ノリと勢いでまた書き始めた
M78星雲。光の国。今日この星は今までにないピンチを迎えようとしていた。空からベリアルが降ってきたのだ。タロウ教官を抱えて。
黒い体に禍々しくつり上がった赤い目。あんななりをしていても数万年前は相当ブイブイ言わせてたらしいが真偽は不明である。
タロウ教官がやられているのを見てそれぞれが思い思いに攻撃を撃ち込み始めるが全て返り討ちにされている。
あるものは光弾に吹き飛ばされ、
またあるものは盾にされて味方の攻撃を受け倒れた。
かく言う私はかなり速い段階で大開脚しながら吹き飛ばされた。なぜ私がこんな目にあっているのか。責任者をだせ!
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事の始まりは今から7000年と少し前に遡る。当時大学生だった私はふと気がつくと、とあるウルトラマンとしてこの世に生を受けていた。何を言ってるか分からないと思うが事実である。
この様な現象が前世では「転生」と呼ばれ、小説などで流行っていたが、神様にあった覚えもなく得体の知れない凄い力を授かった訳でもなかった。(この身体に転生した事がそれなのかも知れないが)
ただ気がつくと巨人になっていたのだ。最初こそいきなり異星人になってパニックになったが、必死に時間をかけてこの現実を受け入れてしまったのである。
生まれて数日経った時には流石に気がついた。この世界は「ウルトラシリーズ」の「光の国」であると。
全面鏡張りの様な街並みに赤や銀色の体色をした巨人。気がつかない方がおかしいのだ。
自分に与えられた名前は「ゼノン」だった。悲しいなぁ…。あのゼノンである。
皆さんはウルトラマンゼノンについてどれくらい知ってるだろう?初登場はウルトラマンマックス第13話である。当初児童誌などでマックスと同等以上に強いと言われてたと聞くが実際はただの宅配員であった。
その後も本編に出る事は無く、ウルトラ銀河伝説に関してはただの噛ませだった。そこ!本編でも噛ませだったとか言わないで!
ともかく、転生してしまったからには頑張りたいと思った訳で、ずっと格闘技などに没頭していたので(出来る様になったとは言ってない)同年代の友達はお察しの通りでありました。
しかしそんな私に声をかける男が一人。そう。ウルトラマンマックスである。彼はこう言った。
「胸と尻、どっちが好きだ?」
無論胸である。彼は転生してから衰弱しきっていた私の性欲を復活させた男だ。しかし出会い頭のこれは流石に無い。彼に話しを聴くと
「同族の気配がした」
らしい。頭のネジが数本飛んでると思ってしまったのも無理からぬことだ。運のいい事に彼とはこれを機に仲良くなって、親友と言える仲になった。
行動力あるムッツリスケベ。身長48メートル。体重3万7000トン。真面目な顔とは裏腹に、結構スケベだぞ。
だが問題はまだあった。こいつしか友達がいなかったのである。士官学校に入り、今からでも遅くないと友達100人作ろうと思ったのは良いものの、生まれ持ったくそ渋ヴォイスと何年も使われることのなかった口ではまともに話す事が出来ず遂に友達ができる事はなかった。
しかし勘違いする事なかれ!みんなとてつも無く良い人なのは確かなのだ。
「良い声だね!」
と褒めてくれたあの子は元気だろうか。それでも結局友達になれなかったのだが。
話を戻そう。私は考えたのだ。このまま噛ませで良いのか?と。答えは否である。圧倒的否である!
その結果宇宙警備隊に入って薔薇色の、刺激のある人生を送ろうという結論に至った訳だが、これまで打たなくて良い布石を打ちまくってた私にとってそれは高すぎるハードルであった。なにせ宇宙警備隊の仕事には他の星との外交などもあるのだ。
ただでさえ上手く話せないのに数ある星の宇宙語をマスターしなければいけないのだ。他にも未知の惑星で1年間戦い続けられる能力などのよく分からないモノもしばしば。
その時目をつけたのが文明監視員である。ぶっちゃけ監視してレポートを提出するだけの簡単な仕事だ。
必死の努力の末、やっと今年、文明監視員になることが正式に決まったのだ。
喜んでた矢先にこれである。舐めてんのか。ベリアルって何よ。マックス本編終わった後にやるもんだと思ってたよ。悲しきかな。だんだん寒くなってきた。死ぬのだろうか。意識が薄れていく。
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次に目が覚めたのは全てが解決した後だった。光の国の人々は皆喜んでいるが、私は途方に暮れていた。何も出来ずに吹き飛ばされたのだ。しかも開脚しながら。大開脚しながら。もうこんなのはこりごりである。こんな無様な姿をこれ以上見せるわけにはいかない。
そう覚悟をしたのは良いものの、何もしない間に数ヶ月があっ!と言う間に経ち、私のファーストミッションが始まってしまった。
内容は腐れ縁のウルトラマンマックスが何やら問題を起こしたらしい。サポートに回れとの事だ。何やってんだあいつ...正直なぜ私がこの仕事をやらなければいけないのか疑問ではあるが、地球に向かって飛び立つのであった。
プロローグなので短めです。
時系列的には
ウルトラ銀河伝説→マックス本編→ベリアル銀河帝国
にする予定です。
次回いつ投稿するかは未定です。多分一週間後かな