帝の他マルクス伯とハミルトンを連れ密かに脱失を図っていた。

「来た・・・!」

 

「よし 搬送用意」

 

伊丹達は別働隊を拾い上げる。

 

「父上!?」

 

「理由は後で!詰めてください」

 

「いいぞ全員乗った!」

 

全員乗ったことを確認すると直ぐ様出発し最初の城門に差し掛かる。

 

「なんだあれ」

 

「おい!停まれ!」

 

「お・・・」

 

ブ オン

 

伊丹らは番兵の警告を無視して突き進む。城門を出て一気に街の大通りを駆け走る。

 

「前!前!ぶつかるぅっ」

 

(うるさい)

 

すると剣崎少尉と大場大尉の目が鋭くなった。

 

「あれっ!?」

 

「お客さんのお出ましだ」

 

伊丹が後ろを向くと掃除夫の騎馬隊が追ってきた。

 

「あれが掃除夫か?不気味な連中だな」

 

剣崎がMP40を構えるが大場が止まる。

 

「やりますか?」

 

「いや待て。通行人が多すぎる流れ弾に当たる可能性がある」

 

するとレレイがチラチラ伊丹を見ながら

 

「いや待て、通行人が多すぎる。流れ弾に当たる可能性がある」

 

「(レレイなんか変なスイッチ入っちゃったよ。うしろがやばい)あ 安全運転で頼むぞ」

 

「了解」

 

「まったく 父上まで連れてきてしまうとは イタミ殿は妾を助けにきたのではなかったのか。妾はついでだったのだな そうに決まっておる」

 

「で 殿下もご了承されていたのかと・・・」

 

「いや 元々はピニャ殿下の救出することが任務の第一目標だったんですよ。皇帝陛下がむしろついでで、予定には無かったんですけど・・・」

 

「陛下がついでとは・・・嘆かわしい・・・」

 

『皇帝陛下と皇女殿下 それと講和派元老院議員これだけ揃えば "帝国正統政府"を名乗れる。これに刃向かう者は皇帝陛下及び帝政に背いた賊軍』

 

これで帝国正統政府と言う名の錦の御旗が揃ったのである。もしこれでゾルザル達が弓引く者ならゾルザルとゾルザル一派は帝国の敵"帝敵"の烙印を押され皇帝に背く賊軍になる。

 

「なるほど 逆賊の汚名をゾルザルに着せようというのだな・・・」

 

とそれは今まで眠りについていた皇帝モルトだった。

 

「へ 陛下!いつの間に・・・」

 

「こう揺さぶられては目も覚めてしまうわ」

 

「父上」

 

「怪しいわねぇ 本当にぃ病気かしらぁ?」

 

「父上!ゾルザル兄を止めてくだされ 父上のお言葉ならーー」

 

「今のゾルザルに余の言葉は届くまい。こうなってはもはや帝国の内乱は避けられぬ。ここはニホンの企てに応じるがよかろう。ピニャよ お前を皇太女に据えるとしよう。帝国正統政府を率い我らの行く末を定めてみよ」

 

"・・・妾が帝国を!?"

 

「いや・・・しかし・・・」

 

「急げ!追いつかれるぞ!」

 

ガッ

 

「キャ・・・」

 

ピニャは追いついてきた掃除夫に腕を掴まれ引っ張られたが直ぐ様伊丹がMP40で掃除夫を射殺する。

 

ダラララ

 

「それも帝都を逃げ出せたらの話だが その方イタミと申したな 炎龍を屠ったという茶色の人の手並み見せてみよ」

 

「はい!お任せあれ!(ん?なに従ってんだ オレ 俺は天皇陛下に仕える兵士なのに?)」

 

その後伊丹達が帝都を出て人気が無くなると軍用車に乗っている日本兵らは一斉にMP40短機関銃を掃除夫に向け構える。

 

「全員一斉射撃!蜂の巣にしてやれ!」

 

大場の号令と共に日本兵は文字通り銃弾を撒き散らす。

 

ドババババン ドババババン

 

そして騎馬隊の群れの中にロゥリィはハルバートを構えて斬り込む。

 

「ハアア!」

 

そしてテュカはお得意の弓矢で騎馬隊を仕留めて行き ヤオはパンツァーシュレックを構える。

 

「後ろ 頭下げろ!」

 

ドッ ヒュボッ バコン

 

「ヤオ!危ないじゃないのぉっ」

 

-------------------------

その頃伊丹達の合流地点では、数名の日本兵が待機していた。

 

「奴らしつこいなあれだけやられてもまだ追ってくる」

 

「そりゃ 皇帝と皇女が連れ去られてるし お 伊丹さん前方三叉路 右折よろしく」

 

「何かあんの?」

 

「へへへ 指向性散弾が仕掛けてあるですよ」

 

道沿いの茂みに隠してあるクレイモア地雷を指差す。伊丹達が合流地点に差し掛かると

 

「ロゥリィ!戻れ!!」

 

と大声叫び ロゥリィは掃除夫から馬を奪って伊丹達の方に向かう。

 

「死神ロゥリィが離れたぞ!」

 

「ひるむなっ」

 

「オプリーチニナの名にかけて皇帝陛下をお救いするんだ!!」

 

そして伊丹達がクレイモア地雷を過ぎ掃除夫らが差し掛かると日本兵が点火スイッチを押す。

 

「よ〜い 点火!」

 

ドッパァァァァ

 

そして掃除夫の左右から多数の鉛玉が飛んで行き掃除夫を蜂の巣にする。

 

「どうだ?」

 

煙が晴れた時掃除夫の騎馬隊は全滅していた。

 

「よし 片付いたぞ」

 

「これでひとまず安心ですね」

 

「これでいいですか。皇帝陛下」

 

「お見事 褒めてとらすぞ」

 

モルトからの褒め言葉に伊丹は苦笑いを浮かべていた。その後伊丹は無線で帝都悪所事務所に連絡を入れる。

 

『こちら伊丹、悪所事務所へ龍の親子は巣を飛び立った。繰り返す・・・』

 

 

 

帝国の国歌を描こうと思うんですがどれを参考にしたらいいですかね?

  • 『廃墟からの復活』
  • 『皇帝陛下万歳』
  • 『神よ、皇帝フランツを守り給え』
  • どれでも良い
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