ありふれた職業だけど、頑張る話   作:光車

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私の記憶 前編

ジリリリ!

ジリリリ!

そんな音が鳴り響く。

私は・・・?

私は、夢、いや、理想郷で目を覚ました。

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私はいつも通り、学校から帰宅する。

学校は憂鬱。

ただ、学ぶだけ。

話す友達もいなくて(作ってないだけ)、淡々と過ごす毎日。

だけど、家なら何も問題ない。

いつも楽しいし、やりたいことをやれる。

剣道、ゲーム、漫画、ネット……。

たくさんやれる。

とっても楽しい。

けど。

「……。う〜ん。な〜にかが違う気がするんだよね〜」

そう。

私、こんな環境にいなかった気がする。

う〜ん。

まあいいや。

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それから何日が経っただろう。

私は何かが違うと思っていた。

というか、

(私、こんな性格していたっけ?)

という感じだ。

でもまあ、気のせいだよね……。

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次の日。

決定的に違うと感じた。

何故なら。

“お父さん”が居るから。

だって、お父さんは、仕事で中々帰って来れない筈なのだ。

なのに、お父さんはず〜っといる。

だから、私は聞いてみることにした。

「ね、ねえ、お父さん。お父さんって……仕事、ないの?」

「ないけど……。どうかしたのか?」

え……?

だって……。

お父さんは……。

っ‼︎

お父さんは……!

お父さんは……!

こんなの幻想だ。

だって、

私の家族はみんなみん(・・・・・・・・・・)()死んでしまったじゃな(・・・・・・・・・・)いか(・・)

だから、こんなのは幻想だ。

こんな幻想なんていらない!

たとえ理想郷だったとしても……。

それはただの甘えだから……!

教えてもらったんだから!

お兄ちゃんに……!

けどね……。

私も……。

そうそう貰ってばっかじゃ生きていけないから。

だから……。

こんな世界……。

こんな夢みたいな世界……。

いらない。

私には、現実という本当の世界があるから。

じゃあね。

私の理想郷……。

さようなら。

私の夢……。

________________________________________________________________________________________

出ようと思ったら、いきなり世界が砕けた。




気付きましたでしょうか?
途中、出てきた主人公の性格と似ています。
これはわざとです。
大事なことなのでもう一度言います。
これはわざとです。
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