通路から出た所は、迷路だった。
そして、上は吹き抜け。
上に行けば危険。
さて、私は何処を行くでしょう。
正解は、上。
たかが氷で私を止められるとでも?
魔力は50万もあるんだ。
私はその程度を対処する事など造作も無い。
「侵炎鎧」
周囲に侵食する炎を纏う。
そして空中に。
瞬間、空間が歪む。
空間の歪みは魔法で対処。
そしてそのまま上へ上へと駆け上がり、迷宮全体を把握。
空間魔法で転移して、攻略完了。
吹雪?無意味です。
確かに視界は悪い。
けど、その程度では私を止める事は叶わない。
私の魔力は多いんだよ?
負けるわけがない。
要は魔力探知をすればいいだけなんだ。
せめて魔力探知を妨害する機能でもつけておくべきだったな!
………とまあおふざけは置いといて……。
これでクリアとか簡単すぎ。
ガーディアンもいたけどね、なんか近付いてきたところで侵炎鎧にあたって死にました。
弱いね!
………あ゛ーなんかテンションおかしくなってる気がする。
んん!
とりあえず先に進もうか。
***
“見捨てるの?”
っつ!
何!?
誰?
“また、見捨てるの?”
っつ!
だから!
「一体何よ!?」
“見捨てるの?”
「………ったく。行こ」
私はその声を無視して歩き出した。
先に進むと、キラキラしたものが降りてきて。
レーザーが降ってきた。
「蝕炎」
終了。
ちなみに蝕炎は一応概念魔法。
侵食という概念を作り出して発動したもの。
多分私の概念魔法は他の人のものとは違うんだと思う。
少し前だけど、概念魔法は意識によって生まれるものらしいし。
そして、氷が降ってきたりゴーレムがいたり、色々あったけど蝕炎で片付いた。
その時。
「!?ック!………」
意識誘導?か分からないけど、私の魔法が私の体を焼き始めた。
出力を下げようにも無理。
ならばと私は、
「蝕氷」
凍らせる。
そして転移。
………危ないね、ここ。
さっさと行こう。
転移。
***
『また見捨てたね。私』
!?
どういうこと?
『こっちよ』
っつ!
振り向く。
そこには、私の色を変えた奴がいた。
「………あんたは、何?」
『私はあんたよ。にしても………あ〜あ、お仲間さん見捨てちゃったねぇ?』
「んな!?」
見捨てた?
違う!
そんなんじゃない!
そもそも見捨てるとか見捨てないとかそんな関係ですらない!
『本当に?』
「………え?」
こいつ、思考が読めるの!?
イヤ、それよりも問題がある。
“本当に?”ってどういうこと?
『勿論、ハジメ君とかさ、』
「あ、そっちはどうでもいいです」
『な!?』
イヤ、だって、ねえ?
理不尽の塊だよ?
見捨てるも何も普通に生き残るって。
『っくう、あとは雫ちゃんとか光輝君とか』
「それは………」
確かにそれを言われると弱い。
けど。
「大丈夫だよ。それに」
『本当に大丈夫かな?この迷宮のさっきの事を思い出してみてよ』
え?
ッツ!
そうじゃん!
「この…!」
『私は悪くないし?悪いのはあんたよ』
…クソッ!何よこれ!
…もういい。
「力尽くで解決する」
『できるものならやってみなよ』
概念魔法。
『ふん!』
それを風魔法一つで弾き返すもう一人の私。
………あ、一応この術式も解析しておこ。
『ちょ、ちょっと!?何やってるの!?』
「あんたの術式を解析してる」
『それだと試練にならないじゃない!』
「どうでもいい」
『このっ!研究バカが!』
解析完了。
『まず』
「
『終わった!』
もう一人の私は、これで、消滅した。
これはひどい。
更新遅くなってごめんなさい。
そして更新遅くなったのにもかかわらずこの出来とか。
本当にごめんなさい!