楓未花「広っ!!」
今、紅魔館の中です。アリス・マーガトロイドはどこかに行ってしまい、ホールみたいなところに一人寂しくいる感じだ。
楓未花「…くそ。とりあえず、この館の人に…」
「…あら、侵入者かしら……?」
楓未花「!」
声がしたので振り返ってみると無数のナイフが浮かんでいた。ポケットから黒色のウルム=マナダイトを取り出し、黒炉の魔剣を起動させる。その瞬間、刃を展開と同時に、ウルム=マナダイトに埋め込んだ「スフィア」が緑色に輝く。この「啀み合う双子」は早くも、「セカンドステージ」へと、行ったようだ。何故?それは楓未花自身、絶望しかなかったのと、ひとつの希望があった。絶望はナイフを捌ききれない数だから。希望はもしかしたら捌ききれる。と言う希望。そして、ナイフは高速並の速さで動き出す。誰もが当たったかと思うであろう。
楓未花「希望と絶望…俺は…!」
「うそ…!?あれを避けたの…!?」
楓未花「超えたその先へ!!」
「スフィア」の輝きが増す。この時、楓未花には違和感のない動きへと。自分でも驚くほどの、スムーズな動きをする。楓未花が指パッチンで音を鳴らすとナイフをセットした者の前で爆発が起きる。すると、いつ、隣に来たのかわからないような早さで、来た楓未花がナイフをセットしたものを殴り、吹き飛ばす。その吹き飛ばしたところに先回りし、上に蹴ったあと、床にバウンドさせるように蹴る。
「がはっ…!」
だが、楓未花の攻撃はまだ続いている。肩、腹部、腰を殴り、上に蹴る。楓未花は飛び上がり……楓未花の前に2つのリングが出てくる。それを掴む楓未花。
楓未花「ニーベルング…この力で……!!」
ナイフをセットした者に蹴りを入れる。床に落ちる寸前でとぶ。そして…
楓未花「これが…ニーベルングアナイレイション!!」
指パッチンをすると、爆破が起きる。その爆破の音で駆けつけてきたアリス・マーガトロイドと紫色の髪の人がびっくりしていた。
楓未花「はぁ…はぁ…これが…スフィアの…力!」
鷺ノ宮楓未花は糸が切れたように倒れる。
アリス「楓未花!?」
「兎に角、運ばなきゃいけないでしょう。咲夜も。その子も。」
アリス「うん。でも…咲夜がボロボロ。楓未花がやったのかな?」
「そうとしか考えられない。でも…」
アリス・マーガトロイドと紫色の髪の人は客室へと2人を運ぶ。運んだ30分後、ボロボロの十六夜咲夜が目を覚ます。
咲夜「あれ…私は…そうだ…あの侵入者に…」
「あ、起きたのね。具合は?」
咲夜「あ、大丈夫だと思います。パチュリー様。」
パチュリー「そう。レミィはこの事、見えていたんだって。」
そのことを聞くと、十六夜咲夜は未だ起きぬ鷺ノ宮楓未花をみた。負けたというのに、何故か物凄く、いい顔をしている。
咲夜「こんな。子供に負けるなんて私もまだまだね。」
パチュリー「いや、よくやった方よ。少しでも驚かせたならね。この子、八雲の最後の希望らしいわよ。」
十六夜咲夜は驚き、問いかける
咲夜「えっ。でも、人間…」
パチュリー「そう。人間。でも、私たちのわからないような力で貴方を倒した。信じたくはないけどね。」
咲夜「…私、お嬢様に会ってきます。」
十六夜咲夜はベッドから出て、時を止め、出ていった。
パチュリー・ノーレッジが起きているのを分かっていたのか、話しかけてきた。
パチュリー「これで、いいのかしら。」
楓未花「あぁ、ありがとう。えーっと…」
パチュリー「パチュリー・ノーレッジ。パチュリーと気軽に呼んでちょうだい。鷺ノ宮楓未花。」
はい、啀み合う双子です。
いや、もうちょっとモーションあったのですが…
次回、レミィ似合う。