ありふれた職業だけど、頑張る話   作:光車

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召喚&ステータス

「ふざけないで下さい!結局、この子達に戦争をさせようってことでしょ!そんなの許しません!ええ、先生は絶対に許しませんよ!私達を早く帰して下さい!きっと、ご家族も心配されているはずです!あなた達がしていることは唯の誘拐ですよ!」

これは愛子先生だ。

いっつも一生懸命で大体空回りしていることにみんなほんわかしている。愛ちゃんと言う愛称もあるけど、先生の前で言うと怒る。

威厳ある教師を目指しているとか。

今も、「ああ、また愛ちゃんが頑張ってる…」とかなってると思う。

けど、そんなほんわかした雰囲気は次の言葉で凍りついた。

「お気持ちはお察しします。しかし……あなた方の帰還は現状では不可能です」

場に静寂が満ちる。私はその時点で言いたいことがわかってしまった。

(はぁぁぁ!?ふざけんじゃないわよ!?召喚するくらいなら帰還くらい出来るようにしなさいよ!それに、様はそれ単なる押し付けよね!?勝手にいろいろ決め付けないでよ!?)

みたいな感じだった。

 

「ふ、不可能って……ど、どういうことですか!?喚べたのなら帰せるでしょう!?」

愛ちゃんが叫ぶ。

「先ほど言ったように、あなた方を召喚したのはエヒト様です。我々人間に異世界に干渉するような魔法は使えませんのでな、あなた方が帰還出来るかどうかもエヒト様の御意志次第ということですな。」

「そ、そんな……」

愛ちゃんが崩れ落ち、次第に生徒たちが騒ぎ始める。

「嘘だろ、帰れないってなんだよ!」

「嫌よ、何でもいいから帰してよ!」

「戦争なんて冗談じゃねぇ!ふざけんなよ!」

「なんで、なんで、なんで……」

現状を受け止めたのだろう、皆絶望している感じだ。

そんな中、教皇は私たちを侮蔑の目で見てくる。

恐らくはエヒト様に選ばれて何故喜べないのか、というところだろう。

その時、中心人物(光輝)が立ち上がってテーブルを叩いた。

その音にビクッとなり、注目されたことを確認して彼は、おもむろに話し始めた。

「皆、ここでイシュタルさんに文句を言っても意味がない。彼にだってどうしようもできないんだ。……俺は、俺は戦おうと思う。この世界の人々が滅亡の危機にあるというのは事実なんだ。それを知って、放って置くことは俺にはできない。そして、人間を救うために召喚されたのなら、救済さえ終われば帰してくれるかもしれない。……イシュタルさん、どうですか?」

「そうですな、エヒト様 も救世主の願いを無碍にはしますまい」

「俺達には大きな力があるんですよね?ここに来てから妙に力が漲っている感じがします」

「ええ、そうです。ざっと、この世界の者と比べると数倍から数十倍の力を持っていると考えて良いでしょうな」

「うん、なら大丈夫。俺は戦う。人々を救い、皆が家に帰れるように。俺が世界も皆も救ってみせる!」

おい、何が大丈夫なんだ。

だけど、彼はカリスマ性を発揮したみたいで、

「へっ、お前ならそう言うと思ってたぜ。お前一人じゃ心配だからな。……俺もやるぜ?」

「龍太郎……」

「今のところそれしかないわよね。……気に食わないけど……私もやるわ」

「雫……」

「え、えっと、雫ちゃんがやるなら私も頑張るよ!」

「香織……」

そんな感じで、希望が見えたみたいな感じになっている。

アホじゃないかと思いながら、私は溜息をついた。

まぁそんな事言いながらもちゃんと戦うんだけどね。

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ステータス

 

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参加した以上は戦いの術を学ばなければいけないけど、そこは日本人なので戦ったことなどあるはずもなく、このまま戦うことなどできるはずもない。けど、そう言うこともしっかりと考えていたらしく、受け入れも万全らしい。ちなみにここは、【神山】の頂上で、受け入れてくれるところは麓の【ハイリヒ王国】らしい。

何故そんな話をしたかと言うと、今絶賛下山(w)中だからだ。wが付く理由は、これを下山と言っていいかわからないからだ。なにせ魔法で降っているのだから。

ちなみに、雲海は綺麗だったとだけ言っておこう。

 

~〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜~

 

王城に着いてからは直接玉座の間へ通された。

そして高位の立場の人達をそれぞれ紹介された後、晩餐会?を行った。

見た目は違ったが、とても美味し物がたくさんあった。

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翌日、騎士団長から銀のプレートを手渡された。ちなみこれはステータスプレートというらしい。

血を付けて、ステータスオープンといえばステータスが浮かび上がるらしい。

早速やってみると、

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御神楽 咲 17歳 女 レベル:1

天職:書士

筋力:5

体力:5

耐性:5

敏捷:5

魔力:25

魔耐:5

技能:言語理解・??率??・魔???

・???

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表示された。けど……

 

これは低過ぎない?

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